- No
- 101
- Date
- 2013.02.22 Fri
東京ステーションホテル
とある日、実家の母との電話。
「元気は元気なんだけど。なんか疲れちゃってねぇ・・・。」
「じゃあ、久々にどっかお泊まりしてのんびりする?」
「するする!」
というわけで、週末に母が新幹線でやってきました。
宿泊先は、昨年10月に東京駅とともにリニューアルオープンした、東京ステーションホテルです。

東京駅と皇居をつなぐ行幸通りからの眺め。
壮麗な駅舎の端から端までは、超広角レンズでもないと画角に収まらないのがちょっと残念です。

エントランス近くにあるガラスのロゴ。
長い駅舎のシルエットがいい感じです。

こじんまりとしたロビーは落ち着いた雰囲気。
向かい側の暖炉には(薪ではありませんが)暖かな火が入っていました。

2階と3階の客室前には、長い長い廊下が続いています。
エレベーターホールの位置がわかるように、そこだけ壁のライトがオレンジ色になっていました。
確かに左右どちらに行くのかわからなくなりそう・・・。

長い廊下の壁面には、さまざまな絵や写真やホテルゆかりの資料などが、美術館さながらに飾られています。
2033号室の前には、かつてこのホテルで執筆されたという松本清張の「点と線」の連載第1回目のページと、ストーリーに深く関係する特急あさかぜの時刻表が展示されています。

こちらは、今回の駅舎復原の前の東京駅の姿です。
私たちがずっと見ていたのは、このドーム部分が三角屋根で二階建ての姿だったんですね。
見慣れた姿のはずなのに、今改めて見るとやっぱり何かが足りないような気がしてしまいます。

客室の部屋は、天井がとても高くてクラシックな雰囲気。
重要文化財である建物全体の雰囲気によく合っています。

優雅ながら落ち着いたインテリア。

窓から見えるのは、丸ビルと新丸ビル。
それと、その間を抜ける行幸通りがほぼ正面に見えます。
その奥は皇居。
窓の下では、CMか写真撮影か、何かのロケが行われているようでした。

デスクの引き出しに、レターセットなどと一緒にステッカー2種が入っていました。
スーツケースなんかに貼りたくなるような絵柄です。

部屋置きのメモ用紙は、このホテルを愛した幾人もの作家たちにちなんで、小さな原稿用紙のデザインになっています。
このボールペンとメモ用紙とステッカーは、「文豪セット(800円)」としてフロントで購入できるとのこと。
これはちょっと欲しいなぁ。

洗面台もクラシックなイメージで統一されています。
シンクが2台だとなおよかったのですが。

水道のレバーが外国っぽくてかわいい。

バスルームには、広々としたバスタブ。
足を伸ばせるどころか、ほとんど底に寝られそうです(笑)
洗い場の椅子も高めで使いやすい。

アメニティ類はごく普通ですが、必要なものが一通り揃っています。

3階のドームに沿った部分に、宿泊客だけが入れる「アーカイブバルコニー」があるというので行ってみました。
窓のある小さな部屋になっていて、壁にはホテルの歴史を物語る写真などが飾られています。

ここからは、ドームの天井の装飾をじっくり眺めることができます。
ただ、真正面にも同じバルコニーがあり、向こう側にいる人たちが同じようにこっちを見ているので、ちょっと気まずい感じ(笑)

下からだと小さくてよく見えない干支のレリーフも、猪さんがはっきりと。

こちらは朝食レストランのアトリウム。
駅舎中央の三角屋根の下にある屋根裏部分を使って、リニューアルの際に新設されたものです。
屋根の一面がガラス張りで、とても明るい空間でした。

壁際に洋食ブッフェのライン、中央には和食のラインがあって、どちらも品数豊富です。
テーブルの間隔が広めにとられていて、混雑している割にはゆったりできました。

毎日、朝は時間がなくてパン1個ぐらいで、こんなに食べないのですがつい(笑)
五穀のクロワッサンが香ばしくてとても気に入りました。

和食を食べていた母が、「山形産米で炊いたお粥」と「尾花沢のだし」がものすごくおいしいから食べてみて!と強力に推すので食べてみました。
白菜ベースのだしが確かにとてもおいしくて、うっかりもう1杯行きそうに(笑)

フルーツと小さな杏仁豆腐のデザート。
私もそれ食べる、と杏仁豆腐を取りに行った母が、席に着くなり3秒で食べ終え「小さいね」と無念そう。
もう向こうで立ったまま「わんこ杏仁豆腐」してきたら(笑)
とはいえ、いろいろな料理がどれもおいしく、母はとても気に入ってくれたようでした。

アトリウムの一角は、くつろげそうなライブラリースペースになっています。
ここでのんびりするのもいいかも。
このホテルは東京駅と直結しているので、のんびり過ごした後は荷物を預けて動き回ることもでき、新幹線を使う場合などは本当に便利です。
泊まったホテルの名前(特に外資系)をなかなか覚えられず、ペニンシュラをペニシリン、コンラッドをコンバットなどと言ってしまう母ですが、東京ステーションホテルならば覚えられるに違いない(笑)
ちなみに、チェックアウトの時に「文豪セット」を買おうとしたら、なんと「ついさっき売り切れてしまいました」とのこと。
なかなか人気があるようです。残念・・・。
東京ステーションホテル
http://www.tokyostationhotel.jp/
「元気は元気なんだけど。なんか疲れちゃってねぇ・・・。」
「じゃあ、久々にどっかお泊まりしてのんびりする?」
「するする!」
というわけで、週末に母が新幹線でやってきました。
宿泊先は、昨年10月に東京駅とともにリニューアルオープンした、東京ステーションホテルです。

東京駅と皇居をつなぐ行幸通りからの眺め。
壮麗な駅舎の端から端までは、超広角レンズでもないと画角に収まらないのがちょっと残念です。

エントランス近くにあるガラスのロゴ。
長い駅舎のシルエットがいい感じです。

こじんまりとしたロビーは落ち着いた雰囲気。
向かい側の暖炉には(薪ではありませんが)暖かな火が入っていました。

2階と3階の客室前には、長い長い廊下が続いています。
エレベーターホールの位置がわかるように、そこだけ壁のライトがオレンジ色になっていました。
確かに左右どちらに行くのかわからなくなりそう・・・。

長い廊下の壁面には、さまざまな絵や写真やホテルゆかりの資料などが、美術館さながらに飾られています。
2033号室の前には、かつてこのホテルで執筆されたという松本清張の「点と線」の連載第1回目のページと、ストーリーに深く関係する特急あさかぜの時刻表が展示されています。

こちらは、今回の駅舎復原の前の東京駅の姿です。
私たちがずっと見ていたのは、このドーム部分が三角屋根で二階建ての姿だったんですね。
見慣れた姿のはずなのに、今改めて見るとやっぱり何かが足りないような気がしてしまいます。

客室の部屋は、天井がとても高くてクラシックな雰囲気。
重要文化財である建物全体の雰囲気によく合っています。

優雅ながら落ち着いたインテリア。

窓から見えるのは、丸ビルと新丸ビル。
それと、その間を抜ける行幸通りがほぼ正面に見えます。
その奥は皇居。
窓の下では、CMか写真撮影か、何かのロケが行われているようでした。

デスクの引き出しに、レターセットなどと一緒にステッカー2種が入っていました。
スーツケースなんかに貼りたくなるような絵柄です。

部屋置きのメモ用紙は、このホテルを愛した幾人もの作家たちにちなんで、小さな原稿用紙のデザインになっています。
このボールペンとメモ用紙とステッカーは、「文豪セット(800円)」としてフロントで購入できるとのこと。
これはちょっと欲しいなぁ。

洗面台もクラシックなイメージで統一されています。
シンクが2台だとなおよかったのですが。

水道のレバーが外国っぽくてかわいい。

バスルームには、広々としたバスタブ。
足を伸ばせるどころか、ほとんど底に寝られそうです(笑)
洗い場の椅子も高めで使いやすい。

アメニティ類はごく普通ですが、必要なものが一通り揃っています。

3階のドームに沿った部分に、宿泊客だけが入れる「アーカイブバルコニー」があるというので行ってみました。
窓のある小さな部屋になっていて、壁にはホテルの歴史を物語る写真などが飾られています。

ここからは、ドームの天井の装飾をじっくり眺めることができます。
ただ、真正面にも同じバルコニーがあり、向こう側にいる人たちが同じようにこっちを見ているので、ちょっと気まずい感じ(笑)

下からだと小さくてよく見えない干支のレリーフも、猪さんがはっきりと。

こちらは朝食レストランのアトリウム。
駅舎中央の三角屋根の下にある屋根裏部分を使って、リニューアルの際に新設されたものです。
屋根の一面がガラス張りで、とても明るい空間でした。

壁際に洋食ブッフェのライン、中央には和食のラインがあって、どちらも品数豊富です。
テーブルの間隔が広めにとられていて、混雑している割にはゆったりできました。

毎日、朝は時間がなくてパン1個ぐらいで、こんなに食べないのですがつい(笑)
五穀のクロワッサンが香ばしくてとても気に入りました。

和食を食べていた母が、「山形産米で炊いたお粥」と「尾花沢のだし」がものすごくおいしいから食べてみて!と強力に推すので食べてみました。
白菜ベースのだしが確かにとてもおいしくて、うっかりもう1杯行きそうに(笑)

フルーツと小さな杏仁豆腐のデザート。
私もそれ食べる、と杏仁豆腐を取りに行った母が、席に着くなり3秒で食べ終え「小さいね」と無念そう。
もう向こうで立ったまま「わんこ杏仁豆腐」してきたら(笑)
とはいえ、いろいろな料理がどれもおいしく、母はとても気に入ってくれたようでした。

アトリウムの一角は、くつろげそうなライブラリースペースになっています。
ここでのんびりするのもいいかも。
このホテルは東京駅と直結しているので、のんびり過ごした後は荷物を預けて動き回ることもでき、新幹線を使う場合などは本当に便利です。
泊まったホテルの名前(特に外資系)をなかなか覚えられず、ペニンシュラをペニシリン、コンラッドをコンバットなどと言ってしまう母ですが、東京ステーションホテルならば覚えられるに違いない(笑)
ちなみに、チェックアウトの時に「文豪セット」を買おうとしたら、なんと「ついさっき売り切れてしまいました」とのこと。
なかなか人気があるようです。残念・・・。
東京ステーションホテル
http://www.tokyostationhotel.jp/
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