- No
- 346
- Date
- 2018.06.10 Sun
セントレジス・ランカウイ(部屋など)
ゴールデンウィークにマレーシアのランカウイ島に行ってきました。

羽田からANAの深夜便で出発し、クアラルンプール国際空港に朝6時前に到着。
アジアのハブ空港だけあって、広くて機能的でわかりやすい設計です。
有名ブランドショップやお土産用の食品や化粧品店、飲食店なども充実しています。
国際線と国内線のターミナルがエアロトレインで連結していて、移動もスムーズでした。
ただ、エアロトレインを降りるとほとんどの人が到着ロビーの方に流れていくので、うっかりその流れに追随しそうに(笑)
国内線乗り継ぎの場合は流れに逆らって下の階に下りるので、少しだけ注意が必要です。
とはいえ、案内をよく見てその通りに進めば難しいことはありません。

国内線の搭乗口でマレーシアエアラインのランカウイ行きを待ちました。
こちらは店などもほとんどないので、余裕があるときは国際線ターミナルの方で時間をつぶした方がいいですね。
搭乗口は遅延していたコタキナバル行きを待つ乗客で混雑していましたが、その便が出発するとしばし貸し切り状態でした。
することもないのでのんびり待ちましたが、冷房が強すぎて、じっとしているとかなり冷えました。

少し遅れて機材が到着し無事に離陸したものの、ランカウイ上空に近づくにつれ一面の雲で視界が真っ白。
なかなか着陸態勢に入らないなと思っていたら天候不良で着陸できない旨のアナウンスがあり、結局1時間ほど上空で待機となりました。
おそらくは一瞬の好転をついてようやく着陸。

ちなみに、ランカウイの空港にはボーディングブリッジがなく、移動式の階段を下りて空港まで地上を歩きます。
しかも、多少落ち着いていた雨も飛行機を降りるタイミングでまた土砂降りに(笑)
傘は貸してもらえますが、空港に入るまでに服も靴もずぶ濡れになり、だいぶテンションが下がってしまった夫と私でした。
でもまあ、過ぎてしまえばこれも貴重な体験ですね。
到着が1時間以上遅れたので、事前に頼んでおいたホテルの空港送迎サービスがどうなったか心配でしたが、スタッフがセントレジスのロゴのボードを持って待っていてくれました。
空港からはタクシーの利用も安くて簡単ですが、悪天候で混雑する空港で手早く車に乗れたのは助かりました。

時折雷鳴がとどろくのを聞きながら、専用車で快適に移動すること30分弱。
スタッフも、雨季でも普通は朝晩しか降らないのに日中こんなに降るのは珍しいと言っていました。
クア郊外のセントレジスに到着する頃には、雨はだんだんと小降りに。
出迎えたバトラーがウェルカムジュースと一口菓子をくれましたが、ロビーが混んでいたようで立ったままとなり、何だか落ち着かず(笑)
ロビー周辺を簡単に説明した後、まだ13時前でしたが部屋の準備ができているのでと案内してくれました。
歩いていくと遠いから、といったん外に出てバギーに乗り込み、敷地内の道をゆるゆると移動。

確かに結構遠いなと思った頃、宿泊棟の入口に到着。
バギーを呼んだときはここで待つようにと言われました。

エレベーターで2階に移動。

建物はモロッコ様式を取り入れ、通路がオープンエアで曲がり角だらけの迷路のような作りになっていました。
迷いそうだけどそう難しくないのですぐ慣れる、とバトラー。
雨季の瑞々しいグリーンが白い壁に映えてリゾート感満載です。

用意してくれた部屋は廊下のつき当たりにありました。
室内を一通り説明し、パスポート情報の記録やデポジットの手続きなどチェックインを済ませると、明るく親切なバトラーは退室。
とにかく何か要望があれば電話して、とのことでした。
2016年に開業したばかりなので基本的にどこもきれいですが、なぜかこの部屋のドアは力いっぱい「二度押し」しないと完全には閉まらないのがご愛敬(笑)

入口の正面奥はリビングで、すぐ右にあるドアを開けるとラゲッジスペースやオープンクローゼット。
棚や引き出しも多く、荷物は全部整理して置いておけます。
その向こうにはバスタブのある洗面エリア。
アイロンがないのは、クリーニングやアイロン掛けはバトラーに頼んでやってもらうものだから。
とはいえ、バトラーサービスに慣れていない庶民としては、部屋に洗濯乾燥機やアイロンまでついている方が案外気楽だったりもします。

クローゼットには履き心地のよい真っ白なスリッパが用意してありました。

洗面台は2台あり、間のドアはベッドルームにつながっています。

アメニティはREMEDE。
このボディローションはしっとりするのに浸透がよく、とても気に入りました。

各洗面台の左手の奥まったところに、歯ブラシなどが入った箱が収まっていました。
台を引き出すと手前に出てきます。

バスエリアの真ん中に鎮座するバスタブ。
ドアを全開にするとベッドルーム越しに外の景色が見えます。

バスタブの右側にあるトイレ。
熱帯なので当然ながら暖房便座は付いていませんが、室温がかなり低いので毎回「ヒヤッ!」となりました(笑)
そしてウォシュレットも日本式ではなくマレーシア式のシャワーホースなのがちょっと残念。
東南アジアでよく見かけるシャワーホース型、難易度が高くて私には使いこなせないです。

バスタブの左側はシャワーブース。
手持ちシャワーにレインシャワーもついて使い勝手は上々です。
ここに置いてあったREMEDEのシャワージェルとシャンプーは目の覚めるようなマリンブルーでした。

隣りのベッドルームからバスルームを見たところ。

ベッドの右手にはBOSEのスピーカー。
左手には電話と、iPhoneとAndroidのマルチ充電器がセットされていて便利でした。
横の大きな窓からベランダに出られますが、それはまた後ほど。

ターンダウンサービスの後はこんな感じです。

ベッドルームのもうひとつのドアはリビングに通じていて、部屋全体をぐるりと一周できるようになっています。

玄関スペースからリビングを見たところ。
壁掛けの液晶テレビには、チェックインの時はホテルのプロモーション映像が流れていました。
ちなみにテレビはベッドルームにもあります。

壁際には3シーターのソファ。
窓からはプライベートビーチが間近に見えました。
メールでコンシェルジュに眺めのいい部屋をリクエストしたら、メインカテゴリのセントレジススイートの中でビーチに一番近い部屋をアサインしてくれたようです。
これには本当に感謝です。

壁際のキャビネットにはドリンク類が用意されていました。
ミネラルウォーターとネスプレッソ、TWGの紅茶以外は有料です。

窓際のワゴンにはシェイカーとカクテルグラスも用意されていましたが、下戸の私と日本酒党の夫がシェイカーを振るはずもなく(笑)

デスク上の引き出しにはホテルディクショナリと文房具類、レターセットなどが入っています。
横には曜日ごとに体験できるアクティビティが書かれた紙が置いてあり、ヨガやウォーキング、卓球トーナメント、砂の城作り大会など、大人向けも子供向けもなかなか盛りだくさんのようでした。

ウェルカムフルーツはランチ代わりのおやつにいただきました。

リビングの窓からの眺め。
3階だともう少し海がよく見えるのでしょうね。

真下を見ると、1階のプールスイートの庭が。
プライベートプールが結構上から丸見えなのはお互い少々気まずいのですが、門がついていてビーチへの行き来がしやすいのはいいなぁと思いました。

ベッドルーム横のベランダ。
雨が吹き込むときはビニールの雨よけを下ろします。
室温が低いので、外に出るといつもカメラのレンズが曇り、写真が勝手にソフトフォーカスになりました(笑)

ここがまた絶妙なまったり具合でとても居心地がいい。
波音を聞きながら、いつまでも座っていられます。
夫は夕方ビーチから戻ってシャワーを浴びた後、バスローブのままここで昼寝していました。

全室禁煙ですが、ベランダのテーブルには小さな灰皿があり、外では吸ってもよいようです。

到着日とその翌日は雨混じりでしたが、この部屋からの眺めにずいぶん癒されました。
晴れた日の気持ちよさは言わずもがな。

ベランダからは夕日も見えます。

リゾートの夕暮れってとても好き。
完全に火が暮れてしまうと、海は真っ暗で何も見えませんが(笑)

ホテルの敷地内も、夕方以降はまた違った雰囲気になります。
ただ、オープンエアの宿命で、夜になると外廊下の灯りに虫が集まってくるのはいかんともしがたく。
ごく小さな羽虫がほとんどだったので、個人的にはそれほど困ったことにはなりませんでしたが。
小さなヤモリも時々見かけますが、すぐに逃げてしまいます。

部屋のエアコンの調整がほとんどきかず、しまいには止めてしまったり(それでも全館冷房なのかかなり寒い)、虫が室内に入ってこないように「蚊がいなくなるスプレー」を毎日ひと吹きしてみたり。
そんなこんなを含めても、のんびりとリゾート気分を満喫できる素敵な部屋でした。
セントレジス ランカウイ
http://www.starwoodhotels.com/stregis/property/overview/index.html?propertyID=4194

羽田からANAの深夜便で出発し、クアラルンプール国際空港に朝6時前に到着。
アジアのハブ空港だけあって、広くて機能的でわかりやすい設計です。
有名ブランドショップやお土産用の食品や化粧品店、飲食店なども充実しています。
国際線と国内線のターミナルがエアロトレインで連結していて、移動もスムーズでした。
ただ、エアロトレインを降りるとほとんどの人が到着ロビーの方に流れていくので、うっかりその流れに追随しそうに(笑)
国内線乗り継ぎの場合は流れに逆らって下の階に下りるので、少しだけ注意が必要です。
とはいえ、案内をよく見てその通りに進めば難しいことはありません。

国内線の搭乗口でマレーシアエアラインのランカウイ行きを待ちました。
こちらは店などもほとんどないので、余裕があるときは国際線ターミナルの方で時間をつぶした方がいいですね。
搭乗口は遅延していたコタキナバル行きを待つ乗客で混雑していましたが、その便が出発するとしばし貸し切り状態でした。
することもないのでのんびり待ちましたが、冷房が強すぎて、じっとしているとかなり冷えました。

少し遅れて機材が到着し無事に離陸したものの、ランカウイ上空に近づくにつれ一面の雲で視界が真っ白。
なかなか着陸態勢に入らないなと思っていたら天候不良で着陸できない旨のアナウンスがあり、結局1時間ほど上空で待機となりました。
おそらくは一瞬の好転をついてようやく着陸。

ちなみに、ランカウイの空港にはボーディングブリッジがなく、移動式の階段を下りて空港まで地上を歩きます。
しかも、多少落ち着いていた雨も飛行機を降りるタイミングでまた土砂降りに(笑)
傘は貸してもらえますが、空港に入るまでに服も靴もずぶ濡れになり、だいぶテンションが下がってしまった夫と私でした。
でもまあ、過ぎてしまえばこれも貴重な体験ですね。
到着が1時間以上遅れたので、事前に頼んでおいたホテルの空港送迎サービスがどうなったか心配でしたが、スタッフがセントレジスのロゴのボードを持って待っていてくれました。
空港からはタクシーの利用も安くて簡単ですが、悪天候で混雑する空港で手早く車に乗れたのは助かりました。

時折雷鳴がとどろくのを聞きながら、専用車で快適に移動すること30分弱。
スタッフも、雨季でも普通は朝晩しか降らないのに日中こんなに降るのは珍しいと言っていました。
クア郊外のセントレジスに到着する頃には、雨はだんだんと小降りに。
出迎えたバトラーがウェルカムジュースと一口菓子をくれましたが、ロビーが混んでいたようで立ったままとなり、何だか落ち着かず(笑)
ロビー周辺を簡単に説明した後、まだ13時前でしたが部屋の準備ができているのでと案内してくれました。
歩いていくと遠いから、といったん外に出てバギーに乗り込み、敷地内の道をゆるゆると移動。

確かに結構遠いなと思った頃、宿泊棟の入口に到着。
バギーを呼んだときはここで待つようにと言われました。

エレベーターで2階に移動。

建物はモロッコ様式を取り入れ、通路がオープンエアで曲がり角だらけの迷路のような作りになっていました。
迷いそうだけどそう難しくないのですぐ慣れる、とバトラー。
雨季の瑞々しいグリーンが白い壁に映えてリゾート感満載です。

用意してくれた部屋は廊下のつき当たりにありました。
室内を一通り説明し、パスポート情報の記録やデポジットの手続きなどチェックインを済ませると、明るく親切なバトラーは退室。
とにかく何か要望があれば電話して、とのことでした。
2016年に開業したばかりなので基本的にどこもきれいですが、なぜかこの部屋のドアは力いっぱい「二度押し」しないと完全には閉まらないのがご愛敬(笑)

入口の正面奥はリビングで、すぐ右にあるドアを開けるとラゲッジスペースやオープンクローゼット。
棚や引き出しも多く、荷物は全部整理して置いておけます。
その向こうにはバスタブのある洗面エリア。
アイロンがないのは、クリーニングやアイロン掛けはバトラーに頼んでやってもらうものだから。
とはいえ、バトラーサービスに慣れていない庶民としては、部屋に洗濯乾燥機やアイロンまでついている方が案外気楽だったりもします。

クローゼットには履き心地のよい真っ白なスリッパが用意してありました。

洗面台は2台あり、間のドアはベッドルームにつながっています。

アメニティはREMEDE。
このボディローションはしっとりするのに浸透がよく、とても気に入りました。

各洗面台の左手の奥まったところに、歯ブラシなどが入った箱が収まっていました。
台を引き出すと手前に出てきます。

バスエリアの真ん中に鎮座するバスタブ。
ドアを全開にするとベッドルーム越しに外の景色が見えます。

バスタブの右側にあるトイレ。
熱帯なので当然ながら暖房便座は付いていませんが、室温がかなり低いので毎回「ヒヤッ!」となりました(笑)
そしてウォシュレットも日本式ではなくマレーシア式のシャワーホースなのがちょっと残念。
東南アジアでよく見かけるシャワーホース型、難易度が高くて私には使いこなせないです。

バスタブの左側はシャワーブース。
手持ちシャワーにレインシャワーもついて使い勝手は上々です。
ここに置いてあったREMEDEのシャワージェルとシャンプーは目の覚めるようなマリンブルーでした。

隣りのベッドルームからバスルームを見たところ。

ベッドの右手にはBOSEのスピーカー。
左手には電話と、iPhoneとAndroidのマルチ充電器がセットされていて便利でした。
横の大きな窓からベランダに出られますが、それはまた後ほど。

ターンダウンサービスの後はこんな感じです。

ベッドルームのもうひとつのドアはリビングに通じていて、部屋全体をぐるりと一周できるようになっています。

玄関スペースからリビングを見たところ。
壁掛けの液晶テレビには、チェックインの時はホテルのプロモーション映像が流れていました。
ちなみにテレビはベッドルームにもあります。

壁際には3シーターのソファ。
窓からはプライベートビーチが間近に見えました。
メールでコンシェルジュに眺めのいい部屋をリクエストしたら、メインカテゴリのセントレジススイートの中でビーチに一番近い部屋をアサインしてくれたようです。
これには本当に感謝です。

壁際のキャビネットにはドリンク類が用意されていました。
ミネラルウォーターとネスプレッソ、TWGの紅茶以外は有料です。

窓際のワゴンにはシェイカーとカクテルグラスも用意されていましたが、下戸の私と日本酒党の夫がシェイカーを振るはずもなく(笑)

デスク上の引き出しにはホテルディクショナリと文房具類、レターセットなどが入っています。
横には曜日ごとに体験できるアクティビティが書かれた紙が置いてあり、ヨガやウォーキング、卓球トーナメント、砂の城作り大会など、大人向けも子供向けもなかなか盛りだくさんのようでした。

ウェルカムフルーツはランチ代わりのおやつにいただきました。

リビングの窓からの眺め。
3階だともう少し海がよく見えるのでしょうね。

真下を見ると、1階のプールスイートの庭が。
プライベートプールが結構上から丸見えなのはお互い少々気まずいのですが、門がついていてビーチへの行き来がしやすいのはいいなぁと思いました。

ベッドルーム横のベランダ。
雨が吹き込むときはビニールの雨よけを下ろします。
室温が低いので、外に出るといつもカメラのレンズが曇り、写真が勝手にソフトフォーカスになりました(笑)

ここがまた絶妙なまったり具合でとても居心地がいい。
波音を聞きながら、いつまでも座っていられます。
夫は夕方ビーチから戻ってシャワーを浴びた後、バスローブのままここで昼寝していました。

全室禁煙ですが、ベランダのテーブルには小さな灰皿があり、外では吸ってもよいようです。

到着日とその翌日は雨混じりでしたが、この部屋からの眺めにずいぶん癒されました。
晴れた日の気持ちよさは言わずもがな。

ベランダからは夕日も見えます。

リゾートの夕暮れってとても好き。
完全に火が暮れてしまうと、海は真っ暗で何も見えませんが(笑)

ホテルの敷地内も、夕方以降はまた違った雰囲気になります。
ただ、オープンエアの宿命で、夜になると外廊下の灯りに虫が集まってくるのはいかんともしがたく。
ごく小さな羽虫がほとんどだったので、個人的にはそれほど困ったことにはなりませんでしたが。
小さなヤモリも時々見かけますが、すぐに逃げてしまいます。

部屋のエアコンの調整がほとんどきかず、しまいには止めてしまったり(それでも全館冷房なのかかなり寒い)、虫が室内に入ってこないように「蚊がいなくなるスプレー」を毎日ひと吹きしてみたり。
そんなこんなを含めても、のんびりとリゾート気分を満喫できる素敵な部屋でした。
セントレジス ランカウイ
http://www.starwoodhotels.com/stregis/property/overview/index.html?propertyID=4194
- category:2018.05 ランカウイ