日々と旅のキロク

No: 136
Date: 2013.10.11 Fri

鮨　銀座　天川

ある平日のお昼休み、仕事もそこそこに銀座のお寿司屋さんへ出かけました。
いとこ兄妹の、お兄ちゃんが企画する妹の誕生祝い。
私たち姉妹も含め、四人兄弟のように育った間柄です。

銀座天川。
場所柄もあって、少し敷居の高そうな店構えです。
よく見ると、外壁に三日月のくり抜きがお洒落。

折りよく上京中の伯父と伯母も揃っていて、あっという間に賑やかになる６人用個室。
壁の三日月は、外壁にあったくり抜きの裏側のようです。

最初に出された小さな野菜料理は、茄子の田舎煮、ほうれん草と松茸のおひたし、九条葱の酢味噌がけ。
しゃきっとして甘い九条葱に感動。

一口大のトロのステーキ。
お醤油ベースでコクのあるたれがよく合います。

握りの盛り合わせです。
トロ、金目鯛、マグロ赤身、コハダ、カツオ、サバ、・・・あれ、右端は何だっけ？
薄い昆布をまとったサバ、独特の臭みもなくフレッシュでとてもおいしかったです。
どうしたらこうなるんだろう。
右奥のガリもざっくり厚切りで、生姜好きにはたまりません。
これ丸ごと食べたいなぁ（笑）

たたいたイカとアナゴ、卵焼き。
中が少しだけ半熟の卵焼きがとても気に入りました。

たっぷりのセリで見えませんが、中には小さく切った野菜がごろごろ入っているお吸い物。
お出汁に柚子がきいていて、爽やかな香りです。

ここで、みんなもっと食べられるよねと、ミル貝、タイラ貝、アジ、鉄火巻きを追加。
相変わらず貝好きな一家です。
そして、写真撮るから待って～と言ってるのに鉄火巻きを食べちゃって怒られる伯父（笑）

貝類はパスの私は、もちろんこちらサイドから攻めます。
ぷりぷりのアジ、幸せ。

その後デザートが運ばれてきましたが、みんな話に夢中で、店員さんに説明する隙を与えず（笑）
サツマイモのムースのような感じでした。
どのお皿も丁寧に手がかけられていて、平日のお昼から贅沢なランチでした。

最後にお兄ちゃんから妹へ、ヴィトンの大きな紙袋。
ダミエのトートバッグは、「あらいいなそれ、ちょっと見せて」となぜか伯母の方が肩に掛けて持って帰りそうな勢いで、笑ってしまいました。

何はともあれ、誕生日おめでとう。
そしてお兄ちゃんごちそうさまでした（どさくさに紛れてまたごちそうになっている私（笑））。
楽しいランチをありがとう。
たまには大人の誕生会もいいものです。

鮨　銀座　天川
http://www.ginza-tenkawa.jp/

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