- No
- 264
- Date
- 2016.04.10 Sun
星のや富士(ダイニングと焚き火バー)
星のや富士では、夕食はダイニングでのグリルディナーかクラウドテラスでのダッチオーブンディナー、またはルームサービスを選ぶことができます。
キャビンのテラスリビングでファイヤープレイスに火をともしながらの食事も良さそうですが、夜はまだ寒いかなと思い、事前にホームページからダイニングを予約しておきました。

日が暮れると敷地内は通路に最低限の灯りがともるだけで、だいぶ暗くなります。
星がよく見えるようにとのことですが、残念ながら曇り空で星はほとんど見えませんでした。

ダイニングに着くと、スタッフが入口で上着を預かり、カジュアルながらきちんとセッティングされたテーブルに案内してくれました。
窓際の二人用テーブルです。

メインのお肉を選び、ドリンクをオーダーした後、スターターサラダとして6種類の前菜が運ばれてきました。
器はアルミのミニバケツにガラスボウルを組み合わせてあり、アウトドアを意識したちょっとワイルドな演出です。
左上から右に、
・さつまいもとフェタチーズ レモンソース
・春野菜と空豆 ペコリーノチーズ
・山菜のフリットと海老のクラッカー
・赤色野菜のスパイシーシーズニング
・鱈とじゃがいものサラダ 根菜のチップ
・パテ・ド・カンパーニュと花山葵のピクルス
という内容。
食べられるだけお皿に取ったらいったん下げられるのかと思いきや、食事中はテーブルに置いたまま。
バケツが空になったら好きなだけおかわりを頼めるという、これまたワイルドなスタイルでした(笑)

私たちには十分な量だったので、6種類ともおおよそ食べきったところで下げてもらいました。
特に空豆入りのサラダと、少しガーリックのきいたじゃがいものサラダがおいしかったです。

前菜の途中で、小さなパンとバゲットがサーブされました。
テーブル上のオリーブオイルでいただきます。

温前菜は2種類から選択。
私は、小松菜のポタージュ ベーコンの香り。
クリーミーで苦味はまったくありません。

夫が頼んだのは、ほうとうのパスタ仕立て 春茄子と魚介類のラグー 桜の香り。
山梨の郷土料理ほうとうをパスタ風にアレンジしたものです。
これもおいしそう。

メインのグリルビーフが出される前に、テント型の入れ物に収められた調味料一式がテーブルに置かれました。
塩、胡椒や和風ソース、ハーブバターなど、シンプルに焼いたお肉を好きに味付けしてどうぞとのこと。
テントの屋根は外せるようになっています。

ダイニング中央のグリル台から運ばれてきた、インポートビーフ150グラム。
この日はオージービーフのフィレでした。
追加料金で和牛に替えたり、ジビエが好きならば鹿肉の追加もOKとのことでしたが、お肉はフィレが好きなのでスタンダードで。
柔らかく甘みもあってとてもおいしかったのですが、胃弱の私には100グラムでも十分だなと思いました。
夫はきれいに完食。

ほくほくと香ばしいグリル野菜もついてきます。

小さな器に2口3口ぐらいのガーリックライスで、メイン終了。
かなりおなかいっぱいです。

プレデザートとして、柚子香るシャーベット。
ふるふるのジュレと二層になっており、メレンゲを固めたものとピスタチオを散らした爽やかなデザートです。
底に厚みのあるずっしりとしたガラスの器も気に入りました。

そしてメインのデザート、ビスキュイ・ド・富士。
富士山型のビスキュイにクリームやジャムを塗って完成させてから食べるという、見た目もコンセプトもかわいい一品です。
ここまで来るとさすがに夫も満腹で全部は無理と言うので・・・

あまり遊び心のない大人としてシンプルに仕上げてみました(笑)
雪をかぶった山頂からの日の出をイメージ。
この後、コーヒーやルイボスティーと一緒に、少しずつ切り分けて好きなトッピングを追加して食べました。
残してしまってごめんなさい。

すっかりお腹いっぱいでダイニングを出ると、向かいのフロントの横にはクラウドテラスの焚き火バーの案内が。
ちょうど今ミニコンサートをやっているというので、階段を上って行ってみることにしました。

クラウドテラスの上段、ライブラリーカフェの前では、男性が小さなマリンバのような楽器を演奏していました。
音の響きはバリで聴いた竹ガムランによく似ていますが、オリジナル楽器のようです。
周りでは思い思いの場所に腰掛けて演奏を聴くお客さんが10組ほど。
気温は5度前後で割と寒かったのですが、森に響く柔らかい音色に癒される30分ほどの演奏会、いいものを聴かせてもらいました。

焚き火の横の階段を少し上がったところでは、タープをスクリーンにしてモノクロ映画が上映されています。

近くまで行ってみると、ハリウッド映画の名作、カサブランカでした。
イングリッド・バーグマンは本当に美しいですね。

焚き火バーから少しずつお客が帰っていき、静かになりました。

バーでは国産のウィスキーを中心にお酒が飲めるようです。
パチパチと薪のはぜる音を聞きながらウィスキーを1杯なんて、下戸の私には叶わぬ夢ですが憧れます。

こういう空間はとてもいいですね。
いつまでも炎を眺めていたくなりますが、夜も更けてきたのでキャビンに戻ることにしました。

暗い夜道からは、河口湖沿いの民家やホテルの夜景が見えます。
明日はもう少し晴れるといいのですが。
星のや富士
http://hoshinoyafuji.com/
キャビンのテラスリビングでファイヤープレイスに火をともしながらの食事も良さそうですが、夜はまだ寒いかなと思い、事前にホームページからダイニングを予約しておきました。

日が暮れると敷地内は通路に最低限の灯りがともるだけで、だいぶ暗くなります。
星がよく見えるようにとのことですが、残念ながら曇り空で星はほとんど見えませんでした。

ダイニングに着くと、スタッフが入口で上着を預かり、カジュアルながらきちんとセッティングされたテーブルに案内してくれました。
窓際の二人用テーブルです。

メインのお肉を選び、ドリンクをオーダーした後、スターターサラダとして6種類の前菜が運ばれてきました。
器はアルミのミニバケツにガラスボウルを組み合わせてあり、アウトドアを意識したちょっとワイルドな演出です。
左上から右に、
・さつまいもとフェタチーズ レモンソース
・春野菜と空豆 ペコリーノチーズ
・山菜のフリットと海老のクラッカー
・赤色野菜のスパイシーシーズニング
・鱈とじゃがいものサラダ 根菜のチップ
・パテ・ド・カンパーニュと花山葵のピクルス
という内容。
食べられるだけお皿に取ったらいったん下げられるのかと思いきや、食事中はテーブルに置いたまま。
バケツが空になったら好きなだけおかわりを頼めるという、これまたワイルドなスタイルでした(笑)

私たちには十分な量だったので、6種類ともおおよそ食べきったところで下げてもらいました。
特に空豆入りのサラダと、少しガーリックのきいたじゃがいものサラダがおいしかったです。

前菜の途中で、小さなパンとバゲットがサーブされました。
テーブル上のオリーブオイルでいただきます。

温前菜は2種類から選択。
私は、小松菜のポタージュ ベーコンの香り。
クリーミーで苦味はまったくありません。

夫が頼んだのは、ほうとうのパスタ仕立て 春茄子と魚介類のラグー 桜の香り。
山梨の郷土料理ほうとうをパスタ風にアレンジしたものです。
これもおいしそう。

メインのグリルビーフが出される前に、テント型の入れ物に収められた調味料一式がテーブルに置かれました。
塩、胡椒や和風ソース、ハーブバターなど、シンプルに焼いたお肉を好きに味付けしてどうぞとのこと。
テントの屋根は外せるようになっています。

ダイニング中央のグリル台から運ばれてきた、インポートビーフ150グラム。
この日はオージービーフのフィレでした。
追加料金で和牛に替えたり、ジビエが好きならば鹿肉の追加もOKとのことでしたが、お肉はフィレが好きなのでスタンダードで。
柔らかく甘みもあってとてもおいしかったのですが、胃弱の私には100グラムでも十分だなと思いました。
夫はきれいに完食。

ほくほくと香ばしいグリル野菜もついてきます。

小さな器に2口3口ぐらいのガーリックライスで、メイン終了。
かなりおなかいっぱいです。

プレデザートとして、柚子香るシャーベット。
ふるふるのジュレと二層になっており、メレンゲを固めたものとピスタチオを散らした爽やかなデザートです。
底に厚みのあるずっしりとしたガラスの器も気に入りました。

そしてメインのデザート、ビスキュイ・ド・富士。
富士山型のビスキュイにクリームやジャムを塗って完成させてから食べるという、見た目もコンセプトもかわいい一品です。
ここまで来るとさすがに夫も満腹で全部は無理と言うので・・・

あまり遊び心のない大人としてシンプルに仕上げてみました(笑)
雪をかぶった山頂からの日の出をイメージ。
この後、コーヒーやルイボスティーと一緒に、少しずつ切り分けて好きなトッピングを追加して食べました。
残してしまってごめんなさい。

すっかりお腹いっぱいでダイニングを出ると、向かいのフロントの横にはクラウドテラスの焚き火バーの案内が。
ちょうど今ミニコンサートをやっているというので、階段を上って行ってみることにしました。

クラウドテラスの上段、ライブラリーカフェの前では、男性が小さなマリンバのような楽器を演奏していました。
音の響きはバリで聴いた竹ガムランによく似ていますが、オリジナル楽器のようです。
周りでは思い思いの場所に腰掛けて演奏を聴くお客さんが10組ほど。
気温は5度前後で割と寒かったのですが、森に響く柔らかい音色に癒される30分ほどの演奏会、いいものを聴かせてもらいました。

焚き火の横の階段を少し上がったところでは、タープをスクリーンにしてモノクロ映画が上映されています。

近くまで行ってみると、ハリウッド映画の名作、カサブランカでした。
イングリッド・バーグマンは本当に美しいですね。

焚き火バーから少しずつお客が帰っていき、静かになりました。

バーでは国産のウィスキーを中心にお酒が飲めるようです。
パチパチと薪のはぜる音を聞きながらウィスキーを1杯なんて、下戸の私には叶わぬ夢ですが憧れます。

こういう空間はとてもいいですね。
いつまでも炎を眺めていたくなりますが、夜も更けてきたのでキャビンに戻ることにしました。

暗い夜道からは、河口湖沿いの民家やホテルの夜景が見えます。
明日はもう少し晴れるといいのですが。
星のや富士
http://hoshinoyafuji.com/
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