- No
- 243
- Date
- 2015.08.16 Sun
香港 中環(セントラル)
宿泊が尖沙咀だったのでほとんどその周辺をうろうろしていた私と母ですが、香港島の方にもちょっと行ってみようということになりました。
まずはMTR尖沙咀駅のサービスセンター(中国語で客務中心)で、日本のSuicaのようなオクトパスカードを2枚購入。
改札のセンサーにカードをタッチし、手動でバーをぐるりと回しながら中に入ります。
日本のようにゲートが自動で開かないのは、絶対に1人しか通過させないという執念なのかどうか(笑)

MTRは香港全体を網羅する鉄道網で、早朝から深夜まで運行している便利な交通手段。
市街地では地下を走るため、ほぼ地下鉄と同じ意味で使われているようです。
日曜日ということもあってか、車内はとても混雑していました。
尖沙咀駅から金鐘(アドミラルティ)駅を経て2駅で、終点の中環(セントラル)駅に到着します。

中環駅は整然としていてモダンな印象。
ここにもありました、客務中心。

地下道は涼しくて、こんな暑い日には本当に快適です。
途中にあった奇華餅家(ケイワーベーカリー)でちょっとしたお土産を買い、G出口からザ・ランドマークへ。

ザ・ランドマークは、ショッピングモールとオフィスからなる高層の複合施設。
マンダリンオリエンタルもこの中にあるようです。
1階の吹き抜けは広々としていて明るく、オープンカフェもあっていい雰囲気でした。
テナントはヴィトンやグッチ、フェンディ他おなじみの高級ブランドから、ロンドンの百貨店HARVEY NICHOLSなど。
ディスプレイも凝っていて、見て回るだけでも楽しめます。
上の階ではレストランやカフェなども充実しているようでした。

涼しい館内から、意を決して外に出てみました。
そろそろ真夏なので当たり前ですが、異常に蒸し暑い。
クイーンズ・ロードに出たものの、あまりの暑さにあちこちのビルに入っては休み、薬局チェーンのワトソンズでポカリを買い、何だか私も母もサバイバルの様相です。

路上でのワゴンセールには女性たちが集まって掘り出し物を探していました。

中華風の雑貨やお土産を売る屋台も並んでいます。
クイーンズ・ロードには高級ブティックと下町風の店が混在していて、見ているだけで面白いです。
ただ、どうにもこうにも暑すぎて、思わず無口になる私たち(笑)

歩いていくと、ポッティンジャー・ストリートの上り口がありました。
あの階段の上の方に行ってみたい。

少し先に、ミッドレベルエスカレーターの入口を示す青い看板を発見。
ビルの前のエスカレーターを上ってみました。

その先は、香港駅とミッドレベルエスカレーターを結ぶ通路になっていました。
ミッドレベルエスカレーターは、中環のビジネス街と高台の高級住宅地を結ぶ、勾配の厳しい香港島ならではの移動手段です。
朝10時までは通勤する人のために下り運転、それ以降は上り運転になっているとのこと。
動く歩道のようなエスカレーターに乗って、緩やかに上っていきます。

屋根があるだけなので涼しくはないですが、自力で階段を登るよりは断然ラクです。
エスカレーター沿いの上り坂には、小さな店などが連なっていました。

こんな下町の風景が、坂を上がっていくにつれ違った雰囲気に変わっていきます。
SOHOと呼ばれるお洒落エリアもこの先の中腹にあるようです。
とりあえず、骨董店や雑貨屋の並ぶハリウッド・ストリートのひとつ手前でエスカレーターを降りてみました。
が、目当ての店が見当たらず右往左往する羽目に。
地図もラフすぎてよくわからず、蒸し暑さも最高潮。

これはもうよくわからん、とポッティンジャー・ストリートの中間地点まで戻りました。
ハリウッド・ストリートまでエスカレーターで登っておけばよかったなぁ。

ポッティンジャー・ストリートの階段沿いに屋根のあるベンチが並んでいたので、そのうちのひとつで休憩です。
この周辺では、日陰という日陰にフィリピン人と見られる女性たちが集い、トランプをしたりファストフードを広げたりしていました。
香港では家事や育児を出稼ぎ外国人が一手に請け負い、共働きを支えるシステムが確立しています。
日曜日にはそのメイドさんたちが同郷人と休日を過ごすために、中環周辺に大集合するのだそうです。

人生で一番汗かいた、という母を少し休ませ、ポッティンジャー・ストリートの階段を下りました。

お土産屋台とお洒落なブティックが隣り合わせになっています。
再びクイーンズ・ロードに出て、さっきのビルのエスカレーターから香港駅方面へ。

この先はずっと屋根のある空中通路なので歩きやすいのですが、その通路という通路を延々とフィリピン人女性たちが占拠。
全員合わせたら、何千何万という単位ではないでしょうか。
聞きしに勝る、すごい光景です。

メイドさんたちの横を通り抜けて、香港駅直結のifcモールにたどり着き、そこからスターフェリーピアへ向かいます。
フェリー乗り場までの通路は人通りも多く、楽器演奏などで人目を引くパフォーマーの姿もありました。

改札手前のスターバックスでは、伝統的な中華菓子の月餅を売っているようです。
スタバデザインとの見事な融合っぷり。

オクトパスカードで改札を通過し、尖沙咀行きの一等席(二階席)乗り場へ。
ビクトリアハーバーを渡るスターフェリーは、10分おきぐらいに次々と出港していきます。

フェリーに乗ってビクトリアハーバーに出ました。
街中よりは気温も下がり、海風も心地いい。
乗客はそれなりにいますが、みんながゆったりと座れる程度でした。

途中少し揺れましたが、なかなか快適。
尖沙咀まで7~8分の船旅です。
あっという間に到着。

スターフェリーの椅子は、乗客が進行方向に応じて背もたれの向きを自分で変える方式でした。
何となく、名古屋周辺を走る東海道本線の青い座席を思い出します(笑)

尖沙咀のスターフェリーピアは、バスターミナルに隣接していました。
小さなお土産店やおやつのワゴン販売などもあり、人通りが多く賑やかな一角です。
行き当たりばったりの中環散歩でしたが、今度行くことがあったら二階建てトラムに乗ったりSOHOを歩いたりしてみたいです。
とにかく、あまり暑い季節ではない方がいいですね(笑)
まずはMTR尖沙咀駅のサービスセンター(中国語で客務中心)で、日本のSuicaのようなオクトパスカードを2枚購入。
改札のセンサーにカードをタッチし、手動でバーをぐるりと回しながら中に入ります。
日本のようにゲートが自動で開かないのは、絶対に1人しか通過させないという執念なのかどうか(笑)

MTRは香港全体を網羅する鉄道網で、早朝から深夜まで運行している便利な交通手段。
市街地では地下を走るため、ほぼ地下鉄と同じ意味で使われているようです。
日曜日ということもあってか、車内はとても混雑していました。
尖沙咀駅から金鐘(アドミラルティ)駅を経て2駅で、終点の中環(セントラル)駅に到着します。

中環駅は整然としていてモダンな印象。
ここにもありました、客務中心。

地下道は涼しくて、こんな暑い日には本当に快適です。
途中にあった奇華餅家(ケイワーベーカリー)でちょっとしたお土産を買い、G出口からザ・ランドマークへ。

ザ・ランドマークは、ショッピングモールとオフィスからなる高層の複合施設。
マンダリンオリエンタルもこの中にあるようです。
1階の吹き抜けは広々としていて明るく、オープンカフェもあっていい雰囲気でした。
テナントはヴィトンやグッチ、フェンディ他おなじみの高級ブランドから、ロンドンの百貨店HARVEY NICHOLSなど。
ディスプレイも凝っていて、見て回るだけでも楽しめます。
上の階ではレストランやカフェなども充実しているようでした。

涼しい館内から、意を決して外に出てみました。
そろそろ真夏なので当たり前ですが、異常に蒸し暑い。
クイーンズ・ロードに出たものの、あまりの暑さにあちこちのビルに入っては休み、薬局チェーンのワトソンズでポカリを買い、何だか私も母もサバイバルの様相です。

路上でのワゴンセールには女性たちが集まって掘り出し物を探していました。

中華風の雑貨やお土産を売る屋台も並んでいます。
クイーンズ・ロードには高級ブティックと下町風の店が混在していて、見ているだけで面白いです。
ただ、どうにもこうにも暑すぎて、思わず無口になる私たち(笑)

歩いていくと、ポッティンジャー・ストリートの上り口がありました。
あの階段の上の方に行ってみたい。

少し先に、ミッドレベルエスカレーターの入口を示す青い看板を発見。
ビルの前のエスカレーターを上ってみました。

その先は、香港駅とミッドレベルエスカレーターを結ぶ通路になっていました。
ミッドレベルエスカレーターは、中環のビジネス街と高台の高級住宅地を結ぶ、勾配の厳しい香港島ならではの移動手段です。
朝10時までは通勤する人のために下り運転、それ以降は上り運転になっているとのこと。
動く歩道のようなエスカレーターに乗って、緩やかに上っていきます。

屋根があるだけなので涼しくはないですが、自力で階段を登るよりは断然ラクです。
エスカレーター沿いの上り坂には、小さな店などが連なっていました。

こんな下町の風景が、坂を上がっていくにつれ違った雰囲気に変わっていきます。
SOHOと呼ばれるお洒落エリアもこの先の中腹にあるようです。
とりあえず、骨董店や雑貨屋の並ぶハリウッド・ストリートのひとつ手前でエスカレーターを降りてみました。
が、目当ての店が見当たらず右往左往する羽目に。
地図もラフすぎてよくわからず、蒸し暑さも最高潮。

これはもうよくわからん、とポッティンジャー・ストリートの中間地点まで戻りました。
ハリウッド・ストリートまでエスカレーターで登っておけばよかったなぁ。

ポッティンジャー・ストリートの階段沿いに屋根のあるベンチが並んでいたので、そのうちのひとつで休憩です。
この周辺では、日陰という日陰にフィリピン人と見られる女性たちが集い、トランプをしたりファストフードを広げたりしていました。
香港では家事や育児を出稼ぎ外国人が一手に請け負い、共働きを支えるシステムが確立しています。
日曜日にはそのメイドさんたちが同郷人と休日を過ごすために、中環周辺に大集合するのだそうです。

人生で一番汗かいた、という母を少し休ませ、ポッティンジャー・ストリートの階段を下りました。

お土産屋台とお洒落なブティックが隣り合わせになっています。
再びクイーンズ・ロードに出て、さっきのビルのエスカレーターから香港駅方面へ。

この先はずっと屋根のある空中通路なので歩きやすいのですが、その通路という通路を延々とフィリピン人女性たちが占拠。
全員合わせたら、何千何万という単位ではないでしょうか。
聞きしに勝る、すごい光景です。

メイドさんたちの横を通り抜けて、香港駅直結のifcモールにたどり着き、そこからスターフェリーピアへ向かいます。
フェリー乗り場までの通路は人通りも多く、楽器演奏などで人目を引くパフォーマーの姿もありました。

改札手前のスターバックスでは、伝統的な中華菓子の月餅を売っているようです。
スタバデザインとの見事な融合っぷり。

オクトパスカードで改札を通過し、尖沙咀行きの一等席(二階席)乗り場へ。
ビクトリアハーバーを渡るスターフェリーは、10分おきぐらいに次々と出港していきます。

フェリーに乗ってビクトリアハーバーに出ました。
街中よりは気温も下がり、海風も心地いい。
乗客はそれなりにいますが、みんながゆったりと座れる程度でした。

途中少し揺れましたが、なかなか快適。
尖沙咀まで7~8分の船旅です。
あっという間に到着。

スターフェリーの椅子は、乗客が進行方向に応じて背もたれの向きを自分で変える方式でした。
何となく、名古屋周辺を走る東海道本線の青い座席を思い出します(笑)

尖沙咀のスターフェリーピアは、バスターミナルに隣接していました。
小さなお土産店やおやつのワゴン販売などもあり、人通りが多く賑やかな一角です。
行き当たりばったりの中環散歩でしたが、今度行くことがあったら二階建てトラムに乗ったりSOHOを歩いたりしてみたいです。
とにかく、あまり暑い季節ではない方がいいですね(笑)
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