category :2010.05 ホーチミンシティ
- No
- 12
- Date
- 2010.05.06 Thu
ホーチミンシティ(パークハイアット)
ゴールデンウィークのホーチミンシティ。
宿泊はパークハイアットサイゴンに決めました。
コロニアルな雰囲気を持ちながら設備は最新、規模が大きすぎず日本人も多すぎず、騒々しくないロケーションだけど街歩きには便利、というわがままな条件で探したら、ここが一番よさそうということで。

成田からのANA便でホーチミンには夜中に到着。
空港からピックアップしてもらい、部屋の中でチェックイン手続を済ませました。

なぜかたいてい食べずに終わるウェルカムフルーツ。
今回も何となく食べずに飾ったままでした。もったいない・・・

夜中なので窓は閉まっていますが、中庭のプールに面した部屋です。

バスルーム。温度も水量も申し分なし。
でもバスタブの栓が少し緩く、夜なみなみとお湯を溜めておいても朝になると半分に減っていたのはご愛嬌。

洗面台と大きな鏡。
歯磨き用のミネラルウォーターもちゃんとありました。

窓の外はプールのある中庭です。
小さなプールですが、何しろ蒸し暑いので気持ちよさそう。
水着でくつろぐ欧米ファミリー率が高かったです。

朝、中庭から見上げた空。
建物の影になっているところは意外に涼しいです。


外へ出て戻ってくると、空調のよく効いた室内が心地よく、すぐにまったりしてしまう私たちでした。
冷蔵庫のビールやドリンクも、何本開けたことか(笑)

- No
- 13
- Date
- 2010.05.06 Thu
ホーチミンシティ(街歩き その1)
ホーチミン市内には、フランス統治時代に建てられたコロニアル建築がたくさんあります。
街もそれほど大きくないので、主要なところはお散歩気分で歩いてまわれます。

ドンコイ通りの突き当たり、聖マリア教会。
平日に行ったら無料で中に入ることができました。


ベトナム語、フランス語、中国語で感謝の言葉が捧げられています。

ステンドグラスはベトナム戦争で破壊されましたが、その後ごく質素な形で復元されているそうです。
でも十分きれいです。

映画の舞台にもなったコンチネンタルホテル。
気品あるたたずまいです。
奥に見える高層の建物はカラベル。

統一会堂。旧南ベトナム大統領官邸です。
大きな赤い看板はホーチミンさんの肖像画。
ベトナム人でごった返す入口で入場料を払い、広い庭をぐるりと回って建物の中に入ります。
中も割と広く、ガイドツアーもありますが、適当に回っても大体わかります。
でも正午頃になるとお昼休みのようで、係員に追い立てられて全員建物の外に出されます。
え?そういうものなの?とびっくりしました。
お国柄って面白いですね。
敷地内には戦車もありました。
立入禁止のチェーンを乗り越えて戦車に乗りまくる(そしてピースサインで写真を撮りまくる)ベトナム人たちが、なんだか無邪気で笑ってしまいました。

中央郵便局は、郵便局なのに観光名所。
パステルピンクの可愛らしい建物です。
ウェディングドレスとタキシードのカップルが、建物をバックに記念撮影をしていました。

郵便局の中はたくさんの窓口があり、中央の通路や横の売店で絵葉書や切手などのお土産物も売っています。
一番奥はもちろん、祖国の父ホーチミンさん。

かの有名なホテルマジェスティック。
ドンコイ通りの入口で、サイゴン川に面しています。

国営百貨店。
レロイ通りとグエンフエ通り、2つの大通りの交差点にあります。
この中にあるスーパーがなかなか楽しく、ベトナムっぽい日用品やお菓子、コーヒーなどがいろいろ揃います。
そのスーパーのコーヒー売り場に若い女性の店員さんがいて、「それ、ブルーマウンテンて書いてあるけどホントはモカです。こっちの方がおススメです。」と日本語で教えてくれたのがちょっと面白かったです。
(確かに裏返してみたら原材料モカと書いてあった)
あー本当だねーと、値段も同じくらいなのでお薦めの方を買いましたが、じゃあ何であれ売り場に置いてるんだろね、と後で夫と笑いました。

人民委員会庁舎はヨーロッパのお城のようです。
あまり近くから写真を撮ってはいけないとのこと。
もちろん中に入ることもできません。

夜になるとライトアップがきれい。
4/30が南部開放記念日、5/1がメーデーと連休になるので、庁舎正面の公園では多くの人が夜遅くまで祝日を楽しんでいました。
屋台も出ていてとても賑やかですが、日本と違うのは、アイスクリームの屋台がやたら多い!
(屋台でない普通のアイスクリーム屋さんもあちこちにありますが)
ベトナム人はアイスクリームが大好きみたいです。暑いですからね。

庁舎のすぐ横にあるレックス。
こちらも、元国営という歴史のあるホテルです。

市民劇場、通称オペラハウス。

そしてその横のコンチネンタルもライトアップ。
最上階のライトの色が刻々と変わりとてもカラフル。
ブルーがきれいだったので、その瞬間を狙いました。
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- 14
- Date
- 2010.05.06 Thu
ホーチミンシティ(街歩き その2)
美しい建物も素敵だけど、街の風景や普通の人たちの暮らしを眺めるのも楽しいです。

ベンタイン市場の裏のフルーツ屋さん。
色とりどりの果物がきれいに積み上げられています。

大通りにも裏通りにも、ホーチミンのいたるところにある路上カフェ。
だいたいどこも、プラスチックの椅子とテーブルに、パラソルの小さな屋台です。
排ガスも砂ぼこりもお構いなしの大らかさ。
雑貨屋などの軒先がこんな感じになっていて、店員も外にいて椅子に座り、雑談しちゃってることもしばしば。
お店に入ろうとするとおもむろにプラスチックの椅子から立ち上がって「あ、いらっしゃいませ」みたいな(笑)
でも、お風呂椅子っぽい小さい椅子が多いのは何故なんでしょうね。
大人が子供の椅子に座っているようで、かわいさ倍増です。

中央郵便局のそばの絵葉書屋さんです。
のんびりと営業中。

外国の看板や標識が大好きです。
これは多分、シクロ乗り入れ禁止、でしょうね。

4/30が南部開放記念日ということで、街のあちこちにプロパガンダポスターが貼ってあります。
こういうのを見るとやはり、社会主義国なんだなぁと思います。

サイゴン川沿いの公園にあった自動販売機。
販売停止中のようですが、缶の絵を見ても味が想像できません(笑)

歩道の隅で、ペディキュアを塗る女の子。
とてもアジアっぽい光景。

大通りはビルの立ち並ぶ都会ですが、一本入るとこんな古い市場も残っています。
売られているのは、食料品や衣類などさまざま。

サイゴン川沿いの歩道。

こちらはレロイ通りにある公園の花。
色鮮やかな花があちこちで咲いています。

マジェスティック近くのサイゴン川沿いに、対岸の2区に渡る渡し舟の乗り場があります。
20年前の風景が残っていると聞いて、興味津々でやってきました。
チケットは片道たったの500ドン・・・日本円で2~3円ぐらいです。


渡し舟は5分程度。自転車やバイクもそのまま乗り込みます。
KEMはベトナム語でアイスクリーム。
2区まで営業でしょうか。
船上でもう売れてるみたいですが(笑)


2区は活気がありながらも何となくのどかな雰囲気で、心なしか子供たちの姿も多いです。
観光客はほとんどいないようで、ちょっと目立ってしまいました。
でも、この辺りはまもなく再開発地域になるようで、こんな風景が見られるのもあと数年かもしれません。

もう一度渡し舟で1区に戻ります。
街中よりは風も涼しいサイゴン川の上。
別にきれいな川でもないのですが、何となく川の流れって和みます。