- No
- 223
- Date
- 2015.06.03 Wed
シンガポール シティエリア
シンガポールの中でも、MRTシティホール駅の周辺は、コロニアル建築が多く建ち並び、散策するのにちょうどいいエリアです。

宿泊したスイソテル ザ スタンフォードの外観。
東側から見ると四角い形のビルですが、マリーナベイに向いている側は円形になっています。

ホテル前には、ビーチロードという名前の道路が走っています。
元は海岸沿いの道だったのでしょうか。
道路を挟んだ区画にある広々とした緑地は、戦争記念公園。
背の高い記念碑は、日本占領時代の犠牲者を悼み建設されたもので、日本人としては胸の痛む場所でもあります。
モニュメントの4本の柱は、シンガポール国民を構成する「中華系」「マレー系」「インド系」「その他」のすべての民族を表しているそうです。

スイソテルやフェアモントホテルが建つラッフルズシティの隣は、かの有名なラッフルズホテル。
外観から独特の存在感があります。

街路樹に咲く赤い花。
ガーデンシティと呼ばれるシンガポールでは、街中でも緑がとても多く、色鮮やかな花があちこちで咲いています。

壮麗な趣のシティホール。
時代ごとに、市庁舎やさまざまな政府機関の拠点として、歴史の表舞台の役割を担ってきました。
かつてシンガポールを統治していたイギリスが日本軍の降伏を受理したり、先日亡くなられた李光耀(リークアンユー)初代首相がマレーシアからの分離独立を宣言したのもこの場所だそうです。
現在は、国の歴史的建造物に認定されています。

シティホール前のパダン広場は、昼夜を通して大掛かりな工事中でした。
何か観客席のようなものを作っていたようです。
多言語での注意書きが、多民族国家シンガポールならでは。

木の陰に隠れたクリーム色の建物は、元国会議事堂。
シンガポールでも古い建物のひとつで、今はアートハウスとして美術展などに利用されています。
右隣の白い建物が、現在の国会議事堂です。

シンガポールリバーに架かる白い橋は、アンダーソン橋。
橋越しにフラトンホテルの瀟洒な姿が見えます。
実は今回、ここに泊まってみたかったのですが、眺めの良い部屋が取れなくて断念したのでした。

このアンダーソン橋を渡った先で川の方に下りていき、マリーナベイ方面へ歩いていくと、マーライオンパークがあります。

アンダーソン橋からの眺め。
マーライオンパークにほど近いエスプラネード橋の上には、観光バスがずらりと並んでいました。

シンガポールといえば・・・のマーライオンは、マリーナベイに向かって立つ本体の後ろ側にミニ版が立っています。
何か言いたげな笑顔(笑)

本家マーライオンが見つめる先には、2010年の開業以来、一躍シンガポールを代表する観光名所となったマリーナベイサンズ。

8年前に来たときの写真と比べると、背景のビル群の密度が明らかに高くなっていて驚きます。
マーライオンも、前より白くきれいになったような。

マーライオンの後ろには、シェントンウェイの高層ビル街と、フラトンホテルの気品ある佇まい。
発展し続ける街のイメージそのものです。
割と朝早かったにもかかわらず、マーライオンパークの桟橋付近は観光客でごった返していました。
日本語を含め各国語が飛び交う雑踏の中、昨今流行りの自撮り棒を駆使する人もとても多く、微笑ましかったり苦笑いしたり。

のっぽのスイソテルは、ここから見ても目立っていました。

3棟のビルが船を持ち上げているような、特徴的な造形のホテル、マリーナベイサンズ。
屋上に見える椰子の木のシルエットが、リゾートムードを醸し出していて和みます。
左手前にある蓮の花のような建物は、アートサイエンスミュージアム。

そろそろ戻ろうかと振り返ったエスプラネード橋の下も、人でいっぱいです。
通り道でもあり、待ち合わせ場所でもあり、という感じ。

橋の下のおやつショップにも、真っ白でやけにつるんとしたマーライオンが鎮座していました。

その近くのベタなお土産屋さんで、ベタなキーホルダーを買いました(笑)
どう見てもあのコーヒーショップ的なデザインと、どう見てもあの恐竜映画的なデザイン。
これ商標権とかに抵触しないのかな?と思いつつ、実際には誰も本物とは混同しないだろうし、ある意味宣伝にもなるし、黙認ということなのでしょうか。
ただ、2個でS$10(約960円)って冷静に考えたらけっこう高いですね(笑)

マーライオンパークから戻ってアンダーソン橋を渡り、フラトンホテルをシンガポールリバー側から眺めました。
フラトンは、元郵便局だった歴史ある建物をリノベーションしたホテルです。
コートヤードでのアフタヌーンティーも有名。
優雅な気分に浸れそうです。
時折リバークルーズ船が行きかい、カフェでくつろぐ人たちが手を振ったりしていました。

これはシンガポールリバーに架かる唯一の吊り橋、カベナ橋。
こちらも、とても美しい橋です。
古いためか吊り橋のためか、車両の通行が規制されているようです。

川沿いを散策していると、ジョギングやサイクリング中の人がちらほら。
アジア文明博物館の敷地に沿った歩道には、アジアの偉人たちの銅像が点在していました。
最初に見つけたホーチミン氏以外は、ほとんどが幕で覆われてメンテナンス中でしたが。

対岸に連なるカラフルなショップハウス群は、ボートキーと呼ばれるエリア。
夕方オープンの飲食店が多いナイトスポットです。

アジア文明博物館を通り過ぎると、シンガポール繁栄の礎を築いたラッフルズ卿の上陸地点と呼ばれる場所があります。
薄々予感はしていましたが、そのラッフルズ像も残念ながら工事中でした(笑)
そのそばでは、なぜかそれほど人通りもない場所で、大きな白蛇を首に巻くパフォーマンス中のおじさんが。
ニコニコしながらジェスチャーで「蛇、巻いてみない?」と言ってきましたが、こちらもニコニコしながら通り過ぎました(笑)

午前中とはいえ、赤道直下に近いシンガポールの日差しは相当にきついです。
アートハウスの入口にあったベンチで、ちょっと一休み。

アートハウスの前には象さん。
台座の説明書きを読まなかったので由来はわかりませんが、子象っぽくてどことなくチャーミングです。

街中でよく見る信号機の押しボタン。
場所によって、押したら歩行者信号が青に変わったり、押しても全然変わらなかったりで、今ひとつ使いこなせず(笑)

水陸両用っぽいデザインの車が走っていきました。
二階建てバスや各社のツアーバスなども、よく見かけます。

ラッフルズシティの北西隣にあるチャイムスは、元はカソリックの修道院。
1854年の開設以来、身寄りのない子供達を宗教の区別なく受け入れてきた施設だそうです。
1983年に孤児院としての役割を終え、現在は改装されて、レストランやバーが集まるお洒落スポットになっています。

広々として気持ちのいい中庭。
ここはディナータイムから開くお店がほとんどのようで、まだ明るい時間帯にはあまり人影がありませんでした。

地下にある各店も、営業準備中の様子。
確かに、なかなかお洒落な空間です。
気温も下がって涼しくなる夜は賑わいそう。

正面から見上げると、クラシックなデザインと白い壁が青空にひときわ映えます。
チャペルと思われる建物内では、披露宴のようなイベントをやっていて、残念ながら中には入れませんでした。

壁に描かれたイラストのような文字が、建物の意匠と相まって、ちょっとかわいい雰囲気です。

宿泊したスイソテル ザ スタンフォードの外観。
東側から見ると四角い形のビルですが、マリーナベイに向いている側は円形になっています。

ホテル前には、ビーチロードという名前の道路が走っています。
元は海岸沿いの道だったのでしょうか。
道路を挟んだ区画にある広々とした緑地は、戦争記念公園。
背の高い記念碑は、日本占領時代の犠牲者を悼み建設されたもので、日本人としては胸の痛む場所でもあります。
モニュメントの4本の柱は、シンガポール国民を構成する「中華系」「マレー系」「インド系」「その他」のすべての民族を表しているそうです。

スイソテルやフェアモントホテルが建つラッフルズシティの隣は、かの有名なラッフルズホテル。
外観から独特の存在感があります。

街路樹に咲く赤い花。
ガーデンシティと呼ばれるシンガポールでは、街中でも緑がとても多く、色鮮やかな花があちこちで咲いています。

壮麗な趣のシティホール。
時代ごとに、市庁舎やさまざまな政府機関の拠点として、歴史の表舞台の役割を担ってきました。
かつてシンガポールを統治していたイギリスが日本軍の降伏を受理したり、先日亡くなられた李光耀(リークアンユー)初代首相がマレーシアからの分離独立を宣言したのもこの場所だそうです。
現在は、国の歴史的建造物に認定されています。

シティホール前のパダン広場は、昼夜を通して大掛かりな工事中でした。
何か観客席のようなものを作っていたようです。
多言語での注意書きが、多民族国家シンガポールならでは。

木の陰に隠れたクリーム色の建物は、元国会議事堂。
シンガポールでも古い建物のひとつで、今はアートハウスとして美術展などに利用されています。
右隣の白い建物が、現在の国会議事堂です。

シンガポールリバーに架かる白い橋は、アンダーソン橋。
橋越しにフラトンホテルの瀟洒な姿が見えます。
実は今回、ここに泊まってみたかったのですが、眺めの良い部屋が取れなくて断念したのでした。

このアンダーソン橋を渡った先で川の方に下りていき、マリーナベイ方面へ歩いていくと、マーライオンパークがあります。

アンダーソン橋からの眺め。
マーライオンパークにほど近いエスプラネード橋の上には、観光バスがずらりと並んでいました。

シンガポールといえば・・・のマーライオンは、マリーナベイに向かって立つ本体の後ろ側にミニ版が立っています。
何か言いたげな笑顔(笑)

本家マーライオンが見つめる先には、2010年の開業以来、一躍シンガポールを代表する観光名所となったマリーナベイサンズ。

8年前に来たときの写真と比べると、背景のビル群の密度が明らかに高くなっていて驚きます。
マーライオンも、前より白くきれいになったような。

マーライオンの後ろには、シェントンウェイの高層ビル街と、フラトンホテルの気品ある佇まい。
発展し続ける街のイメージそのものです。
割と朝早かったにもかかわらず、マーライオンパークの桟橋付近は観光客でごった返していました。
日本語を含め各国語が飛び交う雑踏の中、昨今流行りの自撮り棒を駆使する人もとても多く、微笑ましかったり苦笑いしたり。

のっぽのスイソテルは、ここから見ても目立っていました。

3棟のビルが船を持ち上げているような、特徴的な造形のホテル、マリーナベイサンズ。
屋上に見える椰子の木のシルエットが、リゾートムードを醸し出していて和みます。
左手前にある蓮の花のような建物は、アートサイエンスミュージアム。

そろそろ戻ろうかと振り返ったエスプラネード橋の下も、人でいっぱいです。
通り道でもあり、待ち合わせ場所でもあり、という感じ。

橋の下のおやつショップにも、真っ白でやけにつるんとしたマーライオンが鎮座していました。

その近くのベタなお土産屋さんで、ベタなキーホルダーを買いました(笑)
どう見てもあのコーヒーショップ的なデザインと、どう見てもあの恐竜映画的なデザイン。
これ商標権とかに抵触しないのかな?と思いつつ、実際には誰も本物とは混同しないだろうし、ある意味宣伝にもなるし、黙認ということなのでしょうか。
ただ、2個でS$10(約960円)って冷静に考えたらけっこう高いですね(笑)

マーライオンパークから戻ってアンダーソン橋を渡り、フラトンホテルをシンガポールリバー側から眺めました。
フラトンは、元郵便局だった歴史ある建物をリノベーションしたホテルです。
コートヤードでのアフタヌーンティーも有名。
優雅な気分に浸れそうです。
時折リバークルーズ船が行きかい、カフェでくつろぐ人たちが手を振ったりしていました。

これはシンガポールリバーに架かる唯一の吊り橋、カベナ橋。
こちらも、とても美しい橋です。
古いためか吊り橋のためか、車両の通行が規制されているようです。

川沿いを散策していると、ジョギングやサイクリング中の人がちらほら。
アジア文明博物館の敷地に沿った歩道には、アジアの偉人たちの銅像が点在していました。
最初に見つけたホーチミン氏以外は、ほとんどが幕で覆われてメンテナンス中でしたが。

対岸に連なるカラフルなショップハウス群は、ボートキーと呼ばれるエリア。
夕方オープンの飲食店が多いナイトスポットです。

アジア文明博物館を通り過ぎると、シンガポール繁栄の礎を築いたラッフルズ卿の上陸地点と呼ばれる場所があります。
薄々予感はしていましたが、そのラッフルズ像も残念ながら工事中でした(笑)
そのそばでは、なぜかそれほど人通りもない場所で、大きな白蛇を首に巻くパフォーマンス中のおじさんが。
ニコニコしながらジェスチャーで「蛇、巻いてみない?」と言ってきましたが、こちらもニコニコしながら通り過ぎました(笑)

午前中とはいえ、赤道直下に近いシンガポールの日差しは相当にきついです。
アートハウスの入口にあったベンチで、ちょっと一休み。

アートハウスの前には象さん。
台座の説明書きを読まなかったので由来はわかりませんが、子象っぽくてどことなくチャーミングです。

街中でよく見る信号機の押しボタン。
場所によって、押したら歩行者信号が青に変わったり、押しても全然変わらなかったりで、今ひとつ使いこなせず(笑)

水陸両用っぽいデザインの車が走っていきました。
二階建てバスや各社のツアーバスなども、よく見かけます。

ラッフルズシティの北西隣にあるチャイムスは、元はカソリックの修道院。
1854年の開設以来、身寄りのない子供達を宗教の区別なく受け入れてきた施設だそうです。
1983年に孤児院としての役割を終え、現在は改装されて、レストランやバーが集まるお洒落スポットになっています。

広々として気持ちのいい中庭。
ここはディナータイムから開くお店がほとんどのようで、まだ明るい時間帯にはあまり人影がありませんでした。

地下にある各店も、営業準備中の様子。
確かに、なかなかお洒落な空間です。
気温も下がって涼しくなる夜は賑わいそう。

正面から見上げると、クラシックなデザインと白い壁が青空にひときわ映えます。
チャペルと思われる建物内では、披露宴のようなイベントをやっていて、残念ながら中には入れませんでした。

壁に描かれたイラストのような文字が、建物の意匠と相まって、ちょっとかわいい雰囲気です。
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