- No
- 339
- Date
- 2018.02.24 Sat
赤沢迎賓館(部屋など)
ここ数年スキーに行けていないので、2月の連休に夫と蔵王に行く計画を立てていました。
が、前の週に割と本格的な風邪をひいた上に、折からの噴火警戒レベル引き上げやら北陸東北地方の大雪やらで、直前に中止となってしまいました。
悔し紛れに、こうなったらどこか近場の温泉にでも行こうということに。
たまたまひと部屋の空きがあった伊東の赤沢迎賓館を、とりあえず勢いで予約したのでした。

東京から伊豆高原駅まで直通の特急踊り子号。
「スーパービュー踊り子」だと窓も大きく新しい車両なのですが、予約時に満席だったため、ちょっとレトロ感のある通常モードの車両です。
昭和っぽいレバー式の窓が懐かしい感じ。
途中から海も見えました。
久々に暖かくて天気のいい日です。

東京から約2時間で伊豆高原駅に到着。
改札に向かう通路には雛人形がたくさん並んでいました。

正面入口から外に出ると、駅が高台になっているのがよくわかります。
伊豆急行線の観光拠点にあるため、他の駅より多少規模が大きいようです。
隣接している商業施設には広めの土産物屋もあり、伊豆の名産品などが充実していました。

敷地内には半月型の足湯もありました。
10人ぐらい入れる大きさです。
こじんまりとしたスペースですがなかなか気持ちがよく、しばしのんびりしました。
ただ、排水口側は少しぬるめなので、冬は吐水口の近くがいいかもしれません。

赤沢迎賓館は赤沢温泉郷という広い敷地内にあり、駅から巡回バスも利用できます。
道楽者の私たちは、待つのも何だか面倒でタクシー乗り場へ。
国道135号線を10分程度走り、赤沢温泉郷の入口からすぐの重厚な門を入ると、そこが赤沢迎賓館。
行く直前に知りましたが、化粧品メーカーのDHCが経営する宿だそうです。

車止めから少し奥まったところに、隠れ家のような落ち着いた雰囲気の玄関。

枯山水の中庭に面したレセプション。
チェックイン時間の前だったので、部屋の準備ができるまで庭を眺めながらソファでのんびり待ちました。
BGMにせせらぎと鳥のさえずる声が聞こえ、どこでも眠れるのが特技の夫は早速うとうと(笑)

手続きの間に出してくれたお茶は、爽やかなカモミールの玄米茶。

用意が整ったとのことで、宿泊棟に向かいます。
レセプションホールのつき当たりにはかわいらしい雛飾りがありました。

渡り廊下からは広い庭が見渡せます。
左側が個室の食事処で、右側が宿泊棟です。

宿泊棟の入口は、2階までの吹き抜けになっていました。

そこを左に折れて、両側から日ざしが差し込む明るい廊下を歩きます。

あちこちに庭があって開放的な印象。
かなり余裕のあるグランドデザインです。

客室は1階の「うめ」でした。
格子戸の奥に客室の扉があります。
通路から奥まっているので、室内がとても静かで落ち着きます。
広い敷地に15室しかないので、そもそもどこにいても静かなのですが(笑)

客室内の玄関。

その玄関を上がったところにお茶コーナーがありました。
小さな水道もついていて使いやすいです。
下の棚には冷蔵庫が入っています。

冷蔵庫内に用意してある飲み物のうち、ビールなど瓶もの5本は有料。
その他DHC製のドリンクは無料で、海洋深層水のミネラルウォーターは5本も入っていました。

客室は8畳の畳敷きに広縁があり、反対側に独立した寝室を備えています。
窓の外にはテラスと露天風呂、そして贅沢な専用庭。

床の間には花の絵の掛け軸が飾られています。

反対側にはテレビ。

部屋での手続き中に、安納芋の自家製スイートポテトとお茶を出してくれました。
至れり尽くせり。

女性客にはお土産として基礎化粧品セットが用意されているとのことで、2種類からアンチエイジングのQシリーズを選びました。
それもお試しサンプルではなくすべて現品サイズで。
さすがDHC経営ですね。
DHCはあまり使ったことがありませんが、試してみようと思います。

和室の隣には板敷きの寝室。
手前の通路部分は床暖房でほかほかです。

左側には押し入れ型のクローゼットがありました。

クローゼット内の引き出しに、男性用の浴衣が同じデザインで2着。

女性用はデザイン違いの3着の浴衣が置いてあります。
帯の色もコーディネートされていて選ぶのがなかなか楽しい。
初日と翌日で2着の浴衣を着ました。
寝起きのままでなく、ぱりっとした浴衣で朝食に向かうのは気持ちがいいものです。

肩カバーのついた丹前も。

クローゼットの反対側は、寝室と居間の両方から洗面所に入れるようになっています。

ここも床暖房で暖かく、ダブルベーシンでゆったりしています。
ただ照明が真上と鏡の裏からなので、影ができやすくちょっとメイクしづらい感じもありました。

洗面台の左側の棚には室内で使える化粧品類が置いてあります。
特にヘアケア用品が充実。

右側の棚にあるものはすべて持ち帰りOK。
男女それぞれに持ち帰り用の袋まで用意されています。

男性用としてはオールインワンの保湿ジェルと薬用ヘアトニック、シェービングフォーム。
女性向けにはボディバター、ミストスプレー、保湿マスクでした。
なかなか豪勢な品揃えですが、全部持ち帰るとかなりの重量(笑)
ヘアトニックとシェービングフォームは夫が使わないと言うので、結局頂かずに置いてきました。

歯磨き粉などのアメニティもすべてDHC製でした。
色々なものを作っているんですね。

洗面所の左側にはトイレの引き戸があります。

ドアを開けると自動で明かりが点灯。
少し反応が鈍いときがあって、トイレの入口でつんのめったりしましたが(笑)

右手のすりガラスの先にはシャワールーム。

ここも床暖房つきですが、それほど寒くなかったのでほとんど使いませんでした。
天井にはレインシャワーもついています。
シャンプーなどのトイレタリーももちろんDHC。
クレンジングや洗顔料が洗面所と両方に置いてあって便利です。

シャワールームからはテラスの露天風呂に出られます。
湯船への下り口が階段になっていて、出入りにも半身浴にも使いやすい設計でした。

この施設では、客室露天風呂も大浴場も温泉ではなく海洋深層水を使っているとのこと。
温泉だらけの伊豆でなぜ?とも思いましたが、DHCのこだわりのようです。
よく温まるしさまざまな美容健康効果も期待できるそうなので、これはこれでありかと。

何より、かけ流しで広々とした湯船は本当に気持ちがいい。
1階の部屋だと手入れされた庭越しに木々も眺められて、この上ない開放感です。
湯温もちょうどよく、長湯があまり得意でない私でものんびり浸かることができました。
白梅の木がまた絶妙な枝ぶりで素敵です。

全体的にゆったりとして余裕があり、とにかく居心地のいい部屋でした。

夕食前にひと風呂浴びて、完全にリラックスモードの私たち。
夫も冷蔵項に入っていたDHCのビールを空けてご満悦でした。
赤沢迎賓館
https://top.dhc.co.jp/akazawa/geihinkan/
が、前の週に割と本格的な風邪をひいた上に、折からの噴火警戒レベル引き上げやら北陸東北地方の大雪やらで、直前に中止となってしまいました。
悔し紛れに、こうなったらどこか近場の温泉にでも行こうということに。
たまたまひと部屋の空きがあった伊東の赤沢迎賓館を、とりあえず勢いで予約したのでした。

東京から伊豆高原駅まで直通の特急踊り子号。
「スーパービュー踊り子」だと窓も大きく新しい車両なのですが、予約時に満席だったため、ちょっとレトロ感のある通常モードの車両です。
昭和っぽいレバー式の窓が懐かしい感じ。
途中から海も見えました。
久々に暖かくて天気のいい日です。

東京から約2時間で伊豆高原駅に到着。
改札に向かう通路には雛人形がたくさん並んでいました。

正面入口から外に出ると、駅が高台になっているのがよくわかります。
伊豆急行線の観光拠点にあるため、他の駅より多少規模が大きいようです。
隣接している商業施設には広めの土産物屋もあり、伊豆の名産品などが充実していました。

敷地内には半月型の足湯もありました。
10人ぐらい入れる大きさです。
こじんまりとしたスペースですがなかなか気持ちがよく、しばしのんびりしました。
ただ、排水口側は少しぬるめなので、冬は吐水口の近くがいいかもしれません。

赤沢迎賓館は赤沢温泉郷という広い敷地内にあり、駅から巡回バスも利用できます。
道楽者の私たちは、待つのも何だか面倒でタクシー乗り場へ。
国道135号線を10分程度走り、赤沢温泉郷の入口からすぐの重厚な門を入ると、そこが赤沢迎賓館。
行く直前に知りましたが、化粧品メーカーのDHCが経営する宿だそうです。

車止めから少し奥まったところに、隠れ家のような落ち着いた雰囲気の玄関。

枯山水の中庭に面したレセプション。
チェックイン時間の前だったので、部屋の準備ができるまで庭を眺めながらソファでのんびり待ちました。
BGMにせせらぎと鳥のさえずる声が聞こえ、どこでも眠れるのが特技の夫は早速うとうと(笑)

手続きの間に出してくれたお茶は、爽やかなカモミールの玄米茶。

用意が整ったとのことで、宿泊棟に向かいます。
レセプションホールのつき当たりにはかわいらしい雛飾りがありました。

渡り廊下からは広い庭が見渡せます。
左側が個室の食事処で、右側が宿泊棟です。

宿泊棟の入口は、2階までの吹き抜けになっていました。

そこを左に折れて、両側から日ざしが差し込む明るい廊下を歩きます。

あちこちに庭があって開放的な印象。
かなり余裕のあるグランドデザインです。

客室は1階の「うめ」でした。
格子戸の奥に客室の扉があります。
通路から奥まっているので、室内がとても静かで落ち着きます。
広い敷地に15室しかないので、そもそもどこにいても静かなのですが(笑)

客室内の玄関。

その玄関を上がったところにお茶コーナーがありました。
小さな水道もついていて使いやすいです。
下の棚には冷蔵庫が入っています。

冷蔵庫内に用意してある飲み物のうち、ビールなど瓶もの5本は有料。
その他DHC製のドリンクは無料で、海洋深層水のミネラルウォーターは5本も入っていました。

客室は8畳の畳敷きに広縁があり、反対側に独立した寝室を備えています。
窓の外にはテラスと露天風呂、そして贅沢な専用庭。

床の間には花の絵の掛け軸が飾られています。

反対側にはテレビ。

部屋での手続き中に、安納芋の自家製スイートポテトとお茶を出してくれました。
至れり尽くせり。

女性客にはお土産として基礎化粧品セットが用意されているとのことで、2種類からアンチエイジングのQシリーズを選びました。
それもお試しサンプルではなくすべて現品サイズで。
さすがDHC経営ですね。
DHCはあまり使ったことがありませんが、試してみようと思います。

和室の隣には板敷きの寝室。
手前の通路部分は床暖房でほかほかです。

左側には押し入れ型のクローゼットがありました。

クローゼット内の引き出しに、男性用の浴衣が同じデザインで2着。

女性用はデザイン違いの3着の浴衣が置いてあります。
帯の色もコーディネートされていて選ぶのがなかなか楽しい。
初日と翌日で2着の浴衣を着ました。
寝起きのままでなく、ぱりっとした浴衣で朝食に向かうのは気持ちがいいものです。

肩カバーのついた丹前も。

クローゼットの反対側は、寝室と居間の両方から洗面所に入れるようになっています。

ここも床暖房で暖かく、ダブルベーシンでゆったりしています。
ただ照明が真上と鏡の裏からなので、影ができやすくちょっとメイクしづらい感じもありました。

洗面台の左側の棚には室内で使える化粧品類が置いてあります。
特にヘアケア用品が充実。

右側の棚にあるものはすべて持ち帰りOK。
男女それぞれに持ち帰り用の袋まで用意されています。

男性用としてはオールインワンの保湿ジェルと薬用ヘアトニック、シェービングフォーム。
女性向けにはボディバター、ミストスプレー、保湿マスクでした。
なかなか豪勢な品揃えですが、全部持ち帰るとかなりの重量(笑)
ヘアトニックとシェービングフォームは夫が使わないと言うので、結局頂かずに置いてきました。

歯磨き粉などのアメニティもすべてDHC製でした。
色々なものを作っているんですね。

洗面所の左側にはトイレの引き戸があります。

ドアを開けると自動で明かりが点灯。
少し反応が鈍いときがあって、トイレの入口でつんのめったりしましたが(笑)

右手のすりガラスの先にはシャワールーム。

ここも床暖房つきですが、それほど寒くなかったのでほとんど使いませんでした。
天井にはレインシャワーもついています。
シャンプーなどのトイレタリーももちろんDHC。
クレンジングや洗顔料が洗面所と両方に置いてあって便利です。

シャワールームからはテラスの露天風呂に出られます。
湯船への下り口が階段になっていて、出入りにも半身浴にも使いやすい設計でした。

この施設では、客室露天風呂も大浴場も温泉ではなく海洋深層水を使っているとのこと。
温泉だらけの伊豆でなぜ?とも思いましたが、DHCのこだわりのようです。
よく温まるしさまざまな美容健康効果も期待できるそうなので、これはこれでありかと。

何より、かけ流しで広々とした湯船は本当に気持ちがいい。
1階の部屋だと手入れされた庭越しに木々も眺められて、この上ない開放感です。
湯温もちょうどよく、長湯があまり得意でない私でものんびり浸かることができました。
白梅の木がまた絶妙な枝ぶりで素敵です。

全体的にゆったりとして余裕があり、とにかく居心地のいい部屋でした。

夕食前にひと風呂浴びて、完全にリラックスモードの私たち。
夫も冷蔵項に入っていたDHCのビールを空けてご満悦でした。
赤沢迎賓館
https://top.dhc.co.jp/akazawa/geihinkan/
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