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category :2013.04 竹富島・石垣島

星のや竹富島 部屋(ガジョーニ)

ゴールデンウィークに訪ねた竹富島。
宿泊先は「星のや竹富島」です。
敷地全体が竹富島の伝統的な集落を模した造りで、部屋は一棟ずつ独立した建物になっています。
4タイプの部屋のうち、今回は「ガジョーニ」というフローリングの部屋にしてみました。
ガジョーニとはガジュマルの意味だそうです。



石を積み上げた垣根で囲まれた各部屋の敷地。
門の中はさらに衝立のような石垣で塞がれており、奥が直接見えないようになっています。
これは、屏風(ヒンプン)(竹富の言葉ではマイヤシ)と呼ばれ、風を通しつつ視線を遮る役割とともに、魔よけの意味も持っています。
中に入るには、屏風の左右のどちらかのスペースを通ることになりますが、右側は神様やお客様が通る道なので、住人は左側を通るのだそうです。
私たちは滞在中はこの部屋の主なので、やはり左側を通ってくださいねとスタッフが説明してくれました。



各部屋はすべて南向きで、正面が縁側のように広く窓に面しています。
この縁側がリビングスペース。
また、伝統的な沖縄の民家には玄関がなく、住民も客人も縁側から出入りしていたことから、この部屋も縁側の真ん中から出入りできるようになっています。
家の中とご近所とが、ゆるやかな境界でつながっているのでしょうね。



屋根の上には、これも魔よけであるシーサー。
各部屋それぞれでシーサーの顔が違っています。
うちのはちょっとエキセントリックな感じ?(笑)



直射日光を避けるために長く延びた軒下の地面には、貝やサンゴの混じった石が敷かれています。
庭や道路をこの白い石や砂で覆うことで、光を程よく反射して家の中に届けるのだそうです。
伝統的な居住空間がさまざまな工夫に満ちていることに、感心してしまいます。



基本的に縁側から出入りするとはいえ、宿泊施設としてはセキュリティも必要。
ということで、唯一外から鍵がかけられる西側の出入口が、便宜上の玄関になります。
ここの引き戸、鍵のかけ方がとっても独特で、慣れるまでは開け閉めに時間がかかりました。



玄関を部屋の中から見たところ。
部屋は新しい木の匂いがしました。



玄関横の靴入れに飾ってあった、やちむんの壷。
ミンサー織りの敷物はショップでも売られていました。



部屋でのチェックインの際に、スタッフが用意してくれたお茶とお菓子。



窓に面したテーブルと椅子。
ここでお茶や食事をしていると、普段から食べるのが遅い私がさらにまったりと省エネモードに(笑)



このダイニングセットの後ろには、大きなバスタブが置かれています。
リビングとバスエリアの境界がないので、開放感は抜群です。



とはいえ、その気になれば、それほど高いわけでもない石垣の外から丸見え状態(笑)なので、バスタブに入るときにはブラインドや引き戸を閉めました。
最初は広すぎると思ったけれど、空間を区切ってもなお広々としたバスルームはとても気持ちのいいものでした。
バスエリアの一番奥には、ガラス戸で区切られた広めのシャワーブースが付いています。



洗面所のアメニティは、物としてはごく普通ですが、星のやらしく黒で統一。
他に、お散歩用の小さな布製の手提げ袋も用意してありました。
小さな缶入りの月桃バームは、ロクシタンのシアバターに似た感じ。
デザインがかわいかったので、いくつかお土産に買って帰りました。



ダイニングテーブルの横には、大きめのソファ。というよりデイベッドかな。
ここが本当に居心地がよくて、クッションに寄りかかって本を読んだり、寝そべって庭や空を眺めたり。
ふと見れば夫が昼寝をしていたり。いつでもどこでも、よく寝る夫です(笑)



ソファの後ろには、琉球畳敷きのベッドルーム。
電話や冷蔵庫、ミニバーなどはなぜかベッドルームに配置されていました。



玄関のすぐ横にあるトイレも広々。
赤外線感知で自動で電気がつくのは、地味ながら便利ポイントです。



庭全体の眺め。
集落にある民家と同じように、毎日きれいに掃き清められます。
花や木はまだ植えたばかりという風情ですが、きっとこれから成長して竹富の庭らしくなるでしょう。
花壇スペースの横には、テーブルと椅子のテラス席も作られています。



このテーブルの上には、蚊取り線香を入れるかわいい蚊遣りが置いてありました。
テラスは、夫がもっぱら喫煙スペースとして使用。
ちょっと虫が多かったので、朝食やお茶をここで楽しむなら、部屋に備え付けの蚊取り線香を使った方がよさそうです。



部屋の窓を全面開け放すと、不思議なほど爽やかな風がそよそよと流れて、この上ない気持ちよさ。
車や街の音は皆無、聞こえてくるのは鳥と虫の声だけです。
窓にはすべて、かなりちゃんとした(そしてお洒落な)網戸が付いていて、虫が入ってくる心配もありません。
何だか、日本じゃないみたいです。
しばらくここに住みたいなぁ・・・。



バスタブから夫が撮った写真。
引き戸や窓をフルオープンにしてバスタブに入ったら、こんな眺めになるんですね。
あ、実際はこの時お湯は入ってないです(笑)



暗くなってから、部屋を外から見るとこんな感じです。
ライトは調光が可能なので、好きな明るさにしてくつろげます。
夜は窓のロールスクリーンを下ろして過ごしました。



星のやでは、ダイニングと同じ食事を、インルームダイニングとして注文することができます。
(但し、さすがにディナーコースは不可)
ディナーメニューから、石垣牛のハンバーグ定食と、島野菜のバーニャカウダを頼んでみました。
予約した時間ぴったりに、スタッフが運んできて手際よくセッティングしてくれます。



このバーニャカウダ、野菜だけでなく石垣牛のグリルもごろごろ入っています。
軽く済ませるつもりだった割には、意外にボリューム満点でした。



夫には、冷え冷えのビール。
そして、部屋のミニバーから小さな泡盛のボトルも追加。

部屋でのんびりできてよかったけれど、連休中で混んでいたせいか、食器を下げてもらうのにかなり時間がかかりました。
スタッフにも限りがあるでしょうし、仕方ないかもしれませんが。



朝食も、お願いした時間通りに運んできてくれました。
こちらはダイニングとまったく同じ内容です。
この日は、和食と洋食から、和食を選択。



石垣産みやぶたと島野菜のタジン蒸しをはじめ、朝からとっても豪華です。
コーヒーをポットでサーブしてくれるのも嬉しい。
食後はまた、大きなソファでコーヒーを飲みながら、のんびりまったり。



夫の仕事の都合で、宿泊日数が当初予約していた半分になってしまいましたが、ここになら何泊でもいられそうです。
次に来るときは、床が全面琉球畳敷きの「キャンギ」の部屋もいいかもしれません。


星のや竹富島
http://www.hoshinoyataketomijima.com/

星のや竹富島 パブリックスペース

「星のや竹富島」は、オープンからまもなく1年。
星野リゾートのメインブランド「星のや」の看板を掲げる、国内3軒目にして目下最新の宿です。
過去に例のない大規模開発に、島民の方々とはかなり長い期間をかけて話し合いが持たれたといいます。
自然や景観への影響、観光客の量と質の問題、経済効果、島の文化との融合。
いろいろな課題があると思いますが、年月を経て本当に竹富島の一部としてなじんでいけばいいなぁと、島とホテルの両方のファンとしては思っています。

星野やの敷地は、竹富島の東側に位置するアイヤル浜のすぐ横にあります。
チェックイン直後は、自分が今エリア内のどこにいるのかよくわかりませんでしたが、迷うのもまた楽しい感覚。
滞在しているうちに土地勘のようなものが出てきます。



部屋には地図が置かれていて、全体の建物の配置が確認できます。
私たちの部屋は、敷地南東に位置する、地図ではお魚マークのエリアでした。
絵的には一番かわいいので、ちょっと嬉しかったです(笑)



敷地の入口にあるレセプション。
到着するとまずこの建物に通されます。



ミンサー織りのファブリックが素敵なアクセントになっています。
チェックインの時は、ここで簡単な確認だけ済ませると、すぐにスタッフの運転するカートで部屋に移動となります。
短時間で立ち去ってしまうのはもったいないような空間でした。



敷地内の道。
グックと呼ばれる石積みの垣根と白砂の道がどこまでも続いています。
本物の集落と違って白く真新しさが際立ちますが、これからだんだんと石垣の色が濃くなり植物も育っていくのでしょうね。
道幅も、自動車が一般的でなかった時代の竹富島の道を再現。
ところどころ曲がりくねっているのは、まっすぐにしか進めないとされる魔物の進入を防ぐためです。



そして、T字路や三叉路など、道の突き当たりになる場所には必ず「石敢當(いしがんとう)」という魔よけが配置されています。
直進してきてここにぶつかった魔物を撃退するのです。
石敢當は沖縄本島でもよく見かけました。
お土産屋の若い店員さんが「石敢當とシーサーの組み合わせ、これ最強っすよ!」と言っていたのを急に思い出したりして(笑)

星のやのパブリックスペースの中心となるのが、集いの館です。



集いの館の手前の部分は、ゆんたくラウンジになっています。
ゆんたくとはおしゃべりの意味。



プールを見渡す特等席。
時にはステージとなって、三線や太鼓を持った歌い手さんがここで八重山の歌を披露してくれたりします。
独特の節回しに不思議な響きの沖縄の言葉、そしてどの方も惚れ惚れするようないい声。
夫とふたりで毎回聴き入ってしまいました。



ラウンジには、コーヒーやお茶、ちょっとしたお菓子などが用意されていて、無料で楽しめます。
棚の上の方にはいろいろな本も並んでいました。



その横にはフロントデスクを兼ねたバーカウンター。
こちらは有料で。
奥にはちょっとしたショップもあり、ホテルで使われている食器や雑貨などを買うことができます。



ラウンジの中では、コーナーのこの席がお気に入り。
空いていればいつもここに座りました。



冷たいさんぴん茶と小さなちんすこうがおいしくて、ラウンジに行くたびにちょこちょこ頂いていました。
合計したら、相当食べて飲んだと思います。スミマセン(笑)



夫はバーでビールを注文。
部屋でも同じものが飲めますが、インルームダイニングのサービス料が加算されるので、こちらの方がちょっとお得です。



窓際の床に、蚊遣りが置いてありました。
部屋の庭においてあるものとデザイン違いで、どちらもショップで購入可能です。
ショップでは香炉として売られていました。



ラウンジの奥はダイニングになっています。
48という部屋数を考えると少し小さめ。
ディナーで利用する予定だと言ったら、チェックイン時早々に予約を薦められました。
繁忙期のためかインルームダイニングでも予約が必要だったので、食事の自由度はかなり制限される印象。
ただ、予約さえしておけばあとはとてもスムーズに進みます。

少し遅めのディナー開始。
ダイニングでは8品のコース料理のみの設定です。



オードブルは、八重山の海を思わせる鮮やかな青いお皿に、クルマエビとホタテのタルタル。
竹富島の南部は海老の養殖場となっていて、そこの海老を使っているそうです。



メインの肉料理は、石垣牛のロースト。
レアに仕上げた牛肉のピンク色にあわせて、(紅芋ではなく)紅山芋がトッピングされています。
島野菜とあわせて、優しい春の印象。



最後のデザート、苦手食材のバナナが登場しましたが、ビジュアルがかわいいので採用(笑)
キャラメル味のジーマミー豆腐をミルフィーユの生地でサンド。
真ん中のアイスクリームは、サトウキビから作ったコルコルというお酒が入っています。

その他のお皿にも沖縄の食材がふんだんに使われていて、説明も興味深く目にも楽しい料理でした。
アーサー(青海苔に似た海草)入りの焼きたてパンも、おかわりするほどおいしかったです。



ダイニングにはプールが見渡せるテラス席もあります。
天気が良ければガラス戸が開け放たれ、フロア全体がオープンエアに。
この日の朝は雨だったので、テラスではなく窓際の席に座りました。



ダイニングでの朝食は予約なしでOKです。
トロピカルなフレッシュジュースが用意され、頼めばテーブルまで持ってきてくれます。



朝食メニューは和洋1種類ずつ、日替わりで用意されています。
この日の洋食は、石垣産モッツァレラチーズのパンケーキ。
小皿料理には、グルクンやマンゴー、ミミガーなどの沖縄食材がアレンジされていました。



朝食のメインは、グリル野菜やオリーブなどが入ったサラダ。
バルサミコがアクセントになっていて、意外にボリュームがありました。



集いの館の前に広がるプール。
川のない竹富島では井戸を中心に集落が作られていたことから、敷地の中央に窪地のような形で設計されています。
加温調整された温水プールなので、一年中泳ぐことができます。
滞在中、雨の日は寒くて、晴れた日は混んでいて、残念ながら入ることはありませんでしたが。



プールの周りに配されたテラスや木陰の椅子。
非アクティブ派の私たちは、プール本体よりもこちらの方がお気に入りでした。
そういえば私、泳げないし(笑)



夜になると、プールはほの暗くライトアップされます。
24時間遊泳可能ですが、暗くてよく見えなくなるので、フロントに声をかけてから入ってくださいとのこと。
実際は写真よりも数段暗く、誰か泳いでいてもほとんど見えません。
ちょっと怖いけれど、その分星がとてもきれいに見えるそうです。



夜は敷地内も真っ暗。
この写真も感度を上げて撮っていますが、肉眼では人がいても接近しないとわからない感じです。
夜道が不安な人のために、部屋には懐中電灯が置いてありました。
個人的には、この暗さも星のやらしくて好きなところです。

敷地内で何度も訪ねたお気に入りの場所といえば、アイヤル浜側にある見晴台。



小高い丘の上に、屋根の付いた展望スペースがあります。



斜面の階段を上っていき、展望台から後ろを振り返ると、アイヤル浜越しの太平洋が見えます。
風が吹き抜ける、気持ちのいい場所。



展望台の正面からは、星のやの敷地全体を見渡すことができます。
時間ごとに変わる光の色。
夕刻は、赤瓦屋根の集落に夕日が影を落とし、特に好きな時間帯でした。



見晴台の裏手に回ると、アイヤル浜に抜ける道があります。
敷地内と違って、自然の木々や草が生い茂る、かなりワイルドな小道です。
浜の近くで、大人のゲンコツ位の巨大なヤドカリに遭遇し、ぎょっとしたことも。
夫は大喜びでしたが(笑)



この小道には蝶がたくさん飛んでいました。
色とりどりの蝶は、遠目に見る分には芸術品のようでとてもきれいです。



アイヤル浜は、プライベートビーチでもなく遊泳も禁止されていて、特に整備されたきれいな浜ではありません。
それでも、白い砂と青い海はそれだけで心が和みます。
北東の方向には、対岸の石垣島が見えました。



小さな小さなヤドカリ君が、うっかり踏んでしまいそうなほどたくさんいました。
こんな通常サイズの子ならかわいいのに(笑)
生き残ったヤドカリ界のボスが、あんな巨大になるのかな。



島の東岸に面したアイヤル浜は、海から上る朝日を眺められるスポットです。
いつものように、私の身支度の間、夫がふらりと散歩に出て撮ってきました。
早朝でもなかったのでもう日は高いですが、海にキラキラと光が反射してきれい。
晴れた朝の日の出はきっと美しいだろうなぁ。



集落から離れているせいか、のんびりとした竹富島の中でも、さらにお篭もり感が満喫できる星のや。
ホテル内でリゾート的に過ごすも良し、外に足を伸ばして地元の雰囲気を味わってみるのも良し、メリハリのある滞在が楽しめます。
ただ、宿泊には食事も付いていないし、コンシェルジュ付きのホテルのように至れり尽くせりというわけでもないので、どう過ごすのかを自分で計画し、ちょっとした不便さも楽しめる人向きでしょうか。
私たちにはその加減がちょうどよく、もっと連泊したかったなぁと思う心地よい滞在でした。


星のや竹富島
http://www.hoshinoyataketomijima.com/

竹富島 水牛車で朝の散歩

竹富島の二大乗り物といえば、自転車と水牛車。
宿泊先の「星のや竹富島」では、水牛車に乗って集落をめぐるツアーの朝一便に参加することができます。
集合時間は早いけれど、まだ人の少ない朝の竹富集落をのんびり散策することができると聞いて、申し込んでみました。
ホテルのレセプション前までマイクロバスが迎えに来て、水牛車乗り場まで送ってくれます。



水牛車乗り場の隅で、優しげな目をした水牛さんがスタンバイ。



ちょっとしたバスぐらいはありそうな水牛車を黙々と引っ張るのは、この道十数年のユウコさん。
ツノに飾ったカラフルな花がお洒落です。
新米の頃はあちこちの石垣にぶつかったけれど、今やすっかりベテラン。
内輪差や勾配も計算しながら屈指のドライビングテクニックを誇るキャリアウーマン(笑)だと、ガイドのおじいが説明してくれました。



幅が狭く曲がり角の多い集落の道を、ゆっくりゆっくり進む水牛車に揺られ、おじいが歌う安里屋ユンタ。
元々は野良仕事をするときにみんなで歌ったという、竹富島の古い民謡です。
滞在中に何度か聴く機会があり、一部の歌詞を覚えてしまいました。
マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ~
また逢いましょう、かわいいひと。というような意味だそうです。



30分ほど集落をめぐり、乗り場まで戻ってきました。
ユウコさん、ありがとう。
細い木の棒と掛け声だけで進んだり止まったりする、ガイドさんとの絶妙なコンビネーション。
水牛って頭がいいんですね。



ホテルに戻る前に時間を取ってもらえたので、朝の集落を散策してみました。
民家もお店も民宿も、みんな同じような赤瓦の屋根。
毎年やってくる強烈な台風にも耐えるよう、平屋建てで低く構えた伝統的な造りです。
敷地を取り囲むように積み上げられた石垣は、年月を経て植物の根が絡み、頑丈になっていきます。



道沿いにはいろいろな花が。
名前はわからないけれど、雨上がりの雫をたたえた、シンプルでかわいい花。



真っ赤なユリってあまり見たことがありませんが、南の島にはとても合う気がします。



赤といえばハイビスカス。
本当にさまざまな花が咲いています。
でも、去年の二度の台風で多くの花が潮をかぶってだめになってしまい、今年はまだ例年よりも花の数が少ないそうです。
いつもなら今頃満開になるデイゴの花が今年はまだ全然咲いていないと、ホテルのスタッフも心配していました。



あ、水牛車がやってきました。
と言っても、人がゆっくり歩くような速度なので、なかなか近づいて来なかったりします(笑)
いいなぁ、この雰囲気。

ぷらぷら歩いていると、さっき水牛車から見えた「なごみの塔」までやってきました。
平坦な竹富島で一番標高の高い場所だそうです。確か25メートルくらい。



塔とは言っても、公園の一角の小さな山(岩?)の上に、ちょこんと建てられた小さな小さな展望台です。
狭い階段は一人ずつしか上れず、展望スペースも一人か二人がやっとという小ささ。
近づいてみると家族連れが一組いて、小さな男の子とママは怖くて上れず途中で断念していました。



えー、そんなに怖いかなぁと思いながら階段の下まで行くと、不気味な注意書きが書いてあります。
夫と交代で上ってみたら、やっとその怖さがわかりました。
足を置く面積は狭く、一段の高さは異様に高く、傾斜がきつい上に掴まりどころが無い。
これは階段というよりはしごに近いです。
しかもコンクリートはヒビだらけで何やら物理的な恐怖も。
全然なごむどころじゃない~(汗)



それでも、てっぺんから見渡せる集落は、絵葉書でよく見る素敵な風景でした。
地面からおそらく10数メートルの高さで、空中に浮かんでいる感じ。
ずっといると足がむずむずしてくるので、長くは滞在できませんが(笑)

なごみの塔は、下りるのも一苦労です。
階段は上から見るとほぼ垂直なので、後ろ向きのまま一段一段つま先で次の段を探しながら、ようやく帰着。
絶叫マシンがへっちゃらな夫も、これは予想外に怖い!という感想でした。
誰だ、なごみなんて名前をつけたのは(笑)



ちょっとした冒険の後は、水牛車乗り場に戻りながら、ゆるゆると散歩。
赤瓦の屋根の上には必ずシーサーがいて、いろんな表情を見せてくれます。
屋根の真ん中というわけでもないんだなぁと思っていたら、本来は仏壇の真上にシーサーを置くのだそうです。



集落のあちこちで、水牛さんたちを見ることができます。
みんな一様にのんびりした表情。



さっきの水牛車乗り場では、何かの拍子でツノにたらいが引っかかっちゃった水牛さん(笑)
振り落とそうと一生懸命頭を振ってもなかなか外れず、それでも動作が全部のんびりしているので、何だか遊んでいるようにも見えました。
やっぱり、竹富島の雰囲気に合った生き物なんだなぁ。

プロフィール

AKI

AKI:
旅行と写真が好き。

カメラ:
PENTAX K-7
FUJIFILM X-T1
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