- No
- 176
- Date
- 2014.06.01 Sun
クラブ ブライトリング メンバーズサロン2014
スイスの腕時計メーカー、ブライトリングのメンバーズサロンに行ってきました。
正規代理店での購入者が加入できる「クラブ ブライトリング」のメンバーと、その紹介で1名がゲスト入場できます。
まだ店頭にも並んでいないその年の最新モデルがずらりと揃い、触り放題試着し放題という、かなりテンションの上がるイベント。
去年は行けなかったので、2年ぶりの恵比寿ガーデンプレイスです。

WEBサイトからエントリーすると、1週間前ぐらいにチケットが届きます。
まずこのチケットからして男前。
毎年異なるデザインの格好良さにほれぼれするところから始まります(笑)

入口で配られる入場証は、今年はメンバーもゲストもカードタイプでした。
これまではメンバー分はメダルなどのノベルティ的なものだったのですが、さすがに経費節減でしょうか。

メンバーズサロン恒例、会場入口前に設置されたラウンジ。
ブライトリング社の会長が経営するシャトー・エスタブロンのワインやオリーブペーストなどがふるまわれます。
私がオレンジジュースを1杯飲む間に、夫は赤と白のワインをグラス2杯ずつ。
時々スタッフが回ってきて、オリーブやトマトのペーストを乗せたパンのスライスを配ってくれます。
ブライトリングのネーム入りのミントや、おなじみの黄色いコースターもしっかり確保しましたが、トブラローネの三角チョコはゲットできず。
小学生くらいの男の子がダッシュで掴み取っていくのを見送るのみでした(笑)
それにしても、何だか年々ラウンジの混雑がものすごくなっている気がします。
メンバーズサロンのメイン会場より、むしろこちらの方が混んでいるような(笑)
女性の割合も以前より明らかに増えています。
時計好きの女性が増えたのかもしれないし、子供連れで来やすくなっているせいかもしれません。

会場の壁に沿って、子供たちが遊んだり塗り絵をしたりするスペースが、数年前から用意されるようになっています。
家族ともども楽しんでほしい、ファンになってほしいという気持ちの表れなのでしょうね。
子供たちも楽しそうです。

夫がワインを飲み終わったので、いざ会場へ。

今年のメインテーマは、クロノマット誕生30周年。
どかんとインパクトのある文字盤アップの会場入口です。

男っぽくてごついクロノマットもかっこいいけれど、パイロットウォッチならナビタイマー派の私たちはまずはそちらのブースへ。
シックな色のダイヤルがクラシカルな今年の限定モデル、ナビタイマー01パンアメリカン。
照明の加減でグレーに見えたけれど、ブロンズ色だそうです。

それから、モンブリラン01のオーロラブルー。
派手すぎず暗すぎず、とてもきれいな色でした。
ブルーダイヤル好きの夫も、これは気に入った様子です。
そしてもうひとつ嬉しかったのは、私が愛用している一世代前の38ミリのモンブリランが、JAPAN EDITIONとして限定復活していたこと。
代理店でもモンブリランユーザーの半分は女性だと言ってたし、やっぱり日本市場でこのサイズは無くしちゃいけなかったんだと思うよ。うん。
と急にドヤ顔になる私でした(笑)

クロノマットのブースは他のシリーズよりも広く取ってあり、モデル数も多く、大盛況。

こちらも日本限定400本、クロノマット44ブラックMOPブラックアイ。
MOP(Mother of Pearl)ダイヤルは真珠貝を使って加工されるため微妙に質感や色合いが異なり、厳密にはひとつとして同じデザインがないのが魅力です。
夫の腕にはなじむサイズ感。

気軽に手に取って試せるクロノマットブースの横に、厳重に施錠された高級モデルのコーナーがありました。
横には警備員さんも立っています。
ブライトリングフォーベントレーの超ゴージャス版、お値段は約26百万円(汗)

アベンジャーシリーズのGMTモデル。
別にインターナショナルな仕事をしているわけでもないけれど、GMTモデルってちょっといいなぁと思います。
ベゼルの感じは、クロノマットよりこちらの方が好み。
そしていつも思うけれど、この黄色いロゴ入りクッション欲しい(笑)

空の旅をイメージしたトランスオーシャンシリーズのコンパクトモデル、トランスオーシャンクロノグラフ38。
小柄なくせに、華奢なレディースモデルよりシンプルなメンズモデルの方が好きな私には、40ミリ未満のモデルはとても気になる存在です。
会場にはFOR LADIESというコーナーもあり、レディースモデルのみならず各モデルの小ぶりサイズのものを紹介していました。

クロノマット30周年記念の特別モデル、エアボーン。
やっぱりプロの撮る写真はかっこよさが全然違いますね(笑)

ブランドマークに翼と碇がデザインされている通り、ブライトリングの時計は空と海の両方をその活躍の場として見据えてきました。
でもやっぱり、ブライトリングといえば航空機のイメージ。
ジェットチームを持ち、各種航空イベントのスポンサーとなり、宇宙をも視野に入れた活動の数々が、会場のあちこちに展示されています。

会場奥のプレゼンテーションスペースでは、自社製ムーブメントのキャリバー01を分解してスクリーンに投影し、パーツの説明をしていました。
小さな歯車が複雑に組み合わさり、きりきりと巻かれたゼンマイが巻き戻る力をコントロールして針を動かすムーブメント。
メカには詳しくありませんが、工業製品であるとともに発明の塊であり、人の手で仕上げる芸術品でもある機械式時計は、それ自体が完成された小さな宇宙のようです。

気がつけばメンバーズサロン終了の時間。
今年もいろいろ楽しめました。

会場を出るとラウンジはもう片付けられて、次の回の準備が始まっていました。
メンバーズサロンは東京の後に大阪、名古屋、福岡と続きますが、今年はスペシャルエディションとして福島でも開催されるそうです。
ブライトリングは、時計を買うときだけでなく買った後もずっとユーザーを楽しませてくれる、ファンサービスでは随一のブランドだと思います。
この、常にユーザーの近くにいる感じが、他のブランドにはない心地よさなのです。
とはいえ、スイスの優秀級クロノメーター公認規格よりも自社基準の方が厳しいという質実剛健なIWCや、何十年も前に生産中止となったモデルの替えベルトを「アンティーク市場でまだたくさん流通しているから」と作り続けるロレックス、自社の時計ならばたとえ100年以上前のモデルでも修理してみせると宣言するパテック・フィリップなど、時計メーカーにはそれぞれに矜持や個性があって魅力的です。
雑誌などで様々な歴史やエピソードを知るにつけ、いちいち感動してしまう(笑)
高額なものだしそう何本も買えるわけではないけれど、だから時計好きはやめられません。
BREITLING JAPAN
https://www.breitling.co.jp/
正規代理店での購入者が加入できる「クラブ ブライトリング」のメンバーと、その紹介で1名がゲスト入場できます。
まだ店頭にも並んでいないその年の最新モデルがずらりと揃い、触り放題試着し放題という、かなりテンションの上がるイベント。
去年は行けなかったので、2年ぶりの恵比寿ガーデンプレイスです。

WEBサイトからエントリーすると、1週間前ぐらいにチケットが届きます。
まずこのチケットからして男前。
毎年異なるデザインの格好良さにほれぼれするところから始まります(笑)

入口で配られる入場証は、今年はメンバーもゲストもカードタイプでした。
これまではメンバー分はメダルなどのノベルティ的なものだったのですが、さすがに経費節減でしょうか。

メンバーズサロン恒例、会場入口前に設置されたラウンジ。
ブライトリング社の会長が経営するシャトー・エスタブロンのワインやオリーブペーストなどがふるまわれます。
私がオレンジジュースを1杯飲む間に、夫は赤と白のワインをグラス2杯ずつ。
時々スタッフが回ってきて、オリーブやトマトのペーストを乗せたパンのスライスを配ってくれます。
ブライトリングのネーム入りのミントや、おなじみの黄色いコースターもしっかり確保しましたが、トブラローネの三角チョコはゲットできず。
小学生くらいの男の子がダッシュで掴み取っていくのを見送るのみでした(笑)
それにしても、何だか年々ラウンジの混雑がものすごくなっている気がします。
メンバーズサロンのメイン会場より、むしろこちらの方が混んでいるような(笑)
女性の割合も以前より明らかに増えています。
時計好きの女性が増えたのかもしれないし、子供連れで来やすくなっているせいかもしれません。

会場の壁に沿って、子供たちが遊んだり塗り絵をしたりするスペースが、数年前から用意されるようになっています。
家族ともども楽しんでほしい、ファンになってほしいという気持ちの表れなのでしょうね。
子供たちも楽しそうです。

夫がワインを飲み終わったので、いざ会場へ。

今年のメインテーマは、クロノマット誕生30周年。
どかんとインパクトのある文字盤アップの会場入口です。

男っぽくてごついクロノマットもかっこいいけれど、パイロットウォッチならナビタイマー派の私たちはまずはそちらのブースへ。
シックな色のダイヤルがクラシカルな今年の限定モデル、ナビタイマー01パンアメリカン。
照明の加減でグレーに見えたけれど、ブロンズ色だそうです。

それから、モンブリラン01のオーロラブルー。
派手すぎず暗すぎず、とてもきれいな色でした。
ブルーダイヤル好きの夫も、これは気に入った様子です。
そしてもうひとつ嬉しかったのは、私が愛用している一世代前の38ミリのモンブリランが、JAPAN EDITIONとして限定復活していたこと。
代理店でもモンブリランユーザーの半分は女性だと言ってたし、やっぱり日本市場でこのサイズは無くしちゃいけなかったんだと思うよ。うん。
と急にドヤ顔になる私でした(笑)

クロノマットのブースは他のシリーズよりも広く取ってあり、モデル数も多く、大盛況。

こちらも日本限定400本、クロノマット44ブラックMOPブラックアイ。
MOP(Mother of Pearl)ダイヤルは真珠貝を使って加工されるため微妙に質感や色合いが異なり、厳密にはひとつとして同じデザインがないのが魅力です。
夫の腕にはなじむサイズ感。

気軽に手に取って試せるクロノマットブースの横に、厳重に施錠された高級モデルのコーナーがありました。
横には警備員さんも立っています。
ブライトリングフォーベントレーの超ゴージャス版、お値段は約26百万円(汗)

アベンジャーシリーズのGMTモデル。
別にインターナショナルな仕事をしているわけでもないけれど、GMTモデルってちょっといいなぁと思います。
ベゼルの感じは、クロノマットよりこちらの方が好み。
そしていつも思うけれど、この黄色いロゴ入りクッション欲しい(笑)

空の旅をイメージしたトランスオーシャンシリーズのコンパクトモデル、トランスオーシャンクロノグラフ38。
小柄なくせに、華奢なレディースモデルよりシンプルなメンズモデルの方が好きな私には、40ミリ未満のモデルはとても気になる存在です。
会場にはFOR LADIESというコーナーもあり、レディースモデルのみならず各モデルの小ぶりサイズのものを紹介していました。

クロノマット30周年記念の特別モデル、エアボーン。
やっぱりプロの撮る写真はかっこよさが全然違いますね(笑)

ブランドマークに翼と碇がデザインされている通り、ブライトリングの時計は空と海の両方をその活躍の場として見据えてきました。
でもやっぱり、ブライトリングといえば航空機のイメージ。
ジェットチームを持ち、各種航空イベントのスポンサーとなり、宇宙をも視野に入れた活動の数々が、会場のあちこちに展示されています。

会場奥のプレゼンテーションスペースでは、自社製ムーブメントのキャリバー01を分解してスクリーンに投影し、パーツの説明をしていました。
小さな歯車が複雑に組み合わさり、きりきりと巻かれたゼンマイが巻き戻る力をコントロールして針を動かすムーブメント。
メカには詳しくありませんが、工業製品であるとともに発明の塊であり、人の手で仕上げる芸術品でもある機械式時計は、それ自体が完成された小さな宇宙のようです。

気がつけばメンバーズサロン終了の時間。
今年もいろいろ楽しめました。

会場を出るとラウンジはもう片付けられて、次の回の準備が始まっていました。
メンバーズサロンは東京の後に大阪、名古屋、福岡と続きますが、今年はスペシャルエディションとして福島でも開催されるそうです。
ブライトリングは、時計を買うときだけでなく買った後もずっとユーザーを楽しませてくれる、ファンサービスでは随一のブランドだと思います。
この、常にユーザーの近くにいる感じが、他のブランドにはない心地よさなのです。
とはいえ、スイスの優秀級クロノメーター公認規格よりも自社基準の方が厳しいという質実剛健なIWCや、何十年も前に生産中止となったモデルの替えベルトを「アンティーク市場でまだたくさん流通しているから」と作り続けるロレックス、自社の時計ならばたとえ100年以上前のモデルでも修理してみせると宣言するパテック・フィリップなど、時計メーカーにはそれぞれに矜持や個性があって魅力的です。
雑誌などで様々な歴史やエピソードを知るにつけ、いちいち感動してしまう(笑)
高額なものだしそう何本も買えるわけではないけれど、だから時計好きはやめられません。
BREITLING JAPAN
https://www.breitling.co.jp/
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