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金沢21世紀美術館

オープン10周年を迎える金沢21世紀美術館。
無料公開ゾーンの広さや、ガラスを多用した透明な外観、円形デザインの建物など、個性的なコンセプトで全国レベルの知名度を誇る美術館です。
東京でも時々美術館に行きますが、ジャンルやメディアに無限の広がりを持つ現代アートが特に気になる今日この頃、ここは絶対行きたいと思っていた場所でした。



訪ねた日は、強い日差しの中で大粒の雨も降ってくるという、何やら情緒不安定気味の天候でした。
市役所側の入口から敷地内に入ると、しずく形がかわいい銀色のドロップチェアが。
この美術館を設計した建築家ユニットSANAAがデザインしたものです。



屋外の恒久展示物でひときわ目を引く、カラー・アクティヴィティ・ハウス。
シアン・マゼンタ・イエローの三原色の壁が重なり合うことで、内側から見る景色が変わります。
地面には太陽光の角度でカラフルな影ができるので、晴れた朝か夕方の方が面白そうです。



これはラッピングという作品。
中に入れるようになっていて、ほぼ子供たちの遊び場と化していました(笑)



建物の中は、市民や観光客の憩いの場になっているようです。
こちらもSANAAデザインのラビットチェア。
ここから外の緑を眺めるのもいい感じです。



無料交流ゾーンにはとにかく椅子がたくさんありました。
サイコロのような椅子や、ただただ横にひたすら長い木のベンチなど。



ライブラリーの中には、白いアントチェア。
外光が差し込み、とても明るく開放的です。



アートライブラリーの横の通路。
ここも光が効果的に演出されています。
ライブラリーのドア付近にはカラフルなスワンチェアがたくさん並んでいて、ヤコブセン好きの私にはテンションの上がる光景だったのですが、残念ながら撮影禁止でした。



キッズスタジオでは、子供たちが透明フィルムに描いた魚の絵がたくさん吊るされていて、さながら水族館のよう。
これもひとつの作品ですね。



ラビットチェアはこんなところにも。
この透明な作品を通して庭を眺めると、空間がゆがんで不思議な感覚です。



その横に並んでいるのは、スタルクの椅子でしょうか。
本当に、何気ない場所に椅子がたくさん。



極めつけは、レクチャーホールに整然と並ぶ大量の三本足アントチェア。
ここまで揃うと圧巻です。
椅子好きにはたまらないパブリックゾーンでした。



外は突然土砂降りの雨になり、時々大音量で雷が鳴っています。
その後は降ったり止んだりの繰り返し。
旅行中に天気が悪いとへこみますが、一番ひどい時に美術館の中にいたので、むしろよかったと思うことにしました(笑)

恒久展示作品はいろいろありますが、おそらく一番有名なのは、レアンドロのスイミングプールでしょう。



覗き込むと、人が水中を歩いていたり、こちらを見上げていたりします。
知らない人と手を振り合ったり写真を撮り合ったりも。
たまたま下に誰もいないと、本当にただのプールにしか見えませんが(笑)



プールの下は、こんな風になっていました。
晴れていれば、水面を通る光が壁に反射してもっときれいなのだと思います。残念。
但し、ここへ行くには、有料展示ゾーンを見る為のチケットが必要です。



ちょうど8/31までの期間、このプールをデザインしたレアンドロの企画展(レアンドロ・エルリッヒ - ありきたりの?)が開催されていました。
これは見るしかないということで、チケットを購入。
撮影OKだったのでもちろん写真を撮りまくりましたが、鑑賞者自身が作品の一部となるものも多く、思わず童心に帰って楽しんでしまいました。
展示はどれも、エレベーターや階段や雲など、日常に存在するありきたりなものや風景が、視点を変えることでがらりと非日常化する面白さに満ちていました。
東京でも企画展やらないかなぁ。



ライブラリーに並んでいたレアンドロの作品集。
ミュージアムショップでも売られていたと思います。
今回の展示とまったく関係ないリサ・ラーソンのキーホルダーは我慢して、こちらを買うべきだったかも(笑)

身近で楽しい存在にも、難解で意味不明な存在にもなり得る現代アートですが、この美術館にはこれからも面白い企画を続けてほしいと思いました。
北陸新幹線が開通したら、東京からのアクセスが今よりずっと良くなるのも魅力的です。


金沢21世紀美術館
https://www.kanazawa21.jp/


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