- No
- 312
- Date
- 2017.06.18 Sun
汀邸 遠音近音(食事など)
夕食は1階にあるダイニング「颯」で。
到着時に時間を聞かれ18時に予約しました。

夕食のプランは「少量美食会席」です。
個室ではありませんが、テーブルごとに仕切りで区切られていました。

大きな窓からは、デッキごしに仙酔島の眺め。
予約サイトの特典でワインのハーフボトルが付いてきましたが、私が下戸で夫も日本酒党なので、ドリンク2杯に替えてもらいました。

春の季節感が溢れる前菜。
黒米のおこわにうるいの餡をかけたもの、春キャベツと細魚昆布締めの碓井味噌和えにつくしを乗せたもの、三良坂チーズと生湯葉のわさび餡かけ。
右端は飯蛸だったのですが、苦手食材のため鰯に変更し、明日葉と黄味酢を添えたものです。

お吸物として、油目の唐揚げの潮仕立て。
油目って何だろうと思いましたが、アイナメのことだそうです。
色々な呼び方があるんですね。

お造りは数種類の盛り合わせ。
左上の真っ白なものは地穴子の薄造り、お刺身では初めて食べました。
帆立貝柱の雲丹乗せ、鯛と太刀魚、もう1品の赤にし貝はやはり苦手ということで鮪に。
毎度のことですが、面倒な客ですみません。
味付けは、土佐醤油、ハーブオイル、レモン塩の3種類をお好みで。

そして、今日はシマアジが入ったのでサービスですと1皿追加してくれました。
「少量美食会席」ながら、個人的にはもうこの時点で取れ高満点の豪華さです(笑)

次は旬菜として、瀬戸内魚介と春野菜。
手前から白さ海老の唐揚げ、シャコと新牛蒡、渡り蟹の生姜酢ジュレかけ。
夫と「シャコって海老よりちょっと虫っぽいんだよね」などと言いながら、おいしく頂きました(笑)
縦型の盛り付けもお洒落です。

鯛しゃぶ鍋の具。
黄色いキノコは「たもぎ茸」というのだそうです。
鯛の下には食べごたえのある新昆布も。
それぞれ鯛出汁にくぐらせて頂きます。

肉料理は軽めに、黒毛和牛の和風ローストビーフ桜葉巻き。
こごみや筍、菜の花と一緒に、春満載の一品です。

ここで鯛釜飯が登場。
もはやお腹いっぱいだったのですが、ふわりと立ち上る鯛の香りに、うわーここまでもう少しセーブすればよかったと思いました(笑)

併せて、お茶漬け用の土瓶蒸しがセットされます。
この土瓶蒸しのお出汁が本当に絶品。

ほんの少しの鯛飯を、そのまま食べてさらにお茶漬けにして。
小食なのをこれほど残念に思ったのは久しぶりでした(笑)
夫も満腹のようでしたが、あまりにもおいしいので2杯平らげていました。

最後の水菓子は、完熟トマトシャーベットと、南瓜と梅の二色白玉、瀬戸内のみかん「はるみ」。
何とも幸せな締めくくりとなりました。
ごちそうさまでした。

残った鯛飯は、夜食用におにぎりにして持たせてくれます。
満腹すぎてどう考えても夜食を食べる余裕はなさそうでしたが、それでも嬉しい心遣い。

部屋に戻ってしばらく後、予約しておいた貸切露天風呂に出かけました。
同じ5階にあるため、廊下を歩いてすぐ近くです。
貸切風呂は「南風(はえ)」と「東風(こち)」の2箇所で、「南風」の方を使ってくださいとのこと。
リクエストすれば場所を選べるのかもしれません。

ドアを開けると、広々とした脱衣場に洗面台が2台。

アメニティもタオルも揃っているので、手ぶらで大丈夫です。

湯船も貸切としては十分な広さですが、夜なので窓から海は見えませんでした。
やはり明るいうちに入るのがよさそうですね。
「南風」よりも「東風」の方が、より開放感のある造りのようです。

ともあれゆったりとお風呂を楽しめました。
ただ、お隣の「東風」を使用中の二人がやけに上機嫌で、何やらずっと楽しげな歌を歌っていたのには笑ってしまいました。

朝、部屋のベランダから見える瀬戸内の日の出。
黄金色のサンロードにしばし見とれました。

朝食も夕食と同じダイニングで。

和食と洋食から、夫は和食を選択。
お膳で一式が運ばれてきます。

2段になった重箱を開けると、下の段には小鉢が4つ。
なかなか豪華です。

私は洋食を選びましたが、こちらはまずは前菜の盛り合わせと温野菜の鍋がセッティングされていました。
八朔のジュースがとてもおいしい。
広島は柑橘類の宝庫ですね。

きれいに盛り付けられた前菜は、それだけでそこそこのボリューム。

温野菜用の食材は、サラダとしても食べられるようにと、イタリアンドレッシングが添えられています。

続けてグリーンピースのスープ。

3種類のパン。

調理法が選べる卵料理。

そしてデザートのヨーグルトとフルーツまで一気にテーブルに並びました。
でも、スープは遠くに置かれても手をつけにくいし、手前の前菜を食べ終わらないと皿を入れ替えできないし、鍋の火は消えそうになるし卵は冷めるしで、食べるのが遅い私には少々気がせく感じの朝食となりました(笑)
せっかくの料理なのだから、皿ごとのサーブにするか、一気に出すなら和食のように盛り付けを工夫した方がいいと思います。

食後の紅茶でようやく一息。
ミルクもきちんと温められていておいしかったです。
ただ、夫の和食の方だけなぜかコーヒーが食前から出されていたのも、またちぐはぐで残念なところ。

ダイニングの横にあるデッキテラスに出てみました。
見晴らしもよく気持ちのいい空間です。
でも好天に恵まれて直射日光が暑くなり、長居はできませんでした。
ここは夕方あたりがいいのかもしれません。

今日も穏やかな瀬戸内海です。

渡船場に「平成いろは丸」が戻ってきました。
いつもたくさんの乗客で大盛況です。

部屋に戻ろうと中に入ると、フロントロビーの隅にドリンクコーナーが設けられているのに気がつきました。
ロビーやテラスでも、部屋に劣らずゆっくり過ごせそうですね。

お土産コーナーを眺め、福山レザーのキーホルダーなどを買い、しばらく部屋でのんびりした後チェックアウトです。
汀邸 遠音近音
http://www.ochikochi.co.jp/
到着時に時間を聞かれ18時に予約しました。

夕食のプランは「少量美食会席」です。
個室ではありませんが、テーブルごとに仕切りで区切られていました。

大きな窓からは、デッキごしに仙酔島の眺め。
予約サイトの特典でワインのハーフボトルが付いてきましたが、私が下戸で夫も日本酒党なので、ドリンク2杯に替えてもらいました。

春の季節感が溢れる前菜。
黒米のおこわにうるいの餡をかけたもの、春キャベツと細魚昆布締めの碓井味噌和えにつくしを乗せたもの、三良坂チーズと生湯葉のわさび餡かけ。
右端は飯蛸だったのですが、苦手食材のため鰯に変更し、明日葉と黄味酢を添えたものです。

お吸物として、油目の唐揚げの潮仕立て。
油目って何だろうと思いましたが、アイナメのことだそうです。
色々な呼び方があるんですね。

お造りは数種類の盛り合わせ。
左上の真っ白なものは地穴子の薄造り、お刺身では初めて食べました。
帆立貝柱の雲丹乗せ、鯛と太刀魚、もう1品の赤にし貝はやはり苦手ということで鮪に。
毎度のことですが、面倒な客ですみません。
味付けは、土佐醤油、ハーブオイル、レモン塩の3種類をお好みで。

そして、今日はシマアジが入ったのでサービスですと1皿追加してくれました。
「少量美食会席」ながら、個人的にはもうこの時点で取れ高満点の豪華さです(笑)

次は旬菜として、瀬戸内魚介と春野菜。
手前から白さ海老の唐揚げ、シャコと新牛蒡、渡り蟹の生姜酢ジュレかけ。
夫と「シャコって海老よりちょっと虫っぽいんだよね」などと言いながら、おいしく頂きました(笑)
縦型の盛り付けもお洒落です。

鯛しゃぶ鍋の具。
黄色いキノコは「たもぎ茸」というのだそうです。
鯛の下には食べごたえのある新昆布も。
それぞれ鯛出汁にくぐらせて頂きます。

肉料理は軽めに、黒毛和牛の和風ローストビーフ桜葉巻き。
こごみや筍、菜の花と一緒に、春満載の一品です。

ここで鯛釜飯が登場。
もはやお腹いっぱいだったのですが、ふわりと立ち上る鯛の香りに、うわーここまでもう少しセーブすればよかったと思いました(笑)

併せて、お茶漬け用の土瓶蒸しがセットされます。
この土瓶蒸しのお出汁が本当に絶品。

ほんの少しの鯛飯を、そのまま食べてさらにお茶漬けにして。
小食なのをこれほど残念に思ったのは久しぶりでした(笑)
夫も満腹のようでしたが、あまりにもおいしいので2杯平らげていました。

最後の水菓子は、完熟トマトシャーベットと、南瓜と梅の二色白玉、瀬戸内のみかん「はるみ」。
何とも幸せな締めくくりとなりました。
ごちそうさまでした。

残った鯛飯は、夜食用におにぎりにして持たせてくれます。
満腹すぎてどう考えても夜食を食べる余裕はなさそうでしたが、それでも嬉しい心遣い。

部屋に戻ってしばらく後、予約しておいた貸切露天風呂に出かけました。
同じ5階にあるため、廊下を歩いてすぐ近くです。
貸切風呂は「南風(はえ)」と「東風(こち)」の2箇所で、「南風」の方を使ってくださいとのこと。
リクエストすれば場所を選べるのかもしれません。

ドアを開けると、広々とした脱衣場に洗面台が2台。

アメニティもタオルも揃っているので、手ぶらで大丈夫です。

湯船も貸切としては十分な広さですが、夜なので窓から海は見えませんでした。
やはり明るいうちに入るのがよさそうですね。
「南風」よりも「東風」の方が、より開放感のある造りのようです。

ともあれゆったりとお風呂を楽しめました。
ただ、お隣の「東風」を使用中の二人がやけに上機嫌で、何やらずっと楽しげな歌を歌っていたのには笑ってしまいました。

朝、部屋のベランダから見える瀬戸内の日の出。
黄金色のサンロードにしばし見とれました。

朝食も夕食と同じダイニングで。

和食と洋食から、夫は和食を選択。
お膳で一式が運ばれてきます。

2段になった重箱を開けると、下の段には小鉢が4つ。
なかなか豪華です。

私は洋食を選びましたが、こちらはまずは前菜の盛り合わせと温野菜の鍋がセッティングされていました。
八朔のジュースがとてもおいしい。
広島は柑橘類の宝庫ですね。

きれいに盛り付けられた前菜は、それだけでそこそこのボリューム。

温野菜用の食材は、サラダとしても食べられるようにと、イタリアンドレッシングが添えられています。

続けてグリーンピースのスープ。

3種類のパン。

調理法が選べる卵料理。

そしてデザートのヨーグルトとフルーツまで一気にテーブルに並びました。
でも、スープは遠くに置かれても手をつけにくいし、手前の前菜を食べ終わらないと皿を入れ替えできないし、鍋の火は消えそうになるし卵は冷めるしで、食べるのが遅い私には少々気がせく感じの朝食となりました(笑)
せっかくの料理なのだから、皿ごとのサーブにするか、一気に出すなら和食のように盛り付けを工夫した方がいいと思います。

食後の紅茶でようやく一息。
ミルクもきちんと温められていておいしかったです。
ただ、夫の和食の方だけなぜかコーヒーが食前から出されていたのも、またちぐはぐで残念なところ。

ダイニングの横にあるデッキテラスに出てみました。
見晴らしもよく気持ちのいい空間です。
でも好天に恵まれて直射日光が暑くなり、長居はできませんでした。
ここは夕方あたりがいいのかもしれません。

今日も穏やかな瀬戸内海です。

渡船場に「平成いろは丸」が戻ってきました。
いつもたくさんの乗客で大盛況です。

部屋に戻ろうと中に入ると、フロントロビーの隅にドリンクコーナーが設けられているのに気がつきました。
ロビーやテラスでも、部屋に劣らずゆっくり過ごせそうですね。

お土産コーナーを眺め、福山レザーのキーホルダーなどを買い、しばらく部屋でのんびりした後チェックアウトです。
汀邸 遠音近音
http://www.ochikochi.co.jp/
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