- No
- 313
- Date
- 2017.06.19 Mon
鞆の浦
瀬戸内海に面した鞆の浦は、福山駅から国道22号線で30分程度の距離にあります。
私たちはタクシーを使いましたが、路線バスで向かうこともできるようです。

古くは万葉集にもうたわれ、瀬戸内を行き来する船の汐待ちの港として栄えた鞆の浦。
坂本龍馬が乗った船「いろは丸」の沈没など、歴史的事件の舞台にもなりました。

福山市が経営する渡船場からは、「平成いろは丸」と名付けられた船が仙酔島との間を行き来しています。

国道沿いの「福山交通」の看板から狭い路地を入ると、私たちが宿泊した「汀邸 遠音近音」。

路地に並ぶ建物も情緒たっぷりです。

国道22号線のつき当たりにある鞆鉄バスのバス停。
「ニャー!!」とでも言っているような(笑)

その先の海は、のんびりとした風情の漁港になっていました。

港に沿って歩いていくと、道沿いには名物にぎりちくわの店、土屋本店。

その横で風になびいていた「はっさくゼリー」の幟の絵が、妙に気になる面構え(笑)
尾道に行ったら買ってみようと思いました。

蔵を改装したカフェもありました。
その近くでは、男子高校生が二人岸壁に腰かけて缶ジュースを飲んでいて、雑に投げ出された学生カバンに「青春っていいなぁ」なんて思ったり(笑)

その先の細い路地を抜けると、古い街並みの保存区域になっています。

石畳の通りの両側に、江戸時代の面影を残す建物が並んでいました。
ところどころ、飲食店や土産物店として営業しています。

ここは甘味屋さんでしょうか。
窓際に様々なデザインのコーヒーカップが並んでいました。

往時の雰囲気を残す瓦葺きの屋根。

この辺りでは、江戸幕府から独占製造権を得た「保命酒」作りが盛んに行われたようです。

その保命酒に漬け込む生薬が、通りの端にざるに入って置かれていました。
乾燥させて香り袋に使うとのこと。

けんちゃんのいりこや、と書かれたお店。
年配の女性が店内から観光客に「買っていってねー」と声をかけていました。

重要文化財になっている太田家住宅。
保命酒作りの道具や資料が展示されているそうです。
中に入ることもできますが、入口に人が詰まっていたのでとりあえず見送りました。

路地を抜けて漁港に出ると、レトロな食堂やいろは丸展示館などがありました。
鞆の浦は映画のロケ地にもなったようで、「流星ワゴン」や「探偵ミタライの事件簿」のポスターが所々に貼ってあったりします。

夕方近かったせいか船の出入りはそれほどありませんでした。
階段状になった岸壁が特徴的な、どことなくノスタルジックな表情の漁港です。

鞆の浦@cafeという名のお洒落カフェも。

港を囲む道の突端にあるのは、鞆の浦のシンボル、常夜灯です。
夕日が映えてとても素敵なのですが、それよりも横に座っていたおじいちゃんたちの広島弁トークに夫と私は釘付けで(笑)
血圧が300まで上がったが毎日牛乳飲んでるから大丈夫とか、朝から牛乳2本飲んだらお腹下すけどリンゴ食べれば大丈夫とか、リンゴなら月に50個食べてるから大丈夫とか、もう健康なのか不健康なのかよくわからない盛り上がりっぷり。
それが本当に楽しそうで、含み笑いしながらずっと聞いていたいと思ってしまいました。

港近くの建物の壁に、鞆の港の歴史に関する説明が書いてあります。
住所としては福山市鞆町なんですね。

港からまた街並みを抜けて宿泊先に戻ることにしました。

みたらし団子が気になる店先には、よく見るとカープグッズがたくさん並んでいます。
それとポニョのぬいぐるみも。
鞆の浦は、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」の構想が練られた場所とも言われているそうです。

だいぶ日が傾いてきました。
建物を眺めながら通りを散策。

窓枠に挟まった小さな猫にほっこり(笑)

懐かしい雰囲気のおもちゃ屋さん。
昔はどこの薬局にもいたケロヨン、久しぶりに見ました。

手作り感満載。
これもポニョでしょうか(笑)

漁港にはあちこちに猫の姿が。
野良も飼い猫もいるようです。
観光客も多いのですが、なぜか懐かしいような、時間がのんびり流れているような鞆の浦でした。
私たちはタクシーを使いましたが、路線バスで向かうこともできるようです。

古くは万葉集にもうたわれ、瀬戸内を行き来する船の汐待ちの港として栄えた鞆の浦。
坂本龍馬が乗った船「いろは丸」の沈没など、歴史的事件の舞台にもなりました。

福山市が経営する渡船場からは、「平成いろは丸」と名付けられた船が仙酔島との間を行き来しています。

国道沿いの「福山交通」の看板から狭い路地を入ると、私たちが宿泊した「汀邸 遠音近音」。

路地に並ぶ建物も情緒たっぷりです。

国道22号線のつき当たりにある鞆鉄バスのバス停。
「ニャー!!」とでも言っているような(笑)

その先の海は、のんびりとした風情の漁港になっていました。

港に沿って歩いていくと、道沿いには名物にぎりちくわの店、土屋本店。

その横で風になびいていた「はっさくゼリー」の幟の絵が、妙に気になる面構え(笑)
尾道に行ったら買ってみようと思いました。

蔵を改装したカフェもありました。
その近くでは、男子高校生が二人岸壁に腰かけて缶ジュースを飲んでいて、雑に投げ出された学生カバンに「青春っていいなぁ」なんて思ったり(笑)

その先の細い路地を抜けると、古い街並みの保存区域になっています。

石畳の通りの両側に、江戸時代の面影を残す建物が並んでいました。
ところどころ、飲食店や土産物店として営業しています。

ここは甘味屋さんでしょうか。
窓際に様々なデザインのコーヒーカップが並んでいました。

往時の雰囲気を残す瓦葺きの屋根。

この辺りでは、江戸幕府から独占製造権を得た「保命酒」作りが盛んに行われたようです。

その保命酒に漬け込む生薬が、通りの端にざるに入って置かれていました。
乾燥させて香り袋に使うとのこと。

けんちゃんのいりこや、と書かれたお店。
年配の女性が店内から観光客に「買っていってねー」と声をかけていました。

重要文化財になっている太田家住宅。
保命酒作りの道具や資料が展示されているそうです。
中に入ることもできますが、入口に人が詰まっていたのでとりあえず見送りました。

路地を抜けて漁港に出ると、レトロな食堂やいろは丸展示館などがありました。
鞆の浦は映画のロケ地にもなったようで、「流星ワゴン」や「探偵ミタライの事件簿」のポスターが所々に貼ってあったりします。

夕方近かったせいか船の出入りはそれほどありませんでした。
階段状になった岸壁が特徴的な、どことなくノスタルジックな表情の漁港です。

鞆の浦@cafeという名のお洒落カフェも。

港を囲む道の突端にあるのは、鞆の浦のシンボル、常夜灯です。
夕日が映えてとても素敵なのですが、それよりも横に座っていたおじいちゃんたちの広島弁トークに夫と私は釘付けで(笑)
血圧が300まで上がったが毎日牛乳飲んでるから大丈夫とか、朝から牛乳2本飲んだらお腹下すけどリンゴ食べれば大丈夫とか、リンゴなら月に50個食べてるから大丈夫とか、もう健康なのか不健康なのかよくわからない盛り上がりっぷり。
それが本当に楽しそうで、含み笑いしながらずっと聞いていたいと思ってしまいました。

港近くの建物の壁に、鞆の港の歴史に関する説明が書いてあります。
住所としては福山市鞆町なんですね。

港からまた街並みを抜けて宿泊先に戻ることにしました。

みたらし団子が気になる店先には、よく見るとカープグッズがたくさん並んでいます。
それとポニョのぬいぐるみも。
鞆の浦は、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」の構想が練られた場所とも言われているそうです。

だいぶ日が傾いてきました。
建物を眺めながら通りを散策。

窓枠に挟まった小さな猫にほっこり(笑)

懐かしい雰囲気のおもちゃ屋さん。
昔はどこの薬局にもいたケロヨン、久しぶりに見ました。

手作り感満載。
これもポニョでしょうか(笑)

漁港にはあちこちに猫の姿が。
野良も飼い猫もいるようです。
観光客も多いのですが、なぜか懐かしいような、時間がのんびり流れているような鞆の浦でした。
- category:2017.05 広島