- No
- 163
- Date
- 2014.04.19 Sat
天一 銀座本店
インターネットで「天一」と検索すると、こってり系の某有名ラーメン店が先にヒットしたりしますが、今回の「天一」は天ぷら屋さんの方です。
夫の誕生日が近いこともあって、何年かぶりに天ぷらを食べに行くことになり、お昼の時間に銀座本店のお座敷カウンターを予約しました。

今や全国各地に支店を持つ天一は、昭和5年創業の老舗天ぷら料理店です。
本店には、時の政治家や文壇の面々、海外の著名人などが数多く訪れたようで、入口にはクリントン元大統領などの写真が誇らしげに飾られていました。

掘りごたつ式のカウンター席に座ると、サラダとお通しの小鉢が出てきます。
カウンターには天つゆと塩とカレー粉が用意してありました。
別の鉢にはみずみずしい大根おろしがどっさり入っていて、嬉しい限り。
ほとんどひとりで食べきり、あわよくばお代わりしようかという勢いでした(笑)

ちなみにこのお通し、椎茸の軸の部分を細かく縦に裂いて佃煮のように仕上げ、鰹節をまぶしたものだそうです。
聞かないとわからないけれど、聞いて納得。
じんわりと旨みの凝縮した一品でした。

カウンターの中はこんな感じ。
ちょうどひとりが立てるくらいのスペースを取り囲むように、たねや衣、天ぷら鍋などの調理器具がきちんと置かれています。
揚げあがると丁寧に油を切って、それぞれのお皿に乗せてくれます。
この部屋はカウンターの周りに9席あり、私たちが着席したときは奥で海外からのゲストが食事を楽しんでいました。
お品書きを眺めて、一品ずつ頼むかお任せコースにするかしばし思案。
悩んだ末、食べきれなかったらお持ち帰りもできますよとの一言で、「月」コースにしました。
海老2点、魚2点、野菜3点、穴子、かき揚げ、食事、果物、という内容です。

まずは海老の足と、才巻海老。
香ばしい海老の足は塩でいただきます。
ここの天ぷらは割と衣をしっかりまとわせるようですね。
揚げ油はごま油が7割だそうですが、なぜか重たさは感じません。

衣はさくっとしているのに、身がふわっふわに仕上げられたキス。
職人技に感動して、幸せのあまり思わず笑ってしまいました。

海老詰め椎茸と、帆立の貝柱。
肉厚の椎茸は中まで熱々で、猫舌の夫は一瞬あちっとひるんでいました(笑)
ふっくら大ぶりな帆立は、中がほとんどレアで絶妙な仕上がり。
レモンがよく合います。

大好物のアスパラガス。
これあと2~3本連続でもよかったなぁ。

ホクホクの銀杏には、小さく切った絹さやが添えられていました。

穴子はまるまる半身で、その大きさにびっくり。
食べやすいように、半分に切って出してくれます。
大根おろしと天つゆでもいいですし、カレー塩もおすすめですとのことだったので、塩とカレー粉を混ぜて、試してみました。
今度は夫が幸せのうふふ笑い(笑)
大きな穴子を平らげて、さすがにおなかがいっぱいです。
最後のかき揚げは、ご飯に乗せて天丼にもできるし、天茶漬けも選べるとのこと。
私の分は持ち帰りにしてもらい、夫は天丼を頼みました。

少なめのご飯に、帆立小柱と海老のざくざくしたかき揚げを乗せたミニ天丼。
夫はあっという間に完食でした。

私はご飯をパスして、赤出汁とお漬物だけもらいました。
このお漬物も程よい塩加減でなかなかおいしかったです。

食事が終わると、カウンターから別のテーブル席に移ります。
隣のテーブルではおじさまがふたり、こんなに食べきれるかなーと言いながら大きな器の天丼を食べ始めていました。

最後の果物は、今の季節だとメロン、マンゴー、パパイヤ、スイカから選べます。
私はメロン、夫はスイカにしました。

メロンの完熟具合も完璧だったし、かわいい小玉スイカもしっかり甘かったようです。
お昼から贅沢しました。ごちそうさまでした。
何より、天ぷら好きの夫が大満足してくれてよかったです。
と幸せ気分でまったりしていたら、結局夫が会計してくれていました。誕生日なのに(笑)
ちょっと申し訳ないので、帰りに銀座4丁目のGAPでジーンズを買ってあげました(値段の差・・・(笑))。

ところで、お土産包みにしてくれたかき揚げはこんな感じでした。
天つゆも、きちんと小さな包みにしてくれるところがさすがです。
天一
http://www.tenichi.co.jp/
夫の誕生日が近いこともあって、何年かぶりに天ぷらを食べに行くことになり、お昼の時間に銀座本店のお座敷カウンターを予約しました。

今や全国各地に支店を持つ天一は、昭和5年創業の老舗天ぷら料理店です。
本店には、時の政治家や文壇の面々、海外の著名人などが数多く訪れたようで、入口にはクリントン元大統領などの写真が誇らしげに飾られていました。

掘りごたつ式のカウンター席に座ると、サラダとお通しの小鉢が出てきます。
カウンターには天つゆと塩とカレー粉が用意してありました。
別の鉢にはみずみずしい大根おろしがどっさり入っていて、嬉しい限り。
ほとんどひとりで食べきり、あわよくばお代わりしようかという勢いでした(笑)

ちなみにこのお通し、椎茸の軸の部分を細かく縦に裂いて佃煮のように仕上げ、鰹節をまぶしたものだそうです。
聞かないとわからないけれど、聞いて納得。
じんわりと旨みの凝縮した一品でした。

カウンターの中はこんな感じ。
ちょうどひとりが立てるくらいのスペースを取り囲むように、たねや衣、天ぷら鍋などの調理器具がきちんと置かれています。
揚げあがると丁寧に油を切って、それぞれのお皿に乗せてくれます。
この部屋はカウンターの周りに9席あり、私たちが着席したときは奥で海外からのゲストが食事を楽しんでいました。
お品書きを眺めて、一品ずつ頼むかお任せコースにするかしばし思案。
悩んだ末、食べきれなかったらお持ち帰りもできますよとの一言で、「月」コースにしました。
海老2点、魚2点、野菜3点、穴子、かき揚げ、食事、果物、という内容です。

まずは海老の足と、才巻海老。
香ばしい海老の足は塩でいただきます。
ここの天ぷらは割と衣をしっかりまとわせるようですね。
揚げ油はごま油が7割だそうですが、なぜか重たさは感じません。

衣はさくっとしているのに、身がふわっふわに仕上げられたキス。
職人技に感動して、幸せのあまり思わず笑ってしまいました。

海老詰め椎茸と、帆立の貝柱。
肉厚の椎茸は中まで熱々で、猫舌の夫は一瞬あちっとひるんでいました(笑)
ふっくら大ぶりな帆立は、中がほとんどレアで絶妙な仕上がり。
レモンがよく合います。

大好物のアスパラガス。
これあと2~3本連続でもよかったなぁ。

ホクホクの銀杏には、小さく切った絹さやが添えられていました。

穴子はまるまる半身で、その大きさにびっくり。
食べやすいように、半分に切って出してくれます。
大根おろしと天つゆでもいいですし、カレー塩もおすすめですとのことだったので、塩とカレー粉を混ぜて、試してみました。
今度は夫が幸せのうふふ笑い(笑)
大きな穴子を平らげて、さすがにおなかがいっぱいです。
最後のかき揚げは、ご飯に乗せて天丼にもできるし、天茶漬けも選べるとのこと。
私の分は持ち帰りにしてもらい、夫は天丼を頼みました。

少なめのご飯に、帆立小柱と海老のざくざくしたかき揚げを乗せたミニ天丼。
夫はあっという間に完食でした。

私はご飯をパスして、赤出汁とお漬物だけもらいました。
このお漬物も程よい塩加減でなかなかおいしかったです。

食事が終わると、カウンターから別のテーブル席に移ります。
隣のテーブルではおじさまがふたり、こんなに食べきれるかなーと言いながら大きな器の天丼を食べ始めていました。

最後の果物は、今の季節だとメロン、マンゴー、パパイヤ、スイカから選べます。
私はメロン、夫はスイカにしました。

メロンの完熟具合も完璧だったし、かわいい小玉スイカもしっかり甘かったようです。
お昼から贅沢しました。ごちそうさまでした。
何より、天ぷら好きの夫が大満足してくれてよかったです。
と幸せ気分でまったりしていたら、結局夫が会計してくれていました。誕生日なのに(笑)
ちょっと申し訳ないので、帰りに銀座4丁目のGAPでジーンズを買ってあげました(値段の差・・・(笑))。

ところで、お土産包みにしてくれたかき揚げはこんな感じでした。
天つゆも、きちんと小さな包みにしてくれるところがさすがです。
天一
http://www.tenichi.co.jp/
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