- No
- 188
- Date
- 2014.09.12 Fri
ひがし茶屋街と主計町茶屋街
金沢にはいくつかの茶屋街があり、今でも芸妓さんを抱えて営業しているお茶屋さんがあったりします。
中でも最も古く規模の大きな茶屋街が、市街地の北東に位置するひがし茶屋街です。

雨上がりの午後、タクシーに乗り、ひがし茶屋街の入口まで連れて行ってもらいました。
金沢は街がコンパクトにまとまっているので、路線バスやタクシーで割と簡単に回れます。
やけにいい声の運転手さんが、忍者寺は別に忍者はいないがお勧めだとか、金沢の人は加賀百万石の名残で基本的に見栄っ張りだとか、いろいろ話してくれて楽しかったです(笑)

手前の細い路地には、雰囲気のいい飲食店に混じって民家らしき建物も。

ひがし茶屋街のメインストリートは100メートルほどの長さ。
道の両側には、雑貨や伝統工芸品などの店舗が並んでいます。

重要文化財の志摩。
文政3年(1820年)に建てられたお茶屋を当時のまま公開している、とても貴重な建物です。

アンティーク店らしいお洒落な看板も。

懐華楼。
夜は一見客お断りの現役のお茶屋ですが、日中は一般公開されているそうです。

こういう町並みには朝顔がよく似合いますね。

路地の突き当りには、昭和そのもののお店の看板。
なんだか懐かしい風景です。

茶屋街の突き当たりには、加賀麩の不室屋の店舗がありました。
「ふ」ってひらがなで書くとかわいいな(笑)

不室屋から左に折れると茶屋街の裏通りに入ります。
ここも情緒たっぷり。

あちこちの軒先に、とうもろこしのようなものが吊るされていました。
このあたりの縁起物なのでしょうか。

道端の猫。
くつろいでいるような、警戒しているような。

文字のバランスやデザインがいい感じの看板。

こちらの通りにはこじんまりとした間口のレストランなど、隠れ家感漂うお店が並んでいます。

軒下に下げられた風鈴は、目にも耳にも涼しげ。

路地の突き当たりは、茶屋街の組合事務所のようです。
建物の中から、三味線と唄らしきお稽古の音が聞こえてきました。
立ち止まり、しばし聴き入る夏の昼下がり。

茶屋街の入口に戻ってきました。
時間が止まったような、レトロな美容室。

ひがし茶屋街から大通りに出て浅野川大橋を渡ると、対岸は主計町(かずえまち)茶屋街です。
来る時に乗ってきたタクシーの運転手さんが「主計町の茶屋街もいい雰囲気だから行ってみてよ」と言っていたので、足を伸ばしてみました。
こちらは少しこじんまりとした町並み。

路地の奥、階段の先はあかり坂。
他に暗がり坂という路地もあるそうです。

狭いがゆえの落ち着いた雰囲気。

窓に括り付けられたほおずきの実が、どことなくノスタルジックです。

川沿いは緑が多く、旅館や料亭の和の建築物が美しく映えます。

浅野川に架かる中の橋。

浅野川大橋もなかなか素敵です。
のんびりと歩いていたくなる川沿いの道でした。
中でも最も古く規模の大きな茶屋街が、市街地の北東に位置するひがし茶屋街です。

雨上がりの午後、タクシーに乗り、ひがし茶屋街の入口まで連れて行ってもらいました。
金沢は街がコンパクトにまとまっているので、路線バスやタクシーで割と簡単に回れます。
やけにいい声の運転手さんが、忍者寺は別に忍者はいないがお勧めだとか、金沢の人は加賀百万石の名残で基本的に見栄っ張りだとか、いろいろ話してくれて楽しかったです(笑)

手前の細い路地には、雰囲気のいい飲食店に混じって民家らしき建物も。

ひがし茶屋街のメインストリートは100メートルほどの長さ。
道の両側には、雑貨や伝統工芸品などの店舗が並んでいます。

重要文化財の志摩。
文政3年(1820年)に建てられたお茶屋を当時のまま公開している、とても貴重な建物です。

アンティーク店らしいお洒落な看板も。

懐華楼。
夜は一見客お断りの現役のお茶屋ですが、日中は一般公開されているそうです。

こういう町並みには朝顔がよく似合いますね。

路地の突き当りには、昭和そのもののお店の看板。
なんだか懐かしい風景です。

茶屋街の突き当たりには、加賀麩の不室屋の店舗がありました。
「ふ」ってひらがなで書くとかわいいな(笑)

不室屋から左に折れると茶屋街の裏通りに入ります。
ここも情緒たっぷり。

あちこちの軒先に、とうもろこしのようなものが吊るされていました。
このあたりの縁起物なのでしょうか。

道端の猫。
くつろいでいるような、警戒しているような。

文字のバランスやデザインがいい感じの看板。

こちらの通りにはこじんまりとした間口のレストランなど、隠れ家感漂うお店が並んでいます。

軒下に下げられた風鈴は、目にも耳にも涼しげ。

路地の突き当たりは、茶屋街の組合事務所のようです。
建物の中から、三味線と唄らしきお稽古の音が聞こえてきました。
立ち止まり、しばし聴き入る夏の昼下がり。

茶屋街の入口に戻ってきました。
時間が止まったような、レトロな美容室。

ひがし茶屋街から大通りに出て浅野川大橋を渡ると、対岸は主計町(かずえまち)茶屋街です。
来る時に乗ってきたタクシーの運転手さんが「主計町の茶屋街もいい雰囲気だから行ってみてよ」と言っていたので、足を伸ばしてみました。
こちらは少しこじんまりとした町並み。

路地の奥、階段の先はあかり坂。
他に暗がり坂という路地もあるそうです。

狭いがゆえの落ち着いた雰囲気。

窓に括り付けられたほおずきの実が、どことなくノスタルジックです。

川沿いは緑が多く、旅館や料亭の和の建築物が美しく映えます。

浅野川に架かる中の橋。

浅野川大橋もなかなか素敵です。
のんびりと歩いていたくなる川沿いの道でした。
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