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あさば(部屋など)

いつか行こうと思っていた旅館のひとつ、修善寺のあさばに宿泊してきました。
冬には雪の舞うこともある中伊豆の修善寺ですが、よもやこの暖冬で雪不足の折、出かけるその日を狙ったように大雪注意報が発令されるとは(笑)
相変わらず雨男雪女疑惑の私たち夫婦です。
さすがに積もることはないだろうとは思いつつ、ノーマルタイヤしかない我が家の車で行くのは諦め、東京駅から特急踊り子号で修善寺に向かったのでした。
到着した時は雪も小雨に変わりほぼ止みかけていましたが、気温はかなり低く、修善寺駅から早々にタクシーに乗り込みました。



駅から修善寺の温泉街までは車で10分ほど。
路地に面した趣のある門構えが、あさばの表門です。
車はこの中に乗り入れるとバレーサービスで預かってもらえます。



玄関に掛けられた清々しい白と藍の暖簾は、季節ごとに掛け替えられるそうです。



広々とした玄関から柔らかな絨毯敷のロビーに入ると、窓からは池越しにかの有名な能舞台が見えました。
あさばに来たんだなぁと実感します。



予約した「撫子」の部屋は2階の一番奥。



部屋に入ると、間取りの簡単な説明の後、熱いおしぼりとお茶とお菓子を出してくれました。
自家製の麩饅頭は出来たてでもちもちです。



「撫子」は元々二部屋だった客室を一部屋に改装したそうで、部屋だけでなく内廊下も広々としています。
入口から入ってすぐ右手の引き戸が寝室です。
奥の居間にいると、入口のノックの音が遠すぎて聞き逃しそうになるほど(笑)



寝室は18畳。
奥の窓から差し込む日差しと手前のベッドエリアの落ち着いた陰影が好対照です。



枕元の長い棚がいろいろ置けて機能的。
就寝前には冷たいお水のポットとグラスも用意してくれます。
ふわふわのお布団には、夜寝る前に足元に湯たんぽがセットされていました。



ブラインドの開閉やエアコンの調整は、ベッドの間にあるスイッチで。



余計な物や飾りがなく、全体的にすっきりした空間でとても落ち着けます。
テレビも大きすぎず控えめに。



奥には大きな窓のある和風サンルームのような広縁。
正面の窓からは新しくできた離れの「天鼓」の屋根や中庭が見えました。



広縁側から見た寝室。
正面の障子戸の奥がバスルームです。



洗面エリアも色数やデザインが抑えられていて、シンプルで気持ちがいい。



浴衣はチェックインの時にサイズを確認し、それぞれに柄違いの2枚ずつを用意してくれます。
私のは紺色のトンボ柄と白紺の細かいよろけ縞で、どちらも古典的ながら可愛らしさもある柄でした。
他には、袖なしの羽織と厚めの丹前と足袋。
更にバスローブや上下セパレートのパジャマも用意してあり、私の好みとしてはもう100点満点です(笑)



洗面台のアメニティは「あさば」の文字入りの白い箱で統一されています。
シャンプー類は「THEMAE」。



タオルも十分な数でした。
それでも朝食後に交換の必要がないか聞いてくれます。



洗面所の奥にはガラス戸のバスルーム、その左側の扉はトイレです。



浴槽も湯桶も椅子も真っ白。
白木は手入れが大変そうですが、新築でもないのにこの清潔感は素晴らしいです。



かけ流しではないものの、すぐ入れるように湯船にはお湯が張ってありました。
水道から出るお湯が温泉なので、冷めたら足して調整できます。
この部屋のお風呂は生活道路側のため、窓はすりガラスになっていました。



寝室から廊下に出ると、右手の障子戸がもう一つの洗面所。
更にその奥の右手が居間の入口です。



洗面所の引き戸を開けると小さな冷蔵庫があり、中には有料のビールやお水やジュースなど。



こちらの洗面台にも歯ブラシやせっけんなどがありました。
大きな窓があるので明るく、朝はこちらの方が使いやすいです。



廊下にある2つ目のトイレ。
確かにちょうど二部屋分のつくりです。
さすがにお風呂は一箇所撤去したのでしょうか。



居間の手前にある3畳の前室。
右側の観音開きの扉はクローゼットです。



その奥には8畳の居間と、窓側に広縁。
角部屋なので抜け感があり広く感じます。
紅葉の季節など窓からの眺めも綺麗でしょうね。



床の間には淡い色調の掛け軸。
1月らしい生け花も素敵です。
この部屋には寝室より小さめのテレビが、奥ゆかしく扉の奥に隠してありました。



居間より一段低く設えられた広縁。
ここが一番居心地の良い場所でした。
水の流れる音を聞き、池を眺めながら、ただただぼーっとして過ごせます。



窓から見える、池と灯籠。
池の奥には藤棚も。



右手には山の斜面を流れ落ちる滝が。
色彩は乏しくとも、冬枯れの眺めも侘び寂び感があって悪くないものです。



昼下がりの野天風呂から戻ってきた夫が、早速冷蔵庫にあった修善寺の地ビールを開けました。
何もせずゆるゆると過ごす贅沢な時間です。

あさば
http://asaba-ryokan.com/

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