- No
- 382
- Date
- 2019.06.30 Sun
名月荘(館内、食事など)
妹と姪が夕食の前に温泉に行ってくるというので、私と夫は館内の探検に出かけました。

離れから渡り廊下を通って本館の2階に上ると、椅子のあるこじんまりとしたスペースとテラスが。
傾斜地のためか階段を上り下りしてもその先にまた庭があったりして、ちょっと迷路感のある館内です。

その左手には、大浴場へと続く明るいサロン。

ここの廊下にも椅子が置いてあり、どこでも寛げるように趣向が凝らされています。

湯上がりサロンでは、思い思いの場所でコーヒーやお茶を楽しめるようになっていました。
この時は他にお客さんがいなかったので、運よく貸切状態。

カウンターに用意されたコーヒーカップとエスプレッソマシン。

冷たいお茶は、オーガニックマンゴーブラックティー。

大浴場の前のテーブルには山形名物の玉こんにゃくが。
そういえば仲居さんが夕方までは玉こんにゃくのサービスをやっているのでどうぞと言っていました。

楢下宿の丹野こんにゃくの玉こんだそうで、そりゃおいしいよねといただきました。
いつの間にか妹と姪もやってきて、玉こんに舌鼓。

テーブルにはかりんとうもあり、姪が気に入ってやたらと食べていたので、後で夫が売店で買ってあげていました(笑)
結局両親も合流し、しばらくはこのサロンでまったりと歓談。

サロンの横には図書室があり、カウンターでじっくり本を読むこともできます。

壁際の本棚に書籍が並んでいました。
部屋の他にも、色々な場所で好きなように時間が過ごせるのはいいですね。

その後、夫と私は階段の下の酒蔵に夕食のお酒を見に行きました。

ひんやりとした酒蔵の中には、山形産を中心に、様々な日本酒やワインが置いてありました。
あくまでも宿での食事の際に飲むものを選べるということで、買って帰ることはできないそうです。
私たち6人の中でお酒を飲むのは夫と父だけなので、これがいいかなと小さめの日本酒を選び、そこに置いてある紙に銘柄を書いてスタッフに渡しました。

食事は基本的に部屋食ですが、仲居さんに「眺めのいい個室ダイニングが空いているのでそちらでいかがですか」と薦められ、その方が気楽かなとそうすることにしました。
本館フロントの横にある階段を上ると、その2階にダイニングがあります。
階段の横には年代物らしいデスクと船の模型。

夕食は会席料理で、本日の献立を書いた紙が用意されていました。
先付は「槍烏賊甘煮、ゆき菜の花胡麻和え、若布ゼリーかけ」。

続いて、お品書きにはありませんでしたが、宿からの金婚式祝いということで鯛の塩焼きをいただきました。
見た目も豪華ですが、味も絶妙な塩加減でとてもおいしかったです。

出汁が別添えになった「貝寄せ椀」。

貝殻を開けて出汁を注いていただく、上品な一皿です。

「鯛と鮃、羽太の造り」
長い菖蒲の葉が立てて添えられ、お洒落なあしらいになっていました。
写真では完全に切れていますが(笑)

「山形牛ステーキ、甘藍サラダ」
甘藍とはキャベツのこと。
お酒を飲んでいない女性陣にはこのタイミングでご飯を出してくれました。

塩と醤油でいただくステーキは柔らかくて美味。
焼き加減は事前に一人ずつ確認してくれます。

次の「薇がんも」は大皿での提供でした。
薇はゼンマイと読むのですが、こんな難しい漢字なのねと感心しました。

「本鱒焼酢浸し」
ほの甘く酢浸しにした鱒も玉ねぎもおいしかったのですが、小食の私はそろそろ満腹に。

「名月荘うどん」
父と夫にはご飯とお漬物を添えて。

「苺みるく、抹茶あんみつ」
お腹いっぱいなのになぜかデザートは入る不思議(笑)

その後、別で頼んでおいたお祝いのケーキが運ばれてきました。
両親がろうそくの炎を消すところを動画に撮ったのですが、妹がここぞのタイミングで「ハックション!」とくしゃみをするという締まらなさ(笑)
ケーキはさすがに今は無理ということで、部屋の冷蔵庫に入れておいてもらいました。

部屋に戻ると、それぞれの部屋に布団の用意が。
本間と次の間は、開け放つと完全に修学旅行の雰囲気です(笑)

そして、姪が持ち込んだ猫のぬいぐるみがいい味出してました(笑)

夕食後は妹や姪と温泉へ。
大浴場の後、貸切湯が空いていたのでそちらにも行ってみました。
予約不要で、空いていれば使用中の札をひっくり返し、中から鍵をかけて使うスタイルです。

湯船につかりながら近況を話し合ったり、姪の独特な恋愛観に爆笑したり。
ちょうどよい広さの貸切湯で、ひと時の女子旅気分を味わいました。
部屋に戻ると夫が本を読みながら寝落ちといういつもの光景(笑)

朝は部屋の半露天風呂へ。
露天はやっぱり夜より朝がいいですね。
両親は早起きして散歩に出かけたようでした。

朝食も昨晩と同じ個室ダイニングで。
フロントの2階に上がると、サロンのようなスペースを囲む形で3室ほどの個室が並んでいます。

夜は暗くて見えませんでしたが、朝は大きな窓から山々がよく見えました。

朝食は釜炊きのご飯に合う和食。

最後にヨーグルト掛けのフルーツ。
ほどよい量で胃に優しい、おいしい朝食でした。

部屋に戻り、リビングのテーブルでコーヒーと一緒に改めて昨日のケーキを。
フルーツたっぷりの甘すぎず軽いケーキで、思ったよりもたくさん食べられました。
それにしても、食べてばっかりです(笑)
リビングに置いてあったクッキーや、特別プランだという冷蔵庫のフリードリンクも満喫しました(主に姪が)。

11時少し前にチェックアウト。
大人数でお世話になりました。

私は行かなかったのですが、こんな談話室もあったよと妹が写真をくれました。
貸切露天風呂や蔵のギャラリーなど、時間があればまだまだ楽しめる施設があるようです。

自然に恵まれた環境で、料理と温泉を楽しんだ滞在でした。
帰りの新幹線で、母から「今思えばあっという間の楽しい50年でした。これからもお父さんと仲良くがんばります!」とのメッセージが。
そうだね、仲良くしてください(笑)
金婚式おめでとう。
名月荘
https://www.meigetsuso.co.jp/

離れから渡り廊下を通って本館の2階に上ると、椅子のあるこじんまりとしたスペースとテラスが。
傾斜地のためか階段を上り下りしてもその先にまた庭があったりして、ちょっと迷路感のある館内です。

その左手には、大浴場へと続く明るいサロン。

ここの廊下にも椅子が置いてあり、どこでも寛げるように趣向が凝らされています。

湯上がりサロンでは、思い思いの場所でコーヒーやお茶を楽しめるようになっていました。
この時は他にお客さんがいなかったので、運よく貸切状態。

カウンターに用意されたコーヒーカップとエスプレッソマシン。

冷たいお茶は、オーガニックマンゴーブラックティー。

大浴場の前のテーブルには山形名物の玉こんにゃくが。
そういえば仲居さんが夕方までは玉こんにゃくのサービスをやっているのでどうぞと言っていました。

楢下宿の丹野こんにゃくの玉こんだそうで、そりゃおいしいよねといただきました。
いつの間にか妹と姪もやってきて、玉こんに舌鼓。

テーブルにはかりんとうもあり、姪が気に入ってやたらと食べていたので、後で夫が売店で買ってあげていました(笑)
結局両親も合流し、しばらくはこのサロンでまったりと歓談。

サロンの横には図書室があり、カウンターでじっくり本を読むこともできます。

壁際の本棚に書籍が並んでいました。
部屋の他にも、色々な場所で好きなように時間が過ごせるのはいいですね。

その後、夫と私は階段の下の酒蔵に夕食のお酒を見に行きました。

ひんやりとした酒蔵の中には、山形産を中心に、様々な日本酒やワインが置いてありました。
あくまでも宿での食事の際に飲むものを選べるということで、買って帰ることはできないそうです。
私たち6人の中でお酒を飲むのは夫と父だけなので、これがいいかなと小さめの日本酒を選び、そこに置いてある紙に銘柄を書いてスタッフに渡しました。

食事は基本的に部屋食ですが、仲居さんに「眺めのいい個室ダイニングが空いているのでそちらでいかがですか」と薦められ、その方が気楽かなとそうすることにしました。
本館フロントの横にある階段を上ると、その2階にダイニングがあります。
階段の横には年代物らしいデスクと船の模型。

夕食は会席料理で、本日の献立を書いた紙が用意されていました。
先付は「槍烏賊甘煮、ゆき菜の花胡麻和え、若布ゼリーかけ」。

続いて、お品書きにはありませんでしたが、宿からの金婚式祝いということで鯛の塩焼きをいただきました。
見た目も豪華ですが、味も絶妙な塩加減でとてもおいしかったです。

出汁が別添えになった「貝寄せ椀」。

貝殻を開けて出汁を注いていただく、上品な一皿です。

「鯛と鮃、羽太の造り」
長い菖蒲の葉が立てて添えられ、お洒落なあしらいになっていました。
写真では完全に切れていますが(笑)

「山形牛ステーキ、甘藍サラダ」
甘藍とはキャベツのこと。
お酒を飲んでいない女性陣にはこのタイミングでご飯を出してくれました。

塩と醤油でいただくステーキは柔らかくて美味。
焼き加減は事前に一人ずつ確認してくれます。

次の「薇がんも」は大皿での提供でした。
薇はゼンマイと読むのですが、こんな難しい漢字なのねと感心しました。

「本鱒焼酢浸し」
ほの甘く酢浸しにした鱒も玉ねぎもおいしかったのですが、小食の私はそろそろ満腹に。

「名月荘うどん」
父と夫にはご飯とお漬物を添えて。

「苺みるく、抹茶あんみつ」
お腹いっぱいなのになぜかデザートは入る不思議(笑)

その後、別で頼んでおいたお祝いのケーキが運ばれてきました。
両親がろうそくの炎を消すところを動画に撮ったのですが、妹がここぞのタイミングで「ハックション!」とくしゃみをするという締まらなさ(笑)
ケーキはさすがに今は無理ということで、部屋の冷蔵庫に入れておいてもらいました。

部屋に戻ると、それぞれの部屋に布団の用意が。
本間と次の間は、開け放つと完全に修学旅行の雰囲気です(笑)

そして、姪が持ち込んだ猫のぬいぐるみがいい味出してました(笑)

夕食後は妹や姪と温泉へ。
大浴場の後、貸切湯が空いていたのでそちらにも行ってみました。
予約不要で、空いていれば使用中の札をひっくり返し、中から鍵をかけて使うスタイルです。

湯船につかりながら近況を話し合ったり、姪の独特な恋愛観に爆笑したり。
ちょうどよい広さの貸切湯で、ひと時の女子旅気分を味わいました。
部屋に戻ると夫が本を読みながら寝落ちといういつもの光景(笑)

朝は部屋の半露天風呂へ。
露天はやっぱり夜より朝がいいですね。
両親は早起きして散歩に出かけたようでした。

朝食も昨晩と同じ個室ダイニングで。
フロントの2階に上がると、サロンのようなスペースを囲む形で3室ほどの個室が並んでいます。

夜は暗くて見えませんでしたが、朝は大きな窓から山々がよく見えました。

朝食は釜炊きのご飯に合う和食。

最後にヨーグルト掛けのフルーツ。
ほどよい量で胃に優しい、おいしい朝食でした。

部屋に戻り、リビングのテーブルでコーヒーと一緒に改めて昨日のケーキを。
フルーツたっぷりの甘すぎず軽いケーキで、思ったよりもたくさん食べられました。
それにしても、食べてばっかりです(笑)
リビングに置いてあったクッキーや、特別プランだという冷蔵庫のフリードリンクも満喫しました(主に姪が)。

11時少し前にチェックアウト。
大人数でお世話になりました。

私は行かなかったのですが、こんな談話室もあったよと妹が写真をくれました。
貸切露天風呂や蔵のギャラリーなど、時間があればまだまだ楽しめる施設があるようです。

自然に恵まれた環境で、料理と温泉を楽しんだ滞在でした。
帰りの新幹線で、母から「今思えばあっという間の楽しい50年でした。これからもお父さんと仲良くがんばります!」とのメッセージが。
そうだね、仲良くしてください(笑)
金婚式おめでとう。
名月荘
https://www.meigetsuso.co.jp/
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