日々と旅のキロク

• 2016.06.25（土）
• トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ（ワイオル・オーシャンビュー・ラウンジ）

• 2016.06.25（土）
• パールハーバー（ミズーリ記念館）

• 2016.06.15（水）
• ハレクラニ（ハウス・ウィズアウト・ア・キー）

宿泊したトランプホテルの６階のロビー横に、ワイオルというラウンジがあります。
帰国前夜、軽めの夕食をとりに行きました。



ほんのり甘くておいしい、ノンアルコールドリンクのライチフィズ。
店内はオープンエアで、この日は長袖を着てちょうどよい感じでした。
夜なので景色はあまり見えませんが、フォート・デルッシー公園の木々の気配が感じられます。



熱々のガーリックシュリンプは、ビールによく合いそう。



グリルトマトのサラダ。
モッツァレラとバジルソースでカプレーゼのような味わいです。



季節野菜のソテーは、お洒落だけどほとんど味がついていませんでした（笑）
メイン料理の付け合わせとしてオーダーするものなのかな。
ガーリックシュリンプのソースをつけて食べたらおいしかったです。



席数はそれほど多くありませんが、落ち着いてゆったり過ごせる空間でした。



最終日は12時にチェックアウト。
フロントに部屋のアップグレードのお礼を言い（本当に名残惜しかった）、その後再びワイオルにランチを食べに行きました。
夜は夜でムーディーですが、やっぱりここは明るい時間の方が素敵な気がします。
今日のドリンクはストロベリーピーチレモネード。



夜はタパス形式の控えめポーションだったので、あまり考えずにシーザーサラダを頼んだら、ここでまさかのアメリカンサイズが登場（笑）
追加でトッピングしたグリルチキンと合わせたら、これだけでけっこうお腹いっぱいです。
揚げナスのクルトンがちょっと珍しいアクセント。



フィッシュタコスもボリューム満点です。
２種類のサルサソースは割とスパイシーで大人向きの味でした。
トルティーヤチップスでしょうか、真っ黒なチップスはインパクト大ですが意外と淡白。



テーブル席以外に奥にはソファ席もあって、何人かでのんびりするのに良さそうです。



１時間ほどまったりと過ごし、ワイオルを出てロビーに移りました。
緑の向こうにちょっとだけ見える青い海。
いずれまた、この眺めを楽しみに来たいものです。


トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ
https://www.trumphotelcollection.com/jp/waikiki/

オアフ島に来たらとりあえずここには行きたいと夫が言うので、ホノルルから１０キロほど西にあるパールハーバーに向かいました。
市バス（ザ・バス）でも行けますが、ワイキキトロリーのチケットがあればパープルラインで行くのが簡単です。
ということで、前日の夜にやっつけ程度の下調べをし、免税店のトロリー乗り場から朝9:40発のパープルラインに乗車。
週末を外した割には意外と乗る人が多くて驚きました。
乗客の多くはアメリカ人と思しき観光客で、途中の停留所からは立ち乗りも。



ワイキキトロリーの全ラインが停車するデューク・カハナモク像前。
何度通りかかっても、なぜかそのたびに写真を撮ってしまいます（笑）
この後、ダウンタウンのアロハタワー前を経由して、パールハーバーへ。



パールハーバーまではワイキキから１時間ほど。
トロリーは市バスの停留所に停まります。
そこから大通りを渡るとすぐ、パールハーバーのヒストリックサイトです。
駐車場を越えて少し歩いたところに正面入口がありました。



ヒストリックサイトには、アリゾナ記念館、ボウフィン潜水艦博物館、戦艦ミズーリ記念館、太平洋航空博物館の４つの見学場所があります。
チケットはすべてビジターセンターのチケットブースで販売しています。



ビジターセンターの入口。
ゲートを通過する際、係員の手荷物チェックを受けました。
昨晩少し調べたら、カメラや貴重品を除きバッグ類は持ち込み禁止とのこと。
できるだけ荷物を少なくしてバゲージ・ストレージに預けるつもりでしたが、意外にも私たちの手荷物は持ち込みＯＫの判定。
チケットブースでミズーリ記念館のチケットを買い、お姉さんに「このバッグ持ち込んでもいいの？」と聞いたら「チェック受けたなら大丈夫」と言うので、そのまま指示された場所でグリーンのシャトルバスに乗り込みました。
団体客は皆さんほぼ手ぶらだったので、なんだかちょっと気まずい（笑）
バスでの移動中は米軍関連敷地内のため撮影は禁止です。
バス内ではパールハーバーの歴史などについて英語のアナウンス。
続いて日本語の説明もありましたが、ごく短い注意事項のみでした。



湾内に架かる橋を通ってフォード島に渡り、ミズーリ記念館前でシャトルバスを下車。
星条旗がはためく通路を通って大きな戦艦の乗船口に歩いていきます。
まわりにはフードトラックや売店などが並んでいました。



ブリッジからミズーリに乗り込む際、湾内の少し離れたところにアリゾナ記念館が見えました。
真珠湾攻撃で沈んだ戦艦アリゾナ号は戦争の始まり、降伏文書の調印式が行われた戦艦ミズーリ号は平和の始まりとして、対をなすシンボルになっているそうです。
乗船口では日本語ツアーを頼むか聞かれましたが、パンフレットだけもらってそのまま通過しました。
アメリカ人のほとんどはガイド付きツアーに参加しているようでした。



艦首にあるアンテナは、通称クリスマスツリー。
甲板は日当たりがよく、風はあるもののけっこう暑いです。



主砲の周囲ではアメリカ人ツアー客がガイドの説明に聞き入っていました。
日本人の姿も、少ないけれどたまに見かけます。



降伏文書調印式が行われた右舷デッキ。



調印文書のレプリカが展示されています。



右舷の艦尾近くには特攻機の衝突跡も。
近くのパネルには、祖国のために散った若者を手厚く葬った旨の説明がありました。



メインデッキから梯子のような階段を降りて、内部（セカンドデッキ）に入ることもできます。



中には食堂や厨房、居住スペースなど。



ここはチーフ・ペティ・オフィサー（上等兵曹）用の食堂。
階級によって居住区がきっちりと分けられています。
壁の戸棚には名前入りのマグカップがずらりと並んでいました。



直訳すると野菜準備室でしょうか。
ちょっとかわいい（笑）



パソコンやデスクが置かれた執務室。



艦内には厨房が何箇所もあり、各区画にはパンやパイのレプリカがこれでもかと並んでいたりします。
ここは通路の奥の方だったので、手前の壁に「ドーナツファクトリーを見逃すな！」との注意書きがありました（笑）



個室をもらえない水兵さんたちの寝台は、やっぱり窮屈そうです。



中は広く迷路のようでドアがたくさん。
こんなに仕切りだらけだと、緊急招集がかかった時につまづく人が続出しないのかと余計な心配をしてみたり。



本格的な郵便局もあります。
中には仕分けされた郵便物が並んでいました。



ようやく一周した広い船内から急な階段を上って甲板に戻り、さらに階段で上へ上へ。



晴れた日にはここで艦長が指揮を執ることもあるという露天艦橋。
とても眺めがいいです。
その下の階には操舵室や通信司令室もありました。



ひと通り回って甲板に下りてくると、あんなに混んでいたとは思えないほど人がいなくなっていました。



誰もいないにもほどがある（笑）
お昼を少し回った時刻だったので、ツアーの人たちはみんなランチにでも行ったのかな？と話しつつ艦を降りました。



埠頭の艦首側から見たミズーリ号全景。
第二次大戦後も長く現役として各地に派遣され、1999年から記念館として公開されているそうです。



思った以上に興味深く見所の多いミズーリ記念館でした。
またシャトルバスに乗って、航空博物館を経由しビジターセンターへ戻ります。



ビジターセンターの奥にあるボウフィン潜水艦博物館。
ここは無料で見学できるようですが、帰りのトロリーの時間があったので外側だけ眺めてきました。
トロリーのパープルラインは、６０～９０分おきにしか来ないところがちょっと不便です。



もっといかめしい感じの場所かと想像していましたが、敷地内は市民の憩いの広場のような雰囲気です。



ただ、アリゾナの碇のモニュメントには、ここで起こったことを決して忘れないという言葉が刻まれていました。



アメリカ人、日本人、それぞれの思いや立場はあると思います。
でも、戦争はしたくないという願いが共有できるならば、過去の悲惨な出来事を忘れないことと、手を携えてより良い未来に向かうことは、矛盾しないと信じたいです。



夫は最初からミズーリだけでいいと言っていましたが、何となくもう少し見たそうでした。
星条旗がはためく青い空。



市バスのバス停は予想通りまあまあの混み具合でした。
パープルラインは（意外にも）ほぼ時間通りにやってきて、なんとか席を確保。
その後、ワイキキまでの帰り道は、ミズーリでの階段上り下りが効いてか二人とも爆睡でした。

ワイキキのビーチサイドに建つ名門ホテル、ハレクラニ。
カクテルぐらい飲みに行こうかと、夕方から夫と出かけてみました。
宿泊先のトランプ・インターナショナルからは目と鼻の先です。



ハレクラニのエントランス。
カリア・ロードから一歩入っただけなのに、早くも別世界感が漂います。
中庭に面したロビーは、落ち着いた雰囲気ながらリゾート感あふれる佇まい。



そして、中庭を囲むように宿泊棟とレストランが配されていました。
奥にはオーシャンフロントのダイニング、ハウス・ウィズアウト・ア・キー。
リゾートスタイルでもＯＫのカジュアルなレストランバーです。



１７時のオープン直後だったので、まだそれほど混んではいませんでした。
入口で食事かドリンクのみか聞かれ、ディナーの場合は建物の中、ドリンクだけなら外のテーブルに案内されます。



目の前の海はきれいな青。
斜めに差し込む西日が、間もなくやってくる夕暮れを予感させます。



メニューにはノンアルコールのカクテルが充実していました。
嬉しいけれど迷ってしまいます。



夫が頼んだのはギネスビール。
おつまみにポテトチップスがついてきました。
ちょっと硬めのマウイスタイルです。



ノンアルコールのストロベリー・グアバ・レモネード。
運ばれてきた直後に、別のスタッフが間違えたと言って慌てて交換しにきました。
最初に持ってきたのはアルコール入りだったそうで。
それは困るのでしっかりお願いしますよ（笑）



１７時半から、ハワイアンミュージックのショーが始まりました。
ステージに寄り添うように枝を伸ばす大きな木は、樹齢１００年を超えるキアヴェという木だそうです。
温かな歌声のシンガーが、５月１日はメイ・デーでありレイ・デーでもあるという話をしていました。
ハワイ文化の象徴でもあるレイを称える日とのこと。



２杯目は、ハレクラニ・フルーツパンチ。
オレンジとパイン入りのフローズンドリンクです。
そして、なくなると即座にスタッフが補充してくれるポテトチップス。
これがバリバリした食感でなかなかおいしく、結局ふたりで３杯も食べてしまいました（笑）



日が暮れかけた頃、ステージにはフラダンサーが合流。
優雅な身のこなしと柔らかな笑顔がウクレレの音色と相まって、あたりの雰囲気が一変します。
やっぱりフラは素敵ですね。
出演者は曜日によって異なるそうです。



床に落としたポテトチップスを、おそるおそる拾いに来たスズメ。
小さなくちばしでつまんだ跡がかわいいです。
１羽で食べたら何口分なのでしょうね。



「ハッピー・レイ・デー！ここにいるすべてのみなさんに愛を！」という言葉で、１８時半頃に第１部のステージが終了。
音楽を聴きながらのんびりハワイ気分に浸っていたら、いつの間にか日が沈んでいました。
西の方の海岸沿いには、夕日を眺めるたくさんの人たち。



ダイヤモンドヘッドもほんのり夕暮れ色です。



ほどなくして第２部が始まり、混んできたので支払いを済ませて退席。
ミュージックチャージもなくドリンク代だけで素敵なステージが楽しめて、ここはいいなぁと思いました。
ポテチ食べ放題だし（笑）
ハレクラニに泊まっていたら毎日通いそうです。



レストランの横には、カトレアの花がデザインされたエレガントなプール。
海を眺めながらプールサイドでのんびり過ごすのもよさそうです。



ホテルの通路にある、各レストランの案内看板。
ハウス・ウィズアウト・ア・キーのロゴには、あの大きな木のシルエットが。



ロビーに向かう途中にあったギフトショップを眺めてから、ホテルを出ました。
ゆったりした時間が過ごせるハレクラニ。
やっぱり一度は泊まってみたいものです。


ハレクラニ
http://www.halekulani.com/jp/