- No
- 94
- Date
- 2013.01.19 Sat
界 熱海(部屋と食事)
年末年始休暇も終わり、会社に戻って一週間経った三連休に、熱海の温泉に行きました。
界 熱海。
江戸時代から続く老舗旅館の蓬莱が、星野リゾート傘下で昨年リノベーションし、オープンした温泉宿です。

それにしてもここ数年の星野リゾートの勢いはすごいですね。
そんなに広げて大丈夫なのかしらと余計な心配をしつつ、名だたる有名旅館が次々と界ブランドに変わるのを見て、ちょっと行ってみようかと訪ねてみた次第。
ちなみに「界」は外国人にも発音しやすいことを考慮して付けられた名前だそうです。

小さな門をくぐって車寄せを通り過ぎると、雰囲気のあるエントランスが迎えてくれます。
ロビーを過ぎていったん建物を出ると、部屋へは階段を下りて、下へ下へ。

階段の途中には、内側に木が張り出した箇所もあり、目を奪われます。
極力自然を活かした造りなのでしょうね。
そのせいか、階段や踊り場も完全に水平ではなく、少し傾いていたりします。

階段途中の「古々比の瀧(こごいのゆ)」を過ぎてしばらく下りていくと、突き当たりの見晴らしの良い窓の横にご神木がありました。
横の出入口からさらに屋外に下りていけば、空中湯上り処の「青海テラス」と、もうひとつの大浴場「走り湯」があります。
ご神木から左側に折り返すように階段を下りると、ようやく離れの部屋が連なる通路に到着。

12畳の部屋に次の間がついた「老松」という部屋です。
Webで見たような広縁に椅子がある部屋ではありませんでしたが、代わりに縁側が付いていました。
床の間の掛け軸やお花は、すべて女将さんの手によるものだそうです。

次の間の押入れに浴衣と作務衣(寝巻き用)と丹前が用意してありました。
浴衣の方が断然かわいいのですが、私たち夫婦はいつも作務衣ばかり選んでしまいます。
色気より楽な方が優先になって、早何年(笑)

大きな窓からは緑越しに相模湾が見え、縁側から外に出ることもできます。

洗面所も広々としていて、見晴らしのいい内風呂も付いていました。
ただ、この内風呂は温泉ではないとのこと。
お風呂も洗面所も、アメニティはKaiというオリジナルブランドで統一されています。

縁側の外から見たところ。

夕食のお品書き。
早期予約特典で料理がグレードアップしたようで、食べきれるかちょっと不安になるくらいの豪華さです。
食事は朝晩とも部屋出しのみ。
あの階段を上り下りするのは重労働だろうなと思っていたら、配膳スタッフはやはり男性でした。

先付の、さざえの柑橘釜。
私が貝類が苦手なことを予約時に伝えていたのですが、どこかで洩れてしまったようで、改めてお願いしたら急遽伊勢海老の三種盛りに代えてくれました。

先方も恐縮されていましたが、まぁ好き嫌いは私の都合なのでちょっと申し訳ない気もします。
用意してくれた伊勢海老はどれもおいしかったです。

お刺身やお肉なども、おなかいっぱいになりながらつい食べてしまうさすがのおいしさでしたが、メインの「金目鯛のつみいれ鍋」が絶品でした。
高級魚の金目鯛を惜しげもなくつみれにしたもので、甘めの出汁によく合い、できあがりがふわっふわです。
あれはもう一度食べたいなぁ。

デザートが5品から選べるのは嬉しい。
私はほうじ茶のクレームブリュレ。

夫はフルーツ入りの梅酒ゼリーを頼みました。
デザートも、味もビジュアルも抜かりなしです。
私たちにはちょっと量が多かったけれど、大満足の夕食でした。

翌朝、太平洋から朝日が昇るところ。
東伊豆は海から昇る朝日、西伊豆は海に沈む夕日が見られるんですね。
山も海もあって、伊豆は本当にいいところだなぁとしみじみ。

朝食タイム。
まずは湯豆腐と、とっても甘い青森のりんごジュース。

全体ではこんな感じです。
派手なものはないけれど、じんわりとおいしい朝ごはん。
昨日あんなに食べたのに、温泉に入って朝日を見たらちゃんとおなかが空くから不思議(笑)

食後のコーヒーの器がかわいくて、私のストライクゾーンでした。
これ売ってたら買ったのになぁ。
界 熱海。
江戸時代から続く老舗旅館の蓬莱が、星野リゾート傘下で昨年リノベーションし、オープンした温泉宿です。

それにしてもここ数年の星野リゾートの勢いはすごいですね。
そんなに広げて大丈夫なのかしらと余計な心配をしつつ、名だたる有名旅館が次々と界ブランドに変わるのを見て、ちょっと行ってみようかと訪ねてみた次第。
ちなみに「界」は外国人にも発音しやすいことを考慮して付けられた名前だそうです。

小さな門をくぐって車寄せを通り過ぎると、雰囲気のあるエントランスが迎えてくれます。
ロビーを過ぎていったん建物を出ると、部屋へは階段を下りて、下へ下へ。

階段の途中には、内側に木が張り出した箇所もあり、目を奪われます。
極力自然を活かした造りなのでしょうね。
そのせいか、階段や踊り場も完全に水平ではなく、少し傾いていたりします。

階段途中の「古々比の瀧(こごいのゆ)」を過ぎてしばらく下りていくと、突き当たりの見晴らしの良い窓の横にご神木がありました。
横の出入口からさらに屋外に下りていけば、空中湯上り処の「青海テラス」と、もうひとつの大浴場「走り湯」があります。
ご神木から左側に折り返すように階段を下りると、ようやく離れの部屋が連なる通路に到着。

12畳の部屋に次の間がついた「老松」という部屋です。
Webで見たような広縁に椅子がある部屋ではありませんでしたが、代わりに縁側が付いていました。
床の間の掛け軸やお花は、すべて女将さんの手によるものだそうです。

次の間の押入れに浴衣と作務衣(寝巻き用)と丹前が用意してありました。
浴衣の方が断然かわいいのですが、私たち夫婦はいつも作務衣ばかり選んでしまいます。
色気より楽な方が優先になって、早何年(笑)

大きな窓からは緑越しに相模湾が見え、縁側から外に出ることもできます。

洗面所も広々としていて、見晴らしのいい内風呂も付いていました。
ただ、この内風呂は温泉ではないとのこと。
お風呂も洗面所も、アメニティはKaiというオリジナルブランドで統一されています。

縁側の外から見たところ。

夕食のお品書き。
早期予約特典で料理がグレードアップしたようで、食べきれるかちょっと不安になるくらいの豪華さです。
食事は朝晩とも部屋出しのみ。
あの階段を上り下りするのは重労働だろうなと思っていたら、配膳スタッフはやはり男性でした。

先付の、さざえの柑橘釜。
私が貝類が苦手なことを予約時に伝えていたのですが、どこかで洩れてしまったようで、改めてお願いしたら急遽伊勢海老の三種盛りに代えてくれました。

先方も恐縮されていましたが、まぁ好き嫌いは私の都合なのでちょっと申し訳ない気もします。
用意してくれた伊勢海老はどれもおいしかったです。

お刺身やお肉なども、おなかいっぱいになりながらつい食べてしまうさすがのおいしさでしたが、メインの「金目鯛のつみいれ鍋」が絶品でした。
高級魚の金目鯛を惜しげもなくつみれにしたもので、甘めの出汁によく合い、できあがりがふわっふわです。
あれはもう一度食べたいなぁ。

デザートが5品から選べるのは嬉しい。
私はほうじ茶のクレームブリュレ。

夫はフルーツ入りの梅酒ゼリーを頼みました。
デザートも、味もビジュアルも抜かりなしです。
私たちにはちょっと量が多かったけれど、大満足の夕食でした。

翌朝、太平洋から朝日が昇るところ。
東伊豆は海から昇る朝日、西伊豆は海に沈む夕日が見られるんですね。
山も海もあって、伊豆は本当にいいところだなぁとしみじみ。

朝食タイム。
まずは湯豆腐と、とっても甘い青森のりんごジュース。

全体ではこんな感じです。
派手なものはないけれど、じんわりとおいしい朝ごはん。
昨日あんなに食べたのに、温泉に入って朝日を見たらちゃんとおなかが空くから不思議(笑)

食後のコーヒーの器がかわいくて、私のストライクゾーンでした。
これ売ってたら買ったのになぁ。
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comment
こんなに身近にいたね〜、牡蠣嫌いが(笑)。
星野リゾート「界」シリーズ。
熱海は牡蠣三昧じゃなくて良かったね!!
お料理美味しそう〜。
そしてお部屋から相模湾一望!! は、それだけでとんだ贅沢だなぁ・・・。
家内の今年の抱負は、真鶴でシュノーケリングだって。
相模湾・・・。 神奈川。地元だから・・・。
Re:
どうも貝類とか内臓系はね…(^_^;)
旅館だとよくアワビが出てきちゃうので、もったいないと言われつつ別のモノに代えてもらってます。
何でもおいしくいただける(そして良いモノの味がちゃんとわかる)AKI兄さんが羨ましいわ~。
そうか、相模湾の向こう側は神奈川だもんね。
シュノーケリング、私は泳げないのでやったことないけど、あれは楽しいらしいね!
アクティブな奥様らしい抱負です(*^^*)