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category :2014.08 金沢

兼六園と金沢城公園

金沢といえば兼六園。
香林坊のホテルから歩いて21世紀美術館の横を過ぎ、真弓坂口から入ってみました。
夕方になってもとても蒸し暑い日でした。



兼六園には入口が何箇所かありますが、この上り坂から入っていくと、おすすめ散策コースを逆周りする形になるようです。
ちなみに、兼六園の名前の由来を今回初めて知りました。
相反する性質の6つの優れた景観(六勝)をすべて兼ね備えている、という意味なのだそうです。
「宏大」と「幽邃」で、開放的でありながら奥深く物静か。
「人力」と「蒼古」で、人の手を掛けつつも侘びた自然の趣。
「水泉」と「眺望」で、水の気配をそばに感じながら遠く山並みも望める眺めの良さ。
さすが加賀百万石の名園、スケールが違います。



春は桜の名所となる花見橋。



橋の下を流れる曲水。
カキツバタが咲く季節は美しいでしょうね。



根上松。
根っこが2メートルほどもせり上がっていて、何だか今にも歩き出しそうです(笑)



明治紀念之標、立っているのは日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
左にあるのは、西南戦争で戦没した石川県兵士の慰霊碑。



小さな売店がありました。
蝉時雨の中、ラムネやかき氷で涼をとる観光客の姿も。



お団子のサンプルがかわいいです。



ベンチが空いていたので、ちょっとひと休み。
冷たいお茶を買いましたが、あっという間に飲み干しました。



霞ヶ池と、対岸に浮かぶ内橋亭。
この大きな池は見る場所や角度によって印象が変わり、様々な風景を見せてくれます。



冬支度の雪吊りで有名な兼六園には松の木がたくさん。
これもすごく松らしい松だと思いました。



石を並べた雁行橋(がんこうばし)。
水辺に架かるたくさんの橋は様々な素材や形で、バリエーション豊かです。



内橋亭を、霞ヶ池の別の場所から見たところ。
葉の色が重なり、水面にも奥行きが増していきます。



兼六園のシンボル、徽軫灯籠(ことじとうろう)。
すぐ手前で緩やかな弧を描く石橋は絶好の記念撮影スポットで、ひっきりなしに人がやってきてはシャッターを切っています。
私もラテン系の言葉を話す4人組の女の子に頼まれて、写真を撮ってあげました。



霞ヶ池から管をひき自然の水圧で噴き上がる、日本最古の噴水だそうです。



茶室として建てられた、園内最古の建物、夕顔亭。
この他にも、お茶をいただけたり池を眺めたりできる侘びた風情の建物がいくつかありました。
あちこち立ち寄りながら園内をのんびり回るのもいいかもしれません。

兼六園の桂坂口と金沢城公園は、百万石通りを挟み石川橋で直結しています。
が、日没も近かったので、金沢城へは翌日改めて行くことにしました。



金沢城公園を囲むお堀は、広々としていて緑もきれいです。
とても気持ちよくランニングできそう。
なんて、1キロ以上走ったことのない私が言うのも何ですが(笑)



兼六園方面につながっている石川門を、下から見たところ。
雨が降ったり太陽が照りつけたりの落ち着かない天候の中、これどこから上るの?と歩き回っていたら、白鳥路を抜けて反対側の大手門まで行ってしまいました。



大手門から階段を上り公園内に入ると、芝生が広がる開放的な眺めです。
雨上がりということもあるのでしょうが、金沢の芝生はどこも柔らかく緑濃く生命感に溢れている感じがしました。



河北門。
金沢城の実質的な正門です。



横に長い五十間長屋。
加賀藩主前田家の居城だった金沢城は、落雷や火災などでほとんどの建物が焼失してしまったそうです。
明治以降は陸軍の拠点、その後平成7年までは金沢大学のキャンパスでしたが、大学の移転後、お城の復元と公園の整備が進められています。



重要文化財に指定されている石川門。
これは天明8年(1788年)に再建されたものだそうです。



五十間長屋の横では、橋爪門の復元工事が行われていました。



どっしりした石川門をくぐり城外へ。



石川橋の上から百万石通りを見下ろしたら、乗ろうと思っていたバスがちょうどバス停に来てしまっていました。
走るか、と夫。
いや、どう考えても間に合わないから(笑)



金沢城の裏門に当たる石川門は、夜間にはライトアップされるとのこと。
春には満開の桜に囲まれ、とてもきれいだそうです。


石川県 金沢城と兼六園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html


金沢でごはん

金沢駅から南東に15分ほど歩いたところに、加賀麩の老舗、不室屋があります。
併設の料理屋でお昼のみ麩料理が食べられるというので、予約して訪ねてみました。



不室屋の本店。
中を覗くとお客さんが何人かいて、お店の人と話しながら商品を選んでいます。



その少し先には「茶寮不室屋」の看板と入口。
あっここだね、と中に入ろうとするも、なぜか引き戸は施錠してあって開かず(笑)
さっきの店舗入口の方から入ったら、店内経由で奥の食事処に案内してくれました。



ここは昭和57年に作られた、日本最古の麩料理専門店だそうです。
メニューは月替わりの「麩久箱膳」1種類のみ。



料理はお重の形で運んできて、テーブルにセットしてくれます。
こちらは上の段の「蓋裏膳」。
生麩の昆布締めで麩づくしスタート。
小さな「みねおか豆腐」は、ごま豆腐のような味わいでした。



2段目の「麩久箱」。
土佐酢ジュレの下にはふっくらした車麩。
茶碗蒸しにはつくね麩、玉子焼きにはお手毬麩が隠れています。
生麩の岩石揚げは歯ごたえもよく香ばしく。
麩って調理の仕方によって、固さも弾力も味も全然違うんですね。



煮物として郷土料理の治部煮。
デコデコした表面が面白いすだれ麩が入っていました。
これにご飯とお味噌汁が付きます。



ご飯のお供、生麩のしぐれ煮。



さっぱりとしたお漬物。
しぐれ煮とお漬物は二人前です。
ご飯はお代わりできるとのこと。



こちらはもともと蔵だったのでしょうか。
こじんまりと落ち着いた空間で、2階には個室もあるようです。



食事後、店舗の方のレジでお会計。
ついでに、両実家にお土産を送りました。
最中のような麩に穴を開けてお湯を注ぐと、お吸物やお味噌汁になる「宝の麩」。
和菓子のようにきれいなパッケージです。



こちらは夕食で訪れた店、吾亦紅(われもこう)。
香林坊のエクセルホテル東急の横道を入ったところにあります。



加賀料理が食べられる居酒屋といった感じの店内。



夫は日本酒の「菊のしずく」をもらっていました。
私は下戸なので、もう最初からおにぎり(笑)
中身は梅、むすび加減も塩加減もちょうどよく、おいしいおにぎりでした。



加賀野菜の天ぷら。
赤皮甘栗かぼちゃやさつまいも、加賀れんこんなど。



見た目もつやつやのイワシの刺身。



ボードに書いてあった本日のおすすめから、のど黒を焼いてもらいました。
サイズは小さめですが、この高級魚が1,000円以下で食べられるとは、さすが北陸です。



白山名物、固豆腐の味噌漬け。
少し醗酵したような、チーズに似た味わいでした。
お店によっては堅豆腐とも書くようです。
お酒に合うので夫が気に入り、帰りの空港で購入。

下調べもなくふらりと入ったお店でしたが、石川気分を満喫することができました。



ひがし茶屋街にある、茶そば武右衛門。
遅めの昼食に入ってみました。



町屋風の建物をアレンジした、お洒落な店内です。



夫が頼んだ棒茶せいろ。
金沢特産の加賀棒茶(茎ほうじ茶)を練りこんだおそばだそうです。
香りが楽しめるように、そばつゆの他に塩もおすすめとのこと。



梅しそおろし。
雨混じりのむしむしした天気でしたが、大葉に大根おろし、梅干でさっぱりといただきました。



こちらは、夜はジャズバーとして別の店名で営業しているそうです。
カウンター席の雰囲気がとても素敵でした。


加賀麩不室屋 茶寮不室屋
http://www.fumuroya.co.jp/fumuroya/saryo.php

金沢・せせらぎ通り商店街 吾亦紅
http://seseragi-st.com/waremokou.html


ホテルトラスティ金沢香林坊

少し遅めの夏休みに、帰省先から足を伸ばして金沢に行ってきました。
仙台勤務時代に出張で一度、その前は学生時代の家族旅行で一度。
いずれにしても、かなり久しぶりの金沢です。

宿泊先は、繁華街である香林坊に位置するトラスティにしました。
ビジネスホテルですが、できたばかりで新しく、部屋もやや広めです。



部屋は最上階のスーペリアツイン。
和のエッセンスが混じったモダンなインテリアです。
窓の外は残念ながら向かいのマンションとご対面なので、シェードを下ろして正解。



センスよく整えられた、ゆったりめのベッドが2台。
でもターンダウンサービスがなかったので、寝るときにベッドからよけてソファに積み上げたクッションの山が崩壊したりして、ちょっと大変でした(笑)



リビングスペースです。
長いソファは当然のように夫が占領。



この部屋のカテゴリーには禁煙の設定がなく、テーブルには灰皿が置いてあります。
でも、事前に消臭をお願いしたらきっちり対応してくれたようで、匂いもなく快適でした。



壁やクッションの朱色が、どこか雅やかな加賀モダン。
という言葉があるかどうかはわかりませんが(笑)



トイレも広々。



バスルームはちょっと面白いつくりになっていました。



シャワーブースはないものの、ウェットエリアが半分ガラス戸で区切られ、洗面台側が水はねで濡れないようになっています。
スペースを有効活用するための工夫なのでしょうね。



コップと一通りのアメニティセット。



部屋の外廊下にも、あちこちに和風のアートが飾られていました。



ホテルの1階はオープンカフェになっていて、街並みによく馴染む雰囲気です。



朝食はそのロビーカフェ、ファシーノでブッフェ。



バーニャカウダ的な温野菜を少し。



ブッフェ台には和洋食がそれなりに揃っていました。



カットフルーツやヨーグルトも。



チェックアウト後、預けていた荷物を受け取りながらちょっと休憩。
ティータイムにはケーキ類が充実していました。
通りに面したカフェ形式なので、宿泊客以外にも使い勝手がよさそうです。


ホテルトラスティ金沢香林坊
http://www.trusty.jp/trusty/kanazawa/


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旅行と写真が好き。

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PENTAX K-7
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