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category :2017.03 熱海(ホテルミクラス)

熱海サンビーチと親水公園

ミクラスダイニングでの朝食後に、ホテル前の海辺を散歩してみました。



いかにも熱海らしい雰囲気を持つ、サンビーチの砂浜。
3月初旬とは思えない暖かさで、コートがなくても特に寒いとは思いませんでした。
真夏には海水浴客で賑わうのでしょうね。



ちなみに、ビーチから振り返るとすぐそこにある水色の建物がホテルミクラスです。



ビーチのすぐ隣、親水公園の一角にあるムーンテラス。
観光客か地元の人か、柔らかな潮風を受けて心地よさそうに散歩する人たちを見かけます。



親水公園のデッキから見下ろすマリーナ。



デッキ沿いに並べられたプランター。



すぐそばの駐車場では早咲きの桜が咲いていました。
大寒桜という種類だそうです。
公園に沿ってちょっとした並木になっており、ほぼ八分咲きといったところでした。



この時期にお花見ができるなんて嬉しいサプライズ。
春を満喫した朝の散歩でした。



11時にホテルをチェックアウトし、山登りのごとく急な坂道を上って、平和通り商店街をぶらぶら歩いて熱海駅へ。
昨年11月にオープンした駅ビルの「ラスカ熱海」を覗いてみました。
早めの昼食を取ろうと3階のお寿司屋さん「伊豆太郎」に入り、生しらすのお刺身を注文。
夫は昼間から日本酒、臥竜梅の純米大吟醸を冷やで。
新幹線だと本当に気楽です。



そして、近海魚お寿司セット。
アジ、ヒラメ、カンパチ、スズキ、ホウボウ、しらす、桜海老、金目鯛・・・あとは覚えきれませんでしたが(笑)
とにかく生しらすがおいしくて、これだけ何貫でも食べたいと思った私です。
都内から1時間の小旅行でしたが、熱海をのんびり満喫した週末でした。

ホテルミクラス(食事など)

ミクラスでの夕食はダイニングで頂くフレンチです。



3階にあるミクラスダイニング。
浴衣ですっぴんで・・・というわけにいかないのは気が抜けないところですが、これはこれでゆったり楽しみましょう。



こちらの料理はがっつり濃厚なフレンチではないので大丈夫かなとは思いつつ、今回は肉料理が含まれない「海の恵み」コースを選択してみました。
メインがオマール海老というディナープランです。



イタリアンだろうとフレンチだろうと、お酒のリストに日本酒があればそれをオーダーする夫です。
この日は八海山の純米大吟醸。
料理に合うの?と聞くと「まあ、合うから置いとるんやろ」と。
こだわりがあるのかないのかよくわかりません(笑)
私はアップルタイザーで乾杯。



波打つようなお皿でサーブされたアミューズは、牛蒡のムース、人参とレーズンのサラダ、オーロラソースを添えた生野菜。



冷前菜は帆立と茸のテリーヌ、ふきのとうのムース、虹鱒。
早春のイメージです。
そういえば以前もそうだったと思い出したのですが、ここで出されるカトラリーは持ち手が細く、小指側に力を入れておかないと手の中でくるくる回ってしまうのが少々厄介なところ。



ロールパンとバゲットをオリーブオイルで。
このタイミングで温かいパンを出されるとついつい食べ進んでしまいます。



本日の地魚料理として、平目のヴァプール。
蒸した平目の身に、バターとトマトと白ワインのソース。
お皿にはクレソンのソースも添えられています。



メインのオマール海老には、海老のだしのきいたアメリケーヌソースとレモンを添えて。
食べごたえがあってとてもおいしかったけれど、平目のソースが濃いめだったので、オマール海老は塩やハーブベースのさっぱりした味でもよかったかなと思いました。
(それじゃフレンチにならないか・・・)
そして、この細いナイフとフォークで身を切り取るのは意外に大変で、ついつい甲殻類をやっつける時の真剣モードに突入する私と夫でした(笑)



デザートは、温かいチョコレートケーキに薄いクッキーと酒粕のアイスクリームを乗せたもの。
当然ながらどんどん溶けてきますが、お皿の底のアングレーズソースとも混じってクリーミーな味わいになります。



お腹がいっぱいで小菓子は入りませんでしたが、スポンジケーキ風の焼き菓子と、マシュマロかギモーヴでしょうか。
コーヒーか紅茶かハーブティーということで、ハーブティーをいれてもらいました。
カモミールとレモングラスとミントのブレンドだそうです。
お魚メインとはいえ量的に軽いわけではないのねと思いましたが、夫はちょうどよかったと言っていました。
ごちそうさまでした。



ミクラスの大浴場は午後から夕方にかけて立ち寄り湯としても開放されるため、そこそこの混み具合になります。
混雑を避けて朝一番に行ってみたところ、それでもそれなりに人はいましたが、海を臨む露天風呂は十分に堪能できました。
女湯は8階、男湯は13階に位置していて、眺めは男湯の方がよさそうですが、女湯には上階にリラクゼーションルームがあったりして設備が充実しています。
今回は部屋から海が見えないので、お風呂上りにも思わず長居してしまいました。



9階のリラクゼーションルームからの眺め。
ガラス越しなので何だかもっさりした写真ですが、とてもきれいな朝日でした。



少しゆっくりめの朝食も夕食と同じダイニングで。
クロスが明るいオレンジに変わるだけで朝の雰囲気になりますね。
最初に目覚めのジュースとして、青汁にリンゴなどを混ぜた飲みやすいドリンクが出されました。



以前はメインがテーブルオーダーでそれ以外がビュッフェだったと思いますが、すべてビュッフェ形式になったようです。
旬の野菜を自分で湯がく温野菜のコーナーは相変わらず人気で、それだけで1皿山盛りにしていく人もいました。



パンの種類も豊富です。
食べられればもっと食べたかったですが、とりあえず2個。



フルーツと、種類は忘れましたがプリン以外に数種類の瓶のデザートも用意されていました。



食後の紅茶でしばしのんびり。
熱海まで来て、他に予定のない休日というのもなかなかいいものです。


ホテルミクラス
http://www.micuras.jp/


ホテルミクラス(部屋)

ここのところあまりにも仕事が忙しく、休日に出かける気力もない状態だったのですが、とにかくどこか温泉に行きたいと思い、ほとんど発作的に熱海のホテルミクラスを予約しました。
本来なら伊豆までのんびりドライブといきたいところを、今回は時間優先で新幹線を利用。
東京から熱海まで47分、熱海駅からホテルまで歩いて15分程度です。
タクシーを使えば都心から1時間で到着できる手軽さは、疲れた身体には本当にありがたいです。



熱海サンビーチの目の前にあるホテルミクラス。
正面玄関とは思えない素っ気なさのエントランスです(笑)
こちらへは数年ぶりで2度目の訪問。
前回は海側のエグゼクティブツインでしたが、直前だったので山側の部屋しか空きがなく、プライベート温泉付きツインの部屋を予約しました。
フロントはチェックインと立ち寄り湯の受付で混雑しており、少し待って手続きの後、部屋に向かいます。



部屋の入口で靴を脱いであがると、すぐ左手にクローゼット、正面にトイレがありました。



閉まっているとエレベーターの扉みたいですが、内側が黒でなかなかスタイリッシュなクローゼットです。
中には予備のバスタオルが用意されていました。



トイレは広々としていますが、少し照明が暗め。



ミクラスの部屋はほとんどがオーシャンビューですが、この部屋は数少ない山側の部屋で、窓からの景色を楽しむことはできません。
ただ、その分部屋全体が明るく広めのつくりになっていて、圧迫感はない印象です。



窓も思ったより大きく、明り取りには十分でした。



トリプル使いのときにベッドになると思われるソファは、ゆったりサイズで座り心地も上々です。
ただ、テレビの真横にあるのは位置的に今一つかと。



入口の横にはシンプルなデスク。



ソファと洗面エリアの間には、冷蔵庫とお茶コーナーがあります。



ティファールの電気ケトルに、コーヒーと紅茶と緑茶のパックが用意されていました。
冷蔵庫は空で、自分で調達したものを入れるスタイルです。



洗面エリアはダブルベーシンで、鏡も大きく使いやすい。



必要なアメニティは一通り揃っていました。



洗面台の両脇の棚には、パジャマとタオル類。
このワッフル地のパジャマ、とても着心地がいいのです。
温泉旅館では浴衣が一般的ですが、ミクラスでは館内温泉への行き来はこのパジャマでOKです。
ただ、タオルは部屋から持っていかなければならないのが惜しいところ。



洗面台と向かい合わせになっているバスルーム。
源泉かけ流しの温泉ですが、最初にお湯を張るのは自分でやるようです。



浴槽はかなり広め。
深さが2段階になっているのは使いやすくて嬉しいですが、深い方がもう少し広くてもいいなと思いました。
湯桶や椅子はリクエストすれば持ってきてくれるとのこと。



ペリカン石鹸のホテル向けアメニティ、プロバンシア。
プランによってはロクシタンが用意される場合もあります。



浴槽にお湯を張るとこんな感じになります。
水で調整しなくともちょうどよいお湯加減で、さらりとした湯あたりの温泉でした。
眺めが楽しめない分広くて温泉三昧できる山側の部屋と、オーシャンビューだけど部屋のお風呂は温泉ではない、またはバスタブなしのコンパクトな海側の部屋と、場合に応じて使い分けるのがよさそうです。


ホテルミクラス
http://www.micuras.jp/

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