category :2014.11 伊豆吉奈(東府や Resort & Spa-Izu)
- 2014.12.06(土)
- 東府や Resort & Spa-Izu(食事)
- 2014.11.30(日)
- 東府や Resort & Spa-Izu(ヴィラスイート蔵)
- 2014.11.30(日)
- 東府や Resort & Spa-Izu(敷地内いろいろ)
- No
- 199
- Date
- 2014.12.06 Sat
東府や Resort & Spa-Izu(食事)
東府やでは、宿泊者用サロンとして大正館のカフェを利用することができます。
ウェルカムドリンクもそちらで、とのことだったので、夕方出かけてみました。
宿泊したヴィラスイート蔵からは目の鼻の先です。

「大正館芳泉」の入口。
思わず靴を脱ぎたくなるような純和風の玄関ですが、そのままお上がりくださいとの案内がありました。

ドリンクが用意してあるスペース。
ここには出ていませんが、ビールなどのアルコールもフリーオーダー可能とのこと。
飲み物を選び、玄関横の「ミルクホール」と書かれたレトロな喫茶室か、地下のサロンのテーブルを利用することができます。

ミルクホールが混み合っていて賑やかだったので、地下のサロンに席を取りました。

静岡紅茶をポットで。
スタッフがチョコクッキーをもってきてくれました。

舶来品という言葉が似つかわしいような食器や調度品の数々です。

大正館は2階も見学できるようになっています。
階段を上っていくと、一転して和の趣。

2階の廊下に沿って、明るい朱色の壁の和室がありました。
襖には、大正浪漫の雰囲気を残す美女たちの絵が描いてあります。

奥の間。
こちらは深い青色の壁。

今となっては貴重な手作りガラスを使っているという廊下の窓。
ガラスを通して僅かにゆがんで見える外の風景が、逆に新鮮で心惹かれます。
大正館は17時閉館なので、夕暮れを眺めるのもそこそこに出なければならないのはちょっと残念でした。

夕食は「懐石茶や水音」でいただきます。

川沿いのテラスに面したテーブル席に案内されました。
開放感はありますが、外が暗くてよく見えないので、朝の方が眺めが良く素敵かもしれません。
冷酒の徳利とお猪口が、ちょっと懐かしい感じの凝ったデザイン。

「前菜」いろいろ。
栗豆腐の白掛け、菊花の蕪和え、秋刀魚の紅梅煮など。
三色串打ちは、真ん中の黄身の味噌漬けが濃厚で気に入りました。

「椀」は海老芋まんじゅう餅粉揚げに鱈場蟹餡。

「造里」として、沼津港直送鮮魚。
縞鯵の薄造りがメインでした。
鯵は大好きですが、この感じだと最後までたどり着けないと思い、少しずつセーブし始めるという小食胃弱の悲しい習性。

「煮物」は伊勢海老の美味出し汁しゃぶしゃぶ。
伊勢海老は半生以上に火を通した方が好きなので、しっかり煮込んでしまいました。
割り胡麻醤油の風味がよく合います。

伊勢海老の頭でとった濃厚な出汁。
最後に生湯葉巻き芝野菜を入れると、野菜スープになります。

「中皿」として、朝露ヨーグル豚ヒレカツ、愛鷹牛味噌掛け。
ほんの小さなヒレカツですが、そろそろお腹が苦しくなってきてギブアップ。
ちなみに、油断して写真を撮り忘れ、夫が半分食べた後の姿です(笑)
テーブルを担当してくれた方に胃が小さいのでと断ったら、食べられる範囲で楽しんで、気にせず残してくださいと言ってくれました。
事前に頼めば量を減らして出してくれるそうです。

「焼物」は下田産金目鯛と秋旬茸の蕪焼き。
特大で肉厚の伊豆椎茸は、歯ごたえも良く旨みが濃くて、とても美味しかったです。

「強肴」として、穴子の年輪巻き。
松笠の形に整えられた慈姑(クワイってこんな字なんですね)がちょっとかわいい。

「食事」と「汁」は、伊豆市産特別栽培米コシヒカリと香の物、それに赤出汁。
とろろにはわさびの茎を刻んだものが入っていて、ちょうどいいアクセントになっていました。
ご飯はほんの2口3口で。
これ、食べかけではありません(笑)

最後の「水菓子」、富士柿と葡萄、スイートポテトアイス。
全部食べきれずもったいないことをしましたが、夫にはちょうどいい量だったようです。
隣のテーブルで、和装の美しいお姉さんがアップグレードコースをきれいに平らげるのを見て、セレブって例外なく健啖家だなぁと改めて感心。

火が焚かれて雰囲気のあるテラス。
もう少しライトアップすれば食事中にも外がよく見えるのにと思いましたが、テラスは本館への通路でもあるので、敢えて人の行き来が目立たないようにしているのかもしれません。

部屋への帰りがけに、小さなおにぎりを2つ渡してくれました。
夕食の時間が早かったのと、量が食べられない分すぐにお腹も空くのとで、温泉の後でちびちびと食べました。
冷めても美味しいご飯です。

翌朝の朝食は、部屋食と迷いましたが大正館で。
前日の夕方には閉鎖されていた「アールデコ」という名前のカフェスペースです。

テーブルにはかご盛りの小鉢が置いてありました。
湯葉やしらす、茄子の煮浸しなど。

鯵のみりん干し。
昨日の夕食の後、朝食の量を少なめにとお願いしたので、かなり小さめになっています。

野菜の炊き合わせ。
これも半分サイズで安心感が(笑)
ただ、すぐにご飯をお持ちしますと言って下がったスタッフが、15分ほど経っても戻ってこないので、ちょっと間延びしてしまいました。

食事後は、地下のサロンでデザート。
マンゴーヨーグルトは美味しかったけれど、ここでもやはり席を移ってから20分ほど待ちました。
私たちの他には一組しかいなかったのですが(笑)
物腰は丁寧ながら、オペレーションが今ひとつかもしれません。

朝食後、橋を渡ってベーカリー&カフェに行ってみました。
青い水盤を前にした足湯は大人気で、開店後間もないのにもうたくさんの人が来ています。
足湯の後ろにあるカフェ席でも、虎視眈々と足湯カウンターの空きを狙っている雰囲気。
ああ、こういう競争ってちょっと苦手だ・・・と戦わずして諦める私と夫でした(笑)

それでもパンがとても美味しそうだったので、チェックインの時に貰ったチケットを使い、パンとドリンクをテイクアウトしました。
米粉のカレーパン、クランベリーとチーズのパン、フルーツのペストリーなど、焼きたてパンがたくさんあって目移りします。

店舗の規模の割に駐車場が何箇所もあって広大なので、お客さんが後から後からやってきます。
お昼すぎには、連休ともあって何だかすごいことになっていました(笑)
せめて宿泊客はカフェの閉店後でも足湯に入れるとか、何かあればいいのになぁと思いました。
ただ、パンはとても美味しかったです。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
ウェルカムドリンクもそちらで、とのことだったので、夕方出かけてみました。
宿泊したヴィラスイート蔵からは目の鼻の先です。

「大正館芳泉」の入口。
思わず靴を脱ぎたくなるような純和風の玄関ですが、そのままお上がりくださいとの案内がありました。

ドリンクが用意してあるスペース。
ここには出ていませんが、ビールなどのアルコールもフリーオーダー可能とのこと。
飲み物を選び、玄関横の「ミルクホール」と書かれたレトロな喫茶室か、地下のサロンのテーブルを利用することができます。

ミルクホールが混み合っていて賑やかだったので、地下のサロンに席を取りました。

静岡紅茶をポットで。
スタッフがチョコクッキーをもってきてくれました。

舶来品という言葉が似つかわしいような食器や調度品の数々です。

大正館は2階も見学できるようになっています。
階段を上っていくと、一転して和の趣。

2階の廊下に沿って、明るい朱色の壁の和室がありました。
襖には、大正浪漫の雰囲気を残す美女たちの絵が描いてあります。

奥の間。
こちらは深い青色の壁。

今となっては貴重な手作りガラスを使っているという廊下の窓。
ガラスを通して僅かにゆがんで見える外の風景が、逆に新鮮で心惹かれます。
大正館は17時閉館なので、夕暮れを眺めるのもそこそこに出なければならないのはちょっと残念でした。

夕食は「懐石茶や水音」でいただきます。

川沿いのテラスに面したテーブル席に案内されました。
開放感はありますが、外が暗くてよく見えないので、朝の方が眺めが良く素敵かもしれません。
冷酒の徳利とお猪口が、ちょっと懐かしい感じの凝ったデザイン。

「前菜」いろいろ。
栗豆腐の白掛け、菊花の蕪和え、秋刀魚の紅梅煮など。
三色串打ちは、真ん中の黄身の味噌漬けが濃厚で気に入りました。

「椀」は海老芋まんじゅう餅粉揚げに鱈場蟹餡。

「造里」として、沼津港直送鮮魚。
縞鯵の薄造りがメインでした。
鯵は大好きですが、この感じだと最後までたどり着けないと思い、少しずつセーブし始めるという小食胃弱の悲しい習性。

「煮物」は伊勢海老の美味出し汁しゃぶしゃぶ。
伊勢海老は半生以上に火を通した方が好きなので、しっかり煮込んでしまいました。
割り胡麻醤油の風味がよく合います。

伊勢海老の頭でとった濃厚な出汁。
最後に生湯葉巻き芝野菜を入れると、野菜スープになります。

「中皿」として、朝露ヨーグル豚ヒレカツ、愛鷹牛味噌掛け。
ほんの小さなヒレカツですが、そろそろお腹が苦しくなってきてギブアップ。
ちなみに、油断して写真を撮り忘れ、夫が半分食べた後の姿です(笑)
テーブルを担当してくれた方に胃が小さいのでと断ったら、食べられる範囲で楽しんで、気にせず残してくださいと言ってくれました。
事前に頼めば量を減らして出してくれるそうです。

「焼物」は下田産金目鯛と秋旬茸の蕪焼き。
特大で肉厚の伊豆椎茸は、歯ごたえも良く旨みが濃くて、とても美味しかったです。

「強肴」として、穴子の年輪巻き。
松笠の形に整えられた慈姑(クワイってこんな字なんですね)がちょっとかわいい。

「食事」と「汁」は、伊豆市産特別栽培米コシヒカリと香の物、それに赤出汁。
とろろにはわさびの茎を刻んだものが入っていて、ちょうどいいアクセントになっていました。
ご飯はほんの2口3口で。
これ、食べかけではありません(笑)

最後の「水菓子」、富士柿と葡萄、スイートポテトアイス。
全部食べきれずもったいないことをしましたが、夫にはちょうどいい量だったようです。
隣のテーブルで、和装の美しいお姉さんがアップグレードコースをきれいに平らげるのを見て、セレブって例外なく健啖家だなぁと改めて感心。

火が焚かれて雰囲気のあるテラス。
もう少しライトアップすれば食事中にも外がよく見えるのにと思いましたが、テラスは本館への通路でもあるので、敢えて人の行き来が目立たないようにしているのかもしれません。

部屋への帰りがけに、小さなおにぎりを2つ渡してくれました。
夕食の時間が早かったのと、量が食べられない分すぐにお腹も空くのとで、温泉の後でちびちびと食べました。
冷めても美味しいご飯です。

翌朝の朝食は、部屋食と迷いましたが大正館で。
前日の夕方には閉鎖されていた「アールデコ」という名前のカフェスペースです。

テーブルにはかご盛りの小鉢が置いてありました。
湯葉やしらす、茄子の煮浸しなど。

鯵のみりん干し。
昨日の夕食の後、朝食の量を少なめにとお願いしたので、かなり小さめになっています。

野菜の炊き合わせ。
これも半分サイズで安心感が(笑)
ただ、すぐにご飯をお持ちしますと言って下がったスタッフが、15分ほど経っても戻ってこないので、ちょっと間延びしてしまいました。

食事後は、地下のサロンでデザート。
マンゴーヨーグルトは美味しかったけれど、ここでもやはり席を移ってから20分ほど待ちました。
私たちの他には一組しかいなかったのですが(笑)
物腰は丁寧ながら、オペレーションが今ひとつかもしれません。

朝食後、橋を渡ってベーカリー&カフェに行ってみました。
青い水盤を前にした足湯は大人気で、開店後間もないのにもうたくさんの人が来ています。
足湯の後ろにあるカフェ席でも、虎視眈々と足湯カウンターの空きを狙っている雰囲気。
ああ、こういう競争ってちょっと苦手だ・・・と戦わずして諦める私と夫でした(笑)

それでもパンがとても美味しそうだったので、チェックインの時に貰ったチケットを使い、パンとドリンクをテイクアウトしました。
米粉のカレーパン、クランベリーとチーズのパン、フルーツのペストリーなど、焼きたてパンがたくさんあって目移りします。

店舗の規模の割に駐車場が何箇所もあって広大なので、お客さんが後から後からやってきます。
お昼すぎには、連休ともあって何だかすごいことになっていました(笑)
せめて宿泊客はカフェの閉店後でも足湯に入れるとか、何かあればいいのになぁと思いました。
ただ、パンはとても美味しかったです。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
- No
- 198
- Date
- 2014.11.30 Sun
東府や Resort & Spa-Izu(ヴィラスイート蔵)
東府やResort & Spa-Izuの「ヴィラスイート」は、1年前にオープンした新館です。
メゾネットタイプの「蔵」と和洋室の「別邸」があり、今回は「蔵」に泊まってみました。

敷地内の舗装路から石畳の小路に入ると、蔵造りの建物が並んでいます。
1棟にメゾネットが2部屋。

私たちの部屋は、椿という名前でした。

大きなドアを開けると、玄関には草履や傘が用意されています。

玄関のすぐ横が洗面所とトイレ。
2階にもあるけれど1階の方が広いので、こちらをメインに使ってくださいとのことでした。

玄関の正面のドアを開けると、リビングです。
開口部が大きく天井が高いので、広々とした印象。

階段下のデスクスペース。
大きなデスクはとても使いやすそうですが、あっという間に荷物置きになりました(笑)

ダイニングスペースには、お茶セットが用意してあります。

重箱を開けると、お茶菓子が3種類入っていました。
1段目には、西伊豆の菊水という和菓子屋さんのかわいい手作り飴。
袋の裏には、「アメノミクス」の文字が。
意外と時流に乗っています(笑)

3段目の猪最中は、開けてみたら予想以上に猪でした(笑)
こういう「ザ・和菓子」って普段は食べないけれど、温泉などでたまに食べるとおいしいんですよね。
こちらも伊豆の銘菓のようで、玄関棟の売店でも売られていました。

デスクの上に用意されていたコーヒーマシン。
コーヒー好きの夫が朝、まったりとコーヒータイムを楽しんでいました。

暖炉デザインのガスヒーターがあるリビングスペース。
ハイバックのソファは全身リラックスできる座り心地で、一度落ち着くと動くのが億劫になります(笑)

窓側から見たところ。

少し寒いけれど、リビングの外のバルコニーに出てみました。
吉奈川に面していて、水の流れる音に何とも言えず癒されます。

午後はどちらかというと山陰になりますが、午前中は木々の葉に朝日が当たり、明るい緑色がとてもきれいでした。

窓を全開にするとさらに開放感が味わえますが、さすがに寒いので数分で閉めました(笑)

クローゼットの中の引き出しに、浴衣が用意されていました。
MサイズとSサイズの2種類。
いつも浴衣がだるだるなので、こういう気遣いは嬉しいです。
男性用は同じデザインで青系統の色でした。
足袋も2足ずつ。

階段を上ると、2階はベッドルームです。
壁際には1階よりも大きめのクローゼットと、小さめの液晶テレビもありました。

吹き抜け部分の横は、洗面所とシャワールームになっています。
その奥のテラスには露天風呂。

ガラス張りの明るい洗面所は、床暖房も入っていて、むしろ1階より使いやすかったです。
タオルもたっぷり用意されていました。

タオルや着替えなどを置く台の下にトイレが収まっていますが、この台を上に折りたたむことで使用可能に。
アイディアは面白いけれど、せっかく広いのだからこんなに詰め込まなくても、という気もしました(笑)

シャワールームと洗面所はブラインドを下ろして目隠しすることもできます。

外には程よい大きさの露天風呂。
木のフタが重くて開けるのが大変でしたが、川の音を聞きながらの温泉三昧は、夜も朝もとても気持ちのよいものでした。

バルコニーにはソファ。
もう少し寒くない時期なら、ここでしばらく過ごせそうです。

メゾネットは階段の上り下りが少し面倒ですが、縦に広い空間は開放的で、ちょっとワクワク感もあったりします。
1泊ではもったいないような 部屋でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
メゾネットタイプの「蔵」と和洋室の「別邸」があり、今回は「蔵」に泊まってみました。

敷地内の舗装路から石畳の小路に入ると、蔵造りの建物が並んでいます。
1棟にメゾネットが2部屋。

私たちの部屋は、椿という名前でした。

大きなドアを開けると、玄関には草履や傘が用意されています。

玄関のすぐ横が洗面所とトイレ。
2階にもあるけれど1階の方が広いので、こちらをメインに使ってくださいとのことでした。

玄関の正面のドアを開けると、リビングです。
開口部が大きく天井が高いので、広々とした印象。

階段下のデスクスペース。
大きなデスクはとても使いやすそうですが、あっという間に荷物置きになりました(笑)

ダイニングスペースには、お茶セットが用意してあります。

重箱を開けると、お茶菓子が3種類入っていました。
1段目には、西伊豆の菊水という和菓子屋さんのかわいい手作り飴。
袋の裏には、「アメノミクス」の文字が。
意外と時流に乗っています(笑)

3段目の猪最中は、開けてみたら予想以上に猪でした(笑)
こういう「ザ・和菓子」って普段は食べないけれど、温泉などでたまに食べるとおいしいんですよね。
こちらも伊豆の銘菓のようで、玄関棟の売店でも売られていました。

デスクの上に用意されていたコーヒーマシン。
コーヒー好きの夫が朝、まったりとコーヒータイムを楽しんでいました。

暖炉デザインのガスヒーターがあるリビングスペース。
ハイバックのソファは全身リラックスできる座り心地で、一度落ち着くと動くのが億劫になります(笑)

窓側から見たところ。

少し寒いけれど、リビングの外のバルコニーに出てみました。
吉奈川に面していて、水の流れる音に何とも言えず癒されます。

午後はどちらかというと山陰になりますが、午前中は木々の葉に朝日が当たり、明るい緑色がとてもきれいでした。

窓を全開にするとさらに開放感が味わえますが、さすがに寒いので数分で閉めました(笑)

クローゼットの中の引き出しに、浴衣が用意されていました。
MサイズとSサイズの2種類。
いつも浴衣がだるだるなので、こういう気遣いは嬉しいです。
男性用は同じデザインで青系統の色でした。
足袋も2足ずつ。

階段を上ると、2階はベッドルームです。
壁際には1階よりも大きめのクローゼットと、小さめの液晶テレビもありました。

吹き抜け部分の横は、洗面所とシャワールームになっています。
その奥のテラスには露天風呂。

ガラス張りの明るい洗面所は、床暖房も入っていて、むしろ1階より使いやすかったです。
タオルもたっぷり用意されていました。

タオルや着替えなどを置く台の下にトイレが収まっていますが、この台を上に折りたたむことで使用可能に。
アイディアは面白いけれど、せっかく広いのだからこんなに詰め込まなくても、という気もしました(笑)

シャワールームと洗面所はブラインドを下ろして目隠しすることもできます。

外には程よい大きさの露天風呂。
木のフタが重くて開けるのが大変でしたが、川の音を聞きながらの温泉三昧は、夜も朝もとても気持ちのよいものでした。

バルコニーにはソファ。
もう少し寒くない時期なら、ここでしばらく過ごせそうです。

メゾネットは階段の上り下りが少し面倒ですが、縦に広い空間は開放的で、ちょっとワクワク感もあったりします。
1泊ではもったいないような 部屋でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
- No
- 197
- Date
- 2014.11.30 Sun
東府や Resort & Spa-Izu(敷地内いろいろ)
秋になると温泉に行きたくなります。
三連休の伊豆は、東京から近いとはいえ渋滞でとても混むのですが、めげずに車で出かけました。

東名高速から、秋晴れの空に雪化粧の富士山。
もう何度も見ているけれど、ついシャッターをきってしまいます。
途中何度か渋滞につかまったり、カーナビのデータが古くて変な道に誘導されたりしつつ、予定時間よりも早めに宿泊先の「東府や Resort & Spa-Izu」に到着しました。

玄関前で車を預けてロビーへ。
チェックイン時間より1時間ほど前でしたが、手続をし、荷物を預かってもらいました。
「部屋の準備ができるまで、大正館でお茶でもお飲みになってお待ち下さい」
とのこと。

ロビーのある玄関棟の2階から、他の棟に行くことができます。

玄関棟と本館を結ぶ渡り廊下、香風橋。
紅葉のピークにはまだ少し早いようですが、眼下には吉奈川がきれいな水をたたえて流れていました。

玄関棟を振り返ると、ロビーの外には中庭を眺める特等席。
少し寒いけれど、気持ちよさそうです。

渡り廊下と本館の間に活けてあった花。

本館の廊下には、内湯への上り階段と、スパへの下り階段がありました。
曲がりくねった通路や不規則に立体的な構造が、迷路のようで面白いです。
ところどころに座って休めるスペースがあり、花やオブジェが飾られていました。

通路を照らす灯りが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

本館から食事処に向かう通路。

「懐石茶や水音」と、川沿いのテラス。
このテラスは、気候のいい時期にはバーになるそうです。
川の流れる音がとても心地よい空間です。

敷地内をぐるりと蛇行しながら流れる吉奈川。
いつものことながら、私も夫も写真ばかり撮ってなかなか先に進みません(笑)
大正館に着く前に迎えが来るのではないかと、少し心配になってきました。

風が吹くと、時々落ち葉が乾いた音をたてて舞い散ってきます。
秋だなぁ。

テラスを横切って敷地内の道路に出たところに、大正14年に竣工されたという芳泉橋。
低めの欄干に苔、レトロモダンな意匠と、とても雰囲気のある橋です。

この橋を渡る前に、私たちの荷物を持ったスタッフに追い付かれました。
ほらやっぱりー、と夫と苦笑い。
そのまま部屋に案内してもらうことに。

橋を渡った先は新館エリアです。
右手の小路に入ると、「ヴィラスイート蔵」の建物が2棟。
1棟にメゾネットが2部屋という構成になっていて、少し離れた場所にもう2棟あるようです。

部屋に入ってスタッフの説明を受け、しばらくのんびりした後、外に出てみました。
山や川に囲まれた自然の地形を活かしながら、あちこちに小さな庭もしつらえられていて、散策するだけでもゆったりした気分になれます。

クラシックカーが目を引く古い建物は「大正館芳泉」。
お茶や昼食を出すレストランで、宿泊客のラウンジや朝食会場としても使われています。
こういう車ってかわいいよねと中を覗き込んだら、ハンドルに「乗らないでください」と大きな紙が貼ってありました(笑)
勝手に乗っちゃう人がいるんだろうなぁ。

大正館の奥には、「ヴィラスイート蔵」と「ヴィラスイート別邸」が、より一層隠れ家っぽく配置されていました。

さらに奥へ行くと、再び吉奈川に架かる、み登里の橋。

橋を渡ると、大人気のベーカリー「東府や Bakery & Cafe」があります。
閉店時間の17時を過ぎていたので、お客は誰もいませんでした。

ここはパンが美味しいばかりでなく、足湯テラスが併設されていて眺めもいいため、週末には大混雑するそうです。

足湯が大好きなのと、宿泊特典としてパンとドリンクのチケットをもらったので、また明日来てみることにしました。

夕食の後、ちょっとお土産を見に行こうということで、テラスを通って玄関棟へ。

渡り廊下からの夜の眺め。
右奥の石段を上って行った先に、夜は男性用の露天風呂「行基の湯」があります。

玄関棟のライブラリー。
竹細工などがテーブルの上に置かれていて、かわいいです。

ロビーの暖炉には火が入っていました。
このソファは暖かくていいなぁ。
何時間でも居られそうです。

売店の前にも山の緑を眺められるソファ。
夜は暗くて何も見えませんが(笑)

宿泊した部屋にも露天風呂が付いていましたが、やっぱり広い方にも行ってみなければ。
ということで、露天風呂「河鹿の湯」に向かいました。
こちらは朝晩で「行基の湯」と男女が入れ代わります。

「河鹿の湯」には西館を経由して行くのですが、地図をよく見ていなかったので、なぜか同じところをぐるぐる回る羽目に(笑)

2周目に西館の外に出てから小さな案内版に気づき、ようやく辿り着けました。

折りよく他に誰もいなかったので、貸切状態です。
部屋数が少ない温泉宿の一番いいところ。

脱衣場はこじんまりとしていますが、この状況なら十分です。

本館地下にある、「まほらスパ」の入口。
バスソルトがもらえるというのを思い出し、お風呂の帰りに、ショップ併設のスパに下りてみました。
取りに行かせずチェックインの時にくれればいいのに・・・とも思いましたが、ショップにはいい香りのボディケア用品などが充実していて、それなりに楽しめました。

そして結局、保湿モノに目がない私はボディミルクを購入(笑)
オレンジとゼラニウムという大好きな香りだったのでつい・・・。
ちなみにスパは、三連休ということもあって翌日分まで予約で埋まっていたそうです。

温泉に来ると、ゆっくりしたい反面どうしても早く目が覚めてしまう貧乏性。
なかなか起きてこない夫を置いて、朝の露天風呂に出かけました。

夜のうちに雨が降ったのか、木々から落ちる朝露のせいか、道路はしっとりと濡れていました。

川の音が清々しいテラスを抜け、渡り廊下を渡り、

玄関棟のロビーに到着。
ここからさらに外に出て、ちょっとした山の起伏を越えると「行基の湯」があります。

朝の散歩としては気持ちがいいけれど、あまり歩きたくない人にはちょっと遠いですね。

こちらも、着いたときには貸切でした。
お湯は少しぬるめですが、のんびり浸かるにはちょうどいい感じです。
途中から人が入ってこなかったら、鼻歌でも歌いたい気分(笑)

ロビーに戻り、用意されていた冷たい野菜ジュースを飲みました。
色だけ見ると苦そうですが、りんご味でとてもおいしかったです。

前日よりは寒くなく、湯上りも心地よい、温泉日和でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/
三連休の伊豆は、東京から近いとはいえ渋滞でとても混むのですが、めげずに車で出かけました。

東名高速から、秋晴れの空に雪化粧の富士山。
もう何度も見ているけれど、ついシャッターをきってしまいます。
途中何度か渋滞につかまったり、カーナビのデータが古くて変な道に誘導されたりしつつ、予定時間よりも早めに宿泊先の「東府や Resort & Spa-Izu」に到着しました。

玄関前で車を預けてロビーへ。
チェックイン時間より1時間ほど前でしたが、手続をし、荷物を預かってもらいました。
「部屋の準備ができるまで、大正館でお茶でもお飲みになってお待ち下さい」
とのこと。

ロビーのある玄関棟の2階から、他の棟に行くことができます。

玄関棟と本館を結ぶ渡り廊下、香風橋。
紅葉のピークにはまだ少し早いようですが、眼下には吉奈川がきれいな水をたたえて流れていました。

玄関棟を振り返ると、ロビーの外には中庭を眺める特等席。
少し寒いけれど、気持ちよさそうです。

渡り廊下と本館の間に活けてあった花。

本館の廊下には、内湯への上り階段と、スパへの下り階段がありました。
曲がりくねった通路や不規則に立体的な構造が、迷路のようで面白いです。
ところどころに座って休めるスペースがあり、花やオブジェが飾られていました。

通路を照らす灯りが落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

本館から食事処に向かう通路。

「懐石茶や水音」と、川沿いのテラス。
このテラスは、気候のいい時期にはバーになるそうです。
川の流れる音がとても心地よい空間です。

敷地内をぐるりと蛇行しながら流れる吉奈川。
いつものことながら、私も夫も写真ばかり撮ってなかなか先に進みません(笑)
大正館に着く前に迎えが来るのではないかと、少し心配になってきました。

風が吹くと、時々落ち葉が乾いた音をたてて舞い散ってきます。
秋だなぁ。

テラスを横切って敷地内の道路に出たところに、大正14年に竣工されたという芳泉橋。
低めの欄干に苔、レトロモダンな意匠と、とても雰囲気のある橋です。

この橋を渡る前に、私たちの荷物を持ったスタッフに追い付かれました。
ほらやっぱりー、と夫と苦笑い。
そのまま部屋に案内してもらうことに。

橋を渡った先は新館エリアです。
右手の小路に入ると、「ヴィラスイート蔵」の建物が2棟。
1棟にメゾネットが2部屋という構成になっていて、少し離れた場所にもう2棟あるようです。

部屋に入ってスタッフの説明を受け、しばらくのんびりした後、外に出てみました。
山や川に囲まれた自然の地形を活かしながら、あちこちに小さな庭もしつらえられていて、散策するだけでもゆったりした気分になれます。

クラシックカーが目を引く古い建物は「大正館芳泉」。
お茶や昼食を出すレストランで、宿泊客のラウンジや朝食会場としても使われています。
こういう車ってかわいいよねと中を覗き込んだら、ハンドルに「乗らないでください」と大きな紙が貼ってありました(笑)
勝手に乗っちゃう人がいるんだろうなぁ。

大正館の奥には、「ヴィラスイート蔵」と「ヴィラスイート別邸」が、より一層隠れ家っぽく配置されていました。

さらに奥へ行くと、再び吉奈川に架かる、み登里の橋。

橋を渡ると、大人気のベーカリー「東府や Bakery & Cafe」があります。
閉店時間の17時を過ぎていたので、お客は誰もいませんでした。

ここはパンが美味しいばかりでなく、足湯テラスが併設されていて眺めもいいため、週末には大混雑するそうです。

足湯が大好きなのと、宿泊特典としてパンとドリンクのチケットをもらったので、また明日来てみることにしました。

夕食の後、ちょっとお土産を見に行こうということで、テラスを通って玄関棟へ。

渡り廊下からの夜の眺め。
右奥の石段を上って行った先に、夜は男性用の露天風呂「行基の湯」があります。

玄関棟のライブラリー。
竹細工などがテーブルの上に置かれていて、かわいいです。

ロビーの暖炉には火が入っていました。
このソファは暖かくていいなぁ。
何時間でも居られそうです。

売店の前にも山の緑を眺められるソファ。
夜は暗くて何も見えませんが(笑)

宿泊した部屋にも露天風呂が付いていましたが、やっぱり広い方にも行ってみなければ。
ということで、露天風呂「河鹿の湯」に向かいました。
こちらは朝晩で「行基の湯」と男女が入れ代わります。

「河鹿の湯」には西館を経由して行くのですが、地図をよく見ていなかったので、なぜか同じところをぐるぐる回る羽目に(笑)

2周目に西館の外に出てから小さな案内版に気づき、ようやく辿り着けました。

折りよく他に誰もいなかったので、貸切状態です。
部屋数が少ない温泉宿の一番いいところ。

脱衣場はこじんまりとしていますが、この状況なら十分です。

本館地下にある、「まほらスパ」の入口。
バスソルトがもらえるというのを思い出し、お風呂の帰りに、ショップ併設のスパに下りてみました。
取りに行かせずチェックインの時にくれればいいのに・・・とも思いましたが、ショップにはいい香りのボディケア用品などが充実していて、それなりに楽しめました。

そして結局、保湿モノに目がない私はボディミルクを購入(笑)
オレンジとゼラニウムという大好きな香りだったのでつい・・・。
ちなみにスパは、三連休ということもあって翌日分まで予約で埋まっていたそうです。

温泉に来ると、ゆっくりしたい反面どうしても早く目が覚めてしまう貧乏性。
なかなか起きてこない夫を置いて、朝の露天風呂に出かけました。

夜のうちに雨が降ったのか、木々から落ちる朝露のせいか、道路はしっとりと濡れていました。

川の音が清々しいテラスを抜け、渡り廊下を渡り、

玄関棟のロビーに到着。
ここからさらに外に出て、ちょっとした山の起伏を越えると「行基の湯」があります。

朝の散歩としては気持ちがいいけれど、あまり歩きたくない人にはちょっと遠いですね。

こちらも、着いたときには貸切でした。
お湯は少しぬるめですが、のんびり浸かるにはちょうどいい感じです。
途中から人が入ってこなかったら、鼻歌でも歌いたい気分(笑)

ロビーに戻り、用意されていた冷たい野菜ジュースを飲みました。
色だけ見ると苦そうですが、りんご味でとてもおいしかったです。

前日よりは寒くなく、湯上りも心地よい、温泉日和でした。
東府や Resort & Spa-Izu
http://www.tfyjapan.com/