- No
- 258
- Date
- 2016.02.14 Sun
ザ・レストラン by アマン
リゾート好きには至高の存在、アマンジャンキーという言葉まであるアマンリゾートの日本初進出。
その場所がリゾートとは対極のビジネス街、東京大手町の高層ビル内ということでも話題をさらいました。
グランドオープンからもうすぐ1年。
さすがのお値段なので宿泊には二の足を踏んでいますが、あの美しいホテルロビーにはぜひとも潜入したい。
ということで夫と二人、ランチを予約してみました。
なんだか最近そんなことばかりしている気もしますが(笑)

ホテルエントランスは、表通りから横道に入った先の裏側にあります。
ドアガラスにちらりと映っているのは、車寄せ付近に置いてあるアマンオリジナルの人力車。
宿泊者向けの日本文化体験プログラムとして、街めぐりが楽しめるそうです。

1階レセプション奥の直通エレベーターで33階へ。
ランチ予約の旨を告げると、スタッフが笑顔で左手奥のレストランに案内してくれました。
吹き抜けの開放的なロビーエリアはガーデンレセプションと名付けられています。
その日本的な意匠と陰影の美しさに思わずため息。

ザ・レストランのテーブルセッティング。
Stagione(四季)と題されたランチメニューが置かれています。

お隣の窓際席は宿泊客の予約のようでした。
周りのビルよりも高いため、遠くまで開けた眺めです。

奥には壁一面に迫力のワインセラー。
モダンだけれど和の雰囲気をもつ空間は、黒が効果的に使われていてとてもシックです。

パンも黒いカゴに盛られてきました。
トマトが練りこんであるパンに、パリパリのパーネカラザウ、そして香ばしいカンパーニュ。
オリーブオイルを添えて。

前菜です。
「天然真鯛のカルパッチョ 春の山菜 ボッタルガのアクセント」
ボッタルガはカラスミのこと。
緑色のピューレはたぶん菜の花だったと思います。
軽やかな春のイメージ。

「リボッリータ 黒キャベツと白隠元豆 パンの野菜スープ」
ズッキーニなどの野菜がたっぷりで、優しい味にまとまっています。
スープを吸ったひたひたのパンの食感も楽しい。
ポーションは少し大きめでしたが、心地よくお腹に収まりました。

「ホウボウのソテー アスパラガスのグラモラータとサルサベルデ」
トマトのコンフィが上に乗っています。
ホウボウの柔らかさとアスパラのシャキシャキ感が絶妙な組み合わせ。

ドリンクメニューには充実のワインリストの他、日本酒もいくつか載っていました。
ワインがそれほど得意でない夫は、魚料理に合わせて辛口の真澄をオーダー。
酒器もやっぱりスタイリッシュな黒です。

「オーストラリア産仔羊背肉のカッチャトーラ風 新じゃが芋のロースト」
小さめでも厚みがあって食べ応えは十分。
柔らかくジューシーで火入れもちょうどよく、骨付き背肉のビジュアルも楽しい一皿です。
でも、ラム独特の香りはしっかり残っていたので、人によっては苦手かもしれません。

久々のフルコース、完食できるか心配でしたが、ほどよい量でデザートまでたどり着きました。
「あまおうと白イチゴのズッパイングレーゼ」
スポンジにリキュールか何かを染み込ませているようで、下戸の私にはちょっとアルコールが強く感じました(夫は全く感じなかったようですが)。
でも中のカスタードクリームと苺は残さず食べましたよ(笑)
苺たっぷりで幸せなデザートです。

食後はコーヒーか紅茶。
紅茶はアールグレイでした。

しかも嬉しいポットサービスでたっぷり楽しめます。

小菓子として、メレンゲとマカロン型のクッキー。
気がつけばフロアはほとんど満席でした。

吹き抜けの上の階はプライベートダイニングになっています。
あの窓からの眺めも良さそうですね。

この空間から立ち去りがたい気分でしたが、しばらくのんびりした後に席を立ちました。
ごちそうさまでした。

レストランを出て階段を降り、預けたコートを待つ間ロビーのソファに座ってみました。

ガーデンレセプションを一望。
しばしまったりとランチの余韻を楽しみます。

「国際都市の魅力と和の心を併せ持つ光溢れるサンクチュアリ」というアマン東京のコンセプト。
落ち着いた和を感じる空間です。

吹き抜けの高さは30メートル。
大手町の一等地にもかかわらず客室数を84に抑え、このガーデンレセプションと各部屋のスペースを確保した贅沢なつくりです。

コートを受け取っても、やっぱり立ち去りがたくなっている私たちでした(笑)

存在感のある石庭。
まわりのソファでは、コーヒーを飲みながらくつろぐ人、待ち合わせをする人、高い天井に向かって写真を撮る人。
皆さんそれぞれの時間を過ごしています。

花が活けられた水盤。
ラウンジの前では琴の生演奏が始まっていました。
いずれラウンジで「ブラックアフタヌーンティー」も楽しんでみたいです。
宿泊者優先なので、一般客の予約は2~3ヶ月待ちだそうですが。

エレベーターで1階に下り、外に出ました。
エントランス前にあるガラス張りの別棟は、ザ・カフェ by アマン。
木々に囲まれ明るい雰囲気のこちらも大人気のようです。

ホテルエリアを出てビル正面に回ると、そこは大手町タワーをはじめ高層ビルが建ち並ぶオフィス街。
この別世界観がアマンの真骨頂なんでしょうね。
客室やプールのデザインもとても素敵で、いつか入ってみたいものですが、さていつになることやら・・・(笑)
レストランもまた利用したいです。
アマン東京
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo
その場所がリゾートとは対極のビジネス街、東京大手町の高層ビル内ということでも話題をさらいました。
グランドオープンからもうすぐ1年。
さすがのお値段なので宿泊には二の足を踏んでいますが、あの美しいホテルロビーにはぜひとも潜入したい。
ということで夫と二人、ランチを予約してみました。
なんだか最近そんなことばかりしている気もしますが(笑)

ホテルエントランスは、表通りから横道に入った先の裏側にあります。
ドアガラスにちらりと映っているのは、車寄せ付近に置いてあるアマンオリジナルの人力車。
宿泊者向けの日本文化体験プログラムとして、街めぐりが楽しめるそうです。

1階レセプション奥の直通エレベーターで33階へ。
ランチ予約の旨を告げると、スタッフが笑顔で左手奥のレストランに案内してくれました。
吹き抜けの開放的なロビーエリアはガーデンレセプションと名付けられています。
その日本的な意匠と陰影の美しさに思わずため息。

ザ・レストランのテーブルセッティング。
Stagione(四季)と題されたランチメニューが置かれています。

お隣の窓際席は宿泊客の予約のようでした。
周りのビルよりも高いため、遠くまで開けた眺めです。

奥には壁一面に迫力のワインセラー。
モダンだけれど和の雰囲気をもつ空間は、黒が効果的に使われていてとてもシックです。

パンも黒いカゴに盛られてきました。
トマトが練りこんであるパンに、パリパリのパーネカラザウ、そして香ばしいカンパーニュ。
オリーブオイルを添えて。

前菜です。
「天然真鯛のカルパッチョ 春の山菜 ボッタルガのアクセント」
ボッタルガはカラスミのこと。
緑色のピューレはたぶん菜の花だったと思います。
軽やかな春のイメージ。

「リボッリータ 黒キャベツと白隠元豆 パンの野菜スープ」
ズッキーニなどの野菜がたっぷりで、優しい味にまとまっています。
スープを吸ったひたひたのパンの食感も楽しい。
ポーションは少し大きめでしたが、心地よくお腹に収まりました。

「ホウボウのソテー アスパラガスのグラモラータとサルサベルデ」
トマトのコンフィが上に乗っています。
ホウボウの柔らかさとアスパラのシャキシャキ感が絶妙な組み合わせ。

ドリンクメニューには充実のワインリストの他、日本酒もいくつか載っていました。
ワインがそれほど得意でない夫は、魚料理に合わせて辛口の真澄をオーダー。
酒器もやっぱりスタイリッシュな黒です。

「オーストラリア産仔羊背肉のカッチャトーラ風 新じゃが芋のロースト」
小さめでも厚みがあって食べ応えは十分。
柔らかくジューシーで火入れもちょうどよく、骨付き背肉のビジュアルも楽しい一皿です。
でも、ラム独特の香りはしっかり残っていたので、人によっては苦手かもしれません。

久々のフルコース、完食できるか心配でしたが、ほどよい量でデザートまでたどり着きました。
「あまおうと白イチゴのズッパイングレーゼ」
スポンジにリキュールか何かを染み込ませているようで、下戸の私にはちょっとアルコールが強く感じました(夫は全く感じなかったようですが)。
でも中のカスタードクリームと苺は残さず食べましたよ(笑)
苺たっぷりで幸せなデザートです。

食後はコーヒーか紅茶。
紅茶はアールグレイでした。

しかも嬉しいポットサービスでたっぷり楽しめます。

小菓子として、メレンゲとマカロン型のクッキー。
気がつけばフロアはほとんど満席でした。

吹き抜けの上の階はプライベートダイニングになっています。
あの窓からの眺めも良さそうですね。

この空間から立ち去りがたい気分でしたが、しばらくのんびりした後に席を立ちました。
ごちそうさまでした。

レストランを出て階段を降り、預けたコートを待つ間ロビーのソファに座ってみました。

ガーデンレセプションを一望。
しばしまったりとランチの余韻を楽しみます。

「国際都市の魅力と和の心を併せ持つ光溢れるサンクチュアリ」というアマン東京のコンセプト。
落ち着いた和を感じる空間です。

吹き抜けの高さは30メートル。
大手町の一等地にもかかわらず客室数を84に抑え、このガーデンレセプションと各部屋のスペースを確保した贅沢なつくりです。

コートを受け取っても、やっぱり立ち去りがたくなっている私たちでした(笑)

存在感のある石庭。
まわりのソファでは、コーヒーを飲みながらくつろぐ人、待ち合わせをする人、高い天井に向かって写真を撮る人。
皆さんそれぞれの時間を過ごしています。

花が活けられた水盤。
ラウンジの前では琴の生演奏が始まっていました。
いずれラウンジで「ブラックアフタヌーンティー」も楽しんでみたいです。
宿泊者優先なので、一般客の予約は2~3ヶ月待ちだそうですが。

エレベーターで1階に下り、外に出ました。
エントランス前にあるガラス張りの別棟は、ザ・カフェ by アマン。
木々に囲まれ明るい雰囲気のこちらも大人気のようです。

ホテルエリアを出てビル正面に回ると、そこは大手町タワーをはじめ高層ビルが建ち並ぶオフィス街。
この別世界観がアマンの真骨頂なんでしょうね。
客室やプールのデザインもとても素敵で、いつか入ってみたいものですが、さていつになることやら・・・(笑)
レストランもまた利用したいです。
アマン東京
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-tokyo
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