- No
- 13
- Date
- 2010.05.06 Thu
ホーチミンシティ(街歩き その1)
ホーチミン市内には、フランス統治時代に建てられたコロニアル建築がたくさんあります。
街もそれほど大きくないので、主要なところはお散歩気分で歩いてまわれます。

ドンコイ通りの突き当たり、聖マリア教会。
平日に行ったら無料で中に入ることができました。


ベトナム語、フランス語、中国語で感謝の言葉が捧げられています。

ステンドグラスはベトナム戦争で破壊されましたが、その後ごく質素な形で復元されているそうです。
でも十分きれいです。

映画の舞台にもなったコンチネンタルホテル。
気品あるたたずまいです。
奥に見える高層の建物はカラベル。

統一会堂。旧南ベトナム大統領官邸です。
大きな赤い看板はホーチミンさんの肖像画。
ベトナム人でごった返す入口で入場料を払い、広い庭をぐるりと回って建物の中に入ります。
中も割と広く、ガイドツアーもありますが、適当に回っても大体わかります。
でも正午頃になるとお昼休みのようで、係員に追い立てられて全員建物の外に出されます。
え?そういうものなの?とびっくりしました。
お国柄って面白いですね。
敷地内には戦車もありました。
立入禁止のチェーンを乗り越えて戦車に乗りまくる(そしてピースサインで写真を撮りまくる)ベトナム人たちが、なんだか無邪気で笑ってしまいました。

中央郵便局は、郵便局なのに観光名所。
パステルピンクの可愛らしい建物です。
ウェディングドレスとタキシードのカップルが、建物をバックに記念撮影をしていました。

郵便局の中はたくさんの窓口があり、中央の通路や横の売店で絵葉書や切手などのお土産物も売っています。
一番奥はもちろん、祖国の父ホーチミンさん。

かの有名なホテルマジェスティック。
ドンコイ通りの入口で、サイゴン川に面しています。

国営百貨店。
レロイ通りとグエンフエ通り、2つの大通りの交差点にあります。
この中にあるスーパーがなかなか楽しく、ベトナムっぽい日用品やお菓子、コーヒーなどがいろいろ揃います。
そのスーパーのコーヒー売り場に若い女性の店員さんがいて、「それ、ブルーマウンテンて書いてあるけどホントはモカです。こっちの方がおススメです。」と日本語で教えてくれたのがちょっと面白かったです。
(確かに裏返してみたら原材料モカと書いてあった)
あー本当だねーと、値段も同じくらいなのでお薦めの方を買いましたが、じゃあ何であれ売り場に置いてるんだろね、と後で夫と笑いました。

人民委員会庁舎はヨーロッパのお城のようです。
あまり近くから写真を撮ってはいけないとのこと。
もちろん中に入ることもできません。

夜になるとライトアップがきれい。
4/30が南部開放記念日、5/1がメーデーと連休になるので、庁舎正面の公園では多くの人が夜遅くまで祝日を楽しんでいました。
屋台も出ていてとても賑やかですが、日本と違うのは、アイスクリームの屋台がやたら多い!
(屋台でない普通のアイスクリーム屋さんもあちこちにありますが)
ベトナム人はアイスクリームが大好きみたいです。暑いですからね。

庁舎のすぐ横にあるレックス。
こちらも、元国営という歴史のあるホテルです。

市民劇場、通称オペラハウス。

そしてその横のコンチネンタルもライトアップ。
最上階のライトの色が刻々と変わりとてもカラフル。
ブルーがきれいだったので、その瞬間を狙いました。