category :2015.12 妙高(赤倉観光ホテル)
- No
- 254
- Date
- 2015.12.31 Thu
赤倉観光ホテル(食事)
赤倉観光ホテルの夕食は、メインダイニング「ソルビエ」のフレンチコースか、日本料理「白樺」の懐石かを選択できます。
このホテルらしい食事がいいなと思い、今回はソルビエを予約。
少し遅めの時間帯になるという話でしたが、18時からの席が確保できたと部屋に電話があり、早々に出かけました。

ロビーフロアにあるソルビエ。
赤い絨毯と雪模様にも見えるシャンデリアが、クラシックホテルのレストランらしくて素敵です。
お客さんのうち、浴衣に簡易着物という人は全体の3割ぐらいでした。
ドレスコードがないのは気楽でいいけれど、フレンチに浴衣はなんだか微妙な感じもします。

席は窓際を用意してくれました。
ひざ掛けとしてブランケットも貸してくれて、至れり尽くせり。

最初に出されたパンは、バゲットと連結パン。
連結パンって何だろうと思ったら、立方体が連結した形で焼かれる細長いパンのことでした。
翌日ショップでも売られていましたが、電車みたいでちょっとかわいいのです。
まわりがパリパリ硬めで、中はふんわりしています。

アルミのバターディッシュ。
バター大好きなのでたっぷり使います。

追加でくるみのパンをもらいました。
これもおいしかった。

夫が頼んだお酒は、フレンチに合う日本酒としてリストに載っていた麒麟山のタカネノハナ。
原酒なのでアルコール度数はやや高めだそうです。
ワインと同じように、クーラーで冷やしてサーブしてくれます。

オードブルは帆立のエクレア。
蟹のムースやさまざまな野菜が積み重ねられて楽しい一皿です。

伝統のビーフコンソメスープは、割とあっさり味でした。
この日はごぼうのクリームスープも選択可能。

日本海鮮魚のキノコベーコン蒸し、グリーンソース。
確か鰆だったと思います。
ソースには海苔が使われており、ベーコンのコクとあいまっていい香り。

肉料理は2種類から選びます。
夫は、ジビエが苦手でなければおすすめと言われたフランス・シャラン産鴨胸肉のロースト、アップルジンジャーソースを。

私はポーションの少ない方をということで、ローストビーフのレフォール添えをオーダー。
とても柔らかくて甘いローストビーフでした。
レフォールは西洋ワサビ、ちょうどいいアクセントになります。

デザートはロビーに移動してもOKとのことでしたが、せっかくの窓際の席だったのでこのままで頂きました。
豆乳のアイスクリーム、ミルクシフォンケーキ、ピスタチオとチョコレートのムース、柑橘系のゼリー、それにフルーツが一口ずつ。
少しずついろいろ、というのが嬉しいです。

その後プティフールとして、ガレットとマカロン。

ミルクティーでごちそうさま。
おなかいっぱいです。

食事の後、カフェテラスから外に出て晴れた夜空を見上げたら、ものすごい密度の星空が広がっていました。
冬空番長のオリオン座だけでなく、東京では見えない小さな星や天の川のような筋、流れ星までくっきりと。
ふたりでコートも着ずに空を見ていたら冷えてしまったけれど、久々の満天の星に幸せな気分になりました。
冬なのに雪明かりもなくここまで晴れたのは、ラッキーだったかもしれません。
夫は夜中に部屋のデッキテラスに出て、改めてしばし星空を眺めたそうです。

翌日の朝食もソルビエで。

テーブルにはバターと自家製ブルーベリージャムがセットしてありました。

朝のレストランは、夜とはまた違う明るい雰囲気です。

すりおろし玉ねぎのドレッシングで食べる野菜サラダ。

飲み物は紅茶とトマトジュースを選びました。

まずは、ちょうどよい焼き加減のトーストが出されます。

スタッフがカゴに入ったたくさんのパンを持って回ってきたので、ダイスチーズの入った米粉のパンとクロワッサンを追加。
ここのパンはなかなかおいしいです。

夫は4種のレーズンを使ったレーズンパンと、クロワッサンダマンドを。
このレーズンぎっしり具合はすごいです(笑)
レーズン好きにはたまらないでしょうね。

2種類の朝食メニューから、私はヘルシーブレックファーストを頼みました。
山盛りのスチーム野菜と、柔らかくジューシーなハム。
「上越なごみ豚」というブランドだそうです。
添えられた藻塩が野菜の甘みを引き出し、シンプルながらとても満たされる朝食でした。

夫の選んだアメリカンブレックファースト。
卵料理が、フライ(目玉焼き)、スクランブル、ボイル、オムレツ、ポーチドエッグから選べます。
「上越なごみ豚」のハムまたはベーコンも。
妙高山と杉の木をデザインしたノリタケのオリジナル食器が、さりげなくいい味を出しています。

最後にヨーグルトとフルーツ。
ヨーグルトにはブルーベリージャムもよく合います。

朝からまったりしました。

部屋に戻って新聞など読みながらのんびり。
新聞バッグは、かわいいので持ち帰ってしまう人が多いのか「回収します」と注意書きが付いていました。
欲しい人はショップで買いましょう(笑)

改めて、部屋のテラスからの眺め。
今日は雲が多いですが、昨日思いのほか晴れて星も見れたし、言うことなしです。
チェックアウト時間まで、もう一度お風呂に入ったりお茶を飲んだりして過ごしました。

12時前にチェックアウトし、駅までの送迎バスをロビーで待ちます。

ハーブティーが置いてあったので頂きました。
窓際の席は山並みが見える特等席です。

妙高高原駅、長野行きの電車です。
今度は真冬にスキーしに来るのもいいなぁ、と思いました。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/
このホテルらしい食事がいいなと思い、今回はソルビエを予約。
少し遅めの時間帯になるという話でしたが、18時からの席が確保できたと部屋に電話があり、早々に出かけました。

ロビーフロアにあるソルビエ。
赤い絨毯と雪模様にも見えるシャンデリアが、クラシックホテルのレストランらしくて素敵です。
お客さんのうち、浴衣に簡易着物という人は全体の3割ぐらいでした。
ドレスコードがないのは気楽でいいけれど、フレンチに浴衣はなんだか微妙な感じもします。

席は窓際を用意してくれました。
ひざ掛けとしてブランケットも貸してくれて、至れり尽くせり。

最初に出されたパンは、バゲットと連結パン。
連結パンって何だろうと思ったら、立方体が連結した形で焼かれる細長いパンのことでした。
翌日ショップでも売られていましたが、電車みたいでちょっとかわいいのです。
まわりがパリパリ硬めで、中はふんわりしています。

アルミのバターディッシュ。
バター大好きなのでたっぷり使います。

追加でくるみのパンをもらいました。
これもおいしかった。

夫が頼んだお酒は、フレンチに合う日本酒としてリストに載っていた麒麟山のタカネノハナ。
原酒なのでアルコール度数はやや高めだそうです。
ワインと同じように、クーラーで冷やしてサーブしてくれます。

オードブルは帆立のエクレア。
蟹のムースやさまざまな野菜が積み重ねられて楽しい一皿です。

伝統のビーフコンソメスープは、割とあっさり味でした。
この日はごぼうのクリームスープも選択可能。

日本海鮮魚のキノコベーコン蒸し、グリーンソース。
確か鰆だったと思います。
ソースには海苔が使われており、ベーコンのコクとあいまっていい香り。

肉料理は2種類から選びます。
夫は、ジビエが苦手でなければおすすめと言われたフランス・シャラン産鴨胸肉のロースト、アップルジンジャーソースを。

私はポーションの少ない方をということで、ローストビーフのレフォール添えをオーダー。
とても柔らかくて甘いローストビーフでした。
レフォールは西洋ワサビ、ちょうどいいアクセントになります。

デザートはロビーに移動してもOKとのことでしたが、せっかくの窓際の席だったのでこのままで頂きました。
豆乳のアイスクリーム、ミルクシフォンケーキ、ピスタチオとチョコレートのムース、柑橘系のゼリー、それにフルーツが一口ずつ。
少しずついろいろ、というのが嬉しいです。

その後プティフールとして、ガレットとマカロン。

ミルクティーでごちそうさま。
おなかいっぱいです。

食事の後、カフェテラスから外に出て晴れた夜空を見上げたら、ものすごい密度の星空が広がっていました。
冬空番長のオリオン座だけでなく、東京では見えない小さな星や天の川のような筋、流れ星までくっきりと。
ふたりでコートも着ずに空を見ていたら冷えてしまったけれど、久々の満天の星に幸せな気分になりました。
冬なのに雪明かりもなくここまで晴れたのは、ラッキーだったかもしれません。
夫は夜中に部屋のデッキテラスに出て、改めてしばし星空を眺めたそうです。

翌日の朝食もソルビエで。

テーブルにはバターと自家製ブルーベリージャムがセットしてありました。

朝のレストランは、夜とはまた違う明るい雰囲気です。

すりおろし玉ねぎのドレッシングで食べる野菜サラダ。

飲み物は紅茶とトマトジュースを選びました。

まずは、ちょうどよい焼き加減のトーストが出されます。

スタッフがカゴに入ったたくさんのパンを持って回ってきたので、ダイスチーズの入った米粉のパンとクロワッサンを追加。
ここのパンはなかなかおいしいです。

夫は4種のレーズンを使ったレーズンパンと、クロワッサンダマンドを。
このレーズンぎっしり具合はすごいです(笑)
レーズン好きにはたまらないでしょうね。

2種類の朝食メニューから、私はヘルシーブレックファーストを頼みました。
山盛りのスチーム野菜と、柔らかくジューシーなハム。
「上越なごみ豚」というブランドだそうです。
添えられた藻塩が野菜の甘みを引き出し、シンプルながらとても満たされる朝食でした。

夫の選んだアメリカンブレックファースト。
卵料理が、フライ(目玉焼き)、スクランブル、ボイル、オムレツ、ポーチドエッグから選べます。
「上越なごみ豚」のハムまたはベーコンも。
妙高山と杉の木をデザインしたノリタケのオリジナル食器が、さりげなくいい味を出しています。

最後にヨーグルトとフルーツ。
ヨーグルトにはブルーベリージャムもよく合います。

朝からまったりしました。

部屋に戻って新聞など読みながらのんびり。
新聞バッグは、かわいいので持ち帰ってしまう人が多いのか「回収します」と注意書きが付いていました。
欲しい人はショップで買いましょう(笑)

改めて、部屋のテラスからの眺め。
今日は雲が多いですが、昨日思いのほか晴れて星も見れたし、言うことなしです。
チェックアウト時間まで、もう一度お風呂に入ったりお茶を飲んだりして過ごしました。

12時前にチェックアウトし、駅までの送迎バスをロビーで待ちます。

ハーブティーが置いてあったので頂きました。
窓際の席は山並みが見える特等席です。

妙高高原駅、長野行きの電車です。
今度は真冬にスキーしに来るのもいいなぁ、と思いました。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/
- No
- 253
- Date
- 2015.12.30 Wed
赤倉観光ホテル(館内)
夕食までの時間、ホテル内を散歩してみました。

新館1階のアクアテラス。
このホテルの顔とも言える場所です。

テラスには他に誰もいなかったので、とりあえず座り放題(笑)
その後何組かのお客さんが入れ替わり立ち替わり、景色に感嘆したり写真を撮ったり、立ち寄っては戻っていきました。

ソファに座って眺める山並み。
上着なしでずっといるとさすがに冷えてしまいますが、春や秋ならいつまでもぼーっと見ていられそうです。
雨が降らなくてよかった。

テラスを取り囲む鏡のような水盤には、妙高山の水が引かれているそうです。
厳冬期には凍ったりしないのかな。

アクアテラスから本館に向かう通路。
青いデコレーションのクリスマスツリーが華やかです。

本館のカフェテラスを通路の窓から。
柱に埋め込まれた薪のような木が、ナチュラルなアクセントになっています。

カフェの向かいにあるベーカリーでは、パウンドケーキが焼かれていました。
ダイニングで出されるパンなどもここで作っているそうです。

夫が夕方大浴場に行って撮ってきた写真。
サロンのように広々とした脱衣スペースです。

洗面台が整然と並ぶパウダールーム。
私たちの部屋はちょうどこの大浴場の真下だったので、夜12時になると一気にお湯を落とす音が聞こえましたが、それ以外は特に何の気配もなく快適でした。

ダイニングでの夕食の後、部屋に戻る途中のアクアテラス。
さすがに夜はぐっと冷え込むため、のんびりくつろぐ人はいません。

建物外で見るほどではないけれど、明るい星はここからでも輝いて見えました。
ついつい見入る冬の星空です。

朝、夫の喫煙ついでにカフェテラスの外に出てみました。
クラシカルな趣きのあるホテル外観です。

本館正面にあるしらかばガーデン。
ホテルをバックにした記念撮影のおすすめスポットだそうです。

前日と違って雲が多いけれど、野尻湖方面までよく見えました。
それにしても、これほど完全に雪がないと、12月中にスキー場をオープンするのは難しいのではと心配になってしまいます。
ホテルのスタッフも「本当は来週オープンなんですが、こんな春みたいな天気で・・・」と苦笑していました。

向こうに見える、水盤のある建物が新館です。

ホテル内に戻り、カフェテラスに併設されたショップを見ていたら、ベーカリーで焼きあがったパンが10時前に次々に並びだしました。
ダイニングで食べたパンがおいしかったので、お昼用に少し買っていくことに。

小さなクロワッサン3種に、夕食で食べたくるみパン。
四角いのは「箱根」という名前のパンですが、なぜ新潟で箱根なのかと思ったら、箱型で根菜が入っているからのようです(笑)
この箱根がとてもおいしかったので、もっと買ってくればよかったと思いました。

他にホテルメイドのパウンドケーキと細長いフィナンシェ。
パウンドケーキはホールやハーフサイズでも売っていました。

古いホテルのギャラリーや資料室はなかなか面白いので、なるべく見ることにしています。
節電のためギャラリーの電気は消してあり、入口で各自スイッチを入れるようになっていました。

壁には年代物のスキー板や、写真がたくさん。

ガラスケースには古い絵葉書などの資料が並んでいました。
皇族や往年のスターの来訪時に使われた食器類やゆかりの品々、サインなども。

昔のパンフレットやステッカー、ホテルがロケ地となった映画の広告なども盛りだくさん。
歴史が詰まった貴重な資料、残していってほしいですね。

そして、通りかかるたびに寄り道したくなるアクアテラス(笑)

結局雲海は見られなかったけれど、充分満喫できました。

アクアテラスの横に設置されたサロン。
外に出て寒い思いをせずに山並みが眺められるスポットです。
ここにお茶でも置いてあれば嬉しいですが、長居しちゃうからだめですかね(笑)

テラスの眺めも独り占め。

サロンの奥にはアクアバーがあります。
席数は少ないけれど、ここも眺めのよさで人気のスポット。
飲めないのに席を取ってしまうのも気が引けて今回は行きませんでしたが、予約もできるそうです。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/

新館1階のアクアテラス。
このホテルの顔とも言える場所です。

テラスには他に誰もいなかったので、とりあえず座り放題(笑)
その後何組かのお客さんが入れ替わり立ち替わり、景色に感嘆したり写真を撮ったり、立ち寄っては戻っていきました。

ソファに座って眺める山並み。
上着なしでずっといるとさすがに冷えてしまいますが、春や秋ならいつまでもぼーっと見ていられそうです。
雨が降らなくてよかった。

テラスを取り囲む鏡のような水盤には、妙高山の水が引かれているそうです。
厳冬期には凍ったりしないのかな。

アクアテラスから本館に向かう通路。
青いデコレーションのクリスマスツリーが華やかです。

本館のカフェテラスを通路の窓から。
柱に埋め込まれた薪のような木が、ナチュラルなアクセントになっています。

カフェの向かいにあるベーカリーでは、パウンドケーキが焼かれていました。
ダイニングで出されるパンなどもここで作っているそうです。

夫が夕方大浴場に行って撮ってきた写真。
サロンのように広々とした脱衣スペースです。

洗面台が整然と並ぶパウダールーム。
私たちの部屋はちょうどこの大浴場の真下だったので、夜12時になると一気にお湯を落とす音が聞こえましたが、それ以外は特に何の気配もなく快適でした。

ダイニングでの夕食の後、部屋に戻る途中のアクアテラス。
さすがに夜はぐっと冷え込むため、のんびりくつろぐ人はいません。

建物外で見るほどではないけれど、明るい星はここからでも輝いて見えました。
ついつい見入る冬の星空です。

朝、夫の喫煙ついでにカフェテラスの外に出てみました。
クラシカルな趣きのあるホテル外観です。

本館正面にあるしらかばガーデン。
ホテルをバックにした記念撮影のおすすめスポットだそうです。

前日と違って雲が多いけれど、野尻湖方面までよく見えました。
それにしても、これほど完全に雪がないと、12月中にスキー場をオープンするのは難しいのではと心配になってしまいます。
ホテルのスタッフも「本当は来週オープンなんですが、こんな春みたいな天気で・・・」と苦笑していました。

向こうに見える、水盤のある建物が新館です。

ホテル内に戻り、カフェテラスに併設されたショップを見ていたら、ベーカリーで焼きあがったパンが10時前に次々に並びだしました。
ダイニングで食べたパンがおいしかったので、お昼用に少し買っていくことに。

小さなクロワッサン3種に、夕食で食べたくるみパン。
四角いのは「箱根」という名前のパンですが、なぜ新潟で箱根なのかと思ったら、箱型で根菜が入っているからのようです(笑)
この箱根がとてもおいしかったので、もっと買ってくればよかったと思いました。

他にホテルメイドのパウンドケーキと細長いフィナンシェ。
パウンドケーキはホールやハーフサイズでも売っていました。

古いホテルのギャラリーや資料室はなかなか面白いので、なるべく見ることにしています。
節電のためギャラリーの電気は消してあり、入口で各自スイッチを入れるようになっていました。

壁には年代物のスキー板や、写真がたくさん。

ガラスケースには古い絵葉書などの資料が並んでいました。
皇族や往年のスターの来訪時に使われた食器類やゆかりの品々、サインなども。

昔のパンフレットやステッカー、ホテルがロケ地となった映画の広告なども盛りだくさん。
歴史が詰まった貴重な資料、残していってほしいですね。

そして、通りかかるたびに寄り道したくなるアクアテラス(笑)

結局雲海は見られなかったけれど、充分満喫できました。

アクアテラスの横に設置されたサロン。
外に出て寒い思いをせずに山並みが眺められるスポットです。
ここにお茶でも置いてあれば嬉しいですが、長居しちゃうからだめですかね(笑)

テラスの眺めも独り占め。

サロンの奥にはアクアバーがあります。
席数は少ないけれど、ここも眺めのよさで人気のスポット。
飲めないのに席を取ってしまうのも気が引けて今回は行きませんでしたが、予約もできるそうです。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/
- No
- 252
- Date
- 2015.12.29 Tue
赤倉観光ホテル(部屋)
12月の中頃、夫と新潟県の赤倉温泉に行ってきました。
東京から新幹線で長野まで行き、その先はしなの鉄道で妙高高原駅へ。

たまにしか乗る機会のないローカル線ですが、それぞれに地方色があって大好きです。
寒冷地仕様の手動式のドアも懐かしい。
最初の2~3駅は地元の人たちの乗り降りがありましたが、その後はすっかり旅情満喫モードになりました。

長野から1時間程度、どんどん高原地帯へと上っていきます。
雪景色を期待して、車ではなく敢えての列車旅でしたが、記録的な降雪不足がまだ続いているようです。
晴れた冬空も気持ちがいいものですが、直射日光がまぶしすぎて車窓のシェードを少し下ろしたほどでした。

しなの鉄道終点の妙高高原駅。
この先はえちご鉄道になるようです。

駅のホームでかわいい3人がお出迎え。
切符を駅員さんに渡し、すぐ前に来ていた赤倉観光ホテルの送迎バスに乗り込みます。

赤倉観光リゾートスキー場の中腹にあるこのホテルは、大倉財閥が昭和12年に創業した歴史あるリゾートホテルです。
経営者が代わり、新館が増築され、写真集「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ホテル編」にも掲載されたことで、ホテル好きの間で一躍脚光を浴びました。

クリスマスツリーの飾られたロビーでしばらく待ち、フロントで順番にチェックイン手続き。
その後、部屋へと案内されました。

予約したのは新館の温泉露天風呂つきの部屋。
ロビーから階段を下り、ショップやカフェの前を通り過ぎて、外の連絡通路を渡ると新館です。
傾斜地に建っているため1階から下りても下りても地下にならず、ちょっと混乱します(笑)
部屋はさらに一番奥の角部屋でした。

重厚なドアを開けると、玄関にはスリッパや靴べら、ブーツキーパーなどが用意されていました。

玄関から見た部屋の入口です。

玄関ホール右手のドアを開けると、広めのお手洗い。

居室はベッドルームとリビングに緩く仕切られています。
壁があるわけではないので、ジュニアスイートになるのでしょうか。
開放感があって、個人的にはこの方が好きです。
ヘッドボード側のスクリーンは電動で開閉できますが、開けても駐車場しか見えないのですぐに閉めました(笑)

ベッドの上にはかわいい折鶴とメッセージ。

リビングだけでなく、ベッドルームにもテレビがありました。
こちらは使いませんでしたが、至れり尽くせりですね。

ベッドルームの横のデスク。

電話やメモ帳、バインダーなどと一緒に、件の写真集が置かれていました。
付箋つきのページをめくると、そうそう、このホテルのアクアテラスと雲海の写真。
本当にきれいです。運よく実物が見られたらいいのに。

ルームキーに付いている丸いプレートの絵がレトロかわいい。
裏は赤一色で、部屋番号とホテルの紋章が描かれています。

レターセットの絵葉書。
こんな雪景色の中で雪見風呂の予定だったのですが・・・よもや12月中旬で積雪ゼロとは(笑)
でも実際にこんな眺めだったら、スキーを履いてゲレンデに出たくなりそうですね。

床暖房で、ほのかに足元が暖かいリビング。
テレビの下には暖炉型のガスストーブもありますが、この日は床暖房だけで十分でした。

ハイバックのソファはゆったり座れますが、ヘッドレストが私の首には合いませんでした。
もう少し背の高い人ならいいのかもしれません。

バーコーナーには電気ケトルやエスプレッソマシーンが置いてあります。
コーヒーはillyでした。

リビングの横にある洗面エリア。
ここにも床暖房がついていて、冷え性には嬉しい暖かさです。

洗面台の横にある大きな鏡の引き戸を開けると・・・

大容量のクローゼット(ほぼウォークイン)になっていました。
コートも洋服も掛け放題の広さ。

その横にはセキュリティボックスと、大きめのチェスト。
中には浴衣が入っています。
浴衣に上下セパレート式の簡易着物を重ねれば、館内どこでも行き来OKだそうです。
巻きスカート式の下半分を試しに着てみましたが、紐で腰まわりを2周してもガバガバで歩けず、諦めました(笑)
まぁ、痩せすぎの私がいけないんですけれどね・・・。
元々温泉宿の浴衣があまり好きではないので、結局ずっと洋服を着ていました。
好みの問題ですが、温泉でも寝るときはパジャマがあればいいのにと思います。

こちらは男性用。
夫は浴衣が苦にならないので、お風呂には着て行っていました。
上に重ねるのは丹前ではなく、同じく簡易着物と呼ばれるものです。
女性用のようにセパレートではありませんが、これはこれで浴衣を2枚重ねているような・・・。
男女とも、上着は普通に丹前でよかったような気がします。

洗面台の横の棚には、クラランスのスキンケアラインが置いてありました。
これはちょっと嬉しい。
ここのスパはクラランスと提携しているようです。

その他のアメニティも普通に揃っています。
イオンドライヤーも用意されていましたが、なぜか風量がとても弱くて髪がなかなか乾きませんでした。

ハンドソープと綿棒。
ホテルの水道水は、妙高山の天然水を使っているそうです。

壁にはタオルがたくさん掛けられていました。
もちろん大浴場にも別にタオルが用意してあり、濡れたタオルを持ち歩かなくて済みます。

テラスとの間にあるシャワーブース。
この中も床暖房になっているのがすごい。

シャワーブースからデッキテラスに出ると、掛け流しの露天風呂が。
大きく深い湯船に、湯花の舞うお湯はかなり熱めでした。
そして、予想以上に開放的(笑)
人はほとんどいないものの、目の前のゲレンデから遮るものは何もありません。
ただ、湯船に浸かっていれば外から見えないくらいの高さはあります。

隣の駐車場側の壁もガラス張りです。
とことんオープンですが、裸でうろうろしなければまあ大丈夫でしょう(笑)
でもあまりにも開放的だということで、気になる人には湯浴み着を貸してくれるようです。

雪はないけれど、妙高山の中腹から眺める斑尾山や野尻湖は実にいい眺め。
水盤が内と外を穏やかに区切る境界になっていて、不思議と心が落ち着きます。

ゲレンデに人が大勢いたら困るかもしれませんが、今回はこの部屋でよかったなぁと思いました。
ちなみに、同じカテゴリーで、テラスに開閉式のガラス戸が付いた半露天の部屋もあるとのことです。

日が暮れるとおこもり感が増して、またいい雰囲気に。

デッキテラスから、夕闇に溶けていく山々の影を眺めるのも幸せな気分。
夜半には星もきれいに見えました。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/
東京から新幹線で長野まで行き、その先はしなの鉄道で妙高高原駅へ。

たまにしか乗る機会のないローカル線ですが、それぞれに地方色があって大好きです。
寒冷地仕様の手動式のドアも懐かしい。
最初の2~3駅は地元の人たちの乗り降りがありましたが、その後はすっかり旅情満喫モードになりました。

長野から1時間程度、どんどん高原地帯へと上っていきます。
雪景色を期待して、車ではなく敢えての列車旅でしたが、記録的な降雪不足がまだ続いているようです。
晴れた冬空も気持ちがいいものですが、直射日光がまぶしすぎて車窓のシェードを少し下ろしたほどでした。

しなの鉄道終点の妙高高原駅。
この先はえちご鉄道になるようです。

駅のホームでかわいい3人がお出迎え。
切符を駅員さんに渡し、すぐ前に来ていた赤倉観光ホテルの送迎バスに乗り込みます。

赤倉観光リゾートスキー場の中腹にあるこのホテルは、大倉財閥が昭和12年に創業した歴史あるリゾートホテルです。
経営者が代わり、新館が増築され、写真集「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ホテル編」にも掲載されたことで、ホテル好きの間で一躍脚光を浴びました。

クリスマスツリーの飾られたロビーでしばらく待ち、フロントで順番にチェックイン手続き。
その後、部屋へと案内されました。

予約したのは新館の温泉露天風呂つきの部屋。
ロビーから階段を下り、ショップやカフェの前を通り過ぎて、外の連絡通路を渡ると新館です。
傾斜地に建っているため1階から下りても下りても地下にならず、ちょっと混乱します(笑)
部屋はさらに一番奥の角部屋でした。

重厚なドアを開けると、玄関にはスリッパや靴べら、ブーツキーパーなどが用意されていました。

玄関から見た部屋の入口です。

玄関ホール右手のドアを開けると、広めのお手洗い。

居室はベッドルームとリビングに緩く仕切られています。
壁があるわけではないので、ジュニアスイートになるのでしょうか。
開放感があって、個人的にはこの方が好きです。
ヘッドボード側のスクリーンは電動で開閉できますが、開けても駐車場しか見えないのですぐに閉めました(笑)

ベッドの上にはかわいい折鶴とメッセージ。

リビングだけでなく、ベッドルームにもテレビがありました。
こちらは使いませんでしたが、至れり尽くせりですね。

ベッドルームの横のデスク。

電話やメモ帳、バインダーなどと一緒に、件の写真集が置かれていました。
付箋つきのページをめくると、そうそう、このホテルのアクアテラスと雲海の写真。
本当にきれいです。運よく実物が見られたらいいのに。

ルームキーに付いている丸いプレートの絵がレトロかわいい。
裏は赤一色で、部屋番号とホテルの紋章が描かれています。

レターセットの絵葉書。
こんな雪景色の中で雪見風呂の予定だったのですが・・・よもや12月中旬で積雪ゼロとは(笑)
でも実際にこんな眺めだったら、スキーを履いてゲレンデに出たくなりそうですね。

床暖房で、ほのかに足元が暖かいリビング。
テレビの下には暖炉型のガスストーブもありますが、この日は床暖房だけで十分でした。

ハイバックのソファはゆったり座れますが、ヘッドレストが私の首には合いませんでした。
もう少し背の高い人ならいいのかもしれません。

バーコーナーには電気ケトルやエスプレッソマシーンが置いてあります。
コーヒーはillyでした。

リビングの横にある洗面エリア。
ここにも床暖房がついていて、冷え性には嬉しい暖かさです。

洗面台の横にある大きな鏡の引き戸を開けると・・・

大容量のクローゼット(ほぼウォークイン)になっていました。
コートも洋服も掛け放題の広さ。

その横にはセキュリティボックスと、大きめのチェスト。
中には浴衣が入っています。
浴衣に上下セパレート式の簡易着物を重ねれば、館内どこでも行き来OKだそうです。
巻きスカート式の下半分を試しに着てみましたが、紐で腰まわりを2周してもガバガバで歩けず、諦めました(笑)
まぁ、痩せすぎの私がいけないんですけれどね・・・。
元々温泉宿の浴衣があまり好きではないので、結局ずっと洋服を着ていました。
好みの問題ですが、温泉でも寝るときはパジャマがあればいいのにと思います。

こちらは男性用。
夫は浴衣が苦にならないので、お風呂には着て行っていました。
上に重ねるのは丹前ではなく、同じく簡易着物と呼ばれるものです。
女性用のようにセパレートではありませんが、これはこれで浴衣を2枚重ねているような・・・。
男女とも、上着は普通に丹前でよかったような気がします。

洗面台の横の棚には、クラランスのスキンケアラインが置いてありました。
これはちょっと嬉しい。
ここのスパはクラランスと提携しているようです。

その他のアメニティも普通に揃っています。
イオンドライヤーも用意されていましたが、なぜか風量がとても弱くて髪がなかなか乾きませんでした。

ハンドソープと綿棒。
ホテルの水道水は、妙高山の天然水を使っているそうです。

壁にはタオルがたくさん掛けられていました。
もちろん大浴場にも別にタオルが用意してあり、濡れたタオルを持ち歩かなくて済みます。

テラスとの間にあるシャワーブース。
この中も床暖房になっているのがすごい。

シャワーブースからデッキテラスに出ると、掛け流しの露天風呂が。
大きく深い湯船に、湯花の舞うお湯はかなり熱めでした。
そして、予想以上に開放的(笑)
人はほとんどいないものの、目の前のゲレンデから遮るものは何もありません。
ただ、湯船に浸かっていれば外から見えないくらいの高さはあります。

隣の駐車場側の壁もガラス張りです。
とことんオープンですが、裸でうろうろしなければまあ大丈夫でしょう(笑)
でもあまりにも開放的だということで、気になる人には湯浴み着を貸してくれるようです。

雪はないけれど、妙高山の中腹から眺める斑尾山や野尻湖は実にいい眺め。
水盤が内と外を穏やかに区切る境界になっていて、不思議と心が落ち着きます。

ゲレンデに人が大勢いたら困るかもしれませんが、今回はこの部屋でよかったなぁと思いました。
ちなみに、同じカテゴリーで、テラスに開閉式のガラス戸が付いた半露天の部屋もあるとのことです。

日が暮れるとおこもり感が増して、またいい雰囲気に。

デッキテラスから、夕闇に溶けていく山々の影を眺めるのも幸せな気分。
夜半には星もきれいに見えました。
赤倉観光ホテル
http://www.akr-hotel.com/