- No
- 436
- Date
- 2023.06.01 Thu
ザ・ブラッサム熊本
今回の熊本旅では、JR熊本駅に隣接するザ・ブラッサム熊本に2泊しました。
駅の白川口にあるアミュプラザくまもとの9階から12階がホテルフロアになっています。
2021年開業で、まだ新しくとてもきれいなホテルでした。

建物の右端の壁にあるホテルロゴと大きな自動ドアがエントランスの目印です。
駅改札からは徒歩1~2分。
繁華街エリアからは少し離れていますが、空港リムジンのバス停や市電の電停、タクシー乗り場、ライブ会場への臨時シャトルバス乗り場も駅隣接だったので、私にとっては交通アクセスの良さは抜群でした。
アミュプラザや駅に飲食店がたくさんあるのも便利です。

フロントは9階にあります。
エレベーターホールの奥にはセルフバゲージルームがあり、チェックイン前やチェックアウト後はスーツケースに暗証番号つきのチェーンをかける形で保管できました。
フロントでも預かってくれると思いますが、手軽なのはよかったです。

大きな窓に面したフロントロビー。
熊本の工芸品やアートが飾られています。
反対側のソファにはくまモンのぬいぐるみも。

ロビーから見える中庭テラスには水盤とチャペル。
広々とした開放感のある空間で、結婚式に使われたりもするようです。

客室に向かうエレベーターホール。
この先はカードキーでしか入れないエリアです。

部屋は12階のモデレートダブル。
中に入ると、すぐ横にオープンのクローゼットがありました。
下の引き出しにはセキュリティボックスも完備。

室内は、こちらもオープンスタイルの洗面台を仕切りとして、奥がベッドルームになっています。
夕方なので西日が強烈です(笑)

今回は多少狭くてもいいやと思って予約しましたが、水回りをコンパクトにする工夫で居住スペースがそれなりに確保され、一人で泊まる分には圧迫感もなく落ち着けるちょうどいい広さでした。
窓際のソファも十分なサイズです。

ベッドの反対側の壁には液晶テレビ。
朝食や大浴場の混雑状況なども確認できて便利でした。

洗面台との間が一部透かしになっていて、抜け感もあります。

ベッドサイドには電話や電子機器のケーブル、スイッチ類など。

部屋着兼パジャマは七分袖七分丈で着やすいです。
ただ、一人なのに2着用意されているのはまだしも、翌日の室内清掃が終わったら更に3着増えて、予備だけで4着になっていました(笑)
ダブルの部屋なのでマニュアルだとそうなるのか、単なる置き忘れかはわかりませんが。

窓際のキャビネットにはミネラルウォーター。
引き出しにグラスやお茶類が入っています。
その下には小型の冷蔵庫。

そしてなぜここに鏡?と思いましたが、洗面所の照明がトップライトしかなくメイクするには不向きだったので、これは助かりました。

窓の外は市街地とは逆方向で、山の風景がきれいに見えます。
足元は駅舎や線路ですが、音が気になることは特にありませんでした。

洗面台はコンパクトですが必要なものが揃い、私物の置き場所も確保されていて使い勝手がよかったです。

左右の引き出しにアメニティが入っています。

洗面台の横にはシャワーブースの扉。

この部屋にはバスタブがなくシャワーのみですが、大浴場があるのでそれほど気になりませんでした。
デラックス以上のカテゴリーだとバスタブが付くようです。

トイレは独立したスペース。
バスエリアの縮小と利便性のバランスを取って居住性を優先するとこうなるのかと、ちょっと感心した部屋の作りでした。

大浴場は9階の宿泊者専用エリア内にあります。
遅めの時間に利用しましたが、脱衣所も浴槽も余裕があってゆったり使えました。
もちろん部屋着とスリッパで利用可能です。

ウォーターサーバーが置かれたラウンジや、庭に面した湯上がりスペースもありました。

朝食は、9階のパブリックエリアにある九州創作料理のレストラン「千山万水」で。
和洋食のブッフェになっていて、洋食ではローストビーフや馬すじのカレーが人気のようでした。

和食でも、赤鶏の唐揚げ、だご汁、さつま揚げ、ちくわにポテトサラダを詰めて揚げたちくわサラダなど、熊本名物が小さめサイズでいろいろ楽しめます。
辛子蓮根や、デザートではいきなりだんごもありました。
2泊では全種類食べきれなかったです。

朝食後にレストランを出て奥側に回ってみると、アミュプラザからの直通エレベーターと展望ロビーがありました。
ここからの眺めもなかなかですが、そのそばのドアから外のテラスに出られるようになっています。

こじんまりとしたテラスですが、正面の駅前広場や左手の山並み、右手にはビルが立ち並ぶ街並みが見渡せます。
交通至便で街と山の風景が両方楽しめるいい立地だなと改めて思いました。
観光が主目的ではなかったので部屋でのんびりする時間も多かったのですが、ストレスを感じることのない大満足の滞在でした。

空港リムジンに乗る前、駅の郵便局前のポストで見かけたくまモンが、今回のラストくまモンでした(笑)
熊本いいところですね。
また来たいです。
ザ・ブラッサム熊本
https://www.jrk-hotels.co.jp/Kumamoto/
駅の白川口にあるアミュプラザくまもとの9階から12階がホテルフロアになっています。
2021年開業で、まだ新しくとてもきれいなホテルでした。

建物の右端の壁にあるホテルロゴと大きな自動ドアがエントランスの目印です。
駅改札からは徒歩1~2分。
繁華街エリアからは少し離れていますが、空港リムジンのバス停や市電の電停、タクシー乗り場、ライブ会場への臨時シャトルバス乗り場も駅隣接だったので、私にとっては交通アクセスの良さは抜群でした。
アミュプラザや駅に飲食店がたくさんあるのも便利です。

フロントは9階にあります。
エレベーターホールの奥にはセルフバゲージルームがあり、チェックイン前やチェックアウト後はスーツケースに暗証番号つきのチェーンをかける形で保管できました。
フロントでも預かってくれると思いますが、手軽なのはよかったです。

大きな窓に面したフロントロビー。
熊本の工芸品やアートが飾られています。
反対側のソファにはくまモンのぬいぐるみも。

ロビーから見える中庭テラスには水盤とチャペル。
広々とした開放感のある空間で、結婚式に使われたりもするようです。

客室に向かうエレベーターホール。
この先はカードキーでしか入れないエリアです。

部屋は12階のモデレートダブル。
中に入ると、すぐ横にオープンのクローゼットがありました。
下の引き出しにはセキュリティボックスも完備。

室内は、こちらもオープンスタイルの洗面台を仕切りとして、奥がベッドルームになっています。
夕方なので西日が強烈です(笑)

今回は多少狭くてもいいやと思って予約しましたが、水回りをコンパクトにする工夫で居住スペースがそれなりに確保され、一人で泊まる分には圧迫感もなく落ち着けるちょうどいい広さでした。
窓際のソファも十分なサイズです。

ベッドの反対側の壁には液晶テレビ。
朝食や大浴場の混雑状況なども確認できて便利でした。

洗面台との間が一部透かしになっていて、抜け感もあります。

ベッドサイドには電話や電子機器のケーブル、スイッチ類など。

部屋着兼パジャマは七分袖七分丈で着やすいです。
ただ、一人なのに2着用意されているのはまだしも、翌日の室内清掃が終わったら更に3着増えて、予備だけで4着になっていました(笑)
ダブルの部屋なのでマニュアルだとそうなるのか、単なる置き忘れかはわかりませんが。

窓際のキャビネットにはミネラルウォーター。
引き出しにグラスやお茶類が入っています。
その下には小型の冷蔵庫。

そしてなぜここに鏡?と思いましたが、洗面所の照明がトップライトしかなくメイクするには不向きだったので、これは助かりました。

窓の外は市街地とは逆方向で、山の風景がきれいに見えます。
足元は駅舎や線路ですが、音が気になることは特にありませんでした。

洗面台はコンパクトですが必要なものが揃い、私物の置き場所も確保されていて使い勝手がよかったです。

左右の引き出しにアメニティが入っています。

洗面台の横にはシャワーブースの扉。

この部屋にはバスタブがなくシャワーのみですが、大浴場があるのでそれほど気になりませんでした。
デラックス以上のカテゴリーだとバスタブが付くようです。

トイレは独立したスペース。
バスエリアの縮小と利便性のバランスを取って居住性を優先するとこうなるのかと、ちょっと感心した部屋の作りでした。

大浴場は9階の宿泊者専用エリア内にあります。
遅めの時間に利用しましたが、脱衣所も浴槽も余裕があってゆったり使えました。
もちろん部屋着とスリッパで利用可能です。

ウォーターサーバーが置かれたラウンジや、庭に面した湯上がりスペースもありました。

朝食は、9階のパブリックエリアにある九州創作料理のレストラン「千山万水」で。
和洋食のブッフェになっていて、洋食ではローストビーフや馬すじのカレーが人気のようでした。

和食でも、赤鶏の唐揚げ、だご汁、さつま揚げ、ちくわにポテトサラダを詰めて揚げたちくわサラダなど、熊本名物が小さめサイズでいろいろ楽しめます。
辛子蓮根や、デザートではいきなりだんごもありました。
2泊では全種類食べきれなかったです。

朝食後にレストランを出て奥側に回ってみると、アミュプラザからの直通エレベーターと展望ロビーがありました。
ここからの眺めもなかなかですが、そのそばのドアから外のテラスに出られるようになっています。

こじんまりとしたテラスですが、正面の駅前広場や左手の山並み、右手にはビルが立ち並ぶ街並みが見渡せます。
交通至便で街と山の風景が両方楽しめるいい立地だなと改めて思いました。
観光が主目的ではなかったので部屋でのんびりする時間も多かったのですが、ストレスを感じることのない大満足の滞在でした。

空港リムジンに乗る前、駅の郵便局前のポストで見かけたくまモンが、今回のラストくまモンでした(笑)
熊本いいところですね。
また来たいです。
ザ・ブラッサム熊本
https://www.jrk-hotels.co.jp/Kumamoto/
- category:2023.05 熊本
- No
- 435
- Date
- 2023.05.30 Tue
熊本 街歩き
熊本といえば熊本城や阿蘇山のイメージで、市内近郊に何があるのかほとんど知らないまま訪ねたのですが、まずはとにかく市電が気に入って滞在中に何度も乗りました。
車両の中ほどのドアから乗車したら、できるだけ前の方に行って、運転士さんがハンドル状のギアのようなものを左手でぐるぐる回しながら操縦するのをずっと見ていたり(笑)
車両はレトロなものから二両連結の最新式のものもあり、車体の広告も様々で、自動車と並走するのを眺めているだけでも楽しいです。
何より大通りの真ん中にある島のような電停がまた新鮮で。
しまいには、アジア系の観光客から路線や乗り方を尋ねられて、地元の人でもないのに得意げに説明していました(笑)

その市電に乗って辛島町の電停で降りると、目の前に現れる大きな建物がサクラマチクマモト。
1階が大きなバスターミナルになっています。
手前の広場では色とりどりの花が咲き、空の青さとも相まってとてもきれいでした。

館内のテナントは洋服や雑貨や熊本名産品の店、それに飲食店が多数。
屋上が広いガーデンテラスになっていて、日本庭園や見晴らしのよいデッキなどがあります。
熊本城も、市街地のいろんなところから見えるんですね。

下の階では、たくさんの幼稚園児たちがくまモンの足元の遊具で楽しそうに遊んでいました。

カウンターやハイチェアもあって、ちょっと散策して休むのにちょうどよさそう。
別のエリアには幅広い斜面の滑り台もあって、子供たちの遊び場としても人気のようでした。

市電のB系統に乗って新町で下車し、すぐそばにある長崎次郎書店に向かいました。
大正13年に建てられた国の有形文化財で、内装をリニューアルし再オープンした書店だそうです。

その書店の2階が長崎次郎喫茶室。
お昼前なので空いているかなと思い、階段を上って入ってみました。
好きな席にどうぞということで、運良く空いていた窓際の眺めのいいテーブルに着席。

メニューが思ったよりたくさんあって迷いましたが、フレンチトーストとアイスティーを注文。
おいしくてあっという間になくなってしまい、プリンも追加しようかと迷いましたが、甘いものが続くのもなと思いやめておきました。
実は人気メニューだったようで、今思うと食べておけばよかったです(笑)

窓からは新町の電停と線路が見え、時々やってくる市電が目の前をゆっくりと通り過ぎる絶好のビューポイントです。
市電が来るたびにあちこちのテーブルからシャッター音が聞こえていました。

会計の際、レジのそばに個包装のドリップコーヒーが置いてあり、レトロなパッケージも気に入ってコーヒー好きな夫へのお土産に4種類購入。
その後、1階の書店も覗いてみました。
外観から古本屋のような雑多な雰囲気を想像していましたが、中は児童書や新旧の絵本コーナーが充実していて、作家やイラストレーターの作品を展示する小さなギャラリーもあり、とても素敵な町の本屋さんでした。

そして、この日の夜は今回の熊本でのメインイベント、大好きなアーティストのライブに参加。
全国ツアー中なのですが人気すぎて行きたい公演がなかなか当たらず、日本全国に候補を広げたら自宅から一番遠い会場に当選したという次第で(笑)
いつも一人での参戦なので特に不安もなく、この日もとにかく盛り上がり、もちろんとても楽しかったです。
多少寝不足だろうが、市内を歩き回った後だろうが、2時間立ちっぱなしのライブに少しの疲れも感じないのは我ながら本当に不思議。
ただ、いつかは二人組で申し込んだ公演も当たってほしいということと、床がフラットなアリーナ席はどうか身長順にしてほしいという願いは新たにしました(笑)

翌日は祝日だったためか、熊本駅前の市電の電停に朝から長蛇の列ができていました。
市電好きとは言っても最後尾がどこかわからないほどの列には並ぶ気力がなく、迷わず駅前ロータリーのタクシー乗り場へ。

水前寺成趣園の入口まで連れて行ってくれたタクシーの運転手さんに、帰りもこの辺でタクシー乗れますか?と聞いたら、「あの橋のところが待機場所だから多分乗れるけど、そこから大通りに出たらすぐ電停があるから、街中に出るなら市電の方がいいですよ」「建軍行きじゃなくて逆の方ね」と親切に教えてくれました。
方言大好き人間としては、柔らかく朴訥とした感じのネイティブ熊本弁が聞けてとても嬉しかったのですが、馴染みがなさすぎてよく覚えておらず脳内再生できないのが残念です。
東北弁なら完璧に再現できるんですが(笑)

水前寺成趣園は、肥後細川藩の時代に整備された回遊式庭園です。
きれいな所だとは聞いていましたが、隅々まで手入れの行き届いた庭園の美しさは想像以上でした。

富士山のような形の山。

大小の池には鯉が泳いでいます。
親子のように並んで泳ぐ亀もいました。

敷地内にある鳥居の先は、歴代藩主とガラシャ夫人が祀られた出水神社。
参拝して御朱印をいただきました。

赤い鳥居がいくつも連なる稲荷神社も。

園の入口の反対側から見た池の眺め。
天国のように平和で穏やかな景色です。

他にも芍薬の咲く花壇や能楽殿などを眺めながら、園内をのんびり一周。
この日もとても天気がよく、夫との旅行でだいたい天気が崩れるのはやっぱり夫が雨男なんだなと確信しました(笑)

市電で通町筋まで戻り、お茶を飲んで一休みしてから熊本駅前に戻ることにしました。
休日の繁華街の電停はすごい待ち行列です。
下手すると乗り場に収まらず車道にまで人の列が延びていて、ちょっとヒヤヒヤしました。

ただ、この混み具合でも新型の二両連結の車両がやって来たらあっさり全員が乗れたので、その輸送力に改めて感心しました。
サクラマチ クマモト
https://sakuramachi-kumamoto.jp/
長崎次郎喫茶室
http://jirokissashitsu.otemo-yan.net/
水前寺成趣園
http://www.suizenji.or.jp/
車両の中ほどのドアから乗車したら、できるだけ前の方に行って、運転士さんがハンドル状のギアのようなものを左手でぐるぐる回しながら操縦するのをずっと見ていたり(笑)
車両はレトロなものから二両連結の最新式のものもあり、車体の広告も様々で、自動車と並走するのを眺めているだけでも楽しいです。
何より大通りの真ん中にある島のような電停がまた新鮮で。
しまいには、アジア系の観光客から路線や乗り方を尋ねられて、地元の人でもないのに得意げに説明していました(笑)

その市電に乗って辛島町の電停で降りると、目の前に現れる大きな建物がサクラマチクマモト。
1階が大きなバスターミナルになっています。
手前の広場では色とりどりの花が咲き、空の青さとも相まってとてもきれいでした。

館内のテナントは洋服や雑貨や熊本名産品の店、それに飲食店が多数。
屋上が広いガーデンテラスになっていて、日本庭園や見晴らしのよいデッキなどがあります。
熊本城も、市街地のいろんなところから見えるんですね。

下の階では、たくさんの幼稚園児たちがくまモンの足元の遊具で楽しそうに遊んでいました。

カウンターやハイチェアもあって、ちょっと散策して休むのにちょうどよさそう。
別のエリアには幅広い斜面の滑り台もあって、子供たちの遊び場としても人気のようでした。

市電のB系統に乗って新町で下車し、すぐそばにある長崎次郎書店に向かいました。
大正13年に建てられた国の有形文化財で、内装をリニューアルし再オープンした書店だそうです。

その書店の2階が長崎次郎喫茶室。
お昼前なので空いているかなと思い、階段を上って入ってみました。
好きな席にどうぞということで、運良く空いていた窓際の眺めのいいテーブルに着席。

メニューが思ったよりたくさんあって迷いましたが、フレンチトーストとアイスティーを注文。
おいしくてあっという間になくなってしまい、プリンも追加しようかと迷いましたが、甘いものが続くのもなと思いやめておきました。
実は人気メニューだったようで、今思うと食べておけばよかったです(笑)

窓からは新町の電停と線路が見え、時々やってくる市電が目の前をゆっくりと通り過ぎる絶好のビューポイントです。
市電が来るたびにあちこちのテーブルからシャッター音が聞こえていました。

会計の際、レジのそばに個包装のドリップコーヒーが置いてあり、レトロなパッケージも気に入ってコーヒー好きな夫へのお土産に4種類購入。
その後、1階の書店も覗いてみました。
外観から古本屋のような雑多な雰囲気を想像していましたが、中は児童書や新旧の絵本コーナーが充実していて、作家やイラストレーターの作品を展示する小さなギャラリーもあり、とても素敵な町の本屋さんでした。

そして、この日の夜は今回の熊本でのメインイベント、大好きなアーティストのライブに参加。
全国ツアー中なのですが人気すぎて行きたい公演がなかなか当たらず、日本全国に候補を広げたら自宅から一番遠い会場に当選したという次第で(笑)
いつも一人での参戦なので特に不安もなく、この日もとにかく盛り上がり、もちろんとても楽しかったです。
多少寝不足だろうが、市内を歩き回った後だろうが、2時間立ちっぱなしのライブに少しの疲れも感じないのは我ながら本当に不思議。
ただ、いつかは二人組で申し込んだ公演も当たってほしいということと、床がフラットなアリーナ席はどうか身長順にしてほしいという願いは新たにしました(笑)

翌日は祝日だったためか、熊本駅前の市電の電停に朝から長蛇の列ができていました。
市電好きとは言っても最後尾がどこかわからないほどの列には並ぶ気力がなく、迷わず駅前ロータリーのタクシー乗り場へ。

水前寺成趣園の入口まで連れて行ってくれたタクシーの運転手さんに、帰りもこの辺でタクシー乗れますか?と聞いたら、「あの橋のところが待機場所だから多分乗れるけど、そこから大通りに出たらすぐ電停があるから、街中に出るなら市電の方がいいですよ」「建軍行きじゃなくて逆の方ね」と親切に教えてくれました。
方言大好き人間としては、柔らかく朴訥とした感じのネイティブ熊本弁が聞けてとても嬉しかったのですが、馴染みがなさすぎてよく覚えておらず脳内再生できないのが残念です。
東北弁なら完璧に再現できるんですが(笑)

水前寺成趣園は、肥後細川藩の時代に整備された回遊式庭園です。
きれいな所だとは聞いていましたが、隅々まで手入れの行き届いた庭園の美しさは想像以上でした。

富士山のような形の山。

大小の池には鯉が泳いでいます。
親子のように並んで泳ぐ亀もいました。

敷地内にある鳥居の先は、歴代藩主とガラシャ夫人が祀られた出水神社。
参拝して御朱印をいただきました。

赤い鳥居がいくつも連なる稲荷神社も。

園の入口の反対側から見た池の眺め。
天国のように平和で穏やかな景色です。

他にも芍薬の咲く花壇や能楽殿などを眺めながら、園内をのんびり一周。
この日もとても天気がよく、夫との旅行でだいたい天気が崩れるのはやっぱり夫が雨男なんだなと確信しました(笑)

市電で通町筋まで戻り、お茶を飲んで一休みしてから熊本駅前に戻ることにしました。
休日の繁華街の電停はすごい待ち行列です。
下手すると乗り場に収まらず車道にまで人の列が延びていて、ちょっとヒヤヒヤしました。

ただ、この混み具合でも新型の二両連結の車両がやって来たらあっさり全員が乗れたので、その輸送力に改めて感心しました。
サクラマチ クマモト
https://sakuramachi-kumamoto.jp/
長崎次郎喫茶室
http://jirokissashitsu.otemo-yan.net/
水前寺成趣園
http://www.suizenji.or.jp/
- category:2023.05 熊本
- No
- 434
- Date
- 2023.05.28 Sun
熊本城
5月初めに熊本へ行ってきました。
初の九州、そして久々の一人旅です。
とんでもなく早起きして羽田に向かい、朝10時前には阿蘇くまもと空港に到着。
この3月にリニューアルしたばかりとのことで、とてもきれいな空港でした。

空港からリムジンバスに乗ると、のどかな山や丘の眺めからだんだんと市街地の風景に変わっていきます。
1時間ほどで熊本駅に着きました。
2019年に建て替えられたモダンな駅舎で、駅前広場も駅ビルもここ数年の再開発で整備されたようです。

駅隣接のホテルにスーツケースを預け、まずは駅前の停留所から市電に乗ってみました。
熊本市街地を走る路面電車の市電は、一律170円の均一運賃。
そして、空港リムジンバスにしろ市電にしろ、今どきは首都圏のSuicaやpasmoでも乗れちゃうんだなぁと妙に感動しました。
便利な世の中です。

乗っているだけで何となく楽しい市電を花畑町で降り、熊本城方面へ。
城内入口そばの歩道に鎮座する加藤清正公。

橋を渡ると、天守閣を望む小高い山の麓にあるのが、桜の馬場城彩苑です。

中は江戸時代の城下町をイメージした小路になっていて、飲食店や土産物屋、観光案内所などがありました。

出迎えてくれるくまモンがかわいい。

熊本あか牛入りの小籠包ならぬ大籠包があったので、食べてみました。
肉まんのような感じで、小腹を満たすにはちょうどよかったです。

熊本城は、熊本地震による被害から天守閣の復旧が完了し、現在まだ復興作業中の立入禁止区域を通らずに城内見学ができるよう、歩道橋状の特別見学通路が設けられています。
南口からその見学通路に入れるとのことで、城彩苑を出て坂を登り南口に向かいました。

南口でチケットを買い、城内の見学通路へ。
平日とはいえゴールデンウィークの狭間だったので混雑も覚悟していましたが、それほどでもなくてよかったです。

地震で大きな被害を受けた熊本城の姿を報道で何度も見て本当に心が痛みましたが、まだ崩れたままの石垣も所々にあるもののここまで復旧されたことにまずは感動しました。
見学通路では、天守閣や本丸御殿の外観、城内の木々、築年世代の異なる二様の石垣など、ポイントごとに説明書きが添えられています。
一人でいちいち感心しながら眺めては歩き、下手な自撮りに挑戦しては失敗してニヤついてみたり(笑)

石垣や櫓門に囲まれて何度も折れ曲がり鉄壁の防御を誇ったという、連続枡形の城内通路。
まだ修復中ですが、本当はここから天守閣に向かって歩いて行けるのでしょうね。
仕事で来られなかったお城好きの夫が「熊本城見れるの羨ましい」と言っていたので、全体が復旧したらぜひここから歩いてみたいです。

見学通路の終点から本丸御殿を通り抜けると、目の前にそびえ立つ大銀杏の木。

そこを過ぎると天守前広場に出ました。
近くで見るとやはり堂々たる佇まいです。

天守閣の内部は熊本城の歴史に関する博物館のようになっていました。
1階のテーマは「加藤時代」で、築城の名手だった加藤清正の書状など様々な資料が展示されています。
そこから上層階に向かって、細川家統治時代から幕末、近現代へと続いていく構成です。

大天守、小天守の大きな構造模型。
背面の階段や通路から中を覗き込めるようになっていて、そばの壁一面には詳しい解説もありました。

天守最上階にあったという「御上段」の復元模型は、寄って写真を撮ると実物のような精巧さです。

熊本城下町がどのように発展してきたかよくわかるジオラマ。
このほか、たびたび歴史の表舞台に登場する熊本城の波瀾万丈な史実を一気に振り返る展示がとても興味深く、これは夫に見せなくちゃと写真を撮ること数十枚(笑)

最上階は展望台になっていました。
眼下にはさっき歩いた特別見学通路も見えます。

空港からの道すがらにも思ったのですが、目に入る木々の緑が濃いなぁと。
5月は新緑の季節とはいえ、熊本ではもう初夏の感じなのかもしれないですね。
大天守の内部6階までの階段登り降りはなかなかの運動でしたが、大満足の見学でした。

天守閣から外に出ると、毎日定時にショーを行うというおもてなし武将隊が広場に登場。
トークも観光客あしらいも慣れたもので、「この甲冑重いし暑いし大変なんですよー皆さん!」「いっぱい写真撮って拡散してくださいね」「撮りすぎても大丈夫、消せばいいんです!」なんて言いながら披露するダンスパフォーマンスに、思わず拍手しながら見入ってしまいました。

休憩所を兼ねた売店でちょっとしたお土産を買い、北口から城内を出て、隣接する加藤神社へ向かいます。
御祭神はもちろん加藤清正公。

境内も本殿もこじんまりとしていますが、緑に囲まれ清廉な雰囲気の歴史ある神社です。
いただいた御朱印の「仰清正公」の文字も感慨深く。

境内からの熊本城の眺めも素晴らしいです。

お堀を渡って二の丸側から歩いて城彩苑に戻りました。
二の丸駐車場と城彩苑の間はシャトルバスもあるようですが、下り坂だったのでちょうどよい散歩になりました。
日傘を持っていってよかったです。

花畑町の電停から市電に乗って熊本駅に戻り、ひとまずホテルにチェックイン。
夕方、駅ビルのアミュプラザくまもとに行ってみました。
エントランス付近が吹き抜けになっていて、3階からの滝のような演出がダイナミックで涼しげです。

上層階には飲食店が多く、6階が「うまかモンテラス」というフードコートになっていました。

せっかくなので何か熊本っぽいものを食べてみようと思い、「火の国厨房」の太平燕を注文。
春雨の麺に魚介類と野菜のスープがおいしくて、かなり気に入りました。

そして本当にどこにでもいるくまモン(笑)
地元のスーパースターですね。
熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/
初の九州、そして久々の一人旅です。
とんでもなく早起きして羽田に向かい、朝10時前には阿蘇くまもと空港に到着。
この3月にリニューアルしたばかりとのことで、とてもきれいな空港でした。

空港からリムジンバスに乗ると、のどかな山や丘の眺めからだんだんと市街地の風景に変わっていきます。
1時間ほどで熊本駅に着きました。
2019年に建て替えられたモダンな駅舎で、駅前広場も駅ビルもここ数年の再開発で整備されたようです。

駅隣接のホテルにスーツケースを預け、まずは駅前の停留所から市電に乗ってみました。
熊本市街地を走る路面電車の市電は、一律170円の均一運賃。
そして、空港リムジンバスにしろ市電にしろ、今どきは首都圏のSuicaやpasmoでも乗れちゃうんだなぁと妙に感動しました。
便利な世の中です。

乗っているだけで何となく楽しい市電を花畑町で降り、熊本城方面へ。
城内入口そばの歩道に鎮座する加藤清正公。

橋を渡ると、天守閣を望む小高い山の麓にあるのが、桜の馬場城彩苑です。

中は江戸時代の城下町をイメージした小路になっていて、飲食店や土産物屋、観光案内所などがありました。

出迎えてくれるくまモンがかわいい。

熊本あか牛入りの小籠包ならぬ大籠包があったので、食べてみました。
肉まんのような感じで、小腹を満たすにはちょうどよかったです。

熊本城は、熊本地震による被害から天守閣の復旧が完了し、現在まだ復興作業中の立入禁止区域を通らずに城内見学ができるよう、歩道橋状の特別見学通路が設けられています。
南口からその見学通路に入れるとのことで、城彩苑を出て坂を登り南口に向かいました。

南口でチケットを買い、城内の見学通路へ。
平日とはいえゴールデンウィークの狭間だったので混雑も覚悟していましたが、それほどでもなくてよかったです。

地震で大きな被害を受けた熊本城の姿を報道で何度も見て本当に心が痛みましたが、まだ崩れたままの石垣も所々にあるもののここまで復旧されたことにまずは感動しました。
見学通路では、天守閣や本丸御殿の外観、城内の木々、築年世代の異なる二様の石垣など、ポイントごとに説明書きが添えられています。
一人でいちいち感心しながら眺めては歩き、下手な自撮りに挑戦しては失敗してニヤついてみたり(笑)

石垣や櫓門に囲まれて何度も折れ曲がり鉄壁の防御を誇ったという、連続枡形の城内通路。
まだ修復中ですが、本当はここから天守閣に向かって歩いて行けるのでしょうね。
仕事で来られなかったお城好きの夫が「熊本城見れるの羨ましい」と言っていたので、全体が復旧したらぜひここから歩いてみたいです。

見学通路の終点から本丸御殿を通り抜けると、目の前にそびえ立つ大銀杏の木。

そこを過ぎると天守前広場に出ました。
近くで見るとやはり堂々たる佇まいです。

天守閣の内部は熊本城の歴史に関する博物館のようになっていました。
1階のテーマは「加藤時代」で、築城の名手だった加藤清正の書状など様々な資料が展示されています。
そこから上層階に向かって、細川家統治時代から幕末、近現代へと続いていく構成です。

大天守、小天守の大きな構造模型。
背面の階段や通路から中を覗き込めるようになっていて、そばの壁一面には詳しい解説もありました。

天守最上階にあったという「御上段」の復元模型は、寄って写真を撮ると実物のような精巧さです。

熊本城下町がどのように発展してきたかよくわかるジオラマ。
このほか、たびたび歴史の表舞台に登場する熊本城の波瀾万丈な史実を一気に振り返る展示がとても興味深く、これは夫に見せなくちゃと写真を撮ること数十枚(笑)

最上階は展望台になっていました。
眼下にはさっき歩いた特別見学通路も見えます。

空港からの道すがらにも思ったのですが、目に入る木々の緑が濃いなぁと。
5月は新緑の季節とはいえ、熊本ではもう初夏の感じなのかもしれないですね。
大天守の内部6階までの階段登り降りはなかなかの運動でしたが、大満足の見学でした。

天守閣から外に出ると、毎日定時にショーを行うというおもてなし武将隊が広場に登場。
トークも観光客あしらいも慣れたもので、「この甲冑重いし暑いし大変なんですよー皆さん!」「いっぱい写真撮って拡散してくださいね」「撮りすぎても大丈夫、消せばいいんです!」なんて言いながら披露するダンスパフォーマンスに、思わず拍手しながら見入ってしまいました。

休憩所を兼ねた売店でちょっとしたお土産を買い、北口から城内を出て、隣接する加藤神社へ向かいます。
御祭神はもちろん加藤清正公。

境内も本殿もこじんまりとしていますが、緑に囲まれ清廉な雰囲気の歴史ある神社です。
いただいた御朱印の「仰清正公」の文字も感慨深く。

境内からの熊本城の眺めも素晴らしいです。

お堀を渡って二の丸側から歩いて城彩苑に戻りました。
二の丸駐車場と城彩苑の間はシャトルバスもあるようですが、下り坂だったのでちょうどよい散歩になりました。
日傘を持っていってよかったです。

花畑町の電停から市電に乗って熊本駅に戻り、ひとまずホテルにチェックイン。
夕方、駅ビルのアミュプラザくまもとに行ってみました。
エントランス付近が吹き抜けになっていて、3階からの滝のような演出がダイナミックで涼しげです。

上層階には飲食店が多く、6階が「うまかモンテラス」というフードコートになっていました。

せっかくなので何か熊本っぽいものを食べてみようと思い、「火の国厨房」の太平燕を注文。
春雨の麺に魚介類と野菜のスープがおいしくて、かなり気に入りました。

そして本当にどこにでもいるくまモン(笑)
地元のスーパースターですね。
熊本城
https://castle.kumamoto-guide.jp/
- category:2023.05 熊本