- No
- 372
- Date
- 2019.04.13 Sat
レストランアラスカ 吾妻橋店
浅草から隅田川を挟んで対岸にあるアサヒグループの本社ビル。
春爛漫の暖かい週末、そのビアジョッキ型ビルの21階にあるレストランアラスカに、夫とランチを食べに行きました。
老舗のフレンチレストランですが、東京では日比谷のプレスセンター店の方が有名かもしれません。

予約席は窓際のテーブルでした。
春の風景ならではの霞みはあるものの、隅田川や下町の風景、遠くには大手町界隈のビル群がよく見えます。

紙ナプキンに描かれたシロクマの絵がかわいい。

この日は5皿のランチコース。
オードブル3種類の盛り合わせが運ばれてきました。
ソースをしっかり味わえるフレンチでもおいしいものをほんの一口ずつ、というのが私にはとてもありがたいです。

スープはグリーンピースのポタージュと冷たいトマトのスープ「ガスパチョ」から選びます。
グリーンピースも捨てがたいですが、トマトラバーなのでここは迷わずガスパチョを。
セロリなどの香味野菜の味もしっかり効いている、濃厚でおいしいガスパチョです。
お好みでサワークリームや砕いたホワイトペッパーを混ぜて。
生ハムをまとったメロンは一口デザートのようにいただきました。

温められたパン2種類。
氷で冷やされたバターケースに、バターもたっぷり持ってきてくれます。

メインの魚料理は、舌平目のパン粉焼き ヴァンブラン・ソース。
まぶすのではなく上に振りかけられたパン粉がサクサクでとても香ばしい。
「なんか舌平目っていまだに、上品フレンチの代表みたいなイメージなんだよね」
「家では絶対出てこないからね」
と夫と笑いました。
春の食材を組み合わせた盛り付けも素敵です。

メインの肉料理、牛頬肉の赤ワイン煮込み 季節の温野菜添え。
アラスカを代表する一品だそうです。
これぞフレンチというどっしりとしたソースに、ほろほろと崩れるような柔らかい頬肉が絶品でした。

本日のデザート、苺のムース。
ふわふわで甘酸っぱいムースが、お腹いっぱいでもあっという間に胃の中に収まりました。
王道フレンチをほどよいポーションで楽しめて、大満足のランチでした。

老舗の雰囲気を窺わせる丁寧で品のよい接客も好印象。
浅草やスカイツリーといった観光地至近のレストランとしては穴場かもしれませんね。
ごちそうさまでした。

さて、外に出ると来た時よりも空が晴れ渡り、絶好のお花見日和。
満開は少し過ぎていましたが、それでも充分にきれいな桜が楽しめました。

この前の週が真冬に逆戻りのような寒さだったので、隅田川沿いの桜も少し長めに咲いていたようです。
風が吹くと一斉に花弁が舞い散り、桜吹雪に歓声が上がりました。

吾妻橋を渡り、対岸の浅草方面へ。
川面からお花見ができる水上バスが大人気で、船が満員のお客を乗せて次から次へと出発していきます。
隅田川に架かる橋をくぐりながらお台場に向かうコース、ずいぶん前に友人たちと乗ったことを思い出します。

こちら側の方が花見客が多く、地面にシートを広げてワイワイ盛り上がったり、犬を連れて散歩中に缶ビールを開けたり、皆さん思い思いに楽しんでいるようです。
ここ数年で海外からの観光客も一気に増え、色とりどりの浴衣を着て写真を撮っている姿をあちこちで見かけました。
いい天気になってよかったですね。
楽しい思い出を持ち帰ってもらえたらいいなと思います。

川沿いで羽を休めるゆりかもめ。
一列に並んでいるのが何ともかわいいです。

スカイツリーもすっかり下町の顔になりました。
できてしばらくは、やっぱり東京タワーの方が好きかなぁなんて思っていましたが(笑)
周囲から浮くほどの突拍子もない高さや唐突な近未来感も、なかなか味があっていいんじゃないの、などと思う今日この頃です。
レストランアラスカ 吾妻橋店
http://レストランアラスカ.jp/azumabashi/
春爛漫の暖かい週末、そのビアジョッキ型ビルの21階にあるレストランアラスカに、夫とランチを食べに行きました。
老舗のフレンチレストランですが、東京では日比谷のプレスセンター店の方が有名かもしれません。

予約席は窓際のテーブルでした。
春の風景ならではの霞みはあるものの、隅田川や下町の風景、遠くには大手町界隈のビル群がよく見えます。

紙ナプキンに描かれたシロクマの絵がかわいい。

この日は5皿のランチコース。
オードブル3種類の盛り合わせが運ばれてきました。
ソースをしっかり味わえるフレンチでもおいしいものをほんの一口ずつ、というのが私にはとてもありがたいです。

スープはグリーンピースのポタージュと冷たいトマトのスープ「ガスパチョ」から選びます。
グリーンピースも捨てがたいですが、トマトラバーなのでここは迷わずガスパチョを。
セロリなどの香味野菜の味もしっかり効いている、濃厚でおいしいガスパチョです。
お好みでサワークリームや砕いたホワイトペッパーを混ぜて。
生ハムをまとったメロンは一口デザートのようにいただきました。

温められたパン2種類。
氷で冷やされたバターケースに、バターもたっぷり持ってきてくれます。

メインの魚料理は、舌平目のパン粉焼き ヴァンブラン・ソース。
まぶすのではなく上に振りかけられたパン粉がサクサクでとても香ばしい。
「なんか舌平目っていまだに、上品フレンチの代表みたいなイメージなんだよね」
「家では絶対出てこないからね」
と夫と笑いました。
春の食材を組み合わせた盛り付けも素敵です。

メインの肉料理、牛頬肉の赤ワイン煮込み 季節の温野菜添え。
アラスカを代表する一品だそうです。
これぞフレンチというどっしりとしたソースに、ほろほろと崩れるような柔らかい頬肉が絶品でした。

本日のデザート、苺のムース。
ふわふわで甘酸っぱいムースが、お腹いっぱいでもあっという間に胃の中に収まりました。
王道フレンチをほどよいポーションで楽しめて、大満足のランチでした。

老舗の雰囲気を窺わせる丁寧で品のよい接客も好印象。
浅草やスカイツリーといった観光地至近のレストランとしては穴場かもしれませんね。
ごちそうさまでした。

さて、外に出ると来た時よりも空が晴れ渡り、絶好のお花見日和。
満開は少し過ぎていましたが、それでも充分にきれいな桜が楽しめました。

この前の週が真冬に逆戻りのような寒さだったので、隅田川沿いの桜も少し長めに咲いていたようです。
風が吹くと一斉に花弁が舞い散り、桜吹雪に歓声が上がりました。

吾妻橋を渡り、対岸の浅草方面へ。
川面からお花見ができる水上バスが大人気で、船が満員のお客を乗せて次から次へと出発していきます。
隅田川に架かる橋をくぐりながらお台場に向かうコース、ずいぶん前に友人たちと乗ったことを思い出します。

こちら側の方が花見客が多く、地面にシートを広げてワイワイ盛り上がったり、犬を連れて散歩中に缶ビールを開けたり、皆さん思い思いに楽しんでいるようです。
ここ数年で海外からの観光客も一気に増え、色とりどりの浴衣を着て写真を撮っている姿をあちこちで見かけました。
いい天気になってよかったですね。
楽しい思い出を持ち帰ってもらえたらいいなと思います。

川沿いで羽を休めるゆりかもめ。
一列に並んでいるのが何ともかわいいです。

スカイツリーもすっかり下町の顔になりました。
できてしばらくは、やっぱり東京タワーの方が好きかなぁなんて思っていましたが(笑)
周囲から浮くほどの突拍子もない高さや唐突な近未来感も、なかなか味があっていいんじゃないの、などと思う今日この頃です。
レストランアラスカ 吾妻橋店
http://レストランアラスカ.jp/azumabashi/
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