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江戸東京たてもの園

今年のシルバーウィークは5連休。
車を車検に出したこともあり、基本的には家でのんびり過ごしていましたが、よく晴れた日に夫と二人で遠足に出かけました。
小金井公園内にある、江戸東京たてもの園。
小金井市は、都内のやや東寄りにある我が家からは少々距離があり、電車を乗り継いで1時間ほどかかります。
JR武蔵小金井駅からは近くまでバスで行けますが、グーグルマップで「この距離なら歩けるんじゃない?」と元気よく歩き出したところ、意外に遠くてへとへとになりました(笑)
素直にバスかタクシーに乗ればよかった。

お昼頃に到着したたてもの園は、ビジターセンターの入口で10数人程度の待ち行列。
大人1人400円のチケットを買い、とりあえず何か食べようかと園内のカフェに向かいました。



西ゾーンにある洋館、デ・ラランデ邸。
神戸にある風見鶏の館を設計したドイツ人建築家による西洋式住宅で、1階は武蔵野茶房というカフェになっています。



武蔵野茶房で軽い昼食、パンケーキ。
バターが滑り落ちちゃってますが(笑)



夫が頼んだ、ソーセージ盛り合わせとレーベンブロイ。
お昼時のせいか少し混んでいましたが、クラシックな洋館の雰囲気を味わいながらカジュアルにひと休みできます。



カフェを出て、まずはすぐ近くにある綱島家(農家)に行ってみました。



家の中では、実演として囲炉裏に火を入れていました。
太い大黒柱に黒い梁、高い天井。
どっしりした昔の家です。



台所の様子。
大きな釜もありました。



こちらは、終戦後西麻布に建てられた三井八郎右衞門邸。
表から見ると割と普通の家という感じもしますが、そこはやっぱり三井財閥の邸宅、中はさすがの貫禄です。



庭が見渡せるこの部屋は、客間でしょうか。



廊下の板戸にもあちこちに繊細な絵が施され、さながら美術館の様相です。



そうかと思えば、モダンさが際立つ広い台所も。



三井邸を出ると、横の袋小路に停めてあるボンネットバス。
昔はこんな形のバスが路線バスとして走っていたのでしょうね。



常盤台写真場。
青空に真っ白な壁が映えます。



建築家の自邸、前川國男邸。
戦時中に建てられたものですが、今でも十分に通用するデザインですね。



センターゾーンにある、高橋是清邸。
港区赤坂にあった主屋部分と玄関を移築したものです。



1階には畳敷きの部屋が並んでいます。
食堂部分では遺品や歴史的資料が展示されていました。



2階は是清が寝室や書斎として使っていた部屋で、青年将校らに襲撃された2.26事件の現場となった場所です。



少し歪みのある明治時代のガラスがはめ込まれた窓。
庭を眺めたり散策したりするのを好み、ダルマさんと親しまれたひとりの政治家の人生に、しばし思いをはせる空間です。



センターゾーンから小さな橋を渡ると、東ゾーン。
万世橋交番(須田町派出所)は、今の万世橋あたりにもしっくり馴染みそうな佇まいです。



ぱっと目を引く黄色い電車は、都電7500形。
乗りたかったけれど、あまりにも子供たちに大人気だったので遠慮しました(笑)



東ゾーンの下町中通り。
時代物のドラマのロケができそうです。



荒物屋の丸二商店。
店内は昭和10年頃の様子を再現しています。



鍋や食器類、さまざまな道具がたくさん並んでいて、どことなく懐かしい雰囲気です。



窓際には、きれいな青色のホーロー製品。



白金台にあった乾物屋、大和屋本店。
こんなタバコ販売の窓口、昔あったような気がします。



戦前の乾物屋ってこういう感じだったんですね。



それにしても、この再現度の高さには感心してしまいます。
まあ実際のお店はこんなに整然としていなかったかもしれませんが(笑)



隣り合った2軒の店舗は、花市生花店と、武居三省堂(文具店)。



昔の文具店って何だろうと思ったら、主に筆や硯などの書道用具を扱っていたようです。
なるほど。



川野商店(和傘問屋)。
和傘作りが盛んだった江戸川区小岩から移築されたものです。



横の部屋では、傘作りの工程が小さな人形で説明されていました。



大正期から白金で営業していた、小寺醤油店。



味噌や醤油、酒類を売っていたそうです。
店内には酒瓶がたくさん並んでいて、日本酒党の夫は何やら楽しげに写真を撮っていました(笑)



なんともかわいい昭和な絵の缶詰も。



リアルに作り込まれた、店の一角です。



下町中通りの突き当たりには、古きよき銭湯の風格が漂う子宝湯。
「千と千尋の神隠し」に出てきそうな外観ですね。



女湯の脱衣場の広告がモダンです。



男湯の浴槽と洗い場。
壁にはお約束の富士山の絵も。



壁にはプロレスのポスターが貼ってあったりして、情緒満点。
銭湯に行ったことはありませんが、不思議な懐かしさです。



台東区下谷の言問通りにあった居酒屋、鍵屋。
江戸時代からの建物が戦火を免れて残ったもので、内部は昭和45年頃の復元だそうです。



横の部屋は小さな座敷席になっていました。
レトロ居酒屋として、今でもやっていけそうですね。



広場には、今にもドラえもんやジャイアンが出てきそうな土管やビールケースが。
遊び道具として置いてある竹馬には大勢の子供たち(と時々大人たち)が挑戦し、楽しげな歓声が響いていました。



路地裏の井戸。
実際は水道とつながっているのですが、レバーを押すと水が出ます。
夕方の長屋はとてもいい雰囲気です。

広すぎて全ての建物は見られませんでしたが、400円で目いっぱい楽しめる江戸東京たてもの園でした。
晴れた日の遠足にはちょうどいいと思います。


江戸東京たてもの園
http://tatemonoen.jp/


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