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トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ(部屋)

お昼過ぎに到着したトランプホテルにスーツケースを預け、チェックイン時間まで周辺を散歩したりランチを食べたり。
予定よりだいぶ早く、14:30頃に部屋の用意が整ったとのメールが入ったので、ホテルに戻りました。
6階のフロントでカードキーを受け取り、宿泊客用の奥のエレベーターで客室に向かいます。
スーツケースは事前に運んであるとのことで、特にアテンドはありませんでした。



客室行きのエレベーターは、ずらりと並んだボタンが壮観です。
階を通過するごとに不定間隔で鳴る音も、どことなくレトロな雰囲気。



部屋のドアを開けて中に入り、あれ?と思いました。
予約したのはデラックス・ステューディオ・オーシャンビューなのですが、一目見て明らかに部屋が広いのです。
スイートにアップグレードしてくれたことに気づき、普段はテンション低めののんびり夫婦もさすがにテンションが上がりました(笑)
プレミアム・1ベッドルーム&DEN・オーシャンビュー・スイートという部屋で、デラックス・ステューディオの倍の広さ。
予約時に「(海がよく見える)サラトガ・ロード側の部屋」「できるだけ高層階」などのリクエストをいくつか出していたのですが、意外な形で叶えられ、とてもラッキーでした。



まず、部屋に入ってすぐの左側にはバスルーム。



バスルームはここと奥にもう1室あり、こちらはセカンドバスルームです。
コンパクトにまとまっているとはいえ十分な広さですが、結局ここはほとんど使いませんでした。



奥のシャワーブースには壁付けの固定シャワー。
バスタブはありません。



バスルームの向かいにはクローゼットの扉。
こちらも1回開けてみただけでまったく使用せず。



エントランスとリビングの間にあるキッチンは、広さも設備も驚くほど本格的で、十分ここで暮らしていけます。
というより、我が家のキッチンを遥かに上回る充実ぶり(笑)
カウンターにはハワイ土産の定番、ホノルルクッキーカンパニーの箱が置いてありました。
トランプオリジナルのパッケージがかわいいです。
中にはパイナップル型のクッキーが9枚。



キッチンには大きなグリルオーブンと電子レンジ。
その左側の扉は、床から天井までの大型冷蔵庫です。
中にはオリジナルラベルのミネラルウォーターが入っていました。



オーブンの下の引き出しには、少し古い型ながら象印の炊飯器も。
日本人の要望が多かったのでしょうね。
ちなみに近くのABCストアではお米(つや姫)の少量パックも売られていました。



食器類も揃っています。
使ったらシンクで洗いますが、置いておけば1日2回入るルームキーパーがきちんと洗って片づけてくれます。
部屋も広いし掃除も大変なので、毎日のチップは多めに置きましたが。



カトラリーの入った引き出し。



鍋はクイジナートのステンレス製が3サイズ。
その下の引き出しにはフライパンも。



トースターやブレンダーも用意されていて、至れり尽くせり。



シンク横にはボッシュ製の食洗機。
カウンターのリビング側にはビルトインのワインクーラーも設置されていました。
お酒が飲めればとりあえず2~3本買ってきて入れておくところですが、出番がなくて残念。



食材さえ調達できれば、自宅より快適に暮らせそうです。
シェフを呼んで料理を作ってもらうこともできるようですが・・・完全にセレブですね(笑)



ラナイ(ベランダ)に面したリビングエリアのソファはゆったりめの2シーター。



テレビは各部屋に3台。
ほとんど見ませんでしたが、日本語チャンネルも2局ほどありました。
リビングにはDVDプレイヤーも。



リビングからの眺め。
三角形のラナイはそれほど広いわけではありませんが、フォート・デルッシー公園越しに青い海がよく見えます。



ダイニングとその後ろのDEN。



DENは書斎ぐらいの意味でしょうか。
リビングとここのソファをベッドとして整え、宿泊することもできるようです。
ソファ横のスピーカーには(FMハワイ的な?)ラジオ番組がセットされ、ハワイアンミュージックが心地よく流れていました。



デスク上にはホテルからのお知らせや案内など。
当然ながら英語ですが、数日経ってから裏面が日本語で書いてあることに気づきました(笑)
フロントスタッフも何割かは日本語が話せるようで、完璧には程遠い私の英語でも特段困ることはありませんでした。
さすがハワイです。



ダイニング後方のドアを出ると寝室のバスエリアになっていて、ダブルベーシンの洗面所があります。
横の白いドアはトイレ。



ザ・スパ・アット・トランプのアメニティが用意されていました。
浸透力と保湿力のあるボディローションがなかなかよかったです。
他に、石鹸とシャワーキャップ、ソーイングセット、マウスウォッシュなど。



ふた付き容器の中には、綿棒とコットン、ネイルファイル。



引き出しには歯ブラシとドライヤーが入っていました。
ドライヤーはけっこうパワフルです。



洗面台の横から奥に入っていくと・・・



広々としたラゲッジスペース兼クローゼット。
もはや部屋です(笑)
セキュリティボックスもここにあります。
アイロンと大きなアイロン台も。



そして、スイート以上の部屋にはこれもボッシュ製の洗濯乾燥機が完備。
使ってみたら想像以上に便利でした。
汗をかいた服も洗ってすぐ着られるし、帰国前に洗濯を済ませてしまえば帰ってからの負担が減ります。
洗濯や乾燥のモード設定も細かく分けられていて、生地が傷むこともありませんでした。
ただ、HAND WASH(手洗い)コースを選んだらほとんど止まったまま浸かっているだけだったりして笑えましたが。



洗面所の左奥にはバスルーム。
大きくて深いバスタブの横の窓は隣の寝室に向けて開くようになっており、寝室越しに海を眺めながら入浴することもできます。
こちらのシャワーはリクエスト通り固定でなく手持ちだったのでよかったです。
シャワーの十字型のハンドルは、回すとまず水が出て、その後ぐるぐると回し続けると水温が上がっていき、温度を調整するようになっていました。



バスタブの縁には、シャワージェル、シャンプー&コンディショナー、石鹸、ボディスポンジの他、小さなパッケージでシュガースクラブ、ボディバター、バスソルトが置かれていました。
気に入ったらスパで購入できるようです。



バスルーム横のトイレ。
もちろんウォシュレット機能付きです。
中に手を洗う場所がないのにタオルがかけてあるのはちょっと謎(笑)



寝室にはキングサイズのベッドが1台。
リビングと同じ広さのラナイも付いています。



毎日2度目のハウスキーピングの際に、ベッドルームのターンダウンをしてくれます。
洗濯乾燥機があっても、さらに洗濯を頼みたい場合はランドリーサービスも利用できます。
衣類の種類ごとに細かくメニューが設定されていました。



寝室側のラナイには、リビング側のような4人掛けテーブルではなく、こんなセットが置かれていました。
ここは夕日を見るのにちょうどいい特等席です。



ようやく104平方メートルの部屋を1周。
オンザビーチのロケーションではないし、機能性重視のホテルというイメージだったのでリゾート感は期待していなかったのですが、ここなら部屋にこもってまったりするのも悪くないと思いました。



ダイニングから外を見ると窓一面に海が広がっていて、その青さに癒されます。
写真は数日滞在後の部屋なので、少々生活感が出てしまっていますが(笑)



ラナイからの眺め。
フォート・デルッシー・ビーチがよく見えます。
ワイキキビーチの中では少し落ち着いた雰囲気です。



下を見ると、フォート・デルッシーの駐車場に沿ってサラトガ・ロードが伸びています。
正方形の平たい建物は郵便局。
その少し先の右側には、東京でも行列のできるパンケーキ屋として有名なエッグスン・シングスの本店があります。



ラナイは西向きで午前中は日陰になるため、朝食をとるのにとてもいいスペースでした。
あれだけ立派なキッチンがあるのに、写っているのはABCストアで買ってきたものばかりという庶民の朝食ですが(笑)



遠くで雨が降った朝、虹が見えたこともありました。



昼下がりに明るく海を照らす、どこか気だるい太陽の光も。



穏やかに暮れていく夕暮れの海も。



いつの時間も魅力的な景色を見せてくれます。
毎週金曜日の20時前に打ち上げられるヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジの花火も、ここからだと真正面に見える・・・はずなのですが、外出していてうっかり見逃してしまったのは不覚でした。



ただ、ワイキキの夜景を楽しむならば、反対側(ビーチ・ウォーク側)の部屋の方がきれいでしょうね。
また、海も公園も近く恵まれた環境なのに、車の音などで鳥のさえずりがほとんど消されてしまうのは少し残念。



とは言いつつ、都会の便利さとのんびりしたリゾートの雰囲気を併せ持つこの雰囲気に、滞在するにつれじわじわと侵食されていった私たち夫婦なのでした。
アジアのリゾートのように湿度の高い濃密な空気感もなく、からりとした爽やかな暑さなのも心地よく。
日本人だらけだろうがベタだろうが、やっぱりハワイはいいですね。


トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ
https://www.trumphotelcollection.com/jp/waikiki/


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