- No
- 194
- Date
- 2014.10.25 Sat
Cristiano's(クリスチアノ)
同期入社の同僚と、代々木八幡にあるポルトガル料理店、クリスチアノに行ってきました。
ポルトガルの食べ物と言えば、カステラとか、少し前に流行ったエッグタルトとか、ポンデケージョもそうだっけ?(いや、ポンデケージョはブラジルでした。)
「スペインのあっち側」という知識しかないポルトガル初心者ですが、魚介と野菜がおいしそうなのでわくわくしながら乗り込みます。

千代田線代々木公園駅からほんの1~2分、裏路地といってもいい狭い道にお店はありました。
ニワトリの看板が目印。

予約席は、カバーで覆われたテラス席。
金曜の夜ということもあってか、店内はもうお客でいっぱいでした。
A4版の紙5~6枚にびっしりと印刷された本日のメニューに、のっけから迷ってしまいます。
ほとんどが小さめポーションということで、まずは4品オーダー。
ポルトガルには「ヴィーニョ・ヴェルデ」という低アルコールで微発泡のワインがあり、同僚たちは早速お店おすすめのものを試していました。
ワインも栓を開けたボトルをどんとテーブルに置いていくだけで、とてもカジュアルなスタイルです。

セロリとパクチー、きくらげのサラダ。
東南アジアのイメージのパクチーを、ヨーロッパでも使うとは知りませんでした。

自家製バカリャウのコロッケ。
バカリャウとは干し鱈のことで、ポルトガル料理の大定番食材なのだそうです。
メニューでは、クロ(イカ墨)、アカ(Piri-Piriって何だろう、唐辛子?)、ミドリ(ルッコラ)、キイロ(カレー)、プレーンの5種類が選べるとのこと。
1皿6個なので、2種類選べば3人で2個ずつ食べられますよとのことで、おすすめだというクロとプレーンにしました。
程よい塩気と香ばしさで、どことなく日本のさつま揚げのような風味もあります。

アリマドス(鯵のにんにくマリネ)とカタネ食パン。
マリネに食パン?と思いましたが、オイルを吸った食パンもなかなかいけます。

黒ムツのセモリナ粉揚げ。
カリッと揚げた黒ムツは、背骨以外は全部食べられますとのこと。
油っぽさはまったくなく、シンプルだけど予想以上のおいしさでした。

にんじんとオレンジのポルトガルサラダ。
さっぱりとした甘さのオレンジ果汁がきいています。

バカリャウ・ア・ブラス(鱈とジャガイモの玉子とじ)。
細切りジャガイモのフライが香ばしく、これはビールがすすみそうだねと(ビール飲んでないけど)一同絶賛。
まったく新しいようなどこかで食べたことがあるような、懐かしくも不思議な一皿でした。

ここまでずっとAppetizerやVegetablesのページから選んでいましたが、そろそろMainに行くかということで、海老と魚介のカルデラーダ。
味付けはトマトかカレー、どっちにする?と聞かれればトマト星人の私はもちろんトマト味を希望。
テーブルでふたを開けると、凝縮された魚介の香りがふわっと立ちのぼります。
お腹いっぱいだったので魚介類は少しだけもらいましたが、スープは2回おかわりしました。
これだったらカレー味でもおいしそう。そしてご飯欲しくなりそう(笑)
メニューにはもうひとつ「魚介のカタプラーナ鍋煮込み」というのもありました。
これとこれはどう違うの?と聞いたら、「カルデラーダは日本の鍋みたいな感じで、カタプラーナはもう少しあっさりしたブイヤベースのようなもの」だそうです。

デザートはやっぱりエッグタルト。お豆の目がかわいいアイスクリームを添えてくれました。
前に食べたことはあるけれど、できたてのエッグタルトは熱々サクサクで、こんなにおいしいものだったのか!と思わず感動。
そんなに食べられないから1個でいい、とは言ったものの、最後にはみんなで「これうまい!」と取り合い状態になり、あっという間になくなりました。

3人でひとつのエッグタルト、という注文をかわいそうに思った(のかどうかはわかりませんが(笑))お店の人が、もう1皿出してくれました。
もう溶けかけてるので急いで食べて!とのことで、指でつまんで口の中へ。
少しだけアルコールの入った、冷たくて柔らかいガナッシュでした。
同僚たちは食後酒としてポートワインをもらっていましたが、一緒に口に含むとチョコレートの芳醇な香りが広がるそうです。
ちょっとしたサプライズに、すっかり幸せ気分の私たちでした。

ポルトガル料理はとても親しみやすく、日本人の味覚にも合う料理でした。
お店の人のちょっと個性的な接客もクセになりそうな感じ(笑)
そして、いつもおいしいお店を見つけてくる同僚にも感謝です。
ただ、今度はエッグタルト、ひとりで1個食べたい(笑)
Cristiano's
http://www.cristianos.jp/
ポルトガルの食べ物と言えば、カステラとか、少し前に流行ったエッグタルトとか、ポンデケージョもそうだっけ?(いや、ポンデケージョはブラジルでした。)
「スペインのあっち側」という知識しかないポルトガル初心者ですが、魚介と野菜がおいしそうなのでわくわくしながら乗り込みます。

千代田線代々木公園駅からほんの1~2分、裏路地といってもいい狭い道にお店はありました。
ニワトリの看板が目印。

予約席は、カバーで覆われたテラス席。
金曜の夜ということもあってか、店内はもうお客でいっぱいでした。
A4版の紙5~6枚にびっしりと印刷された本日のメニューに、のっけから迷ってしまいます。
ほとんどが小さめポーションということで、まずは4品オーダー。
ポルトガルには「ヴィーニョ・ヴェルデ」という低アルコールで微発泡のワインがあり、同僚たちは早速お店おすすめのものを試していました。
ワインも栓を開けたボトルをどんとテーブルに置いていくだけで、とてもカジュアルなスタイルです。

セロリとパクチー、きくらげのサラダ。
東南アジアのイメージのパクチーを、ヨーロッパでも使うとは知りませんでした。

自家製バカリャウのコロッケ。
バカリャウとは干し鱈のことで、ポルトガル料理の大定番食材なのだそうです。
メニューでは、クロ(イカ墨)、アカ(Piri-Piriって何だろう、唐辛子?)、ミドリ(ルッコラ)、キイロ(カレー)、プレーンの5種類が選べるとのこと。
1皿6個なので、2種類選べば3人で2個ずつ食べられますよとのことで、おすすめだというクロとプレーンにしました。
程よい塩気と香ばしさで、どことなく日本のさつま揚げのような風味もあります。

アリマドス(鯵のにんにくマリネ)とカタネ食パン。
マリネに食パン?と思いましたが、オイルを吸った食パンもなかなかいけます。

黒ムツのセモリナ粉揚げ。
カリッと揚げた黒ムツは、背骨以外は全部食べられますとのこと。
油っぽさはまったくなく、シンプルだけど予想以上のおいしさでした。

にんじんとオレンジのポルトガルサラダ。
さっぱりとした甘さのオレンジ果汁がきいています。

バカリャウ・ア・ブラス(鱈とジャガイモの玉子とじ)。
細切りジャガイモのフライが香ばしく、これはビールがすすみそうだねと(ビール飲んでないけど)一同絶賛。
まったく新しいようなどこかで食べたことがあるような、懐かしくも不思議な一皿でした。

ここまでずっとAppetizerやVegetablesのページから選んでいましたが、そろそろMainに行くかということで、海老と魚介のカルデラーダ。
味付けはトマトかカレー、どっちにする?と聞かれればトマト星人の私はもちろんトマト味を希望。
テーブルでふたを開けると、凝縮された魚介の香りがふわっと立ちのぼります。
お腹いっぱいだったので魚介類は少しだけもらいましたが、スープは2回おかわりしました。
これだったらカレー味でもおいしそう。そしてご飯欲しくなりそう(笑)
メニューにはもうひとつ「魚介のカタプラーナ鍋煮込み」というのもありました。
これとこれはどう違うの?と聞いたら、「カルデラーダは日本の鍋みたいな感じで、カタプラーナはもう少しあっさりしたブイヤベースのようなもの」だそうです。

デザートはやっぱりエッグタルト。お豆の目がかわいいアイスクリームを添えてくれました。
前に食べたことはあるけれど、できたてのエッグタルトは熱々サクサクで、こんなにおいしいものだったのか!と思わず感動。
そんなに食べられないから1個でいい、とは言ったものの、最後にはみんなで「これうまい!」と取り合い状態になり、あっという間になくなりました。

3人でひとつのエッグタルト、という注文をかわいそうに思った(のかどうかはわかりませんが(笑))お店の人が、もう1皿出してくれました。
もう溶けかけてるので急いで食べて!とのことで、指でつまんで口の中へ。
少しだけアルコールの入った、冷たくて柔らかいガナッシュでした。
同僚たちは食後酒としてポートワインをもらっていましたが、一緒に口に含むとチョコレートの芳醇な香りが広がるそうです。
ちょっとしたサプライズに、すっかり幸せ気分の私たちでした。

ポルトガル料理はとても親しみやすく、日本人の味覚にも合う料理でした。
お店の人のちょっと個性的な接客もクセになりそうな感じ(笑)
そして、いつもおいしいお店を見つけてくる同僚にも感謝です。
ただ、今度はエッグタルト、ひとりで1個食べたい(笑)
Cristiano's
http://www.cristianos.jp/
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