- No
- 197
- Date
- 2014.11.30 Sun
東府や Resort & Spa-Izu(敷地内いろいろ)
秋になると温泉に行きたくなります。
三連休の伊豆は、東京から近いとはいえ渋滞でとても混むのですが、めげずに車で出かけました。

東名高速から、秋晴れの空に雪化粧の富士山。
もう何度も見ているけれど、ついシャッターをきってしまいます。
途中何度か渋滞につかまったり、カーナビのデータが古くて変な道に誘導されたりしつつ、予定時間よりも早めに宿泊先の「東府や Resort & Spa-Izu」に到着しました。

玄関前で車を預けてロビーへ。
チェックイン時間より1時間ほど前でしたが、手続をし、荷物を預かってもらいました。
「部屋の準備ができるまで、大正館でお茶でもお飲みになってお待ち下さい」
とのこと。

ロビーのある玄関棟の2階から、他の棟に行くことができます。

玄関棟と本館を結ぶ渡り廊下、香風橋。
紅葉のピークにはまだ少し早いようですが、眼下には吉奈川がきれいな水をたたえて流れていました。

玄関棟を振り返ると、ロビーの外には中庭を眺める特等席。
少し寒いけれど、気持ちよさそうです。

渡り廊下と本館の間に活けてあった花。

本館の廊下には、内湯への上り階段と、スパへの下り階段がありました。
曲がりくねった通路や不規則に立体的な構造が、迷路のようで面白いです。
ところどころに座って休めるスペースがあり、花やオブジェが飾られていました。

通路を照らす灯りが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

本館から食事処に向かう通路。

「懐石茶や水音」と、川沿いのテラス。
このテラスは、気候のいい時期にはバーになるそうです。
川の流れる音がとても心地よい空間です。

敷地内をぐるりと蛇行しながら流れる吉奈川。
いつものことながら、私も夫も写真ばかり撮ってなかなか先に進みません(笑)
大正館に着く前に迎えが来るのではないかと、少し心配になってきました。

風が吹くと、時々落ち葉が乾いた音をたてて舞い散ってきます。
秋だなぁ。

テラスを横切って敷地内の道路に出たところに、大正14年に竣工されたという芳泉橋。
低めの欄干に苔、レトロモダンな意匠と、とても雰囲気のある橋です。

この橋を渡る前に、私たちの荷物を持ったスタッフに追い付かれました。
ほらやっぱりー、と夫と苦笑い。
そのまま部屋に案内してもらうことに。

橋を渡った先は新館エリアです。
右手の小路に入ると、「ヴィラスイート蔵」の建物が2棟。
1棟にメゾネットが2部屋という構成になっていて、少し離れた場所にもう2棟あるようです。

部屋に入ってスタッフの説明を受け、しばらくのんびりした後、外に出てみました。
山や川に囲まれた自然の地形を活かしながら、あちこちに小さな庭もしつらえられていて、散策するだけでもゆったりした気分になれます。

クラシックカーが目を引く古い建物は「大正館芳泉」。
お茶や昼食を出すレストランで、宿泊客のラウンジや朝食会場としても使われています。
こういう車ってかわいいよねと中を覗き込んだら、ハンドルに「乗らないでください」と大きな紙が貼ってありました(笑)
勝手に乗っちゃう人がいるんだろうなぁ。

大正館の奥には、「ヴィラスイート蔵」と「ヴィラスイート別邸」が、より一層隠れ家っぽく配置されていました。

さらに奥へ行くと、再び吉奈川に架かる、み登里の橋。

橋を渡ると、大人気のベーカリー「東府や Bakery & Cafe」があります。
閉店時間の17時を過ぎていたので、お客は誰もいませんでした。

ここはパンが美味しいばかりでなく、足湯テラスが併設されていて眺めもいいため、週末には大混雑するそうです。

足湯が大好きなのと、宿泊特典としてパンとドリンクのチケットをもらったので、また明日来てみることにしました。

夕食の後、ちょっとお土産を見に行こうということで、テラスを通って玄関棟へ。

渡り廊下からの夜の眺め。
右奥の石段を上って行った先に、夜は男性用の露天風呂「行基の湯」があります。

玄関棟のライブラリー。
竹細工などがテーブルの上に置かれていて、かわいいです。

ロビーの暖炉には火が入っていました。
このソファは暖かくていいなぁ。
何時間でも居られそうです。

売店の前にも山の緑を眺められるソファ。
夜は暗くて何も見えませんが(笑)

宿泊した部屋にも露天風呂が付いていましたが、やっぱり広い方にも行ってみなければ。
ということで、露天風呂「河鹿の湯」に向かいました。
こちらは朝晩で「行基の湯」と男女が入れ代わります。

「河鹿の湯」には西館を経由して行くのですが、地図をよく見ていなかったので、なぜか同じところをぐるぐる回る羽目に(笑)

2周目に西館の外に出てから小さな案内版に気づき、ようやく辿り着けました。

折りよく他に誰もいなかったので、貸切状態です。
部屋数が少ない温泉宿の一番いいところ。

脱衣場はこじんまりとしていますが、この状況なら十分です。

本館地下にある、「まほらスパ」の入口。
バスソルトがもらえるというのを思い出し、お風呂の帰りに、ショップ併設のスパに下りてみました。
取りに行かせずチェックインの時にくれればいいのに・・・とも思いましたが、ショップにはいい香りのボディケア用品などが充実していて、それなりに楽しめました。

そして結局、保湿モノに目がない私はボディミルクを購入(笑)
オレンジとゼラニウムという大好きな香りだったのでつい・・・。
ちなみにスパは、三連休ということもあって翌日分まで予約で埋まっていたそうです。

温泉に来ると、ゆっくりしたい反面どうしても早く目が覚めてしまう貧乏性。
なかなか起きてこない夫を置いて、朝の露天風呂に出かけました。

夜のうちに雨が降ったのか、木々から落ちる朝露のせいか、道路はしっとりと濡れていました。

川の音が清々しいテラスを抜け、渡り廊下を渡り、

玄関棟のロビーに到着。
ここからさらに外に出て、ちょっとした山の起伏を越えると「行基の湯」があります。

朝の散歩としては気持ちがいいけれど、あまり歩きたくない人にはちょっと遠いですね。

こちらも、着いたときには貸切でした。
お湯は少しぬるめですが、のんびり浸かるにはちょうどいい感じです。
途中から人が入ってこなかったら、鼻歌でも歌いたい気分(笑)

ロビーに戻り、用意されていた冷たい野菜ジュースを飲みました。
色だけ見ると苦そうですが、りんご味でとてもおいしかったです。

前日よりは寒くなく、湯上りも心地よい、温泉日和でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
三連休の伊豆は、東京から近いとはいえ渋滞でとても混むのですが、めげずに車で出かけました。

東名高速から、秋晴れの空に雪化粧の富士山。
もう何度も見ているけれど、ついシャッターをきってしまいます。
途中何度か渋滞につかまったり、カーナビのデータが古くて変な道に誘導されたりしつつ、予定時間よりも早めに宿泊先の「東府や Resort & Spa-Izu」に到着しました。

玄関前で車を預けてロビーへ。
チェックイン時間より1時間ほど前でしたが、手続をし、荷物を預かってもらいました。
「部屋の準備ができるまで、大正館でお茶でもお飲みになってお待ち下さい」
とのこと。

ロビーのある玄関棟の2階から、他の棟に行くことができます。

玄関棟と本館を結ぶ渡り廊下、香風橋。
紅葉のピークにはまだ少し早いようですが、眼下には吉奈川がきれいな水をたたえて流れていました。

玄関棟を振り返ると、ロビーの外には中庭を眺める特等席。
少し寒いけれど、気持ちよさそうです。

渡り廊下と本館の間に活けてあった花。

本館の廊下には、内湯への上り階段と、スパへの下り階段がありました。
曲がりくねった通路や不規則に立体的な構造が、迷路のようで面白いです。
ところどころに座って休めるスペースがあり、花やオブジェが飾られていました。

通路を照らす灯りが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

本館から食事処に向かう通路。

「懐石茶や水音」と、川沿いのテラス。
このテラスは、気候のいい時期にはバーになるそうです。
川の流れる音がとても心地よい空間です。

敷地内をぐるりと蛇行しながら流れる吉奈川。
いつものことながら、私も夫も写真ばかり撮ってなかなか先に進みません(笑)
大正館に着く前に迎えが来るのではないかと、少し心配になってきました。

風が吹くと、時々落ち葉が乾いた音をたてて舞い散ってきます。
秋だなぁ。

テラスを横切って敷地内の道路に出たところに、大正14年に竣工されたという芳泉橋。
低めの欄干に苔、レトロモダンな意匠と、とても雰囲気のある橋です。

この橋を渡る前に、私たちの荷物を持ったスタッフに追い付かれました。
ほらやっぱりー、と夫と苦笑い。
そのまま部屋に案内してもらうことに。

橋を渡った先は新館エリアです。
右手の小路に入ると、「ヴィラスイート蔵」の建物が2棟。
1棟にメゾネットが2部屋という構成になっていて、少し離れた場所にもう2棟あるようです。

部屋に入ってスタッフの説明を受け、しばらくのんびりした後、外に出てみました。
山や川に囲まれた自然の地形を活かしながら、あちこちに小さな庭もしつらえられていて、散策するだけでもゆったりした気分になれます。

クラシックカーが目を引く古い建物は「大正館芳泉」。
お茶や昼食を出すレストランで、宿泊客のラウンジや朝食会場としても使われています。
こういう車ってかわいいよねと中を覗き込んだら、ハンドルに「乗らないでください」と大きな紙が貼ってありました(笑)
勝手に乗っちゃう人がいるんだろうなぁ。

大正館の奥には、「ヴィラスイート蔵」と「ヴィラスイート別邸」が、より一層隠れ家っぽく配置されていました。

さらに奥へ行くと、再び吉奈川に架かる、み登里の橋。

橋を渡ると、大人気のベーカリー「東府や Bakery & Cafe」があります。
閉店時間の17時を過ぎていたので、お客は誰もいませんでした。

ここはパンが美味しいばかりでなく、足湯テラスが併設されていて眺めもいいため、週末には大混雑するそうです。

足湯が大好きなのと、宿泊特典としてパンとドリンクのチケットをもらったので、また明日来てみることにしました。

夕食の後、ちょっとお土産を見に行こうということで、テラスを通って玄関棟へ。

渡り廊下からの夜の眺め。
右奥の石段を上って行った先に、夜は男性用の露天風呂「行基の湯」があります。

玄関棟のライブラリー。
竹細工などがテーブルの上に置かれていて、かわいいです。

ロビーの暖炉には火が入っていました。
このソファは暖かくていいなぁ。
何時間でも居られそうです。

売店の前にも山の緑を眺められるソファ。
夜は暗くて何も見えませんが(笑)

宿泊した部屋にも露天風呂が付いていましたが、やっぱり広い方にも行ってみなければ。
ということで、露天風呂「河鹿の湯」に向かいました。
こちらは朝晩で「行基の湯」と男女が入れ代わります。

「河鹿の湯」には西館を経由して行くのですが、地図をよく見ていなかったので、なぜか同じところをぐるぐる回る羽目に(笑)

2周目に西館の外に出てから小さな案内版に気づき、ようやく辿り着けました。

折りよく他に誰もいなかったので、貸切状態です。
部屋数が少ない温泉宿の一番いいところ。

脱衣場はこじんまりとしていますが、この状況なら十分です。

本館地下にある、「まほらスパ」の入口。
バスソルトがもらえるというのを思い出し、お風呂の帰りに、ショップ併設のスパに下りてみました。
取りに行かせずチェックインの時にくれればいいのに・・・とも思いましたが、ショップにはいい香りのボディケア用品などが充実していて、それなりに楽しめました。

そして結局、保湿モノに目がない私はボディミルクを購入(笑)
オレンジとゼラニウムという大好きな香りだったのでつい・・・。
ちなみにスパは、三連休ということもあって翌日分まで予約で埋まっていたそうです。

温泉に来ると、ゆっくりしたい反面どうしても早く目が覚めてしまう貧乏性。
なかなか起きてこない夫を置いて、朝の露天風呂に出かけました。

夜のうちに雨が降ったのか、木々から落ちる朝露のせいか、道路はしっとりと濡れていました。

川の音が清々しいテラスを抜け、渡り廊下を渡り、

玄関棟のロビーに到着。
ここからさらに外に出て、ちょっとした山の起伏を越えると「行基の湯」があります。

朝の散歩としては気持ちがいいけれど、あまり歩きたくない人にはちょっと遠いですね。

こちらも、着いたときには貸切でした。
お湯は少しぬるめですが、のんびり浸かるにはちょうどいい感じです。
途中から人が入ってこなかったら、鼻歌でも歌いたい気分(笑)

ロビーに戻り、用意されていた冷たい野菜ジュースを飲みました。
色だけ見ると苦そうですが、りんご味でとてもおいしかったです。

前日よりは寒くなく、湯上りも心地よい、温泉日和でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
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