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category :2014.05 台北

崋山1914文化創意園区

文化創意園区とは、英語で言えばクリエイティブパークでしょうか。
歴史的遺構を改修・復元し、その個性やオリジナルの雰囲気を活かしながら、アートや商業のためのスペースへと再生した文化施設です。
台湾では近年、そのような文創園区が各地で盛んに造られているようです。



崋山1914は、日本統治時代に建造されたお酒の醸造所の跡地です。
1987年に醸造所が新北市に移転した後、放置された空白期間を経て、新しい空間へと徐々に生まれ変わりました。
当時の建物を活かして、映画館やショップやレストラン、イベントスペースなどが展開されています。
ちなみに1914とは、敷地内最古の建物の竣工年とのこと。



通路の先に、台湾料理のビュッフェレストラン青葉新楽があります。
まだ準備中ですが、オープン直前には行列ができていました。



青葉新楽の横に、ぽっかりと空いたスペース。
緑の木立が爽やかです。



台湾アーティストのデザイン雑貨を扱う、CDPiazza。
きれいな写真やイラストのポストカードがあり、夫が散々悩んだ末に何枚か買っていました。
どこへ行ってもポストカードを買うので、夫の部屋は世界各国、日本各地のポストカードだらけです(笑)



レトロな雰囲気の一間茶屋。



通路には、かつての醸造所に関する展示がありました。
すべて中国語だったので、説明を読むのは諦めましたが。



三角屋根の工場のような建物が連なっています。
ここはイベント用のエリアなのでしょうね。
ウェディングの撮影なのか、小雨の中を急ぐ白いドレスにタキシード姿のふたり。



ふと見ると、見覚えのある絵が。
ここではワンピース展の準備をしているようです。



かつて醸造所の作業場や貯蔵庫など様々な用途で使われていた、いろいろな形の建物。
敷地内には緑も多く、あちこちが映画のセットのようで、散策するだけでも楽しめます。
まだすべてが完成しておらず、2階の一部など内装工事中だったりして、きっちりしすぎていないところが逆にいい感じ(笑)



ドリンクスタンドの横の壁は、牛乳缶と丸い看板がかわいい。



2階の通路からの眺め。
何とも味わい深い古さの建物です。



敷地の一番道路側にあるTrio Cafe(三重奏)。



庭に向かって大きく取られた窓が開放的です。



中は日が差し込んで明るく、古きよき喫茶店といった雰囲気です。
お客さんはほとんど地元の人のようでした。
コーヒーとアッサムティーでひと休み。

東京でも最近、古い建物のリノベーションによる再開発が行われていますが、場の活かし方や文化の発信力という点では台湾にちょっと負けている気がします。
最新鋭のビルを建てる技術力ももちろん誇らしいですが、こんな活動ももっと進めばいいですね。



帰り道、徒歩数分のMRT忠孝新生駅の近くで、おやつの屋台を発見。
お昼直後のせいか何だか暇そう(笑)ですが、ドーナツ(たぶん)がとってもおいしそうでした。

永康街

もとは閑静な住宅地だったところに雑貨屋や飲食店などが集まり、今や台北の人気スポット。
永康街とはそのメインストリートの名前です。
もともと交通の便が良くない場所だったようですが、2012年にMRT東門駅ができてアクセスも良くなりました。



信義路という大通りに面した、東門駅付近の風景。
遠くに台北101の影が見えます。



小籠包で有名な鼎泰豊本店は、永康街の入口にあります。
モニターに自分の番号が表示されるまで待つ方式ですが、基本的に(私も、それ以上に夫も)食べ物のために並んだり待ったりするのはちょっと苦手。
気にはなったものの、今回は入店しませんでした。
まずは東京で試してみるか。って、東京もいまだに行列覚悟らしいですが(笑)



マンゴーかき氷が看板メニューの店、思慕昔(スムージーと読むようです)。
ワンブロック先にも支店があり、そちらもかなりの行列でした。
おいしいもののためなら多少の行列は厭わないところ、台北の人は東京の人と少し似ているかもしれません。



完全無農薬の茶葉を扱う、小茶栽堂。
シックな黒い缶にカラフルなラベルのお茶が並んでいます。
中に入ると、桂花緑茶のアイスティーを試飲で出してくれました。
金木犀がほのかに香る、爽やかな甘み。



2階は台湾茶と洋菓子の組み合わせが楽しめるティーサロンになっています。



苺のタルトが品切れだったので、名前は忘れたけれど苺とベリーが乗ったケーキにしてみました。
お茶請けのクッキーもついてきます。
桂花烏龍茶と茉莉緑茶のアイスティーを頼んだら、ボダムのダブルウォールグラスにたっぷり出してくれました。



ボリューム満点のクロワッサンサンドイッチ。



帰りに1階のショップで茶葉を購入。
オーガニックへのこだわりと洗練されたデザイン、ティーバッグ式で手軽に楽しめることも気に入りました。
あ、左後ろの花柄2缶は別のお店(嶢陽茶行)のお茶です。
お茶まみれで幸せ(笑)



中山にも支店があるチャイニーズ雑貨の雲彩軒。
小さな中国結びのストラップを記念にひとつ買ってみました。



成家家居。
ここも雲彩軒の姉妹店で、かわいいものがたくさん。
その他、シックなアジアン雑貨の圓融坊など、この付近にはちょっと覗いてみたくなるショップが点在しています。



三角形の形をした永康公園の横に位置する茶藝館、回留。
こだわりのお茶だけでなく、有機野菜の料理でも有名です。
ここも行ってみたいお店のひとつ。



ベトナム料理店の行列かと思いきや、その先頭は天津葱抓餅という店頭販売の小さなお店でした。
葱入りのお好み焼きみたいなものかな。
これもおいしそうです。



お洒落カフェからB級グルメまでいろいろ揃う永康街。



ちょっと覗いてみただけでしたが、入り組んだ路地をじっくり探検するのも楽しそうな永康街エリアでした。


中正紀念堂

龍山寺から、総統府を通って中正紀念堂へ行くことにしました。
タクシーに乗るか歩くか迷う微妙な距離ですが、基本的に私たちは外国の街を歩き回るのが大好きです。



台北西部を南北に走る中華路の歩道の幅は、なんだか車道よりも広そうです。
陽射しは強いけれど、歩いていると開放感が味わえます。



中華路から国軍歴史文物館のある横道に入り、総統府の横に出ると、敷地は鉄条網でぐるぐると囲われていました。
複数の警備の人が敷地内から目を光らせています。
建物は間近からの写真撮影も禁止だそうで、物々しい雰囲気に何となく腰が引けてしまう私たちでした。



少し離れた場時から撮った、総統府の全景。
正面の道路端には何台もの警察車両が横付けされていました。



総統府前の大通りは、東門のあるロータリーの手前で封鎖されていました。
その裏側ではデモが行われており、主義主張はわかりませんが皆さん口々に「加油(がんばれ)台湾!」と叫んでいました。
邪魔をしないように、足早に通過。



東門は、清の時代に存在していた台北城の各方位に設けられた城門のひとつだそうです。
レゴブロックで作れそうなデザインでちょっとかわいい(笑)



東門のロータリーを右に抜けると、中正紀念堂の正面にあるアーチが見えてきました。



自由広場と書かれた大きなアーチ。
想像以上のスケールです。



アーチは老朽化が進み修理中なので、下を通らないようにとの注意書きがありました。
が、ひとりのおばあちゃんが黄色いテープをよいしょとくぐって、普通に歩いていくのを目撃(笑)



自由広場の右側は国立劇場。



左側は国立音楽堂。
どちらもかなり大きな建物です。
音楽堂の階段下の入口から中に入ると春水堂があり、タピオカミルクティーを買い求める人たちの行列ができていました。
奥にはミュージアムショップもあります。



近づくにつれ、圧倒的な存在感を放つ中正紀念堂。
中正とは蒋介石の別称で、ここはその逝去後に初代総統の業績を讃え追悼の意を表するために建造された施設です。
2007年、民進党政権のときに台湾正名運動の一環として「台湾民主紀念館」と改名されましたが、翌2008年に再び国民党政権となった際、元の「中正紀念堂」に戻ったそうです。
台湾で最も有名な観光地のひとつですが、波乱に満ちた台湾の歴史を思うと、何だか複雑な感じもするのでした。



紀念堂の前の広場では、何か大掛かりなイベント(リハーサルかも?)の真っ最中でした。



中国語がわからないので内容は不明ですが、音楽や言葉のトーンから追悼行事のような雰囲気も。
でも紀念堂には普通に上ることができました。
上から見るとイベントの大規模なことがわかります。



祈念堂の建物の中には、蒋介石の大きな像が鎮座しています。



天井には、台湾(中華民国)の国旗にも入っている太陽のマークが。



直立不動で微動だにしない儀仗隊。
台湾人のおじさんがまじまじとその顔を覗き込んで、奥さんにたしなめられていました(笑)
一日8回の儀仗隊交代の儀式も名物となっています。



北側の門に向かって、階段を下ります。
日本人ツアーを率いるガイドさんが「外は大理石、中は蒋介石」と言っていましたが、ツアー客は完全スルー(笑)
思わず夫と顔を見合わせて笑ってしまいました。
がんばれガイドさん。

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