category :2015.05 シンガポール
- No
- 234
- Date
- 2015.06.28 Sun
アラブストリート
シンガポールから帰国する日の夕方、空港に行くまで少し時間があったので、アラブストリートを覗いてみることにしました。
最寄り駅はMRTブギス駅。
宿泊先スイソテル ザ スタンフォードのあるシティホール駅のすぐ隣なので、荷物を取りに戻るのも簡単です。

大きなショッピングセンター、ブギス・ジャンクションを背に、サルタンモスク方面へ歩いていきます。
道路は車の通行量が多く、かなりの混雑。

バス停にもたくさんの人が並んでいました。

少し歩くと、幹線道路越しに見えてきたのはバリ・レーン。
特徴的なショップハウスが並んでいます。

その先には、最近お洒落なショップやレストランが増えて人気スポットになっているハジ・レーン。
細く短い通りですが、その佇まいはとてもかわいらしく、多くの観光客が足を向けていました。

モスクの方にもう少し歩いていくと、少しずつアラブの雰囲気が濃くなってきます。
道行く人もマレー系の服装の人が増えてきました。

ムスリム料理の定番、ムルタバのお店が並んでいます。
店頭でムルタバを作っているところも見られるそう。

モスクの金色のドームがちらりと見えてきたところで右に折れると、アラブストリート。
この通りには、民族衣装の生地を扱う店がずらりと並んでいて壮観です。
時々アラビア文字の看板も。

アラブストリートの途中に、モスクに向かう通りの入口がありました。
神社でいう参道みたいなものでしょうか。

歩いていくとすぐにブッソーラ・ストリートに出ます。
かわいい土産物屋やカフェがたくさん。

そして肝心のサルタンモスクは・・・何と絶賛工事中でした。
残念(泣)
でもこんな姿を見られるのも逆に珍しいかな。

両側に連なるショップハウスには、アートギャラリーやモロッコ料理の看板。
道端ではイケメンなアラブ風マネキンがメニューを差し出しています。
これと似た雰囲気の真っ白い衣装をビシッと決めている聖職者風の男性が歩いていて、夫はマネキンと間違えてびっくりしていました(笑)

ピンクの窓がかわいいこの建物は、トルコ料理店。
まだ営業開始前のようでした。
この界隈の飲食店は、基本的に夜オープンが多いらしいです。

突然の日本語(笑)
お香や香水、エッセンシャルオイルなど世界中の香りを集めたお店だそうです。

カフェの名前にもなっている「カンポングラム」とは、かつてマレー人やイスラム教徒が多く住んでいたこの周辺を指す、昔ながらの呼び方です。

中には、イスラムのイメージとはちょっと違う、ポップな感じのディスプレイもありました。

お洒落な本屋さんも。

そして、やっぱり工事中のサルタンモスク(笑)
笑うしかないですねー。

ブルーシートだけでは悲しいので、せめて雰囲気だけでもと思い、モスクのそばをぐるりと回ってみました。

工事中でない部分もけっこうあって、全体的なデザインや装飾はまさにアラビアンナイトの世界です。

大通り側からは、モスクのシンボルである金色のドームもよく見えます。
工事中でも全体がクローズしているわけではなく、何人ものムスリムの人たちが礼拝に来ていました。

門のところには、工事中を知らせる看板が。
このイラストがどう見ても不敵な笑みを浮かべていて、「これ絶対申し訳ないと思ってないよな」と夫(笑)

後で調べたら、サルタンモスクの修復工事は10月ぐらいまで続くそうです。
モスクの近くにはかつてマレー王族が住んでいた「マレーヘリテージセンター」もあり、じっくり回れば見所の多いアラブストリート界隈でした。

MRTでホテルに戻り、預けていたスーツケースを受け取って、タクシーで空港に向かいます。
(MRTのラッシュ時にスーツケースを持って乗り込むのは無理ですね・・・)
ラッシュアワーに入ったので、街中でよく見るERPのゲートが課金モードになっていました。
渋滞緩和のために時間帯や交通量で通行料金を変えるERPは、地元民以外にはとてもわかりにくいけれど、いかにもシンガポールらしい合理的なシステムのように思います。

チャンギ空港で夕食を食べようと、出発ゲートの上の階にあるセントラル・タイというレストランに入ってみました。
同じエリアにはスープレストラン(三盅雨件)、クリスタルジェイド(翡翠酒家)、栄寿司などがあり、カジュアルからやや高級路線まで割と充実しています。

昼食が遅かったので軽めでいいやと、1品目はミックス野菜炒め。
注文は用紙に品数を記入してスタッフに渡す方式でした。

それとレモンチキン。
レモン風味の唐揚げです。

ライスはいる?と聞かれたので少しだけと答えたら、後でスタッフがご飯の入った鍋を手に各テーブルを回り、それぞれのお皿に盛っていきました。
私はすぐに「もう十分」とストップしましたが、止めなければ好きなだけ盛ってくれるのかもしれません。
夫がお酒を頼まないので珍しいなと思ったら、メニューになかったそうです。

夕食のあとは、免税店で残ったシンガポールドルを使い、夜便に乗って帰国の途へ。
8年前とは色々と変わっているところもあり、シンガポールの成長ぶりを感じることができました。
ルールが厳しいこともあってか、きちんとしていて清潔で安全。
交通網も行き届いており、とても旅行しやすい国です。
最寄り駅はMRTブギス駅。
宿泊先スイソテル ザ スタンフォードのあるシティホール駅のすぐ隣なので、荷物を取りに戻るのも簡単です。

大きなショッピングセンター、ブギス・ジャンクションを背に、サルタンモスク方面へ歩いていきます。
道路は車の通行量が多く、かなりの混雑。

バス停にもたくさんの人が並んでいました。

少し歩くと、幹線道路越しに見えてきたのはバリ・レーン。
特徴的なショップハウスが並んでいます。

その先には、最近お洒落なショップやレストランが増えて人気スポットになっているハジ・レーン。
細く短い通りですが、その佇まいはとてもかわいらしく、多くの観光客が足を向けていました。

モスクの方にもう少し歩いていくと、少しずつアラブの雰囲気が濃くなってきます。
道行く人もマレー系の服装の人が増えてきました。

ムスリム料理の定番、ムルタバのお店が並んでいます。
店頭でムルタバを作っているところも見られるそう。

モスクの金色のドームがちらりと見えてきたところで右に折れると、アラブストリート。
この通りには、民族衣装の生地を扱う店がずらりと並んでいて壮観です。
時々アラビア文字の看板も。

アラブストリートの途中に、モスクに向かう通りの入口がありました。
神社でいう参道みたいなものでしょうか。

歩いていくとすぐにブッソーラ・ストリートに出ます。
かわいい土産物屋やカフェがたくさん。

そして肝心のサルタンモスクは・・・何と絶賛工事中でした。
残念(泣)
でもこんな姿を見られるのも逆に珍しいかな。

両側に連なるショップハウスには、アートギャラリーやモロッコ料理の看板。
道端ではイケメンなアラブ風マネキンがメニューを差し出しています。
これと似た雰囲気の真っ白い衣装をビシッと決めている聖職者風の男性が歩いていて、夫はマネキンと間違えてびっくりしていました(笑)

ピンクの窓がかわいいこの建物は、トルコ料理店。
まだ営業開始前のようでした。
この界隈の飲食店は、基本的に夜オープンが多いらしいです。

突然の日本語(笑)
お香や香水、エッセンシャルオイルなど世界中の香りを集めたお店だそうです。

カフェの名前にもなっている「カンポングラム」とは、かつてマレー人やイスラム教徒が多く住んでいたこの周辺を指す、昔ながらの呼び方です。

中には、イスラムのイメージとはちょっと違う、ポップな感じのディスプレイもありました。

お洒落な本屋さんも。

そして、やっぱり工事中のサルタンモスク(笑)
笑うしかないですねー。

ブルーシートだけでは悲しいので、せめて雰囲気だけでもと思い、モスクのそばをぐるりと回ってみました。

工事中でない部分もけっこうあって、全体的なデザインや装飾はまさにアラビアンナイトの世界です。

大通り側からは、モスクのシンボルである金色のドームもよく見えます。
工事中でも全体がクローズしているわけではなく、何人ものムスリムの人たちが礼拝に来ていました。

門のところには、工事中を知らせる看板が。
このイラストがどう見ても不敵な笑みを浮かべていて、「これ絶対申し訳ないと思ってないよな」と夫(笑)

後で調べたら、サルタンモスクの修復工事は10月ぐらいまで続くそうです。
モスクの近くにはかつてマレー王族が住んでいた「マレーヘリテージセンター」もあり、じっくり回れば見所の多いアラブストリート界隈でした。

MRTでホテルに戻り、預けていたスーツケースを受け取って、タクシーで空港に向かいます。
(MRTのラッシュ時にスーツケースを持って乗り込むのは無理ですね・・・)
ラッシュアワーに入ったので、街中でよく見るERPのゲートが課金モードになっていました。
渋滞緩和のために時間帯や交通量で通行料金を変えるERPは、地元民以外にはとてもわかりにくいけれど、いかにもシンガポールらしい合理的なシステムのように思います。

チャンギ空港で夕食を食べようと、出発ゲートの上の階にあるセントラル・タイというレストランに入ってみました。
同じエリアにはスープレストラン(三盅雨件)、クリスタルジェイド(翡翠酒家)、栄寿司などがあり、カジュアルからやや高級路線まで割と充実しています。

昼食が遅かったので軽めでいいやと、1品目はミックス野菜炒め。
注文は用紙に品数を記入してスタッフに渡す方式でした。

それとレモンチキン。
レモン風味の唐揚げです。

ライスはいる?と聞かれたので少しだけと答えたら、後でスタッフがご飯の入った鍋を手に各テーブルを回り、それぞれのお皿に盛っていきました。
私はすぐに「もう十分」とストップしましたが、止めなければ好きなだけ盛ってくれるのかもしれません。
夫がお酒を頼まないので珍しいなと思ったら、メニューになかったそうです。

夕食のあとは、免税店で残ったシンガポールドルを使い、夜便に乗って帰国の途へ。
8年前とは色々と変わっているところもあり、シンガポールの成長ぶりを感じることができました。
ルールが厳しいこともあってか、きちんとしていて清潔で安全。
交通網も行き届いており、とても旅行しやすい国です。
- No
- 233
- Date
- 2015.06.27 Sat
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(クラウドフォレスト)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイにある2つの巨大ガラスドームのうち、少し小さくて少し高さのある方がクラウドフォレストです。

クラウドフォレストの入口近くには、やけに福福しい子供(か神様?)の彫刻が鎮座していました。
思わず拝みたくなります(笑)

ドームの中に入るといきなり35mの滝が現れました。
ここは冷涼な高山地帯を再現しているのだそうで、ひんやりを通り越してもはや寒い・・・。
でもマイナスイオン効果抜群で、なんだか清々しい気分になります。

見上げると、山を取り巻くように設置された散策路が。
けっこうな高さです。

日本ではあまり見たことのないような花も咲いていました。

山の中腹に・・・誰かいます(笑)

あっ、巨大な食虫植物?!

と思いきや、近くに寄ってみたらレゴのようなブロックで作られたものでした。
遠目に見ると意外にリアルで驚きます。

このコーナーには本物の植物も一緒に植えられています。
ちょっとミステリアスな雰囲気。
この先にエレベーターがあり、6階まで登るとそこが山の頂上です。

エレベーターを降りると、清掃員がブラシで屋根を洗っているという突然の現実世界(笑)
お疲れさまです。

山頂付近はロストワールドと名づけられ、標高2,000mの設定になっています。
ところどころに霧が立ち込め、Tシャツ1枚の夫は終始寒そうにしていました。

不思議な形をしたピンク色の花(実?)。

山頂から始まるクラウドウォーク。
高山の探検気分と不思議な浮遊感を味わうことができます。
シンガポールに来てから、高いところにやたらと上っている気がしますが(笑)
このクラウドウォークは高さも長さもけっこうあるので、歩きたくない人はエレベーターで下りることもできるようです。

ドームの外にはスーパーツリーが見えました。

しかし、冷静に眺めてみるとやっぱり高くて怖いです。
何もこんなにせり出さなくても・・・。

谷底には水の流れも見えます。
迷子になったのか、この高さが怖いのか、小学生くらいのマレー系の男の子がさめざめと泣きながら(それにしては達者な足どりで)ひとりでクラウドウォークを歩いていました。
かわいそうながら、かわいくてちょっと笑ってしまいました。

通路は緩やかに下降しながら、一部山の中にも入ります。
エスカレーターで下りていくと、下に見えるのはクリスタルマウンテン。

途中、あの滝の裏側が見えるテラスもありました。
ここも一部を除いて金網そのままなので、足元がスケスケです。
テラスの先から通路へ戻るときに西洋人マダムと鉢合わせになり、どちらも狭い足場から金網の方に踏み出せずに苦笑いしながらすれ違いました。

その先のクリスタルマウンテンには、大きな鍾乳石や紫水晶のドームが展示されていました。
この辺はちょっとアスパラガスに似ておいしそうです(笑)

いろいろな鍾乳石の形について説明してあるボード。
そうそう、上から伸びてくるものや下から成長するもの、最終的に柱になるものと色々あるんですよね。
小学校の夏休みの宿題で、鍾乳洞の自由研究をしたことがあったなぁとちょっと懐かしくなりました。

フロアの端の方に作られたコーナーは、どこかラピュタ的な(笑)

だいぶ標高が低くなってきました。
ここまで来ると怖さも柔らいできます。

ちょっとしたスリルと、植物観察も楽しめるクラウドウォークでした。

山の根元部分には、アースチェックという、エネルギー資源や環境問題について考えるコーナーがありました。

地球温暖化による影響などが、子供にもイメージしやすいように展示されています。
流れているアナウンスも、子供の質問に大人が答えている形式でした。

なぜこんな展示をしているかというと、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ全体が再生可能エネルギーを活用したつくりになっているため。
敷地内の電力の一部をバイオマス発電でまかない、スーパーツリーも太陽光発電や雨水集水、排ガス浄化などの役割を果たしているそうです。
デザインも技術も最先端、コンセプトのはっきりした施設なんですね。

山の麓地点に出ました。
ここにも滝の裏側が。
強烈な逆光にもかかわらずここで集合写真を撮ろうとする4人組が、何度も失敗して長時間通路を封鎖し、ひんしゅくを買っていました。
普通に撮ったら何回やっても人の顔なんて真っ暗でしょうに・・・(笑)

定期的に噴射されるミストで人工の霧が発生し、ひんやりと湿度の高い森。
太陽光があまり当たらない地下部分にあるせいか、いっそう肌寒く感じます。

なかなかアーティスティックな生命の木。
この辺りで高山探検はおしまいです。

出口は、フラワードームの出口と同じギフトショップにつながっていました。
ちょっとした買い物をして外に出たら、あまりの温度差に夫の眼鏡が曇るという事態(笑)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、特に何か派手なアトラクションがあるわけでもないのですが、かなり気に入りました。
今オープンしているベイ・サウス以外のエリアが完成したら、また来てみたいです。

クラウドフォレストの入口近くには、やけに福福しい子供(か神様?)の彫刻が鎮座していました。
思わず拝みたくなります(笑)

ドームの中に入るといきなり35mの滝が現れました。
ここは冷涼な高山地帯を再現しているのだそうで、ひんやりを通り越してもはや寒い・・・。
でもマイナスイオン効果抜群で、なんだか清々しい気分になります。

見上げると、山を取り巻くように設置された散策路が。
けっこうな高さです。

日本ではあまり見たことのないような花も咲いていました。

山の中腹に・・・誰かいます(笑)

あっ、巨大な食虫植物?!

と思いきや、近くに寄ってみたらレゴのようなブロックで作られたものでした。
遠目に見ると意外にリアルで驚きます。

このコーナーには本物の植物も一緒に植えられています。
ちょっとミステリアスな雰囲気。
この先にエレベーターがあり、6階まで登るとそこが山の頂上です。

エレベーターを降りると、清掃員がブラシで屋根を洗っているという突然の現実世界(笑)
お疲れさまです。

山頂付近はロストワールドと名づけられ、標高2,000mの設定になっています。
ところどころに霧が立ち込め、Tシャツ1枚の夫は終始寒そうにしていました。

不思議な形をしたピンク色の花(実?)。

山頂から始まるクラウドウォーク。
高山の探検気分と不思議な浮遊感を味わうことができます。
シンガポールに来てから、高いところにやたらと上っている気がしますが(笑)
このクラウドウォークは高さも長さもけっこうあるので、歩きたくない人はエレベーターで下りることもできるようです。

ドームの外にはスーパーツリーが見えました。

しかし、冷静に眺めてみるとやっぱり高くて怖いです。
何もこんなにせり出さなくても・・・。

谷底には水の流れも見えます。
迷子になったのか、この高さが怖いのか、小学生くらいのマレー系の男の子がさめざめと泣きながら(それにしては達者な足どりで)ひとりでクラウドウォークを歩いていました。
かわいそうながら、かわいくてちょっと笑ってしまいました。

通路は緩やかに下降しながら、一部山の中にも入ります。
エスカレーターで下りていくと、下に見えるのはクリスタルマウンテン。

途中、あの滝の裏側が見えるテラスもありました。
ここも一部を除いて金網そのままなので、足元がスケスケです。
テラスの先から通路へ戻るときに西洋人マダムと鉢合わせになり、どちらも狭い足場から金網の方に踏み出せずに苦笑いしながらすれ違いました。

その先のクリスタルマウンテンには、大きな鍾乳石や紫水晶のドームが展示されていました。
この辺はちょっとアスパラガスに似ておいしそうです(笑)

いろいろな鍾乳石の形について説明してあるボード。
そうそう、上から伸びてくるものや下から成長するもの、最終的に柱になるものと色々あるんですよね。
小学校の夏休みの宿題で、鍾乳洞の自由研究をしたことがあったなぁとちょっと懐かしくなりました。

フロアの端の方に作られたコーナーは、どこかラピュタ的な(笑)

だいぶ標高が低くなってきました。
ここまで来ると怖さも柔らいできます。

ちょっとしたスリルと、植物観察も楽しめるクラウドウォークでした。

山の根元部分には、アースチェックという、エネルギー資源や環境問題について考えるコーナーがありました。

地球温暖化による影響などが、子供にもイメージしやすいように展示されています。
流れているアナウンスも、子供の質問に大人が答えている形式でした。

なぜこんな展示をしているかというと、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ全体が再生可能エネルギーを活用したつくりになっているため。
敷地内の電力の一部をバイオマス発電でまかない、スーパーツリーも太陽光発電や雨水集水、排ガス浄化などの役割を果たしているそうです。
デザインも技術も最先端、コンセプトのはっきりした施設なんですね。

山の麓地点に出ました。
ここにも滝の裏側が。
強烈な逆光にもかかわらずここで集合写真を撮ろうとする4人組が、何度も失敗して長時間通路を封鎖し、ひんしゅくを買っていました。
普通に撮ったら何回やっても人の顔なんて真っ暗でしょうに・・・(笑)

定期的に噴射されるミストで人工の霧が発生し、ひんやりと湿度の高い森。
太陽光があまり当たらない地下部分にあるせいか、いっそう肌寒く感じます。

なかなかアーティスティックな生命の木。
この辺りで高山探検はおしまいです。

出口は、フラワードームの出口と同じギフトショップにつながっていました。
ちょっとした買い物をして外に出たら、あまりの温度差に夫の眼鏡が曇るという事態(笑)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、特に何か派手なアトラクションがあるわけでもないのですが、かなり気に入りました。
今オープンしているベイ・サウス以外のエリアが完成したら、また来てみたいです。
- No
- 232
- Date
- 2015.06.25 Thu
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(フラワードーム)
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイには既に一度行ったものの、スーパーツリーを満喫しすぎて終わってしまったので、シンガポール最終日にもう一度訪ねてみることにしました。
滞在中で最も気温が高く、じりじりと焼けるような暑さの日でした。
日本ほどではないにせよ、日傘をさしている人もちらほら見かけます。
なぜか帰る日に一番天気が良くなるという、私たちの旅行にはよくあるパターン(笑)

マレーガーデンを通り過ぎ、チャイニーズガーデンから眺めるマリーナベイサンズ。
この「裏サンズ」もだいぶ見慣れたなぁ。

インディアンガーデンには、枝から根っこが伸びているような、面白い形の木がありました。

木陰には、どことなく埴輪っぽい馬たちが整列。

ガーデンズの端にある2つのガラスドームのところまでやってきました。
ギフトショップの前には、やけにプリミティブな雰囲気のワニさんのベンチ。

2つのドームは、フラワードームとクラウドフォレストです。
チケット売り場で、2館の共通チケットを買いました。
大人ひとりS$28。
シンガポール在住者には、もう少し安い料金が設定されているようです。
まずは、広い方のフラワードームへ。

フラワードームでは、4月から「チューリップマニア」を開催中でした。
外の暑さが嘘のような涼しさです。

ドーム内には世界各地の植物が集められ、多種多様な花が咲いています。
最も高い場所には、乾燥した高原地帯の植物が。
ガラス越しに見えるベイエリアの景色も壮観です。

緩やかなスロープを下りた先のドーム中央では、かわいらしいお菓子の家のまわりにたくさんのチューリップが咲き乱れていました。
まさにチューリップマニア(笑)
マレー系の女性たちが頭部に巻いているさまざまな色のスカーフも、何だか花のようできれいです。

花の咲き誇る坂道を散歩するような気分で、スロープを下りていきます。
溢れるような生命力を感じる真っ赤な花。

どことなく作り物っぽい、おもちゃの人形みたいな花。

ジャングルに住む鳥のような花。
熱帯地域の花々は、どれもとても個性的です。

カラフルな花壇の中に、人目を惹くアート作品が展示してありました。
フランスの彫刻家が作成した旅行中のファミリー像のようですが、なぜか身体が破れているのでちょっと怖い・・・(笑)

熱帯の花ばかりでなく、スロープの下の方には西洋の花も咲いていました。
大好きなマーガレットの群生。

光合成を放棄したかのような白い葉っぱは、非現実的な美しさです。

細い枝にぽつぽつと咲く赤い花は、青空とのコントラストがきれい。

バラって、本当に花として完璧な造型だと思うのです。
改めてうっとり。

スイートピーの仲間でしょうか。
イングリッシュガーデン風のナチュラルな花畑。

そして、この辺りからがチューリップマニアです。
ドーム中央では、季節ごとにテーマを決めた展示をしているのでしょうね。
この部分は入口から出口まで一方通行になっていました。

特徴的な品種のチューリップは、童話の主人公のイメージで紹介されていました。
赤いチューリップには、赤ずきんちゃんのストーリーを添えて。

白にピンクのふちどりが華やか。

鮮やかなパープルと黄色の花は、子供が描いた塗り絵のようです。

こちらはちょっと変わり種。
赤と白の花びらが大きく開く、艶やかな品種です。

お姫様のドレスを飾るフリルのような花びら。

カフェノワールというお洒落な名前がつけられた、大人っぽいチューリップも。
とても身近な花だけれど、改めてそのかわいらしさに気づいた展示でした。

ドーム内で一番高いエリアに登ってみました。
雰囲気がガラリと変わります。

ここにもまた白っぽい葉っぱが、折り重なるように。
ところどころで細い茎を伸ばし、小さな薄紫色の花を咲かせていました。

サボテンの一種。
花のような形をしています。

頂上にはバオバブの木もあり、まさにサバンナの風景でした。

なぜだかとてもアフリカっぽいイメージの花。
小さな花ですが、人工物のようにくっきりとしたデザインと鮮やかな色合いに、しばし夫と釘づけになりました。

お花畑を満喫し、ガーデンズのオリジナルグッズや土産物が並ぶショップを経由して、外へ出ました。
見上げれば、壁の上には堂々たる姿のライオン一家。
エスカレーターの下には木でできたトラもいて、子供たちが乗って遊んだりしていました。
あちこちに、ワイルドな動物たちの像やエスニック調のアートが飾られています。

お昼時だったので、ちょうど目の前にあったマジェスティックベイという中華レストランに入ってみることに。
中では何人かが並んで待っており、ウェイターには「10 minutes !」と言われましたが、割とすぐに座れました。

このレストランもかなり寒かったので、思わず温かいお茶をオーダー。
小さな茶器にポットサーブで、お代わりし放題な気分です。

夫が頼んだギネスビールのおつまみ。
お通しのような感じでしょうか。
柿ピーにも似たピリ辛のスナックで、食べだすと止まりません。

カニ肉入りコーンスープ。
看板メニューのひとつのようで、最初普通のコーンスープを頼んだら「カニ入りはこっちだけど、カニなしでいいの?」と確認され、じゃあそれにしようかと(笑)
見た目以上に具沢山で食べ応えがありました。

パリッと揚げられた野菜春巻。
見た目は辛そうな付けダレですが、意外に甘めです。

そして、炭水化物が食べたいという夫のために、野菜チャーハン。
料理はどれも品よくまとまっていておいしかったです。
ただ、フラワードームかクラウドフォレストのチケットを見せると15%オフになるようなことが書いてあったのですが、すっかり忘れて普通に支払ってしまい、後で思い出したのがとても無念でした(笑)
滞在中で最も気温が高く、じりじりと焼けるような暑さの日でした。
日本ほどではないにせよ、日傘をさしている人もちらほら見かけます。
なぜか帰る日に一番天気が良くなるという、私たちの旅行にはよくあるパターン(笑)

マレーガーデンを通り過ぎ、チャイニーズガーデンから眺めるマリーナベイサンズ。
この「裏サンズ」もだいぶ見慣れたなぁ。

インディアンガーデンには、枝から根っこが伸びているような、面白い形の木がありました。

木陰には、どことなく埴輪っぽい馬たちが整列。

ガーデンズの端にある2つのガラスドームのところまでやってきました。
ギフトショップの前には、やけにプリミティブな雰囲気のワニさんのベンチ。

2つのドームは、フラワードームとクラウドフォレストです。
チケット売り場で、2館の共通チケットを買いました。
大人ひとりS$28。
シンガポール在住者には、もう少し安い料金が設定されているようです。
まずは、広い方のフラワードームへ。

フラワードームでは、4月から「チューリップマニア」を開催中でした。
外の暑さが嘘のような涼しさです。

ドーム内には世界各地の植物が集められ、多種多様な花が咲いています。
最も高い場所には、乾燥した高原地帯の植物が。
ガラス越しに見えるベイエリアの景色も壮観です。

緩やかなスロープを下りた先のドーム中央では、かわいらしいお菓子の家のまわりにたくさんのチューリップが咲き乱れていました。
まさにチューリップマニア(笑)
マレー系の女性たちが頭部に巻いているさまざまな色のスカーフも、何だか花のようできれいです。

花の咲き誇る坂道を散歩するような気分で、スロープを下りていきます。
溢れるような生命力を感じる真っ赤な花。

どことなく作り物っぽい、おもちゃの人形みたいな花。

ジャングルに住む鳥のような花。
熱帯地域の花々は、どれもとても個性的です。

カラフルな花壇の中に、人目を惹くアート作品が展示してありました。
フランスの彫刻家が作成した旅行中のファミリー像のようですが、なぜか身体が破れているのでちょっと怖い・・・(笑)

熱帯の花ばかりでなく、スロープの下の方には西洋の花も咲いていました。
大好きなマーガレットの群生。

光合成を放棄したかのような白い葉っぱは、非現実的な美しさです。

細い枝にぽつぽつと咲く赤い花は、青空とのコントラストがきれい。

バラって、本当に花として完璧な造型だと思うのです。
改めてうっとり。

スイートピーの仲間でしょうか。
イングリッシュガーデン風のナチュラルな花畑。

そして、この辺りからがチューリップマニアです。
ドーム中央では、季節ごとにテーマを決めた展示をしているのでしょうね。
この部分は入口から出口まで一方通行になっていました。

特徴的な品種のチューリップは、童話の主人公のイメージで紹介されていました。
赤いチューリップには、赤ずきんちゃんのストーリーを添えて。

白にピンクのふちどりが華やか。

鮮やかなパープルと黄色の花は、子供が描いた塗り絵のようです。

こちらはちょっと変わり種。
赤と白の花びらが大きく開く、艶やかな品種です。

お姫様のドレスを飾るフリルのような花びら。

カフェノワールというお洒落な名前がつけられた、大人っぽいチューリップも。
とても身近な花だけれど、改めてそのかわいらしさに気づいた展示でした。

ドーム内で一番高いエリアに登ってみました。
雰囲気がガラリと変わります。

ここにもまた白っぽい葉っぱが、折り重なるように。
ところどころで細い茎を伸ばし、小さな薄紫色の花を咲かせていました。

サボテンの一種。
花のような形をしています。

頂上にはバオバブの木もあり、まさにサバンナの風景でした。

なぜだかとてもアフリカっぽいイメージの花。
小さな花ですが、人工物のようにくっきりとしたデザインと鮮やかな色合いに、しばし夫と釘づけになりました。

お花畑を満喫し、ガーデンズのオリジナルグッズや土産物が並ぶショップを経由して、外へ出ました。
見上げれば、壁の上には堂々たる姿のライオン一家。
エスカレーターの下には木でできたトラもいて、子供たちが乗って遊んだりしていました。
あちこちに、ワイルドな動物たちの像やエスニック調のアートが飾られています。

お昼時だったので、ちょうど目の前にあったマジェスティックベイという中華レストランに入ってみることに。
中では何人かが並んで待っており、ウェイターには「10 minutes !」と言われましたが、割とすぐに座れました。

このレストランもかなり寒かったので、思わず温かいお茶をオーダー。
小さな茶器にポットサーブで、お代わりし放題な気分です。

夫が頼んだギネスビールのおつまみ。
お通しのような感じでしょうか。
柿ピーにも似たピリ辛のスナックで、食べだすと止まりません。

カニ肉入りコーンスープ。
看板メニューのひとつのようで、最初普通のコーンスープを頼んだら「カニ入りはこっちだけど、カニなしでいいの?」と確認され、じゃあそれにしようかと(笑)
見た目以上に具沢山で食べ応えがありました。

パリッと揚げられた野菜春巻。
見た目は辛そうな付けダレですが、意外に甘めです。

そして、炭水化物が食べたいという夫のために、野菜チャーハン。
料理はどれも品よくまとまっていておいしかったです。
ただ、フラワードームかクラウドフォレストのチケットを見せると15%オフになるようなことが書いてあったのですが、すっかり忘れて普通に支払ってしまい、後で思い出したのがとても無念でした(笑)