- No
- 421
- Date
- 2022.06.19 Sun
箱根・強羅 佳ら久(食事など)
佳ら久の宿泊棟は東棟と西棟に分かれており、その間にゲストラウンジの「間(AWAI)」があります。
ホテルのクラブラウンジと違うのは、全70室の宿泊客全員が利用できること。

ラウンジでは14時から19時までと翌朝7時から11時までがフリーフロー、19時半から23時までが有料のバータイムになります。
絶対混雑するだろうからできるだけ早く行こうと、荷物の整理もそこそこに部屋から急ぎ足で向かいました。
14時のアーリーチェックインのおかげで、人の少ない時間帯にのびのびと満喫。

壁際のカウンターにはエスプレッソマシンが2台と各種ティーバッグ、冷たいブラックティーとジュースのサーバー。
お酒類はスーパードライのサーバーと何種類かのワイン、日本酒が用意されていました。
もちろんすべてフリーフローです。

ガラス張りの棚にはおそらくバータイム用のウイスキーが。
これはさすがに勝手には取り出せません(笑)

回転式のフタが付いたフードケースが2箇所にあり、ひとつにはちょっとしたおつまみ系。

もうひとつには小さな和洋スイーツが用意されています。
横にはおかきやキャンディなども。

というわけで、とりあえずこうなりました(笑)
朝食がゆっくりめでかなり満腹だったので、遅めの軽いお昼代わり。
ゲストラウンジのそばには喫煙室もあり、お酒も煙草も好きな夫にはうってつけの場所です。
私たちが退出した後、ラウンジは夕食の時間までずっと混雑していたようでした。

ゲストラウンジの奥のドアからは外のテラスに出られます。
さっきまで晴れていたのに、外は雨でびっくりしました。
このテラスにコーヒーなどを持ち出してもいいとのことで、晴れていたら気持ちよさそうです。
但し、ルームキーを持っていかないと外から中に戻れなくなるので要注意。

テラスの奥には階段が。

階段の上から鍵を開けて外に出ると、そこは森のテラス。
1階上がるだけで更に視界がひらけます。
森を見渡せるソファ席がありましたが、さすがにずぶ濡れで座れず。
晴れたらまた来よう。

17時30分、夕食はメインダイニングの六つ喜にしました。
宿泊サイトの特典でドリンク1杯ずつ選べたので、日本酒とりんごジュースを。

特にお願いしたわけではないのですが、水のテラスに面した個室に案内してくれました。
が、残念ながら夕方頃から胃腸の調子が思わしくなく、せっかくの個室での夕食をほぼほぼ夫の一人前で提供してもらう形に。
スタッフの方々にも気を遣わせてしまい申し訳なかったです。
とはいえ料理の写真はしっかり楽しんで全部撮らせてもらいました(笑)

先附の煮アワビ、冬瓜とトマト。

続く前菜4品は立体的なプレゼンテーションがお洒落です。
ひと皿ずつ手元のお皿に取っていただくスタイル。

ホタルイカとワカメに酢味噌。

アジと大葉の棒寿司。

胡麻豆腐とワサビ。

甘海老にうるいなど。

前菜の後、料理長からゴールデンウィーク中のサービスということで、お品書きにはなかったマグロの握り。

春キャベツの摺り流し、アイナメとタケノコ入り。
じんわりと胃に染み渡る優しさでとてもおいしかったです。
これが食べられただけでも満足。

お造りの盛り合わせはマグロとカレイに、少し炙ったイカの黄身酢和え。
梅肉醤油に、薄口と濃口の土佐醤油という3種類の付けダレで。

魚料理は3種類からの選択です。
夫が選んだのは、伊豆で養殖されている大尼子という川魚の炭火焼きのミキュイ。
クレソンソースとレモンのソース、新ゴボウのフリットが添えられています。
追加料金で、黒アワビの炭火焼きというオプションもありました。

強肴は、和牛とサザエの炭火焼き。
新じゃがのピュレに春菊のソース、木の芽と肝のオイルと、味のバリエーションも盛り付けも凝っています。

私はひたすら熱いほうじ茶を(笑)
なくなるとすぐ湯呑みごと新しいのを持ってきてくれました。
お粥でも別の料理でもリクエストがあれば作りますよと気遣っていただき、胃弱の自分が情けないなぁと思いつつ、とてもありがたかったです。

桜海老のご飯は釜ごと持ってきて、その場でほぐしてくれます。
めちゃめちゃいい香り。

ご飯と香の物、赤出汁。
あまりにおいしいので、いつもは飲んだ後それほどご米を食べない夫が3杯食べていました(笑)

デザートは苺のソルベとピスタチオのムース。
全体的に割と控えめな量なので、物足りない人が途中で追加できる有料オプションがあるのは自由度があっていいなと思いました。
是非とも再訪して夕食をリベンジしたいです。

翌朝、5階の大浴場に行ってみました。
この湯上がりラウンジの先に展望露天風呂が2箇所あり、「蒼海」は夜が男湯で朝が女湯、「明星」はその逆と、朝晩で男女入替になります。
内湯も露天風呂も広々として清潔な、気持ちのいい温泉でした。
しかも早朝だったのでほぼ貸切状態。
脱衣所の洗面所も半個室的に区切られていて使いやすく、ダイソンのドライヤーなど設備も充実しています。

朝食も六つ喜で。
箱入りのお箸と、蝶ネクタイのような形の箸置きが置かれていました。

脚付きの台には焼き海苔と、小田原産十郎梅の梅干し、駿河湾産ちりめん山椒。
この台もかわいいです。

朝食は二段重ねの器で運ばれてきました。
フタにあたる一段目に、えぼ鯛の干物と炊合せ。

二段目の本体におばんざいがいろいろ。
強羅にある豆腐屋さん、銀豆腐のべっこう餡かけが特においしかったです。
お刺身はスズキに叩きわらび添え。

朝食のご飯も釜炊きのまま提供されますが、その他にお粥も用意してくれました。

よもぎのムースと白ゴマのブランマンジェ。
フルーツはキウイとせとかです。

最後に「お箸は滞在の記念にお持ち帰りください」と、箸先を拭くためのウェットシートをくれました。
そのための箱入りお箸だったんですね。
なかなか素敵なサービスです。

ゲストラウンジに寄って、食後のお茶とコーヒー。

朝食後は皆さん早々に出かけてしまうのか、ラウンジは割と空いていました。

天気がよさそうだったので、再び外のテラスに出てみました。

やっぱり晴れてこその眺めです。
深呼吸したくなるような山の緑。

上の階の、森のテラス。
ソファが日光で温まり、座るとほかほかと気持ちがよかったです。

森のテラスから振り返ると本館のエントランスが見えました。
こういう配置だったのかと今頃気づく(笑)

その後、11時のチェックアウトまで部屋で過ごしました。
アーリーチェックインはできても、レイトチェックアウトができないのは残念で名残惜しい。
部屋のタブレットで事前チェックアウトの手続きをし、11時ぎりぎりにロビーへ。
フロントでは朝食に出された十郎梅の梅干しをくれました。
ミニ紙袋がかわいいです。

車を正面玄関まで回してもいいのですが、駐車場が強羅駅側エントランスの目の前だったので、荷物を持って直接向かいました。
最後にもう一度、水のテラスへ寄り道。

テラスの右手はメインダイニングの六つ喜。

左手には別館のスパがあります。
私はオイルマッサージ系が苦手なのでスパはほとんど利用しませんが、このお宿にはいずれまた癒されに来たいですね。
きちんとしていながらあまり格式ばらず、落ち着いた雰囲気とカジュアルさの度合いが私たちにはちょうどよかったです。

車に荷物を積み込み、カーナビを設定して帰宅の途へ。
駐車場のコーンが富士山でした(笑)

山を越えて御殿場方面に向かう途中の眺め。
本物の富士山は残念ながら雲に隠れて見えませんでしたが、今度は御殿場のアウトレット経由で箱根に行くのもいいなと、早くも次回を夢見て現実逃避の帰り道でした(笑)
箱根・強羅 佳ら久
https://www.gora-karaku.jp/
ホテルのクラブラウンジと違うのは、全70室の宿泊客全員が利用できること。

ラウンジでは14時から19時までと翌朝7時から11時までがフリーフロー、19時半から23時までが有料のバータイムになります。
絶対混雑するだろうからできるだけ早く行こうと、荷物の整理もそこそこに部屋から急ぎ足で向かいました。
14時のアーリーチェックインのおかげで、人の少ない時間帯にのびのびと満喫。

壁際のカウンターにはエスプレッソマシンが2台と各種ティーバッグ、冷たいブラックティーとジュースのサーバー。
お酒類はスーパードライのサーバーと何種類かのワイン、日本酒が用意されていました。
もちろんすべてフリーフローです。

ガラス張りの棚にはおそらくバータイム用のウイスキーが。
これはさすがに勝手には取り出せません(笑)

回転式のフタが付いたフードケースが2箇所にあり、ひとつにはちょっとしたおつまみ系。

もうひとつには小さな和洋スイーツが用意されています。
横にはおかきやキャンディなども。

というわけで、とりあえずこうなりました(笑)
朝食がゆっくりめでかなり満腹だったので、遅めの軽いお昼代わり。
ゲストラウンジのそばには喫煙室もあり、お酒も煙草も好きな夫にはうってつけの場所です。
私たちが退出した後、ラウンジは夕食の時間までずっと混雑していたようでした。

ゲストラウンジの奥のドアからは外のテラスに出られます。
さっきまで晴れていたのに、外は雨でびっくりしました。
このテラスにコーヒーなどを持ち出してもいいとのことで、晴れていたら気持ちよさそうです。
但し、ルームキーを持っていかないと外から中に戻れなくなるので要注意。

テラスの奥には階段が。

階段の上から鍵を開けて外に出ると、そこは森のテラス。
1階上がるだけで更に視界がひらけます。
森を見渡せるソファ席がありましたが、さすがにずぶ濡れで座れず。
晴れたらまた来よう。

17時30分、夕食はメインダイニングの六つ喜にしました。
宿泊サイトの特典でドリンク1杯ずつ選べたので、日本酒とりんごジュースを。

特にお願いしたわけではないのですが、水のテラスに面した個室に案内してくれました。
が、残念ながら夕方頃から胃腸の調子が思わしくなく、せっかくの個室での夕食をほぼほぼ夫の一人前で提供してもらう形に。
スタッフの方々にも気を遣わせてしまい申し訳なかったです。
とはいえ料理の写真はしっかり楽しんで全部撮らせてもらいました(笑)

先附の煮アワビ、冬瓜とトマト。

続く前菜4品は立体的なプレゼンテーションがお洒落です。
ひと皿ずつ手元のお皿に取っていただくスタイル。

ホタルイカとワカメに酢味噌。

アジと大葉の棒寿司。

胡麻豆腐とワサビ。

甘海老にうるいなど。

前菜の後、料理長からゴールデンウィーク中のサービスということで、お品書きにはなかったマグロの握り。

春キャベツの摺り流し、アイナメとタケノコ入り。
じんわりと胃に染み渡る優しさでとてもおいしかったです。
これが食べられただけでも満足。

お造りの盛り合わせはマグロとカレイに、少し炙ったイカの黄身酢和え。
梅肉醤油に、薄口と濃口の土佐醤油という3種類の付けダレで。

魚料理は3種類からの選択です。
夫が選んだのは、伊豆で養殖されている大尼子という川魚の炭火焼きのミキュイ。
クレソンソースとレモンのソース、新ゴボウのフリットが添えられています。
追加料金で、黒アワビの炭火焼きというオプションもありました。

強肴は、和牛とサザエの炭火焼き。
新じゃがのピュレに春菊のソース、木の芽と肝のオイルと、味のバリエーションも盛り付けも凝っています。

私はひたすら熱いほうじ茶を(笑)
なくなるとすぐ湯呑みごと新しいのを持ってきてくれました。
お粥でも別の料理でもリクエストがあれば作りますよと気遣っていただき、胃弱の自分が情けないなぁと思いつつ、とてもありがたかったです。

桜海老のご飯は釜ごと持ってきて、その場でほぐしてくれます。
めちゃめちゃいい香り。

ご飯と香の物、赤出汁。
あまりにおいしいので、いつもは飲んだ後それほどご米を食べない夫が3杯食べていました(笑)

デザートは苺のソルベとピスタチオのムース。
全体的に割と控えめな量なので、物足りない人が途中で追加できる有料オプションがあるのは自由度があっていいなと思いました。
是非とも再訪して夕食をリベンジしたいです。

翌朝、5階の大浴場に行ってみました。
この湯上がりラウンジの先に展望露天風呂が2箇所あり、「蒼海」は夜が男湯で朝が女湯、「明星」はその逆と、朝晩で男女入替になります。
内湯も露天風呂も広々として清潔な、気持ちのいい温泉でした。
しかも早朝だったのでほぼ貸切状態。
脱衣所の洗面所も半個室的に区切られていて使いやすく、ダイソンのドライヤーなど設備も充実しています。

朝食も六つ喜で。
箱入りのお箸と、蝶ネクタイのような形の箸置きが置かれていました。

脚付きの台には焼き海苔と、小田原産十郎梅の梅干し、駿河湾産ちりめん山椒。
この台もかわいいです。

朝食は二段重ねの器で運ばれてきました。
フタにあたる一段目に、えぼ鯛の干物と炊合せ。

二段目の本体におばんざいがいろいろ。
強羅にある豆腐屋さん、銀豆腐のべっこう餡かけが特においしかったです。
お刺身はスズキに叩きわらび添え。

朝食のご飯も釜炊きのまま提供されますが、その他にお粥も用意してくれました。

よもぎのムースと白ゴマのブランマンジェ。
フルーツはキウイとせとかです。

最後に「お箸は滞在の記念にお持ち帰りください」と、箸先を拭くためのウェットシートをくれました。
そのための箱入りお箸だったんですね。
なかなか素敵なサービスです。

ゲストラウンジに寄って、食後のお茶とコーヒー。

朝食後は皆さん早々に出かけてしまうのか、ラウンジは割と空いていました。

天気がよさそうだったので、再び外のテラスに出てみました。

やっぱり晴れてこその眺めです。
深呼吸したくなるような山の緑。

上の階の、森のテラス。
ソファが日光で温まり、座るとほかほかと気持ちがよかったです。

森のテラスから振り返ると本館のエントランスが見えました。
こういう配置だったのかと今頃気づく(笑)

その後、11時のチェックアウトまで部屋で過ごしました。
アーリーチェックインはできても、レイトチェックアウトができないのは残念で名残惜しい。
部屋のタブレットで事前チェックアウトの手続きをし、11時ぎりぎりにロビーへ。
フロントでは朝食に出された十郎梅の梅干しをくれました。
ミニ紙袋がかわいいです。

車を正面玄関まで回してもいいのですが、駐車場が強羅駅側エントランスの目の前だったので、荷物を持って直接向かいました。
最後にもう一度、水のテラスへ寄り道。

テラスの右手はメインダイニングの六つ喜。

左手には別館のスパがあります。
私はオイルマッサージ系が苦手なのでスパはほとんど利用しませんが、このお宿にはいずれまた癒されに来たいですね。
きちんとしていながらあまり格式ばらず、落ち着いた雰囲気とカジュアルさの度合いが私たちにはちょうどよかったです。

車に荷物を積み込み、カーナビを設定して帰宅の途へ。
駐車場のコーンが富士山でした(笑)

山を越えて御殿場方面に向かう途中の眺め。
本物の富士山は残念ながら雲に隠れて見えませんでしたが、今度は御殿場のアウトレット経由で箱根に行くのもいいなと、早くも次回を夢見て現実逃避の帰り道でした(笑)
箱根・強羅 佳ら久
https://www.gora-karaku.jp/
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- category:2022.05 箱根(箱根本箱、箱根・強羅佳ら久)