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アンダーズ東京

去年の6月にオープンした虎ノ門ヒルズ。
47階から52階に、当初そのラグジュアリーぶりが話題となった、ハイアット系ホテルのアンダーズ東京が入っています。
オープン直後はさすがに宿泊料金も高止まりでしたが、某サイトのタイムセールで、週末なのに何かの間違いかと思うほどお得なプランを発見。
思わず、12月に遊びに来たいと言いつつ肺炎で来られなかった母を呼び出してしまいました(笑)



車寄せからポーターの案内で建物の中に入ると、鏡貼りの柱が並ぶ通路になっていました。
自動ドアを抜けて、ホテル専用エレベーターへ。
51階がエントランスです。



エレベーターを降りてすぐのゲストラウンジで、チェックイン手続き。
このホテルには、いわゆるフロントがありません。
スタッフの目配りで、必要なサービスを臨機応変に行うスタイルのようです。
なお、このラウンジは滞在中いつでもフリードリンクで利用可能とのこと。
クラブフロア向けのようなラウンジがゲスト全員に開放されているのもユニークです。



51階から、今度はゲスト専用エレベーターで客室へ。
エレベーターの中には、和の雰囲気のアートワークが飾られていました。



紙でできているのでしょうか。
光による繊細な陰影が印象的です。



乗る機によって飾られている作品が違うので、違うものを見つけるたびに撮影。
移動距離が数階分しかないので、いつも大慌てです(笑)



客室階のエレベーターホール。
落ち着いたモダンなデザインで、壁とエレベーターのドアがほぼ同化しています。
どこが開くのかよくわからず、母は時々何もない壁の前で待っていたりしました(笑)



客室前の廊下はふかふかの絨毯敷き。
ルームナンバーは足元の壁に表示してあります。



室内の電気のオンオフはすべてトグルスイッチでした。
レトロなデザインがかわいい。



室内に入ると、正面のベッドルームに向かう通路の左側にバスエリアがあります。



ドアのすぐ横が広々としたウォークインクローゼット。



絣模様をアレンジしたような浴衣とスリッパが置いてありました。
スリッパのひとつはサンダル型(というより草履でしょうか)。
冷え性の私はもこもこ靴下なのでスリッパを、室内では裸足派の母がサンダルタイプを使用。
パジャマはありませんが、頼めば持って来てくれるというリストの中に入っていました。



クローゼットからつながっている洗面エリア。
このあたりの配置はよく考えられていて、トイレも含め、開け放ったときのドアが壁と一体化し邪魔にならないようにデザインされています。
一人での滞在や、私と母のように気心知れた仲ならば、フルオープンが使いやすい。
ただ、クローゼットと洗面エリアとの間にドアがなく、衣類が湿ってしまいそうなのは少し気になりました。



洗面台もシンプルでお洒落です。
水道のハンドルが小さくてちょっと固めなのと、ダブルベーシンでないのが惜しいところ。



洗面台の後ろにあるトイレ。
スライド式のドアは、半分まで閉めるとあとは自動で閉まる面白いつくりでした。



アメニティは鏡貼りのキャビネットの棚に、きっちりと箱に収まった形で置いてあります。



タオル類はその下の段に。
ふんわりというよりは、さらっとした感触のタオルでした。



バスルームには、手持ちシャワーと天井固定のレインシャワー。
バスタブは大きめの円形で、温泉のような吐水口がついています。
窓もテレビもありませんが、のんびりぼんやりお湯に浸かるには十分な広さで、とても気に入りました。



シャンプーやリンス、石鹸などはすべて、ペリカン石鹸製のオリジナルです。
これも日本製へのこだわりのひとつでしょうか。



ベッドルーム入口に飾られた絵。
カード型のルームキーにも、こんな雰囲気の絵が描かれていました。



スタンダードタイプの、アンダーズルーム。
窓側に向かって大きなテーブルが置かれているのは珍しく、何だかんだと荷物の多い私と母にはとても使いやすい配置でした。



ベッドメイキングもシンプルそのもの。
落ち着いたダークブルーのバスエリアに対し、真っ白なパネル調の壁がとても明るい室内です。



ベッドサイドには電話や各種スイッチがまとめられていました。



部屋は西向きで、遠く前方には新宿のビル群が見えました。
他の方角ではベイエリアや東京タワーが見え、1ランク上の部屋になるようです。



現代の東京の景色を眺めながら、北斎の画集をめくってみたり。



ベッドルームの入口にある白とブルーのキャビネットには、冷蔵庫やミニバー、お茶セットなどが用意されています。
冷蔵庫内は、アルコール以外はフリードリンク。
それを聞いた母、いつもは冷蔵庫なんて見向きもしないのに、盛大にドリンクを消費していました(笑)



カセット式のコーヒーマシンと、お茶セット。



その下の引き出しには、ティーバッグやコーヒーのカートリッジ、ちょっとしたお菓子など。
この中も、アルコール以外はフリーです。
袋に入っているのは、「虎ノ門きや」のおかきとかりんとう。
夜更けに何気なくおかきを食べだした母が、おいしいと絶賛していました。
この近くにある老舗のおせんべい屋だそうです。



小腹がすいたということで、ゲストラウンジにお茶を飲みに行きました。
適当に席につくと、スタッフがドリンクの好みを聞いて持ってきてくれます。
時間帯によっては、チェックイン待ちの人で混雑するようです。



クッキーがあったのでもらってきました。
ちょっとつまむにはちょうどいい感じです。
チェックインの時もそうでしたが、隣のダイニングから時折生演奏が聴こえてきて、何とも言えないリラックス感。
夜はワインとちょっとしたおつまみが用意されるようです。



日が暮れると、部屋から見える夜景はこんな感じです。
レインボーブリッジや東京タワーが見えたら、もう少し華やかでしょうね。
左下には、まもなく建て替えのため取り壊されるという、ホテルオークラのT字型の建物が見えました。
壊される前にロビーだけでも行ってみようかと思いつつ。

ところで、チェックイン後に加湿器を持ってきてもらったのですが、寝る前にタンクの水がなくなり、止まってしまいました。
タンクの蓋が固くてどうしても開かず、スタッフを呼ぶかどうかで一悶着した後、諦めて寝てしまった非力親子でした(笑)



翌朝も、すっきりとした快晴。
六本木ヒルズ森タワーの右側には、真っ白な富士山が頭を覗かせていました。



朝食は、51階のゲストラウンジ隣にあるアンダーズタヴァンで。
通路には存在感のあるオブジェが置いてあり、「椅子かな?」「椅子だよ」と勝手に座って写真を撮る母(笑)



窓際の席が空いていなかったので、壁際の落ち着けそうな席に座りました。



スクランブルエッグやウィンナーなどが並ぶブッフェ台の下には、いろいろな種類の素敵なお皿が並んでいました。
これも取り皿に使っていいのかな?
卵料理は、オーダーオムレツもあるようです。
奥には和食も用意されていました。



クロワッサンやドーナツ、デニッシュなどのパン。
他にトースト用の食パンやバターロールもありました。



数種類のシリアルの横に、小瓶入りのヨーグルトやミューズリーが4種類。
とても気になります。



コールドミールは、大好物のスモークサーモンとカマンベールを少しだけ。
それとパン。



かぼちゃ入りのキッシュとマッシュルームのソテーがおいしかったです。
これにグリーンサラダを少々。
こうして見ると本当に小食だなぁ・・・。
ホテルブッフェ好きの母は、私の倍くらい盛りつけてせっせと食べていました(笑)



ラズベリーとメープルのヨーグルト、そしてフルーツ。
このヨーグルトがものすごくおいしかったです。自家製でしょうか。

ところで、母がフルーツの台で「あの北京ダックみたいなのは何?」と言うので見ると、そこにはパッションフルーツが。
えーと、もしかしてピータンみたいと言いたかったのかな?
(二重に間違ってる・・・(笑))



紅茶やコーヒーは席まで持ってきてくれます。
のんびりできました。ごちそうさま。



歯磨きや身支度の後、もう少しゆっくりしても良かったけれど、せっかく東京に来た母があちこち行きたがったので、10時頃にチェックアウト。
ラウンジが混んでいたので、手続きはプリンタやパソコンが置かれたカウンターで。
新春にふさわしく、枝ぶりのきれいな花が活けてありました。



よく見ると、その奥の壁も手の込んだ美術品のようです。



帰り際、お土産に「虎ノ門きや」の江戸おかきをもらいました。
これもおいしかった。



下りのエレベーターで、最後のアートワークに遭遇しました。
何だかとても縁起が良さそう。

上質なのだけど、かしこまりすぎずどこか地元的な雰囲気。
スタッフもスマートながらフレンドリーで、とても過ごしやすいホテルでした。
母も、ホテルマンがイケメン揃いだと密かに喜んでいた様子(笑)
繁華街から程よく離れているのも個人的には高ポイントで、たまには一人で(もしくは夫と二人で)息抜きに来るのもいいなと思いました。
こんなにお得なプランがまたあれば、ですが(笑)


アンダーズ東京
http://www.tokyo.andaz.hyatt.jp/ja/hotel/home.html

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