- No
- 333
- Date
- 2017.11.19 Sun
界 箱根(食事など)
夕食は18時または19時半から。
チェックインの時に苦手な食材を聞かれますが、記録も残っていたようなので、界熱海か星のや富士かどこかに泊まった時の情報が星野リゾート系列で共有されているようです。

ロビーの奥にある階段を上り、食事処に向かいます。
食事処は上部が開いている半個室形式で、通路とは格子戸で仕切られていました。

夕食はスタンダードな「季節の会席」です。
先付けに、燻製サーモンの和風パリソワール。
じゃがいものヴィシソワーズにコンソメジュレを混ぜた冷たいスープです。
かき混ぜて食べると、スモークサーモンと紫蘇のような香りが印象的。

先付けと一緒に出された、季節の八寸。
カラッと揚げた茸やもっちりした蓬麩の胡桃田楽、しっとり香ばしい落花生甘煮、つるりと頂く長芋すり流しなど、様々な歯ごたえが楽しい八寸でした。
デザートのようなぶどうの白和えも面白い。

夫はもちろん日本酒を。
銘柄は忘れましたが、錫のような酒器が上品で素敵です。

お椀は、錦秋鶉進上に振り柚子。
ごぼう入りの進上もさることながら、色を付けて柿を模した鶉の卵がかわいらしくて秀逸。

お造りは赤と黒のプレートの二段重ねで運ばれてきました。
これだけ別のお品書きが用意されているという丁寧さ。
海老には卵黄味噌漬け、伊佐木には蕗山椒、太刀魚には梅、とそれぞれに凝った味付けがされています。
どれも一口サイズなのが私にはちょうどいい。

黒いプレートを持ち上げると、その下の赤いプレートには勘八のカルパッチョ仕立て。
お品書きに書かれていない八品めとして、本日のおもてなしだそうです。

揚げ物は、鮭の幽庵漬けと松茸の袱紗焼き。
パリパリした皮の中で、ほのかに松茸が香ります。

蓋物、茄子の葛饅頭と海老の芝煮。
黄色い餡は雲丹と菊花です。

ここで、台の物として豆乳メレンゲ鍋がセッティング。
そろそろお腹いっぱいになってきました。
スタッフが「私たちも試食するんですが、女性には割と量が多めかもしれませんね」とのこと。
一品の量は控えめですがかなりの満足感です。

できあがったお鍋をよそってくれました。
豆乳ベースの出汁に野菜がたっぷりで、泡立てた卵白が絶妙のマッチング。
もう食べられないと思っていましたが、これがまたおいしくてついつい食べてしまいます。

夫も「これはうまいな」とかなり気に入って、お鍋の残りはほとんど一人で食べました(笑)

併せて出される白飯と止め椀、香のもの。
ご飯はほんの少しにしてもらいました。

最後の甘味は三種類から選べます。
私はほうじ茶のクレームブリュレ。

栗好きの夫は、黒蜜ムースと栗甘露煮。
もう本当にお腹いっぱいですが、全体的にとても私好みの会席料理でした。
ごちそうさまでした。

階段を下り、ロビーラウンジへ。
ここは夜も寛げそうです。

夜だけここに置くんですよ、とスタッフが提灯を運んできました。
宿場町箱根の雰囲気がいいですね。

ロビー棟の外の喫煙所。
さすがに夜は少し肌寒いです。

中庭を通路が取り囲む宿泊棟。

エレベーターのある通路と部屋が少し離れていて、何となく落ち着ける配置です。
どこにいても川のせせらぎや山の木々のざわめきが聞こえ、癒されます。

翌朝、宿泊棟の地下にある大浴場に出かけてみました。

早い時間だったので先客は1名のみ。
脱衣所は広々としていて、タオル類やアメニティも揃っています。
大浴場はWEBの写真通りの半露天風呂で、額縁のような山の景色がきれいでした。
紅葉の時期だと更に素敵でしょうね。

男女の湯殿は朝晩で入れ替わりますが、その間に湯上り処があり、冷たい黒豆茶やぶどうジュースなどが用意されていました。

部屋に戻り、身支度をして朝食へ。
昨晩と同じ食事処です。

鯵の開きは塩麹漬けにしてあるそうで、ほどよく下味がついています。
お餅とはんぺんを合わせて餡をかけた「力はんぺん」がとてもおいしかった。
「富士山に日の出」の器もかわいいです。

お味噌汁は火にかかった状態でスタンバイ。

旨みたっぷりの茸のお味噌汁でした。
茸だけなのにこんなにおいしくなるとはと、またまた夫が気に入ってすっかり飲み干しました。

朝のロビーラウンジは爽やかです。
ここで食後のコーヒーも良さそうですが、先客もいたので部屋でゆっくりすることにしました。

湯本は箱根でも標高が低いので紅葉の季節はもう少し先のようですが、よく見ると少しずつ湯坂山の木々が色づいているのがわかります。
どんな季節でも、やっぱり山はいいですね。

居心地のいい部屋で存分に寛いだあと、チェックアウトして宿を出ました。
来た時とは逆の強羅方面に向かって車を走らせます。
山道の途中ではところどころで鮮やかな赤や黄色の木々を見ることができました。

仙石原の「すすき草原」に寄ってみました。
秋だけ仮設されるらしい臨時駐車場に車を停め、人の流れに沿って歩いていくと、ススキに覆われた広い斜面が見えてきます。

草原の真ん中を遊歩道が一本通っていますが、見頃だけあってさすがにこの人混み(笑)

それでも、逆光に照らされて金色に輝くススキの穂はとても綺麗でした。
夜になると遊歩道の小さな提灯に明かりが灯るとのこと。
それも素敵そうだし、太陽の光が斜めに差し込む朝や夕方も美しい光景が見られそうです。
星野リゾート 界 箱根
http://kai-ryokan.jp/hakone/
チェックインの時に苦手な食材を聞かれますが、記録も残っていたようなので、界熱海か星のや富士かどこかに泊まった時の情報が星野リゾート系列で共有されているようです。

ロビーの奥にある階段を上り、食事処に向かいます。
食事処は上部が開いている半個室形式で、通路とは格子戸で仕切られていました。

夕食はスタンダードな「季節の会席」です。
先付けに、燻製サーモンの和風パリソワール。
じゃがいものヴィシソワーズにコンソメジュレを混ぜた冷たいスープです。
かき混ぜて食べると、スモークサーモンと紫蘇のような香りが印象的。

先付けと一緒に出された、季節の八寸。
カラッと揚げた茸やもっちりした蓬麩の胡桃田楽、しっとり香ばしい落花生甘煮、つるりと頂く長芋すり流しなど、様々な歯ごたえが楽しい八寸でした。
デザートのようなぶどうの白和えも面白い。

夫はもちろん日本酒を。
銘柄は忘れましたが、錫のような酒器が上品で素敵です。

お椀は、錦秋鶉進上に振り柚子。
ごぼう入りの進上もさることながら、色を付けて柿を模した鶉の卵がかわいらしくて秀逸。

お造りは赤と黒のプレートの二段重ねで運ばれてきました。
これだけ別のお品書きが用意されているという丁寧さ。
海老には卵黄味噌漬け、伊佐木には蕗山椒、太刀魚には梅、とそれぞれに凝った味付けがされています。
どれも一口サイズなのが私にはちょうどいい。

黒いプレートを持ち上げると、その下の赤いプレートには勘八のカルパッチョ仕立て。
お品書きに書かれていない八品めとして、本日のおもてなしだそうです。

揚げ物は、鮭の幽庵漬けと松茸の袱紗焼き。
パリパリした皮の中で、ほのかに松茸が香ります。

蓋物、茄子の葛饅頭と海老の芝煮。
黄色い餡は雲丹と菊花です。

ここで、台の物として豆乳メレンゲ鍋がセッティング。
そろそろお腹いっぱいになってきました。
スタッフが「私たちも試食するんですが、女性には割と量が多めかもしれませんね」とのこと。
一品の量は控えめですがかなりの満足感です。

できあがったお鍋をよそってくれました。
豆乳ベースの出汁に野菜がたっぷりで、泡立てた卵白が絶妙のマッチング。
もう食べられないと思っていましたが、これがまたおいしくてついつい食べてしまいます。

夫も「これはうまいな」とかなり気に入って、お鍋の残りはほとんど一人で食べました(笑)

併せて出される白飯と止め椀、香のもの。
ご飯はほんの少しにしてもらいました。

最後の甘味は三種類から選べます。
私はほうじ茶のクレームブリュレ。

栗好きの夫は、黒蜜ムースと栗甘露煮。
もう本当にお腹いっぱいですが、全体的にとても私好みの会席料理でした。
ごちそうさまでした。

階段を下り、ロビーラウンジへ。
ここは夜も寛げそうです。

夜だけここに置くんですよ、とスタッフが提灯を運んできました。
宿場町箱根の雰囲気がいいですね。

ロビー棟の外の喫煙所。
さすがに夜は少し肌寒いです。

中庭を通路が取り囲む宿泊棟。

エレベーターのある通路と部屋が少し離れていて、何となく落ち着ける配置です。
どこにいても川のせせらぎや山の木々のざわめきが聞こえ、癒されます。

翌朝、宿泊棟の地下にある大浴場に出かけてみました。

早い時間だったので先客は1名のみ。
脱衣所は広々としていて、タオル類やアメニティも揃っています。
大浴場はWEBの写真通りの半露天風呂で、額縁のような山の景色がきれいでした。
紅葉の時期だと更に素敵でしょうね。

男女の湯殿は朝晩で入れ替わりますが、その間に湯上り処があり、冷たい黒豆茶やぶどうジュースなどが用意されていました。

部屋に戻り、身支度をして朝食へ。
昨晩と同じ食事処です。

鯵の開きは塩麹漬けにしてあるそうで、ほどよく下味がついています。
お餅とはんぺんを合わせて餡をかけた「力はんぺん」がとてもおいしかった。
「富士山に日の出」の器もかわいいです。

お味噌汁は火にかかった状態でスタンバイ。

旨みたっぷりの茸のお味噌汁でした。
茸だけなのにこんなにおいしくなるとはと、またまた夫が気に入ってすっかり飲み干しました。

朝のロビーラウンジは爽やかです。
ここで食後のコーヒーも良さそうですが、先客もいたので部屋でゆっくりすることにしました。

湯本は箱根でも標高が低いので紅葉の季節はもう少し先のようですが、よく見ると少しずつ湯坂山の木々が色づいているのがわかります。
どんな季節でも、やっぱり山はいいですね。

居心地のいい部屋で存分に寛いだあと、チェックアウトして宿を出ました。
来た時とは逆の強羅方面に向かって車を走らせます。
山道の途中ではところどころで鮮やかな赤や黄色の木々を見ることができました。

仙石原の「すすき草原」に寄ってみました。
秋だけ仮設されるらしい臨時駐車場に車を停め、人の流れに沿って歩いていくと、ススキに覆われた広い斜面が見えてきます。

草原の真ん中を遊歩道が一本通っていますが、見頃だけあってさすがにこの人混み(笑)

それでも、逆光に照らされて金色に輝くススキの穂はとても綺麗でした。
夜になると遊歩道の小さな提灯に明かりが灯るとのこと。
それも素敵そうだし、太陽の光が斜めに差し込む朝や夕方も美しい光景が見られそうです。
星野リゾート 界 箱根
http://kai-ryokan.jp/hakone/
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