- No
- 199
- Date
- 2014.12.06 Sat
東府や Resort & Spa-Izu(食事)
東府やでは、宿泊者用サロンとして大正館のカフェを利用することができます。
ウェルカムドリンクもそちらで、とのことだったので、夕方出かけてみました。
宿泊したヴィラスイート蔵からは目の鼻の先です。

「大正館芳泉」の入口。
思わず靴を脱ぎたくなるような純和風の玄関ですが、そのままお上がりくださいとの案内がありました。

ドリンクが用意してあるスペース。
ここには出ていませんが、ビールなどのアルコールもフリーオーダー可能とのこと。
飲み物を選び、玄関横の「ミルクホール」と書かれたレトロな喫茶室か、地下のサロンのテーブルを利用することができます。

ミルクホールが混み合っていて賑やかだったので、地下のサロンに席を取りました。

静岡紅茶をポットで。
スタッフがチョコクッキーをもってきてくれました。

舶来品という言葉が似つかわしいような食器や調度品の数々です。

大正館は2階も見学できるようになっています。
階段を上っていくと、一転して和の趣。

2階の廊下に沿って、明るい朱色の壁の和室がありました。
襖には、大正浪漫の雰囲気を残す美女たちの絵が描いてあります。

奥の間。
こちらは深い青色の壁。

今となっては貴重な手作りガラスを使っているという廊下の窓。
ガラスを通して僅かにゆがんで見える外の風景が、逆に新鮮で心惹かれます。
大正館は17時閉館なので、夕暮れを眺めるのもそこそこに出なければならないのはちょっと残念でした。

夕食は「懐石茶や水音」でいただきます。

川沿いのテラスに面したテーブル席に案内されました。
開放感はありますが、外が暗くてよく見えないので、朝の方が眺めが良く素敵かもしれません。
冷酒の徳利とお猪口が、ちょっと懐かしい感じの凝ったデザイン。

「前菜」いろいろ。
栗豆腐の白掛け、菊花の蕪和え、秋刀魚の紅梅煮など。
三色串打ちは、真ん中の黄身の味噌漬けが濃厚で気に入りました。

「椀」は海老芋まんじゅう餅粉揚げに鱈場蟹餡。

「造里」として、沼津港直送鮮魚。
縞鯵の薄造りがメインでした。
鯵は大好きですが、この感じだと最後までたどり着けないと思い、少しずつセーブし始めるという小食胃弱の悲しい習性。

「煮物」は伊勢海老の美味出し汁しゃぶしゃぶ。
伊勢海老は半生以上に火を通した方が好きなので、しっかり煮込んでしまいました。
割り胡麻醤油の風味がよく合います。

伊勢海老の頭でとった濃厚な出汁。
最後に生湯葉巻き芝野菜を入れると、野菜スープになります。

「中皿」として、朝露ヨーグル豚ヒレカツ、愛鷹牛味噌掛け。
ほんの小さなヒレカツですが、そろそろお腹が苦しくなってきてギブアップ。
ちなみに、油断して写真を撮り忘れ、夫が半分食べた後の姿です(笑)
テーブルを担当してくれた方に胃が小さいのでと断ったら、食べられる範囲で楽しんで、気にせず残してくださいと言ってくれました。
事前に頼めば量を減らして出してくれるそうです。

「焼物」は下田産金目鯛と秋旬茸の蕪焼き。
特大で肉厚の伊豆椎茸は、歯ごたえも良く旨みが濃くて、とても美味しかったです。

「強肴」として、穴子の年輪巻き。
松笠の形に整えられた慈姑(クワイってこんな字なんですね)がちょっとかわいい。

「食事」と「汁」は、伊豆市産特別栽培米コシヒカリと香の物、それに赤出汁。
とろろにはわさびの茎を刻んだものが入っていて、ちょうどいいアクセントになっていました。
ご飯はほんの2口3口で。
これ、食べかけではありません(笑)

最後の「水菓子」、富士柿と葡萄、スイートポテトアイス。
全部食べきれずもったいないことをしましたが、夫にはちょうどいい量だったようです。
隣のテーブルで、和装の美しいお姉さんがアップグレードコースをきれいに平らげるのを見て、セレブって例外なく健啖家だなぁと改めて感心。

火が焚かれて雰囲気のあるテラス。
もう少しライトアップすれば食事中にも外がよく見えるのにと思いましたが、テラスは本館への通路でもあるので、敢えて人の行き来が目立たないようにしているのかもしれません。

部屋への帰りがけに、小さなおにぎりを2つ渡してくれました。
夕食の時間が早かったのと、量が食べられない分すぐにお腹も空くのとで、温泉の後でちびちびと食べました。
冷めても美味しいご飯です。

翌朝の朝食は、部屋食と迷いましたが大正館で。
前日の夕方には閉鎖されていた「アールデコ」という名前のカフェスペースです。

テーブルにはかご盛りの小鉢が置いてありました。
湯葉やしらす、茄子の煮浸しなど。

鯵のみりん干し。
昨日の夕食の後、朝食の量を少なめにとお願いしたので、かなり小さめになっています。

野菜の炊き合わせ。
これも半分サイズで安心感が(笑)
ただ、すぐにご飯をお持ちしますと言って下がったスタッフが、15分ほど経っても戻ってこないので、ちょっと間延びしてしまいました。

食事後は、地下のサロンでデザート。
マンゴーヨーグルトは美味しかったけれど、ここでもやはり席を移ってから20分ほど待ちました。
私たちの他には一組しかいなかったのですが(笑)
物腰は丁寧ながら、オペレーションが今ひとつかもしれません。

朝食後、橋を渡ってベーカリー&カフェに行ってみました。
青い水盤を前にした足湯は大人気で、開店後間もないのにもうたくさんの人が来ています。
足湯の後ろにあるカフェ席でも、虎視眈々と足湯カウンターの空きを狙っている雰囲気。
ああ、こういう競争ってちょっと苦手だ・・・と戦わずして諦める私と夫でした(笑)

それでもパンがとても美味しそうだったので、チェックインの時に貰ったチケットを使い、パンとドリンクをテイクアウトしました。
米粉のカレーパン、クランベリーとチーズのパン、フルーツのペストリーなど、焼きたてパンがたくさんあって目移りします。

店舗の規模の割に駐車場が何箇所もあって広大なので、お客さんが後から後からやってきます。
お昼すぎには、連休ともあって何だかすごいことになっていました(笑)
せめて宿泊客はカフェの閉店後でも足湯に入れるとか、何かあればいいのになぁと思いました。
ただ、パンはとても美味しかったです。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
ウェルカムドリンクもそちらで、とのことだったので、夕方出かけてみました。
宿泊したヴィラスイート蔵からは目の鼻の先です。

「大正館芳泉」の入口。
思わず靴を脱ぎたくなるような純和風の玄関ですが、そのままお上がりくださいとの案内がありました。

ドリンクが用意してあるスペース。
ここには出ていませんが、ビールなどのアルコールもフリーオーダー可能とのこと。
飲み物を選び、玄関横の「ミルクホール」と書かれたレトロな喫茶室か、地下のサロンのテーブルを利用することができます。

ミルクホールが混み合っていて賑やかだったので、地下のサロンに席を取りました。

静岡紅茶をポットで。
スタッフがチョコクッキーをもってきてくれました。

舶来品という言葉が似つかわしいような食器や調度品の数々です。

大正館は2階も見学できるようになっています。
階段を上っていくと、一転して和の趣。

2階の廊下に沿って、明るい朱色の壁の和室がありました。
襖には、大正浪漫の雰囲気を残す美女たちの絵が描いてあります。

奥の間。
こちらは深い青色の壁。

今となっては貴重な手作りガラスを使っているという廊下の窓。
ガラスを通して僅かにゆがんで見える外の風景が、逆に新鮮で心惹かれます。
大正館は17時閉館なので、夕暮れを眺めるのもそこそこに出なければならないのはちょっと残念でした。

夕食は「懐石茶や水音」でいただきます。

川沿いのテラスに面したテーブル席に案内されました。
開放感はありますが、外が暗くてよく見えないので、朝の方が眺めが良く素敵かもしれません。
冷酒の徳利とお猪口が、ちょっと懐かしい感じの凝ったデザイン。

「前菜」いろいろ。
栗豆腐の白掛け、菊花の蕪和え、秋刀魚の紅梅煮など。
三色串打ちは、真ん中の黄身の味噌漬けが濃厚で気に入りました。

「椀」は海老芋まんじゅう餅粉揚げに鱈場蟹餡。

「造里」として、沼津港直送鮮魚。
縞鯵の薄造りがメインでした。
鯵は大好きですが、この感じだと最後までたどり着けないと思い、少しずつセーブし始めるという小食胃弱の悲しい習性。

「煮物」は伊勢海老の美味出し汁しゃぶしゃぶ。
伊勢海老は半生以上に火を通した方が好きなので、しっかり煮込んでしまいました。
割り胡麻醤油の風味がよく合います。

伊勢海老の頭でとった濃厚な出汁。
最後に生湯葉巻き芝野菜を入れると、野菜スープになります。

「中皿」として、朝露ヨーグル豚ヒレカツ、愛鷹牛味噌掛け。
ほんの小さなヒレカツですが、そろそろお腹が苦しくなってきてギブアップ。
ちなみに、油断して写真を撮り忘れ、夫が半分食べた後の姿です(笑)
テーブルを担当してくれた方に胃が小さいのでと断ったら、食べられる範囲で楽しんで、気にせず残してくださいと言ってくれました。
事前に頼めば量を減らして出してくれるそうです。

「焼物」は下田産金目鯛と秋旬茸の蕪焼き。
特大で肉厚の伊豆椎茸は、歯ごたえも良く旨みが濃くて、とても美味しかったです。

「強肴」として、穴子の年輪巻き。
松笠の形に整えられた慈姑(クワイってこんな字なんですね)がちょっとかわいい。

「食事」と「汁」は、伊豆市産特別栽培米コシヒカリと香の物、それに赤出汁。
とろろにはわさびの茎を刻んだものが入っていて、ちょうどいいアクセントになっていました。
ご飯はほんの2口3口で。
これ、食べかけではありません(笑)

最後の「水菓子」、富士柿と葡萄、スイートポテトアイス。
全部食べきれずもったいないことをしましたが、夫にはちょうどいい量だったようです。
隣のテーブルで、和装の美しいお姉さんがアップグレードコースをきれいに平らげるのを見て、セレブって例外なく健啖家だなぁと改めて感心。

火が焚かれて雰囲気のあるテラス。
もう少しライトアップすれば食事中にも外がよく見えるのにと思いましたが、テラスは本館への通路でもあるので、敢えて人の行き来が目立たないようにしているのかもしれません。

部屋への帰りがけに、小さなおにぎりを2つ渡してくれました。
夕食の時間が早かったのと、量が食べられない分すぐにお腹も空くのとで、温泉の後でちびちびと食べました。
冷めても美味しいご飯です。

翌朝の朝食は、部屋食と迷いましたが大正館で。
前日の夕方には閉鎖されていた「アールデコ」という名前のカフェスペースです。

テーブルにはかご盛りの小鉢が置いてありました。
湯葉やしらす、茄子の煮浸しなど。

鯵のみりん干し。
昨日の夕食の後、朝食の量を少なめにとお願いしたので、かなり小さめになっています。

野菜の炊き合わせ。
これも半分サイズで安心感が(笑)
ただ、すぐにご飯をお持ちしますと言って下がったスタッフが、15分ほど経っても戻ってこないので、ちょっと間延びしてしまいました。

食事後は、地下のサロンでデザート。
マンゴーヨーグルトは美味しかったけれど、ここでもやはり席を移ってから20分ほど待ちました。
私たちの他には一組しかいなかったのですが(笑)
物腰は丁寧ながら、オペレーションが今ひとつかもしれません。

朝食後、橋を渡ってベーカリー&カフェに行ってみました。
青い水盤を前にした足湯は大人気で、開店後間もないのにもうたくさんの人が来ています。
足湯の後ろにあるカフェ席でも、虎視眈々と足湯カウンターの空きを狙っている雰囲気。
ああ、こういう競争ってちょっと苦手だ・・・と戦わずして諦める私と夫でした(笑)

それでもパンがとても美味しそうだったので、チェックインの時に貰ったチケットを使い、パンとドリンクをテイクアウトしました。
米粉のカレーパン、クランベリーとチーズのパン、フルーツのペストリーなど、焼きたてパンがたくさんあって目移りします。

店舗の規模の割に駐車場が何箇所もあって広大なので、お客さんが後から後からやってきます。
お昼すぎには、連休ともあって何だかすごいことになっていました(笑)
せめて宿泊客はカフェの閉店後でも足湯に入れるとか、何かあればいいのになぁと思いました。
ただ、パンはとても美味しかったです。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
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