category :2016.08 湯の山温泉(アクアイグニス)
- No
- 286
- Date
- 2016.08.17 Wed
アクアイグニス(食事)
アクアイグニスでは夕食の選択肢がいくつかありますが、私たちの宿泊プランでは「サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ」のディナーコースがセットになっていました。
奥田シェフのイタリアン、久しぶりです。

予約した時間に3人でレストラン棟の端にあるお店に行くと、水盤に面したオープン席ではなく、少し奥まった個室に案内されました。

思っていたよりフォーマルな感じなのかな?と思いきや、テーブルセッティングはお箸も並び程よくカジュアル。
メインのお肉の焼き加減を聞かれ、ディナースタートです。

前菜の1品目、ぱりぱりのパーネカラザウとサンダニエーレ産生ハム。

前菜2品目は、トマトと桃の冷製カッペリーニ。
これは義母がとても気に入ったようで、おいしいと絶賛していました。
青いお皿も涼しげです。

前菜3品目は、帆立にまぶしたコーンスターチを香ばしく焼き、コーンの粒とピューレを添えた、とうもろこしづくしの一皿。
赤いパウダーはパプリカです。
「この組み合わせも素人には思いつかんわねぇ。」
「この量も少しずつだから色々食べれてええわねぇ、私らなんかついどんぶり一杯に盛ってまうけど。」
といちいち感心する義母がかわいい(笑)

前菜4品目、稚鮎を茄子に乗せたもの。
稚鮎のワタの苦みと茄子がよく合います。

沖シジミとレモンのリゾット。
「シジミって沖まで行くとこんな大きくなるってこと?」
「いや、早口で『おっきぃシジミ』って言ったんじゃない?」
なんて話したりしていましたが、実際はシジミに似た別の貝類のようです。

ここでカゴに入ったパンを持ってきてくれました。
イチジクとクルミのパン、穀物のパン、カンパーニュ、フォカッチャの4種。
私は穀物のパンとフォカッチャを。
敷地内にあるパン屋さんで焼いているパンだと思いますが、ほかほかでとてもおいしかったです。

魚料理は、鯛のグリル。
ブラックオリーブとドライトマトのソースに、スナップエンドウと万願寺唐辛子が添えられています。
オリーブ好きなのでこのソースは大好物。
パンにもつけて食べました。

次はお肉かなと思いきや、パスタ料理でした。
イカスミのカヴァテッリでしょうか、黒いショートパスタとイカのすり身をトマトソースで合わせたもの。
そろそろお腹いっぱいでしたが、好きな味なので、ちびちびモードに切り替えて続行。

肉料理が運ばれてくる前にいったんカトラリーを下げられたので、義母はこれで終わりだと思ったようでした。
が、お肉用のナイフとフォークが改めてセッティングされ、あらーまだあるんかいなと大うけ(笑)
さすがに義母も満腹だと言っていましたが、それでも私よりしっかり食べていたのはさすがです。
ミディアムレアに仕上げた松阪牛に、マスタードと炭塩を添えて。

デザートは、マンゴーとパイナップルのシブーストに、パイナップルとエストラゴンのシャーベット。
細長く焼いたメレンゲですくって食べるのもおいしい、きれいで爽やかな一皿でした。

最後にコーヒー、紅茶と小菓子。
義母の言葉を借りると、「ほんとによう呼ばれたわーごちそうさま」でした。

外に出ると、通路沿いの窓に面したオープン席はもうお客さんがいなくなっていました。
ずいぶんゆっくりしてしまったようです。

義母がスタッフに「この辺はいつもこんなに風が強いの?」と聞いたら「風は結構強いですよ、鈴鹿おろしですね」と答えてくれたので、やっぱり山のそばは風が強いのねと思いました。
この日も台風並みの強風が夜遅くまで吹いていましたが、年に1度や2度は敷地内のビニールハウスが吹っ飛ぶというから驚きです。

お腹いっぱいで温泉に入り、よく寝て起きてまた温泉に入り、順調にお腹がすいた翌朝(笑)
3種類から選べる朝食は、義母のリクエストで、パンとイタリアンモーニングセットにしました。
まず、ベーカリー棟にある「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」で1人600円分のパンをもらいます。
チェックインの時に渡されるチケット払いで、オーバーした分は現金で払えばOK。
種類がたくさんあって迷いましたが、3人で1800円分、結構な量になりました。

そのパンを持って、レストラン棟の「イル・ケッチァーノ ミエーレ」に移動。
昨晩ディナーを頂いたアル・ケッチァーノのカジュアルラインです。

ドリンクを選び、好きな席を指定して待つこと数分。

モーニングセットが運ばれてきました。
私にはパンがなくても十分な量です。
結局、パンはほとんどお持ち帰りとなり、翌朝の朝食のテーブルに並びました。

部屋に戻り、チェックアウトまでオリンピック映像などを見ながらのんびり過ごしました。
しばらくすると事前チェックアウトのために部屋に来たスタッフがケーキを持ってきてくれたので、手続きを済ませてお茶タイム。
予約サイトの特典で「コンフィチュール アッシュ」のケーキをルームサービスにしてくれるというので、チェックインの時に3つ選んだのでした。
カシスとマスカルポーネのケーキ、今と昔の2種類あるうちの今プリン、それと季節限定でスタッフおすすめの桃笑(ももえ)。
桃笑は少し味見させてもらいましたが、桃を丸ごと使って中にカスタードクリームが詰め込んであり、確かに絶品です。
本当に、ごろごろして食べてばっかり(笑)

この日は風も止み、すっきり晴れて引き続きの猛暑日。
なばなの里にでも寄ろうかと思いましたが、暑すぎるのであっさり諦め、道の駅やショッピングモールに寄り道しながら帰りました。
どこへ行ったというわけでもないのんびりドライブでしたが、久しぶりの義母との小旅行でした。
AQUA×IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
奥田シェフのイタリアン、久しぶりです。

予約した時間に3人でレストラン棟の端にあるお店に行くと、水盤に面したオープン席ではなく、少し奥まった個室に案内されました。

思っていたよりフォーマルな感じなのかな?と思いきや、テーブルセッティングはお箸も並び程よくカジュアル。
メインのお肉の焼き加減を聞かれ、ディナースタートです。

前菜の1品目、ぱりぱりのパーネカラザウとサンダニエーレ産生ハム。

前菜2品目は、トマトと桃の冷製カッペリーニ。
これは義母がとても気に入ったようで、おいしいと絶賛していました。
青いお皿も涼しげです。

前菜3品目は、帆立にまぶしたコーンスターチを香ばしく焼き、コーンの粒とピューレを添えた、とうもろこしづくしの一皿。
赤いパウダーはパプリカです。
「この組み合わせも素人には思いつかんわねぇ。」
「この量も少しずつだから色々食べれてええわねぇ、私らなんかついどんぶり一杯に盛ってまうけど。」
といちいち感心する義母がかわいい(笑)

前菜4品目、稚鮎を茄子に乗せたもの。
稚鮎のワタの苦みと茄子がよく合います。

沖シジミとレモンのリゾット。
「シジミって沖まで行くとこんな大きくなるってこと?」
「いや、早口で『おっきぃシジミ』って言ったんじゃない?」
なんて話したりしていましたが、実際はシジミに似た別の貝類のようです。

ここでカゴに入ったパンを持ってきてくれました。
イチジクとクルミのパン、穀物のパン、カンパーニュ、フォカッチャの4種。
私は穀物のパンとフォカッチャを。
敷地内にあるパン屋さんで焼いているパンだと思いますが、ほかほかでとてもおいしかったです。

魚料理は、鯛のグリル。
ブラックオリーブとドライトマトのソースに、スナップエンドウと万願寺唐辛子が添えられています。
オリーブ好きなのでこのソースは大好物。
パンにもつけて食べました。

次はお肉かなと思いきや、パスタ料理でした。
イカスミのカヴァテッリでしょうか、黒いショートパスタとイカのすり身をトマトソースで合わせたもの。
そろそろお腹いっぱいでしたが、好きな味なので、ちびちびモードに切り替えて続行。

肉料理が運ばれてくる前にいったんカトラリーを下げられたので、義母はこれで終わりだと思ったようでした。
が、お肉用のナイフとフォークが改めてセッティングされ、あらーまだあるんかいなと大うけ(笑)
さすがに義母も満腹だと言っていましたが、それでも私よりしっかり食べていたのはさすがです。
ミディアムレアに仕上げた松阪牛に、マスタードと炭塩を添えて。

デザートは、マンゴーとパイナップルのシブーストに、パイナップルとエストラゴンのシャーベット。
細長く焼いたメレンゲですくって食べるのもおいしい、きれいで爽やかな一皿でした。

最後にコーヒー、紅茶と小菓子。
義母の言葉を借りると、「ほんとによう呼ばれたわーごちそうさま」でした。

外に出ると、通路沿いの窓に面したオープン席はもうお客さんがいなくなっていました。
ずいぶんゆっくりしてしまったようです。

義母がスタッフに「この辺はいつもこんなに風が強いの?」と聞いたら「風は結構強いですよ、鈴鹿おろしですね」と答えてくれたので、やっぱり山のそばは風が強いのねと思いました。
この日も台風並みの強風が夜遅くまで吹いていましたが、年に1度や2度は敷地内のビニールハウスが吹っ飛ぶというから驚きです。

お腹いっぱいで温泉に入り、よく寝て起きてまた温泉に入り、順調にお腹がすいた翌朝(笑)
3種類から選べる朝食は、義母のリクエストで、パンとイタリアンモーニングセットにしました。
まず、ベーカリー棟にある「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」で1人600円分のパンをもらいます。
チェックインの時に渡されるチケット払いで、オーバーした分は現金で払えばOK。
種類がたくさんあって迷いましたが、3人で1800円分、結構な量になりました。

そのパンを持って、レストラン棟の「イル・ケッチァーノ ミエーレ」に移動。
昨晩ディナーを頂いたアル・ケッチァーノのカジュアルラインです。

ドリンクを選び、好きな席を指定して待つこと数分。

モーニングセットが運ばれてきました。
私にはパンがなくても十分な量です。
結局、パンはほとんどお持ち帰りとなり、翌朝の朝食のテーブルに並びました。

部屋に戻り、チェックアウトまでオリンピック映像などを見ながらのんびり過ごしました。
しばらくすると事前チェックアウトのために部屋に来たスタッフがケーキを持ってきてくれたので、手続きを済ませてお茶タイム。
予約サイトの特典で「コンフィチュール アッシュ」のケーキをルームサービスにしてくれるというので、チェックインの時に3つ選んだのでした。
カシスとマスカルポーネのケーキ、今と昔の2種類あるうちの今プリン、それと季節限定でスタッフおすすめの桃笑(ももえ)。
桃笑は少し味見させてもらいましたが、桃を丸ごと使って中にカスタードクリームが詰め込んであり、確かに絶品です。
本当に、ごろごろして食べてばっかり(笑)

この日は風も止み、すっきり晴れて引き続きの猛暑日。
なばなの里にでも寄ろうかと思いましたが、暑すぎるのであっさり諦め、道の駅やショッピングモールに寄り道しながら帰りました。
どこへ行ったというわけでもないのんびりドライブでしたが、久しぶりの義母との小旅行でした。
AQUA×IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
- category:2016.08 湯の山温泉(アクアイグニス)
- No
- 285
- Date
- 2016.08.15 Mon
アクアイグニス(オーガニック離れ宿 栗)
アクアイグニスでは、宿泊棟の和室の他、「オーガニック離れ宿」として4室の離れの部屋が用意されています。
今回はその離れのうち「栗」という部屋を予約しました。
離れは4人のデザイナーによるすべて異なる間取りです。

温泉棟の前の駐車場からさらに離れ宿のエリアに進むと、スタッフが通路で出迎えてくれました。
そのまま、宿泊する離れの前に車を停めて、室内でチェックイン手続き。

広い玄関。
足元に明かり取りの窓が切ってあり、さりげなく外光が取り入れられています。

玄関横の棚には雨の日のケア用と思われるタオルが置いてありました。
ごく普通の温泉タオルですが、ロゴとその色合いにどことなく心惹かれます。

室内の廊下には、水をモチーフとしたアート作品。
離れの各部屋に、それぞれ少しずつ違う作品が飾られているようです。

リビングは天井が高く開放的。
明るいグリーンがポイントになっていて、ナチュラルで落ち着く印象です。

リビングの窓越しに見える中庭。

液晶テレビはポータブルでかなり小さめです。
が、この部屋には大型のプロジェクターが付いてるので、壁に投影すればテレビも大画面で見ることができます。
キャビネットにはDVDも何枚か用意されていました。
ただ、プロジェクターとチューナー、スピーカーが別々のリモコンなので、操作はちょっと面倒。
この壁の裏側は、段差のあるベッドルームになっています。

栗っぽいクッションが置かれた和室。
壁の上の方が隣のベッドルームと繋がっている面白い構造です。

義母がこのクッションを気に入り、壁に寄りかかってモフモフしていました(笑)

花の飾り方も、和室ながらモダンです。
窓際に置いてあるリバーシのゲーム盤も木製でちょっと素敵。

レストラン棟にあるスイーツショップ、コンフィチュールアッシュのお菓子が、お茶受けとして置いてありました。

シックなお茶セット。
箱の中にもう3組、湯のみと茶托が入っています。

その横にある薄い蓋つきの箱には、レターセットが入っていました。

隣のベッドルームから和室を見下ろすとこんな感じです。
こういう作りって、なんだか意味もなく上下に分かれて「おーい」とか言いたくなります(笑)
壁に掛かった栗の絵がかわいい。

階段4段分高くなっているベッドルーム。
あえて段差をつけたところに遊び心が感じられます。
温泉で浴衣とパジャマが両方用意されているのは、個人的にはとても嬉しい。

ベッドルームも天井が高く、空間が広く感じられます。
窓からは、これも段差を活かした外のテラスが見えました。

リビング側の壁にはクローゼットとデスク。
3つある部屋がすべて少しずつ繋がりのある設計で、とても風通しのいい雰囲気です。
とはいえ実際は猛暑日で、窓を閉め切ってエアコンをガンガンかけていましたが(笑)

和室から廊下を挟んだあたりにミニキッチンがついています。
ちょっとした洗い物には便利。

シンク横には電気ポットやカップ類、オリジナルのコーヒーなど。

その下の冷蔵庫はフリードリンクで、水、プレミアムモルツ、オランジーナが3本ずつ入っていました。
夫は庭先の露天風呂にざぶんと入ってプレモルを1本。
温泉の醍醐味ですね。
お風呂上がりのオランジーナも結構いけます。

トイレも広々。
至る所に小さな窓があって明るいです。

少し奥まったところにある洗面所。
幅は少し狭いものの、奥行きがあるため圧迫感は感じません。

タオル掛けを兼ねた椅子。
これかわいくていいなぁと思いましたが、よく考えたら我が家の洗面所に置くスペースはないです(笑)

ボトルで置いてあるのはDHCのクレンジング、洗顔料、ローションなど。

ブラシなどのアメニティも揃っています。
綿棒やコットンはガラスのポットに入っていました。

洗面台の下には、大浴場に持っていくお風呂セット。
できればタオルは大浴場に置いてあると嬉しいですが、日帰り温泉でもあるので難しいのでしょうね。

シャワールームには手持ちシャワーとレインシャワーが付いていました。
義母には椅子があるとよりよかったかなと思います。

リビングから出られるこじんまりとした中庭。

その先には、これもまた絶妙な大きさの露天風呂があります。
壁で覆われているので、日が照っていても程よく日陰になり、湯加減もちょうどよく気持ちのいいお風呂でした。
大浴場と同じ源泉掛け流しで、少しとろりとした肌あたりのいいお湯です。
あまり温泉が得意でない義母も、とてもよかったと喜んでくれました。

部屋からある程度離れているのも、2世代での滞在にはよかったと思います。
丸見えだとさすがに気を遣っちゃいますからね(笑)

中庭には、少し高くなった展望デッキが隣接しています。

暑さや強風でデッキではあまりのんびりできませんでしたが、ここに上ると鈴鹿山脈の山並みがよく見えます。
離れではデッキのみ喫煙OKなので、夫はよく階段のあたりに佇んでいました。
ただ、近くで高速道路の橋脚工事が進んでいるようで、開通したらすぐ横を高速が通るのかなと少し心配になりました。

夕食の間に和室に布団が敷かれていました。
ここは義母の寝室になりましたが、エアコンが効いているので厚めの掛布団でもよく眠れたようです。

暗くなると玄関の外のアプローチや中庭に小さなランプが灯され、なかなかいい雰囲気になります。
夜中に庭先の露天風呂に入ろうかと思いましたが、最低限のランプしか置かれていなかったので、湯船が暗すぎて入るのが怖かった(笑)
でも明るいとせっかくの星空も見えなくなるし虫も寄ってきそうだし、加減が難しいですね。

テラスからの眺めも、夜はこうなります。
暗くて歩きにくいのは多少不便ですが、静かなのでのんびりするにはいいところです。
AQUA × IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
今回はその離れのうち「栗」という部屋を予約しました。
離れは4人のデザイナーによるすべて異なる間取りです。

温泉棟の前の駐車場からさらに離れ宿のエリアに進むと、スタッフが通路で出迎えてくれました。
そのまま、宿泊する離れの前に車を停めて、室内でチェックイン手続き。

広い玄関。
足元に明かり取りの窓が切ってあり、さりげなく外光が取り入れられています。

玄関横の棚には雨の日のケア用と思われるタオルが置いてありました。
ごく普通の温泉タオルですが、ロゴとその色合いにどことなく心惹かれます。

室内の廊下には、水をモチーフとしたアート作品。
離れの各部屋に、それぞれ少しずつ違う作品が飾られているようです。

リビングは天井が高く開放的。
明るいグリーンがポイントになっていて、ナチュラルで落ち着く印象です。

リビングの窓越しに見える中庭。

液晶テレビはポータブルでかなり小さめです。
が、この部屋には大型のプロジェクターが付いてるので、壁に投影すればテレビも大画面で見ることができます。
キャビネットにはDVDも何枚か用意されていました。
ただ、プロジェクターとチューナー、スピーカーが別々のリモコンなので、操作はちょっと面倒。
この壁の裏側は、段差のあるベッドルームになっています。

栗っぽいクッションが置かれた和室。
壁の上の方が隣のベッドルームと繋がっている面白い構造です。

義母がこのクッションを気に入り、壁に寄りかかってモフモフしていました(笑)

花の飾り方も、和室ながらモダンです。
窓際に置いてあるリバーシのゲーム盤も木製でちょっと素敵。

レストラン棟にあるスイーツショップ、コンフィチュールアッシュのお菓子が、お茶受けとして置いてありました。

シックなお茶セット。
箱の中にもう3組、湯のみと茶托が入っています。

その横にある薄い蓋つきの箱には、レターセットが入っていました。

隣のベッドルームから和室を見下ろすとこんな感じです。
こういう作りって、なんだか意味もなく上下に分かれて「おーい」とか言いたくなります(笑)
壁に掛かった栗の絵がかわいい。

階段4段分高くなっているベッドルーム。
あえて段差をつけたところに遊び心が感じられます。
温泉で浴衣とパジャマが両方用意されているのは、個人的にはとても嬉しい。

ベッドルームも天井が高く、空間が広く感じられます。
窓からは、これも段差を活かした外のテラスが見えました。

リビング側の壁にはクローゼットとデスク。
3つある部屋がすべて少しずつ繋がりのある設計で、とても風通しのいい雰囲気です。
とはいえ実際は猛暑日で、窓を閉め切ってエアコンをガンガンかけていましたが(笑)

和室から廊下を挟んだあたりにミニキッチンがついています。
ちょっとした洗い物には便利。

シンク横には電気ポットやカップ類、オリジナルのコーヒーなど。

その下の冷蔵庫はフリードリンクで、水、プレミアムモルツ、オランジーナが3本ずつ入っていました。
夫は庭先の露天風呂にざぶんと入ってプレモルを1本。
温泉の醍醐味ですね。
お風呂上がりのオランジーナも結構いけます。

トイレも広々。
至る所に小さな窓があって明るいです。

少し奥まったところにある洗面所。
幅は少し狭いものの、奥行きがあるため圧迫感は感じません。

タオル掛けを兼ねた椅子。
これかわいくていいなぁと思いましたが、よく考えたら我が家の洗面所に置くスペースはないです(笑)

ボトルで置いてあるのはDHCのクレンジング、洗顔料、ローションなど。

ブラシなどのアメニティも揃っています。
綿棒やコットンはガラスのポットに入っていました。

洗面台の下には、大浴場に持っていくお風呂セット。
できればタオルは大浴場に置いてあると嬉しいですが、日帰り温泉でもあるので難しいのでしょうね。

シャワールームには手持ちシャワーとレインシャワーが付いていました。
義母には椅子があるとよりよかったかなと思います。

リビングから出られるこじんまりとした中庭。

その先には、これもまた絶妙な大きさの露天風呂があります。
壁で覆われているので、日が照っていても程よく日陰になり、湯加減もちょうどよく気持ちのいいお風呂でした。
大浴場と同じ源泉掛け流しで、少しとろりとした肌あたりのいいお湯です。
あまり温泉が得意でない義母も、とてもよかったと喜んでくれました。

部屋からある程度離れているのも、2世代での滞在にはよかったと思います。
丸見えだとさすがに気を遣っちゃいますからね(笑)

中庭には、少し高くなった展望デッキが隣接しています。

暑さや強風でデッキではあまりのんびりできませんでしたが、ここに上ると鈴鹿山脈の山並みがよく見えます。
離れではデッキのみ喫煙OKなので、夫はよく階段のあたりに佇んでいました。
ただ、近くで高速道路の橋脚工事が進んでいるようで、開通したらすぐ横を高速が通るのかなと少し心配になりました。

夕食の間に和室に布団が敷かれていました。
ここは義母の寝室になりましたが、エアコンが効いているので厚めの掛布団でもよく眠れたようです。

暗くなると玄関の外のアプローチや中庭に小さなランプが灯され、なかなかいい雰囲気になります。
夜中に庭先の露天風呂に入ろうかと思いましたが、最低限のランプしか置かれていなかったので、湯船が暗すぎて入るのが怖かった(笑)
でも明るいとせっかくの星空も見えなくなるし虫も寄ってきそうだし、加減が難しいですね。

テラスからの眺めも、夜はこうなります。
暗くて歩きにくいのは多少不便ですが、静かなのでのんびりするにはいいところです。
AQUA × IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
- category:2016.08 湯の山温泉(アクアイグニス)
- No
- 284
- Date
- 2016.08.14 Sun
アクアイグニス(片岡温泉)
三重県の四日市近郊、菰野町にある湯の山温泉。
夏休みに夫の実家に帰省した折、義母を連れて一泊の小旅行に行ってきました。
東海地方は連日38℃超えの猛暑で、あまり温泉という感じでもなかったのですが(笑)
実家近くでレンタカーを借り、ちょっとしたドライブ気分のお出かけです。
元々は日帰り温泉としてのみ営業していた「片岡温泉」が、食事や宿泊もできる総合施設として2012年にオープンしたのがアクアイグニス。
ラテン語でAQUAは水、IGNISは火を意味する言葉だそうです。

アクアイグニス敷地内の中央に建つ温泉棟。
駐車場には午前中から夜遅くまでひっきりなしに車が入ってきて、立ち寄り湯としての人気が伺えます。

温泉棟横のガラス張りのアネックスでは挙式などのイベントもできるようです。
この日は照りつける日差しの強さに加え台風並みの強風で、駐車場からちょっと歩くのも大変なほどでした。
義母の日傘も何度も飛ばされそうになり、最後には諦めて畳んでいました。

15時のチェックインまで時間があったので、その先のレストラン棟へ行ってみました。
辻口博啓シェフのスイーツショップ、コンフィチュールアッシュを覗き、焼き菓子とラスク、オレンジのジャムを購入。
多分ほぼ東京でも買えるものだとは思いますが、行ったら行ったでつい(笑)
オープン当初は開店前からこの通路が長蛇の列で埋まり、ショーケース内のケーキも夕方前に売り切れたそうですが、さすがに少し落ち着いたようでよかったです。
レストラン棟にはこの他、山形イタリアンの奥田政行シェフの店が2店舗。
さらに温泉棟には恵比寿の「賛否両論」を手がける笠原将弘シェフの和食店が2店舗入っています。
旬な料理人とのコラボレーションで食に力を入れているようですね。

温泉棟の入口。
中のショップまでは入浴料を払わなくても入れます。
その先に行くには600円払うか、部屋の鍵を見せればOKです。

靴を入れるロッカーの隣にあるのは、ユニークなライブラリー。
これを撮ったのは翌朝ですが、早めの時間帯ならば割と空いているようでした。
小さな個室のようなデスクには、それぞれ秘密のテーマに沿った本が何冊か用意されています。
本のタイトルはカバーで隠されていて、何冊か読むと初めてそのデスクのテーマがわかるという仕掛け。
なかなか凝ってますね。
一人でのんびりするときにはいいかもしれません。

温泉カフェでは湯上りのビールやコーヒーが楽しめます。

畳敷きの休憩所。
座布団の代わりにもっちりした大小さまざまなクッションが置いてあり、好きな体勢で寛ぐことができます。
通路の向かい側にはマッサージを受けられるスペースもありました。

その先には大浴場の入口を示す大きな暖簾。
温泉には夜中に入りましたが、広くて設備も整っていてよかったです。
ただ、かなり遅い時間まで日帰り入浴のお客さんで混み混みなのと、脱衣所のロッカーに100円必要なのがちょっと面倒でした(開けると返金されますが)。
暖簾の手前を右に入ると、宿泊棟への通路になっています。

宿泊棟に続く廊下。
ここからは夜の写真なので急に暗くなっていますが(笑)

つき当たりのドアの手前から左右に、17室の和室がずらりと並んでいます。
ドア前のパネルに暗証番号を入力すると自動ドアが開き、この先の離れに通り抜けられる仕組みになっていました。

ドアが開いたところ。
ここから外に出ると、4棟ある離れの部屋がすぐ近くにあります。

宿泊棟の裏側を外から見るとこんな感じ。
(暗いのでだいぶブレていますが)
敷地内は明かりをかなり抑えめにしてあり、星がきれいに見えますが、夜に出歩くときはちょっと足元に注意が必要です。
AQUA×IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
夏休みに夫の実家に帰省した折、義母を連れて一泊の小旅行に行ってきました。
東海地方は連日38℃超えの猛暑で、あまり温泉という感じでもなかったのですが(笑)
実家近くでレンタカーを借り、ちょっとしたドライブ気分のお出かけです。
元々は日帰り温泉としてのみ営業していた「片岡温泉」が、食事や宿泊もできる総合施設として2012年にオープンしたのがアクアイグニス。
ラテン語でAQUAは水、IGNISは火を意味する言葉だそうです。

アクアイグニス敷地内の中央に建つ温泉棟。
駐車場には午前中から夜遅くまでひっきりなしに車が入ってきて、立ち寄り湯としての人気が伺えます。

温泉棟横のガラス張りのアネックスでは挙式などのイベントもできるようです。
この日は照りつける日差しの強さに加え台風並みの強風で、駐車場からちょっと歩くのも大変なほどでした。
義母の日傘も何度も飛ばされそうになり、最後には諦めて畳んでいました。

15時のチェックインまで時間があったので、その先のレストラン棟へ行ってみました。
辻口博啓シェフのスイーツショップ、コンフィチュールアッシュを覗き、焼き菓子とラスク、オレンジのジャムを購入。
多分ほぼ東京でも買えるものだとは思いますが、行ったら行ったでつい(笑)
オープン当初は開店前からこの通路が長蛇の列で埋まり、ショーケース内のケーキも夕方前に売り切れたそうですが、さすがに少し落ち着いたようでよかったです。
レストラン棟にはこの他、山形イタリアンの奥田政行シェフの店が2店舗。
さらに温泉棟には恵比寿の「賛否両論」を手がける笠原将弘シェフの和食店が2店舗入っています。
旬な料理人とのコラボレーションで食に力を入れているようですね。

温泉棟の入口。
中のショップまでは入浴料を払わなくても入れます。
その先に行くには600円払うか、部屋の鍵を見せればOKです。

靴を入れるロッカーの隣にあるのは、ユニークなライブラリー。
これを撮ったのは翌朝ですが、早めの時間帯ならば割と空いているようでした。
小さな個室のようなデスクには、それぞれ秘密のテーマに沿った本が何冊か用意されています。
本のタイトルはカバーで隠されていて、何冊か読むと初めてそのデスクのテーマがわかるという仕掛け。
なかなか凝ってますね。
一人でのんびりするときにはいいかもしれません。

温泉カフェでは湯上りのビールやコーヒーが楽しめます。

畳敷きの休憩所。
座布団の代わりにもっちりした大小さまざまなクッションが置いてあり、好きな体勢で寛ぐことができます。
通路の向かい側にはマッサージを受けられるスペースもありました。

その先には大浴場の入口を示す大きな暖簾。
温泉には夜中に入りましたが、広くて設備も整っていてよかったです。
ただ、かなり遅い時間まで日帰り入浴のお客さんで混み混みなのと、脱衣所のロッカーに100円必要なのがちょっと面倒でした(開けると返金されますが)。
暖簾の手前を右に入ると、宿泊棟への通路になっています。

宿泊棟に続く廊下。
ここからは夜の写真なので急に暗くなっていますが(笑)

つき当たりのドアの手前から左右に、17室の和室がずらりと並んでいます。
ドア前のパネルに暗証番号を入力すると自動ドアが開き、この先の離れに通り抜けられる仕組みになっていました。

ドアが開いたところ。
ここから外に出ると、4棟ある離れの部屋がすぐ近くにあります。

宿泊棟の裏側を外から見るとこんな感じ。
(暗いのでだいぶブレていますが)
敷地内は明かりをかなり抑えめにしてあり、星がきれいに見えますが、夜に出歩くときはちょっと足元に注意が必要です。
AQUA×IGNIS(アクアイグニス)
https://aquaignis.jp/
- category:2016.08 湯の山温泉(アクアイグニス)