- No
- 247
- Date
- 2015.09.26 Sat
大相撲九月場所
夫がいずれ観にいきたいと言っていた大相撲。
九月場所のマス席が取れたので、シルバーウィーク中に両国国技館へ行ってきました。
チケットは公式のインターネット販売で購入したのですが、発売開始直後は混みすぎてまったくアクセスできず、数十分後には全日程の二人用マス席が完売という状況。
最近は相撲女子なんて言葉もあるようですが、聞きしに勝る人気です。
2階のイス席という手もあったのですが、ついムキになって四人用マス席をゲットしたのでした(笑)
あわよくば、ちょうど上京中の実家の両親も一緒に行ければいいなと思いつつ。
夫はともかくとして、私は相撲のことはほとんど知りません。
顔がわかる力士も白鵬ぐらい(三日目から休場になってしまいましたが・・・)
でもせっかくの相撲デビューなので、お弁当や飲み物、お菓子などが入った「お土産セット」も予約してみました。
WEBで注文し、国技館内にある相撲案内所で当日受け取ることができます。

相撲案内所から送られてきた封筒には、お土産セットの引換券と一緒に番付表が入っていました。
迫力のある相撲文字です。

当日のお昼過ぎ、国技館の前の通りには色とりどりののぼりがたくさん。
ひときわ高く組み上げられた櫓も見えます。
歩道には力士の入り待ちの行列ができていて、とても賑やかです。

正面入口で切符をきってもらい、敷地内へ。
切符のもぎりを担当するのは、親方となった元力士の方々だそうです。
国技館の壁には、相撲の絵が一面に描かれていました。

入口前の広場には、昨今大人気の遠藤関のお姫様抱っこパネルがずらり。
もちろん一緒に写真を撮りましたよ(笑)
驚異的なスピード出世を果たした遠藤の髪型に合わせて、ざんばら、ちょんまげ、大銀杏の3種類のパネルが広場の左右に置いてあります。
日本人は圧倒的に女性、欧米人はなぜか男性の方が写りたがる傾向があるようで、見ているとなかなか笑えます。

広場の一角にはふたつのお稲荷様。
開運と出世のご利益があるそうです。

正面入口の左側に、相撲案内所の入口がありました。
提灯に彩られた小さな窓口が20軒、通路の両側にずらりと並んでいます。
相撲案内所は、江戸時代に相撲や歌舞伎などのチケットを代行手配していたお茶屋さんが、今は案内所と名前を変えて国技館の中で営業しているものだそうです。
引換券に書かれた「上庄」さんの窓口でチケットを渡すと、たっつけ袴姿の出方さんが、お土産セットの紙袋とお茶の入った急須を持って席まで案内してくれました。
何だか気分も盛り上がります。

マス席は、ちょうど座布団4枚分のスペースです。
決して広くはありませんが、残念ながら両親は帰りの時間の都合で来れなかったので、夫と二人でゆったり座りました。

私たちの席は、正面席1階の後ろの方です。
案内所の湯飲み茶碗が用意されていて、観戦ムード満点。
お土産セットは今回だけにしても、次は案内所で観戦チケットを買うのもいいなと思いました。

マス席を出て、1階と2階の売店を物色しつつ、2階席から場内を眺めてみました。
取組は朝8時から始まっていますが、14時前は幕下力士の取組中で、まだまだ観客席もまばらです。
時々熱心なファンが力士の名前を呼んで応援したりしていました。
場内の通路ですれ違った元力士らしき髷姿の人に、夫が「あ、旭天鵬や」と。
引退したばかりの新米親方は、まずは場内警備などを任されるのだそうです。
元関脇旭天鵬の大島親方、色々な人に声をかけられ、気さくに握手に応じたりしていました。

14時過ぎ、十両力士の土俵入り。
少しずつ観客席が埋まり始めます。

昼食がまだだったので、落ち着いたところでお土産セットを開けてみました。
国技館の地下で焼いているという名物の焼き鳥は、冷めても柔らかでとってもおいしい。

幕の内弁当は、国技館の焼印入りの玉子焼きがかわいいです。

お土産セットのその他の内容は、350mlの缶ビールとお茶が1本ずつ、相撲あんみつ2個セット、金星あられ、大相撲柿ピー、そして陶器が入った箱の包みでした。

向正面の天井近くを見上げると、場所ごとの優勝力士として白鵬の写真がずらりと並んでいます。

16時前、いよいよ幕内力士の土俵入りです。
この頃には観客席はいっぱいで、吊り屋根の上には満員御礼の垂れ幕が下がっていました。
掛け声も拍手も多くなり、場内のテンションが一気に上がります。

そして、横綱の土俵入り。
攻めと守りを表す、雲竜型ですね。
白鵬も日馬富士も休場で、横綱は鶴竜ひとりなのがちょっと淋しい。

今場所調子のよい勢。
動きにキレがあり、素人目にもおおっと盛り上がる相撲を見せてくれて、単純ですが応援したくなりました。
そして入れ代わり立ち代わり土俵に立つ行司の、きりりとした立ち姿や仕切りがまた何ともかっこいいのです。

遠藤と安美錦の一番は、前頭同士では群を抜く懸賞金の多さでした。
夫は、今場所金星連発の嘉風に注目していた様子。
鶴竜と逸ノ城の結びの一番まで、幕内の取組はさすがの迫力です。
生で見るとついワーとかオーとか言ってしまい、相撲って意外と面白いんだなぁと思いました。

結びの一番のあとは、華麗な弓さばきに「よいしょ!」の掛け声も盛り上がる弓取り式で、本場所の一日が終了となります。
外に出ると、あの高い櫓の上で、相撲の終了を告げる太鼓が打ち鳴らされていました。
人混みの中で、KONISHIKIさんや貴乃花親方に遭遇。
往年の名力士と普通にすれ違ったりするのも、国技館ならではです。

帰宅の途につく人波に流されながら、すぐ近くのJR両国駅へ。
ここにも横綱の写真が掲げられ、満員御礼の垂れ幕が掛かっていました。

通路には歴代横綱の手形も並んでいます。
みんなが手を合わせるので、パネルは指紋だらけ(笑)

帰宅後、お土産のあんみつを冷やして食べました。
久しぶりのあんみつは、昔懐かしい感じでなかなかおいしかったです。

そして、箱に入った陶器のお皿はこんな感じでした。
「これぞお土産」的なレトロ感がちょっとかわいい。
相撲通でなくても十分に楽しい大相撲観戦の一日でした。
チケットが少々取りにくいのが難点ですが、またいずれ行こうかと企んでいる夫と私です。
日本相撲協会
http://www.sumo.or.jp/index
九月場所のマス席が取れたので、シルバーウィーク中に両国国技館へ行ってきました。
チケットは公式のインターネット販売で購入したのですが、発売開始直後は混みすぎてまったくアクセスできず、数十分後には全日程の二人用マス席が完売という状況。
最近は相撲女子なんて言葉もあるようですが、聞きしに勝る人気です。
2階のイス席という手もあったのですが、ついムキになって四人用マス席をゲットしたのでした(笑)
あわよくば、ちょうど上京中の実家の両親も一緒に行ければいいなと思いつつ。
夫はともかくとして、私は相撲のことはほとんど知りません。
顔がわかる力士も白鵬ぐらい(三日目から休場になってしまいましたが・・・)
でもせっかくの相撲デビューなので、お弁当や飲み物、お菓子などが入った「お土産セット」も予約してみました。
WEBで注文し、国技館内にある相撲案内所で当日受け取ることができます。

相撲案内所から送られてきた封筒には、お土産セットの引換券と一緒に番付表が入っていました。
迫力のある相撲文字です。

当日のお昼過ぎ、国技館の前の通りには色とりどりののぼりがたくさん。
ひときわ高く組み上げられた櫓も見えます。
歩道には力士の入り待ちの行列ができていて、とても賑やかです。

正面入口で切符をきってもらい、敷地内へ。
切符のもぎりを担当するのは、親方となった元力士の方々だそうです。
国技館の壁には、相撲の絵が一面に描かれていました。

入口前の広場には、昨今大人気の遠藤関のお姫様抱っこパネルがずらり。
もちろん一緒に写真を撮りましたよ(笑)
驚異的なスピード出世を果たした遠藤の髪型に合わせて、ざんばら、ちょんまげ、大銀杏の3種類のパネルが広場の左右に置いてあります。
日本人は圧倒的に女性、欧米人はなぜか男性の方が写りたがる傾向があるようで、見ているとなかなか笑えます。

広場の一角にはふたつのお稲荷様。
開運と出世のご利益があるそうです。

正面入口の左側に、相撲案内所の入口がありました。
提灯に彩られた小さな窓口が20軒、通路の両側にずらりと並んでいます。
相撲案内所は、江戸時代に相撲や歌舞伎などのチケットを代行手配していたお茶屋さんが、今は案内所と名前を変えて国技館の中で営業しているものだそうです。
引換券に書かれた「上庄」さんの窓口でチケットを渡すと、たっつけ袴姿の出方さんが、お土産セットの紙袋とお茶の入った急須を持って席まで案内してくれました。
何だか気分も盛り上がります。

マス席は、ちょうど座布団4枚分のスペースです。
決して広くはありませんが、残念ながら両親は帰りの時間の都合で来れなかったので、夫と二人でゆったり座りました。

私たちの席は、正面席1階の後ろの方です。
案内所の湯飲み茶碗が用意されていて、観戦ムード満点。
お土産セットは今回だけにしても、次は案内所で観戦チケットを買うのもいいなと思いました。

マス席を出て、1階と2階の売店を物色しつつ、2階席から場内を眺めてみました。
取組は朝8時から始まっていますが、14時前は幕下力士の取組中で、まだまだ観客席もまばらです。
時々熱心なファンが力士の名前を呼んで応援したりしていました。
場内の通路ですれ違った元力士らしき髷姿の人に、夫が「あ、旭天鵬や」と。
引退したばかりの新米親方は、まずは場内警備などを任されるのだそうです。
元関脇旭天鵬の大島親方、色々な人に声をかけられ、気さくに握手に応じたりしていました。

14時過ぎ、十両力士の土俵入り。
少しずつ観客席が埋まり始めます。

昼食がまだだったので、落ち着いたところでお土産セットを開けてみました。
国技館の地下で焼いているという名物の焼き鳥は、冷めても柔らかでとってもおいしい。

幕の内弁当は、国技館の焼印入りの玉子焼きがかわいいです。

お土産セットのその他の内容は、350mlの缶ビールとお茶が1本ずつ、相撲あんみつ2個セット、金星あられ、大相撲柿ピー、そして陶器が入った箱の包みでした。

向正面の天井近くを見上げると、場所ごとの優勝力士として白鵬の写真がずらりと並んでいます。

16時前、いよいよ幕内力士の土俵入りです。
この頃には観客席はいっぱいで、吊り屋根の上には満員御礼の垂れ幕が下がっていました。
掛け声も拍手も多くなり、場内のテンションが一気に上がります。

そして、横綱の土俵入り。
攻めと守りを表す、雲竜型ですね。
白鵬も日馬富士も休場で、横綱は鶴竜ひとりなのがちょっと淋しい。

今場所調子のよい勢。
動きにキレがあり、素人目にもおおっと盛り上がる相撲を見せてくれて、単純ですが応援したくなりました。
そして入れ代わり立ち代わり土俵に立つ行司の、きりりとした立ち姿や仕切りがまた何ともかっこいいのです。

遠藤と安美錦の一番は、前頭同士では群を抜く懸賞金の多さでした。
夫は、今場所金星連発の嘉風に注目していた様子。
鶴竜と逸ノ城の結びの一番まで、幕内の取組はさすがの迫力です。
生で見るとついワーとかオーとか言ってしまい、相撲って意外と面白いんだなぁと思いました。

結びの一番のあとは、華麗な弓さばきに「よいしょ!」の掛け声も盛り上がる弓取り式で、本場所の一日が終了となります。
外に出ると、あの高い櫓の上で、相撲の終了を告げる太鼓が打ち鳴らされていました。
人混みの中で、KONISHIKIさんや貴乃花親方に遭遇。
往年の名力士と普通にすれ違ったりするのも、国技館ならではです。

帰宅の途につく人波に流されながら、すぐ近くのJR両国駅へ。
ここにも横綱の写真が掲げられ、満員御礼の垂れ幕が掛かっていました。

通路には歴代横綱の手形も並んでいます。
みんなが手を合わせるので、パネルは指紋だらけ(笑)

帰宅後、お土産のあんみつを冷やして食べました。
久しぶりのあんみつは、昔懐かしい感じでなかなかおいしかったです。

そして、箱に入った陶器のお皿はこんな感じでした。
「これぞお土産」的なレトロ感がちょっとかわいい。
相撲通でなくても十分に楽しい大相撲観戦の一日でした。
チケットが少々取りにくいのが難点ですが、またいずれ行こうかと企んでいる夫と私です。
日本相撲協会
http://www.sumo.or.jp/index
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