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時の宿すみれ(部屋など)

年末年始休暇も明けて慌ただしく仕事を再開した1月の上旬、山形県米沢市にある湯の沢温泉、時の宿すみれに宿泊しました。
こちらは「お二人様専用宿」「夕食が米沢牛づくし」というユニークなコンセプトの宿です。
米沢といえば山形でも雪の多い地域で、この冬は年始にかけて大雪が降ったため、久々の雪見露天風呂も楽しみに夫と山形新幹線に乗り込みました。

東京から2時間ほどで米沢駅に到着し、まずは荷物を駅のロッカーに預けてタクシーで上杉神社へ。
駅から10分程度の道すがら、道路の端には数十センチの雪が積もっていて、運転手さんが「年末はそうでもなかったけど、年明けに一晩で30センチも積もったんですよ。こんな一気に降ることないんでね、びっくりしましたよ」と話していました。
神社近くの観光センター、上杉城史苑の駐車場ロータリーでタクシーを下車。
帰りのタクシーもここから乗れるが車がいなかったら電話をくださいと、運転手さんがタクシー会社の連絡先カードを渡してくれました。



冬に来たのは多分初めてですが、あたり一面真っ白な雪景色の中、見覚えのあるお土産屋さんや博物館の建物を眺めながら歩いていき、神社の境内へ。
お堀の水も見事に凍結していました。
橋の上には妙に人慣れした鳩がたくさんいて、これはどの季節も同じようです。



三が日は過ぎてもまだ松の内の三連休とあって、参拝客が次々と訪れていました。
私たちもこれが初詣です。



上杉神社の御祭神は言わずと知れた上杉謙信公で、同じ敷地内の松岬神社には上杉鷹山公が祀られています。
社務所で御朱印を、授与所では上杉神社の「勝守」と松岬神社の「なせばなる守」をいただきました。
ここ数年心に抱いている小さな挑戦の野望を、今年は「成らぬは人の為さぬなりけり」にならないようにがんばろうと思います(笑)



2月には松岬公園一帯で雪灯籠まつりが行われるようです。
雪で作った灯籠やぼんぼりにろうそくの灯がともる幻想的な風景を、いつか見に来たいですね。



その後、上杉城史苑でお土産品を物色し、ロータリーでタクシーを呼んで米沢駅に戻りました。
14:20に宿の送迎車が駅に来てくれたのでそれに乗り、市街地から少し山の方へ向かって15分ほどで宿に到着。



時の宿すみれは全10室のこじんまりとした規模で、住宅地から少し離れた林の中にありました。



雪景色を眺められる大きな窓のロビーには暖炉も。



バーカウンターでは大人の二人連れが落ち着いて時を過ごせそうです。
この規模感はとても私好み。
ロビーの奥はお風呂や食事処になっています。



チェックイン手続きの際に、抹茶とメレンゲのお菓子を出してくれました。



ひと息ついてから部屋へ。
エレベーターはなく階段で2階に上がります。



予約したのは「いぶき」という部屋。



中に入ると広めの玄関と、廊下もしっかりある部屋でした。



とはいえ、廊下と寝室の間は上半分が木の格子で仕切られているので、空間としては緩やかに繋がっている感じです。
廊下の右手にはクローゼットと冷蔵庫の棚と洗面台が並び、つき当たりはトイレ。
お風呂はどの客室にもついておらず、大浴場と貸切露天風呂を使います。



クローゼットには浴衣と作務衣とタオル類。
薄い黄色の作務衣は着心地がよく、室内もお風呂も食事もそれで過ごしました。
タオルはお風呂には用意されていないので、部屋から持っていく必要があります。



冷蔵庫にはお酒とドリンクがあり、有料です。



陶器のベイシンがかわいい、シンプルな洗面台。
歯ブラシやシェーバー、ブラシなどが用意されていました。



トイレも広々。



部屋はリビングと寝室に分かれていて、リビング側は3シーターのソファと椅子、キャビネットが置かれた洋室です。



日常から離れ、時間を忘れてゆっくりしてほしいということで、客室にテレビと時計はありません。



代わりにミニステレオと、ヒーリング系の音楽CDが置いてあります。
何枚か聞いてみましたが、確かにこの静かな環境によく合う素敵な曲ばかりでした。



キャビネットの中にはお茶セット。
かわいいフクロウ君も隠れていました(笑)



リビングの横には琉球畳の和室。
少し段差のついた小上がりになっています。



寝室が分かれているので、最初から布団が敷いてありました。
ごろごろし放題です(笑)



窓の外には林が広がっていますが、少し先に奥羽本線の鉄橋があり、山形新幹線や在来線の電車が時折ガタンゴトンと通過するのが見えたりします。
新幹線といっても山間部は在来線並みのスピードなので、音も風景もなかなかノスタルジックでした。



しばらく部屋でのんびりしてから、夕食前にお風呂に行ってみました。
こちらのお風呂は清掃時以外は24時間入浴可能です。
大浴場は2箇所で、片方は露天風呂つきで片方は内風呂のみ、夕食の前後で男女が入れ替わりになります。
露天風呂つきの方はシャワーが5台、もう一方は3台とどちらもそれほど広くはありませんが、客室数が10室なので混み合うことはあまりなく、貸切になるタイミングもありました。
他に貸切の露天風呂も2箇所あり、空いていれば予約なしで使用できます。



貸切露天に向かう通路から階段を下りると、「木漏れ日の湯」と「せせらぎの湯」のドア。
「空いています」の札が掛かっていたら、札を裏返して「入浴中です」にし、ドアを閉めて中から鍵をかけます。
脱衣所も既に外なので、身を切る寒さに服を脱ぐのも秒の速さ(笑)



冬の露天風呂はやっぱり最高ですね。
湯温もちょうどよく、いつまでも入っていたくなります。
なお、貸切露天にもシャワーがついていますが、排水がそのまま川に流れるため、ボディソープやシャンプーなどは使用禁止です。



ほかほかと暖まった体で部屋に戻る途中、ロビーの暖炉には火が入っていました。



ロビー横の酒蔵には日本酒やワインが保管されていて、自由に中を見ることができます。
日本酒党の夫の姿が見えないなと思っていたら、夕食に飲みたいお酒を抜かりなくチェック済みでした(笑)


時の宿すみれ
https://www.tokinoyado.com/

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