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category :2015.03 軽井沢(万平ホテル)

万平ホテル(部屋)

万平ホテルには、アルプス館、アタゴ館、ウスイ館、別館、コテージスイートと様々なカテゴリーがあります。
今回宿泊したのはウスイ館でした。
最も歴史が古いのは昭和11年(1936年)竣工のアルプス館ですが、その部屋の雰囲気を模して作られたのが、ウスイ館のクラシックタイプの部屋です。



チェックイン前に預けた荷物が、部屋に届いていました。
タグには昔のラベルデザインが使われています。



手になじむ木彫りのルームキー。
キーを回しながらドアを押して開けるタイプでした。



室内に入ると、すぐ左側にバスルーム。
その横にクローゼットがあり、正面はライティングデスクなどが置かれた通路になっています。



天板が斜めになっている、小さなデスク。
横の収納部分にはパソコン用の通信ケーブルが用意されていました。



ホテル案内のファイルを開けると、レターセットやポストカードとともにステッカーが。
シンプルでかわいいデザインです。



ベッドルームは、障子戸のような木枠のガラス窓でゆるく仕切られています。
この仕切りの感じが、和洋様式を調和させたアルプス館の部屋の特徴になっています。
ウスイ館には、このクラシックタイプの他に、空間を区切らずに広く使った書斎タイプがあるようです。



パジャマとバスローブは、ワンポイントの刺繍の色で男女が区別されていました。
赤い刺繍の女性用は、裾や袖が変に長くなくて着心地がよかったです。
背高、足長さんには少し小さめかもしれません。



ベッドルームの向こう側は、大きな窓に向けてソファが置かれていました。
カーテンの向こうは冬木立。
オットマンが1台しかなかったので、奥のソファは当然のごとく夫に占領されました。
(あ、洒落ではありませんよ(笑))



小さなバルコニーつきの1階の部屋でしたが、つららや落雪があるので外に出る際は注意とのこと。
小雪のちらつく寒い日だったので、窓からはやはり冷気が伝わってきます。
壁には床暖房のスイッチがありましたが作動しなかったので、2月までの厳冬期限定なのかもしれません。



仕切り戸のガラスには、雪の結晶のような模様がついていました。



テレビ台の下には、冷蔵庫とお茶セット。
電気ポットは、お湯が沸くまでに少し時間がかかりました。



スリッパはこんな感じ。



バスルームは、タイル貼りのひとつのスペースになっています。
部屋はクラシックですが、ウスイ館は平成13年に改築されているため、設備が比較的整っています。
シャワーブースがあるのは嬉しい。



猫足のバスタブ。
入浴剤があったら、もこもこのバブルバスにしたいところです(笑)



洗面台の横には一通りのアメニティが用意されていました。
シャンプーなどはアンティカファルマシスタというフレグランスのブランドで、とても爽やかな香りです。
洗面台の水はけが今ひとつで水がたまり気味なのを除いては、使い勝手も悪くないバスルームでした。



朝、夫がバルコニーに出て撮った写真。
春夏にはプランターの草木が伸びて、よりいっそう高原のリゾートっぽくなりそうです。



夜に降った雪が積もっていました。
花粉症の症状が出ないのも納得の景色です(笑)


万平ホテル
http://mampei.co.jp/

万平ホテル(館内)

花粉症がピークを迎える東京から新幹線で1時間、軽井沢に行ってきました。
5年ほど前に、中軽井沢の星野温泉周辺を訪ねましたが、旧軽井沢の方は学生時代の合宿以来。
本当に久しぶりです。

お昼過ぎに軽井沢駅に降り立つと、辺りは霧で真っ白。
気温も低く、十分に真冬の格好をしてきたつもりでしたが、東京のヤワな冬に慣れた身にはまだ少し甘かったようです。
駅にはそれなりに旅行客がいましたが、タクシー乗り場に下りるともう誰もいませんでした。
軽井沢ってシーズンオフにしか来たことないよねと、夫と苦笑い。



宿泊先の万平ホテル。
日本を代表するクラシックホテルのひとつで、創業120周年を迎えるそうです。



フロントの後ろには吹き抜けの階段があり、上階は最も古いアルプス館の客室となっています。
階段の上の方には亀のステンドグラスが。
そういえば万平ホテルの前身は亀屋ホテルでしたね。



和洋折衷、クラシックなロビーには大きなストーブが置かれていて、冷えた手足を温めほっと一息。
ロビーの窓からは、隣接するカフェテラスの様子が見えました。



カフェテラスの入口横にもステンドグラス。
簡略化された線で描かれた人々の動きが、ちょっとかわいいです。



ロビーからメインダイニングの横を通る廊下。
アタゴ(愛宕)館、ウスイ(碓氷)館へと続く通路になっています。



メインダイニングの壁にはめ込まれたステンドグラスを廊下から見たところ。



こちらは少し現代風です。
リゾートの雰囲気が出ていますね。



アタゴ館を通り抜け、ウスイ館へ。
傾斜地のため、途中で2階に上がっても客室は1階になります。



ウスイ館の廊下は、客室と客室の間に写真や資料が飾られ、ギャラリーのようになっていました。
これは大正15年(1926年)のパンフレットと、メインダイニングの写真。



万平ホテルは、ジョン・レノンが亡くなる直前の4年間、毎年夏にアルプス館に宿泊していたことでも有名ですが、こちらは昭和52年(1977年)に滞在した時の写真と色紙だそうです。



本館ロビーの奥に、別館に向かう通路があります。
宿泊したウスイ館とは反対側ですが、滞在中何度も足を向けることになりました。
理由は、小さな喫煙室があるから(笑)
でも、横にあるソファコーナーや、夫の一服を待ちつつ眺める中庭の景色も素敵です。



そしてその近くには、ホテルの歴史に関する様々なものが展示された史料室もあります。
何があるのかなと入ってみたら、入口には昭和47年(1972年)当時の田中角栄首相とキッシンジャー米大統領補佐官の写真がありました。
会談の場としてスイートルームが使われたとのこと。



ケースの中には年季の入った史料がたくさん並んでいました。
昔の印刷物って、色もフォントもシンプルでかわいらしい感じがします。



壁の写真は、創業当時や移転、改築を経た往年のホテル外観など。
終戦後は米軍に接収され、数年間にわたり米軍将校専用の宿泊施設になっていたそうです。
120年の歴史というものは、華やかなばかりではないんですね。



昔のルームキー。
カラフルなアクリルのキーホルダーは30センチほどもあり、ちょっと長すぎではないかと(笑)



以前ダイニングルームに置かれていたというヤマハのピアノ。
ジョン・レノンがつま弾いたという逸話も。



ホテルオリジナルの食器も並んでいました。
かつて軽井沢に群生していたすずらんが、ホテルのエンブレムとして使われています。
今も使われている、濃い緑色が映えるクリアな白の食器です。



こちらも、ダイニングやカフェテラスで使われていました。
少しレトロな印象のモチーフ。



最も古いものがこちら。
残念ながら現在は使われていないそうですが、個人的にはこのデザインが一番好きです。
それほど広くない史料室ですが、興味深いものがたくさんありました。



翌朝のロビーから、カフェテラス越しの雪景色。
夜のうちにまた少し降ったようです。
3月でも軽井沢はまだまだ冬ですね。



冬の凛とした空気も悪くありませんが、やっぱり緑茂る夏が似合いそうな佇まいです。
ハイシーズンにはカフェテラスもオープンエアになり、その雰囲気を味わおうと待ち行列ができるそうです。


万平ホテル
http://mampei.co.jp/

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