- No
- 364
- Date
- 2018.12.15 Sat
日光金谷ホテル(食事など)
金谷ホテルの夕食は特に時間指定がなく、18時以降好きな時間にダイニングルームに行けばよいとのこと。
暖かい部屋でしばらくのんびりした後、18時半頃に食事に向かいました。

ダイニングルームの正面入口は、フロント裏手の階段を上った2階にあります。
宿泊した新館からだと一旦1階に下りる必要があり、裏側の出入口の方が直接アクセスできて便利でした。

クラシックなダイニング空間に似つかわしいテーブルセッティング。
ディナーコースはフレンチベースの「本日のディナー」と伝統的な「特製日光紅鱒ディナー」から選択できます。
紅鱒ディナーは肉料理がなくメインが30センチほどの紅鱒で、ソテー・フライ・ムニエルから調理法が選べるとのこと。
そちらも気になりましたが何となくフレンチの気分になり、夫も私も「本日のディナー」にしてみました。

天井付近に飾られた虎の彫刻。
和洋折衷の感じが歴史と伝統を感じさせます。

夫はホテルオリジナルのビールをオーダー。
三猿のイラストがかわいいデザインですが、よく見ると目も耳も口も全然隠れてないですね(笑)
ワインにあまり興味がない日本酒党の夫は、ビールの次にメニューから日光の地酒を所望。
合わせるのがフレンチだろうが動じません(笑)

本日のオードブル、八汐鱒のマリネ湯波添え。
少し厚みのある日光のゆばは「湯葉」ではなく「湯波」と書きますが、豆乳から膜を引き上げる時の作り方の違いで漢字が違うようです。
わさび風味のドレッシングがよく合いました。

バゲットと玄米のロールパン。
ホテルオリジナルのバゲットは中がもっちりと詰まっていて空洞のない、ちょっと変わったタイプでした。

スープはポタージュとコンソメから選べますが、夫も私もコンソメにしました。
本日のポタージュは、確か紅芋だったと思います。

平目のパンチェッタ巻き、県産米の焼きリゾットを添えて。
淡白な平目に生ハムの塩気とソースのコクが絶妙な組み合わせです。

肉料理は二択でした。
霜降高原牛フィレ肉のステーキ、赤ワインと日光舞茸のソース。
焼き方はレアに近いミディアムレア。
多分おすすめの焼き加減なのだと思いますが、あまりレアが得意ではないので、好みを聞いてもらえるとよかったです。
とはいえ、80グラムほどで大きさもほどよく、柔らかくておいしいフィレでした。
もう一方の選択肢は、ひみつ豚とモッツァレラのグラティネ、マスタードシードのソース。
ひみつ豚って何だろう?とこちらも気にはなりましたが(笑)

肉料理に添えられた野菜サラダ。
新鮮な素材で丁寧に仕上げられたことがわかります。

本日のデザート、オレンジのムースとブラッドオレンジのシャーベット。
フルーツも盛りだくさんでとてもおいしかったのですが、お腹いっぱいで完食ならず残念。
ムースはまわりのチョコがパリパリで中が柔らかく、チョコだけがすっぽり持ち上がったりして、夫が食べるのに一苦労していました(笑)

柱にほどこされた彫刻や、アンティークな雰囲気の照明器具が印象的なダイニングの空間です。
コーヒーと紅茶までのんびり楽しんでいたら、私たちが最後になりました。
ごちそうさま。

食後、喫煙室に出かけた夫をダイニング横のサロンで待ちます。

吹き抜けの手すりから、きらきら輝くフロントのクリスマスツリーがよく見えます。
エントランスの回転扉もクラシカルな趣き。

ダイニングの前から1階に下りる階段の途中で、いわくありげな象の彫刻を発見しました。
東照宮にある「想像の象」を模したものだそうです。
夫が「プレデターみたいな顔してる」とやけに気に入り、なぜかスマホで激写(笑)

ロビーに向かう通路には、かつてここを訪れた著名人たちの宿泊サインが飾られています。
吉田茂、夏目漱石、ヘレンケラーやアインシュタイン、フランクロイドライトなどそうそうたる顔ぶれ。

ロビーには重厚な雰囲気の皮張りソファが並んでいました。
コチコチと時を刻む年代物の柱時計も。

そしてここにも東照宮由来の「眠り猫」が。
オブジェかと思ったら作家さんの作った「かぶりもの」だそうで、自由にかぶってみてくださいとのこと。
もちろんかぶってここでも激写です(笑)

本館と新館のつなぎ目のところにも「眠り猫」がいました。
あちこち探検したくなるようなホテルです。

翌朝の朝食も同じダイニングでアメリカンブレックファストを。
和食も選べますが、前日20時までに予約が必要だそうです。

窓の外には朝日を浴びる晩秋の木々。
駐車場の車のフロントガラスが軒並み白く凍っているのが見えて少し心配しましたが、日が高くなる頃には解けていたのでよかったです。

トーストとバターロール。
ジャムは苺とオレンジでした。

ホテルロゴが素敵なグラス。

卵料理は調理法と付け合わせが選べます。
私はオムレツとハムにしました。
ハムの下にはほうれん草のソテーが隠れています。

夫はフライドエッグとベーコン。
他にも、スクランブルエッグやソーセージが選べます。

ほどよく光が差し込む朝のダイニングルーム。

お隣のサロンも、夜と朝はまた違う印象です。
海外からの賓客がほとんどだったという往時の雰囲気を想像してみたり。

部屋に戻り、今日はどこへ行こうかと話しながら、結局いつものようにチェックアウトぎりぎりまでのんびり過ごしました。
窓からは建物越しに山を眺めることができます。

チェックアウト後、少し勾配のある駐車場から眺めたホテル全景。
本館の横にある和風建築は別館です。

本館と別館の間から裏手に遊歩道が伸びていました。
白い洋風建築は裏から見ても印象的です。

大きな石灯籠など、ところどころに和の趣きも。
お地蔵さんも鎮座していました。

裏手には川が流れていました。
ホテル下に位置する「神橋」はここからは見えませんが。
紅葉の季節はきれいでしょうね。

横から見た別館。
歴史や物語を持つホテルならではの風格です。
日光金谷ホテル
http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/
暖かい部屋でしばらくのんびりした後、18時半頃に食事に向かいました。

ダイニングルームの正面入口は、フロント裏手の階段を上った2階にあります。
宿泊した新館からだと一旦1階に下りる必要があり、裏側の出入口の方が直接アクセスできて便利でした。

クラシックなダイニング空間に似つかわしいテーブルセッティング。
ディナーコースはフレンチベースの「本日のディナー」と伝統的な「特製日光紅鱒ディナー」から選択できます。
紅鱒ディナーは肉料理がなくメインが30センチほどの紅鱒で、ソテー・フライ・ムニエルから調理法が選べるとのこと。
そちらも気になりましたが何となくフレンチの気分になり、夫も私も「本日のディナー」にしてみました。

天井付近に飾られた虎の彫刻。
和洋折衷の感じが歴史と伝統を感じさせます。

夫はホテルオリジナルのビールをオーダー。
三猿のイラストがかわいいデザインですが、よく見ると目も耳も口も全然隠れてないですね(笑)
ワインにあまり興味がない日本酒党の夫は、ビールの次にメニューから日光の地酒を所望。
合わせるのがフレンチだろうが動じません(笑)

本日のオードブル、八汐鱒のマリネ湯波添え。
少し厚みのある日光のゆばは「湯葉」ではなく「湯波」と書きますが、豆乳から膜を引き上げる時の作り方の違いで漢字が違うようです。
わさび風味のドレッシングがよく合いました。

バゲットと玄米のロールパン。
ホテルオリジナルのバゲットは中がもっちりと詰まっていて空洞のない、ちょっと変わったタイプでした。

スープはポタージュとコンソメから選べますが、夫も私もコンソメにしました。
本日のポタージュは、確か紅芋だったと思います。

平目のパンチェッタ巻き、県産米の焼きリゾットを添えて。
淡白な平目に生ハムの塩気とソースのコクが絶妙な組み合わせです。

肉料理は二択でした。
霜降高原牛フィレ肉のステーキ、赤ワインと日光舞茸のソース。
焼き方はレアに近いミディアムレア。
多分おすすめの焼き加減なのだと思いますが、あまりレアが得意ではないので、好みを聞いてもらえるとよかったです。
とはいえ、80グラムほどで大きさもほどよく、柔らかくておいしいフィレでした。
もう一方の選択肢は、ひみつ豚とモッツァレラのグラティネ、マスタードシードのソース。
ひみつ豚って何だろう?とこちらも気にはなりましたが(笑)

肉料理に添えられた野菜サラダ。
新鮮な素材で丁寧に仕上げられたことがわかります。

本日のデザート、オレンジのムースとブラッドオレンジのシャーベット。
フルーツも盛りだくさんでとてもおいしかったのですが、お腹いっぱいで完食ならず残念。
ムースはまわりのチョコがパリパリで中が柔らかく、チョコだけがすっぽり持ち上がったりして、夫が食べるのに一苦労していました(笑)

柱にほどこされた彫刻や、アンティークな雰囲気の照明器具が印象的なダイニングの空間です。
コーヒーと紅茶までのんびり楽しんでいたら、私たちが最後になりました。
ごちそうさま。

食後、喫煙室に出かけた夫をダイニング横のサロンで待ちます。

吹き抜けの手すりから、きらきら輝くフロントのクリスマスツリーがよく見えます。
エントランスの回転扉もクラシカルな趣き。

ダイニングの前から1階に下りる階段の途中で、いわくありげな象の彫刻を発見しました。
東照宮にある「想像の象」を模したものだそうです。
夫が「プレデターみたいな顔してる」とやけに気に入り、なぜかスマホで激写(笑)

ロビーに向かう通路には、かつてここを訪れた著名人たちの宿泊サインが飾られています。
吉田茂、夏目漱石、ヘレンケラーやアインシュタイン、フランクロイドライトなどそうそうたる顔ぶれ。

ロビーには重厚な雰囲気の皮張りソファが並んでいました。
コチコチと時を刻む年代物の柱時計も。

そしてここにも東照宮由来の「眠り猫」が。
オブジェかと思ったら作家さんの作った「かぶりもの」だそうで、自由にかぶってみてくださいとのこと。
もちろんかぶってここでも激写です(笑)

本館と新館のつなぎ目のところにも「眠り猫」がいました。
あちこち探検したくなるようなホテルです。

翌朝の朝食も同じダイニングでアメリカンブレックファストを。
和食も選べますが、前日20時までに予約が必要だそうです。

窓の外には朝日を浴びる晩秋の木々。
駐車場の車のフロントガラスが軒並み白く凍っているのが見えて少し心配しましたが、日が高くなる頃には解けていたのでよかったです。

トーストとバターロール。
ジャムは苺とオレンジでした。

ホテルロゴが素敵なグラス。

卵料理は調理法と付け合わせが選べます。
私はオムレツとハムにしました。
ハムの下にはほうれん草のソテーが隠れています。

夫はフライドエッグとベーコン。
他にも、スクランブルエッグやソーセージが選べます。

ほどよく光が差し込む朝のダイニングルーム。

お隣のサロンも、夜と朝はまた違う印象です。
海外からの賓客がほとんどだったという往時の雰囲気を想像してみたり。

部屋に戻り、今日はどこへ行こうかと話しながら、結局いつものようにチェックアウトぎりぎりまでのんびり過ごしました。
窓からは建物越しに山を眺めることができます。

チェックアウト後、少し勾配のある駐車場から眺めたホテル全景。
本館の横にある和風建築は別館です。

本館と別館の間から裏手に遊歩道が伸びていました。
白い洋風建築は裏から見ても印象的です。

大きな石灯籠など、ところどころに和の趣きも。
お地蔵さんも鎮座していました。

裏手には川が流れていました。
ホテル下に位置する「神橋」はここからは見えませんが。
紅葉の季節はきれいでしょうね。

横から見た別館。
歴史や物語を持つホテルならではの風格です。
日光金谷ホテル
http://www.kanayahotel.co.jp/nkh/
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