- No
- 190
- Date
- 2014.10.03 Fri
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
週末、夫と国立新美術館のオルセー美術館展を見に行きました。
美術館は好きですが、美術史や絵の技法などの知識はゼロの私。
印象派が当時の画壇では異端だったことや、画家たちの様々な交友関係などを知り、そうだったのかーといちいち感心しながら鑑賞しました。
有名な絵の数々も、わずかでもその背景を知って眺めると、また違う印象に見えてくるから不思議です。
中でも「かささぎ」「アルジャントゥイユのレガッタ」「サン=ラザール駅」などに心惹かれ、私はモネが好きなんだなぁと新たな発見。
特に「かささぎ」の柔らかな光に包まれた雪景色に魅了されたのは、やっぱり雪国育ちのせいでしょうか。
・・・としばし望郷の想いに浸っていたら、夫もこの絵がいたく気に入ったらしく、帰りにショップで額装用の小ぶりな絵を買っていました。
雪国DNA関係なかった(笑)

クロード・モネ
《かささぎ》
1868-69年 油彩/カンヴァス 89×130cm
© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
(オルセー美術館展公式HPからお借りしました。)

さて、名画鑑賞でゆったりと心が満たされた後は、お腹を満たすべく美術館内のポール・ボキューズへ。
3階の吹き抜けに丸く張り出したデザインのブラッスリーは、まるで宙に浮いているようです。

ぐるりと円形に配置されたテーブルに、フルパディングのセブンチェア。
我が家のセブンチェアもだんだん年季が入ってきましたが、ここに来るといずれパディング加工してもらうのもいいなと思ったりします。

お店のロゴがアクセントになったテーブルセッティング。
夫は4品ディナーコースをオーダー、私は3品コースにスープを加えて皿数を合わせました。

ほんわり温かいぱりぱりのバゲット。

舌触りの良いチキンのリエットは、バゲットによく合います。

「魚介のゼリー寄せ サフラン風味 アイヨリのクリームとサラダ添え」。
帆立と海老とサーモンがごろごろ入っていて、食感も楽しい前菜です。

かわいらしい器に入った本日のスープは、じゃがいものヴィシソワーズでした。

夫の魚料理は「メカジキのプランチャーソテー オレンジ風味のソース・ヴァンブラン アーティーチョークのピューレと小さなプロヴァンサル風野菜と共に」。
フレンチ気分を盛り上げる長いタイトルの一皿ですが、夫に「どんな味?」と聞いたら「まぁようわからんけど、うまいよ」。
相変わらず、グルメリポーターにはなれそうにない私たち夫婦です(笑)

私のメインは「牛肉の赤ワイン煮込み 人参のピューレと茸のボルドー風」。
繊維がほろほろと崩れるくらい柔らかく煮込まれた牛肉に、コクのあるソースが絡みます。

夫の肉料理「鶏もも肉のコンフィ タイム風味のジュー レンズ豆とヘーゼルナッツのムースリーヌ」。
意外にボリュームのある骨つきのもも肉でした。

デザートは3種類から選べますが、ここのクレームブリュレがおいしいのは知っているので、あえて別のものをオーダーしてみました。
「爽やかなチーズケーキとミックスベリーのサラダ仕立て 甘酸っぱいレモンのアクセント」。
ムースに近いふわふわのチーズケーキでした。
夫も同じチョイス。

ここはお値段も量も手頃で好きなのですが、小食人間としてはアラカルトがあったらもっといいのになぁと思います(ブラッスリーなのだし)。
食後のストレートティーをちびちび味わいながら、余韻を楽しみました。
ごちそうさまでした。

お店の出口に飾られたロゴマークとサイン。

外のウェイティングスペースには、白のセブンチェアが目にも爽やかに並んでいます。

反対側の壁沿いには、ウェグナーのイージーチェア。

1階を見下ろすと、日中とは打って変わって誰もいないカフェスペース。
閉館後の美術館の無機質な静けさが割と好きです。

2階のカフェにも、ウェグナーのYチェアがいっぱい。
名作椅子がこれでもかと置いてあって、目の保養になります。

正面入口が閉鎖されているので、スタッフが出口までエスコートしてくれます。
外に出るとすっかり秋の夜。
六本木にもコオロギや鈴虫はいるんだなぁと思ったりします。
そしてブレブレの東京タワー(笑)

こちらもブレすぎて何だか絵みたいになってしまいましたが(笑)、黒川紀章設計のモダンで美しい美術館です。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
http://www.paulbocuse.jp/musee/
美術館は好きですが、美術史や絵の技法などの知識はゼロの私。
印象派が当時の画壇では異端だったことや、画家たちの様々な交友関係などを知り、そうだったのかーといちいち感心しながら鑑賞しました。
有名な絵の数々も、わずかでもその背景を知って眺めると、また違う印象に見えてくるから不思議です。
中でも「かささぎ」「アルジャントゥイユのレガッタ」「サン=ラザール駅」などに心惹かれ、私はモネが好きなんだなぁと新たな発見。
特に「かささぎ」の柔らかな光に包まれた雪景色に魅了されたのは、やっぱり雪国育ちのせいでしょうか。
・・・としばし望郷の想いに浸っていたら、夫もこの絵がいたく気に入ったらしく、帰りにショップで額装用の小ぶりな絵を買っていました。
雪国DNA関係なかった(笑)

クロード・モネ
《かささぎ》
1868-69年 油彩/カンヴァス 89×130cm
© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
(オルセー美術館展公式HPからお借りしました。)

さて、名画鑑賞でゆったりと心が満たされた後は、お腹を満たすべく美術館内のポール・ボキューズへ。
3階の吹き抜けに丸く張り出したデザインのブラッスリーは、まるで宙に浮いているようです。

ぐるりと円形に配置されたテーブルに、フルパディングのセブンチェア。
我が家のセブンチェアもだんだん年季が入ってきましたが、ここに来るといずれパディング加工してもらうのもいいなと思ったりします。

お店のロゴがアクセントになったテーブルセッティング。
夫は4品ディナーコースをオーダー、私は3品コースにスープを加えて皿数を合わせました。

ほんわり温かいぱりぱりのバゲット。

舌触りの良いチキンのリエットは、バゲットによく合います。

「魚介のゼリー寄せ サフラン風味 アイヨリのクリームとサラダ添え」。
帆立と海老とサーモンがごろごろ入っていて、食感も楽しい前菜です。

かわいらしい器に入った本日のスープは、じゃがいものヴィシソワーズでした。

夫の魚料理は「メカジキのプランチャーソテー オレンジ風味のソース・ヴァンブラン アーティーチョークのピューレと小さなプロヴァンサル風野菜と共に」。
フレンチ気分を盛り上げる長いタイトルの一皿ですが、夫に「どんな味?」と聞いたら「まぁようわからんけど、うまいよ」。
相変わらず、グルメリポーターにはなれそうにない私たち夫婦です(笑)

私のメインは「牛肉の赤ワイン煮込み 人参のピューレと茸のボルドー風」。
繊維がほろほろと崩れるくらい柔らかく煮込まれた牛肉に、コクのあるソースが絡みます。

夫の肉料理「鶏もも肉のコンフィ タイム風味のジュー レンズ豆とヘーゼルナッツのムースリーヌ」。
意外にボリュームのある骨つきのもも肉でした。

デザートは3種類から選べますが、ここのクレームブリュレがおいしいのは知っているので、あえて別のものをオーダーしてみました。
「爽やかなチーズケーキとミックスベリーのサラダ仕立て 甘酸っぱいレモンのアクセント」。
ムースに近いふわふわのチーズケーキでした。
夫も同じチョイス。

ここはお値段も量も手頃で好きなのですが、小食人間としてはアラカルトがあったらもっといいのになぁと思います(ブラッスリーなのだし)。
食後のストレートティーをちびちび味わいながら、余韻を楽しみました。
ごちそうさまでした。

お店の出口に飾られたロゴマークとサイン。

外のウェイティングスペースには、白のセブンチェアが目にも爽やかに並んでいます。

反対側の壁沿いには、ウェグナーのイージーチェア。

1階を見下ろすと、日中とは打って変わって誰もいないカフェスペース。
閉館後の美術館の無機質な静けさが割と好きです。

2階のカフェにも、ウェグナーのYチェアがいっぱい。
名作椅子がこれでもかと置いてあって、目の保養になります。

正面入口が閉鎖されているので、スタッフが出口までエスコートしてくれます。
外に出るとすっかり秋の夜。
六本木にもコオロギや鈴虫はいるんだなぁと思ったりします。
そしてブレブレの東京タワー(笑)

こちらもブレすぎて何だか絵みたいになってしまいましたが(笑)、黒川紀章設計のモダンで美しい美術館です。
ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
http://www.paulbocuse.jp/musee/
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