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category :2013.04 竹富島・石垣島

竹富島 自転車で午後の散歩

竹富島にはタクシーがありません。
一周10キロもない平らで小さな島なので、移動には自転車が一番です。
でも、絶対に借りようと思っていたホテルの自転車は予約でいっぱい。
しかも雨まじりの微妙な天気。
迷ったけれどとりあえず車で竹富集落まで送ってもらい、レンタサイクルを借りることにしました。



自転車屋さんに向かう途中、石垣に咲く赤い花に蝶がやってきました。
本当は蝶が苦手なのに、カメラの前にひらひら飛んでくるとつい撮ってしまうという、カメラ好きの本能(笑)
沖縄随一の花の島である竹富島には、蝶もたくさんいるのだそうです。

小雨まじりの中、自転車をレンタル。
時々傘をさして雨をやり過ごしながらの、のんびりサイクリングです。
自転車は若干年季が入っていて、ブレーキの効きが左右で微妙に違ったり、あちこち錆びていたり。
しかも注意事項として「鍵は付いてないので間違えないように」って(笑)
確かに、島で見かける自転車にはどれも、マジックで大きくレンタル店の名前と番号が書いてありました。
何だか楽しくなってしまう大らかさです。



レンタサイクル店のすぐ近く、花いっぱいの竹富小中学校。
これだけの花に囲まれた門なら、毎日くぐるのが楽しいだろうな。



島内では、こんな懐かしいような原っぱをそこかしこで見かけます。
竹富島は国の重要無形民俗文化財であるだけでなく、町民が定めた竹富島憲章によって、島の土地や家などを島外者に売ったり、景観や自然を汚したり壊したりすることが禁止されているのだそうです。
さらに、島内の建物を新改築する場合は、伝統的な様式の木造平屋に赤瓦の屋根を使うことなどが義務づけられているとのこと。
とても厳しい取り決めによって、昔ながらの景観が今も守られているのです。

時々雨が強くなり、ところどころで雨宿りしながらの自転車道。
にわかに本格的な雨になったかと思いきや、突然晴れて南の島らしく太陽が顔を出しました。
これはやっぱり日頃の行いかな(笑)



星の砂で有名なカイジ浜。
晴れた海辺を、傘を持って歩く変な人(夫です)。
砂浜に座りこんで星の砂を探す人が何人もいましたが、なかなか見つからないと音を上げていました。



だいぶ潮が引いており、かなり沖の方まで歩いていけそうです。
満潮時には、この力強い木々の足元まで海が来るんだろうな。



すっかり晴れた道を、自転車でコンドイ浜へ。
車もほとんど通らず、とても気持ちのいい道路です。



駐輪場に自転車を停めて砂浜に出ると、見渡す限りの青い空と海。
太陽が出て急に暑くなった波打ち際で、海水浴を楽しむ子供たちもいました。
こんな海で遊べるなんて、贅沢だなぁ。



遠浅の青い海に、白い砂浜。
これぞ南の島のビーチ。



パラソルかテントでもあれば、寝そべって1日中見ていたいような海です。

コンドイ浜を出て北の方に進むとまもなく、西桟橋に到着。
コンクリートで作られた、海に突き出た古い桟橋です。
今は使われていないけれど、昔は対岸の西表島まで行って農耕をするため、ここから船で通っていたのだそうです。



夕日が美しいという西桟橋は、夕方になると島中の観光客が集まってきてごった返すとのこと。
満潮時には、海の真ん中に立っているような(タイタニック的な?)気分になれるそうです。
このときはまだ日も高く、干潮だったので、人はほとんどいませんでした。
ちょっと寂しいけれど、これはこれでなかなかの眺めです。
でもやっぱり、夕日は見てみたかったな。



潮が引いて、干潟に取り残された生き物がプツプツと音を立てています。



よく見ると小さな青い魚も泳いでいました。
ほんの数センチの浅瀬でも、透明でとてもきれいな水です。



海に行くといつも、貝殻やサンゴを熱心に集める夫。
コレクション癖なのか、ロマンチストなのか(笑)
今回もあちこちの浜辺や道端で、きれいなのを選りすぐっては拾っていました。



西桟橋から竹富集落に入る道のすぐそばに、貝殻や自然モチーフのアクセサリー屋さん、Islandがあります。
入口に心惹かれ、自転車を停めてふらりと寄ってみました。
アプローチを通り抜けた先には、おなじみの赤瓦屋根の一軒家。
自然素材のアクセサリーや標本のように美しい貝が、こじんまりとした店内にたくさん並んでいました。
夜光貝を加工したものが気に入って、私と夫の自分用にペンダントとストラップを購入。
それから、闘病中の友人の一日も早い快癒を願って、幸せを呼ぶ星の砂を閉じ込めたストラップを。



海岸から竹富集落の中へ。
石積みの垣根の上に、かわいいオブジェが看板代わりに置かれていたり。



道路の標識もこんなまったりした感じだったり。



ふと水牛車がのんびりと目の前を横切ったりします。
何だか時間の流れがゆるやかに感じられます。



なごみの塔のすぐ近くにある食事処、かふぇてーどぅん しだめー館で遅いランチ。
竹富島の言葉で、てーどぅん(またはたきどぅん)は竹富、しだめーはカタツムリの意味だそうです。
夫が頼んだオリオンビールのジョッキに敷かれていたコースターには、にっこりジンベエザメの絵。



八重山そばは、数年前に沖縄本島で食べたソーキそばより少し細めの丸い麺でした。



ビールのおつまみに、からりと揚がったゴーヤリング。
塩をちょっとつけて食べると、これが本当においしかった!
今回の旅で、もう一度食べたい料理の個人的ランキング、ナンバーワンです(笑)
家でも作ってみようかな。



夕方までに自転車でもうひと巡り。
牛のしっぽのイラストが描かれた瓦。



ブーゲンビリアのピンク色の部分は、花ではなく葉っぱ(ガク)だということを、初めて知りました。
花は中心の小さな黄色い部分のみで、咲いてもすぐ枯れてしまうのだそうです。



港や集落からホテルに向かう、原っぱを横切る一本道。
ここは夫と私のお気に入りの場所です。
右も左も、見渡す限りの原っぱ。



集落の夕暮れ。
フェリーの最終便が迫ると、石垣島からの日帰り観光客が一気にいなくなり、島は何となく穏やかな表情になります。
私たちも、自転車を返却して港へ行き、ホテルへの送迎の車を待ちます。



竹富港は、フェリーの発着する港なのに(なのにと言うのも変ですが)海がとてもきれいです。
到着した日はどんより曇り空でしたが、晴れた日に来てみたら同じ港とは思えないほど。
空と海の色は景色を一変させるんだなぁと、改めて思いました。
本当に、天気が回復してくれてよかったです。

竹富島の猫

竹富島には猫がとても多いという話を、行く前から耳にしていました。
犬と猫なら断然犬派なのに、そこらへんにいるかわいい猫はつい追いかけたくなる私です。

フェリーが発着する港の駐車場で、車の陰からさっそく猫との遭遇。



隠れるでもなく、逃げるでもなく。



近づいても、我関せずという感じ(笑)
とてもきれいな猫でした。



猫を撮る私。を撮る夫(笑)



こちらはカイジ浜。
お土産屋さんの、アクセサリーや絵葉書を並べた台の下で、すやすやと寝ている何匹かの猫たちです。



あ、あんなところにも。



こっそりついていったら、砂浜にごろーん。
ほんと、自由だなぁ。



あ、見つかりました。すごい不服そう(笑)
邪魔してスミマセン。



コンドイ浜に行ったら、その浜辺でも小さな猫がトコトコと歩いていました。



その行き先は、軽食を売る車の陰。
仲間たちが集合していました。
車の下にも何匹かいるようです。



寝そう・・・(笑)
お昼時って猫も眠いものなのかな。



数分もすると、3匹とも完全にお昼寝モード。
なんだか癒されてしまいました。

浜や集落のあちこちで遭遇する猫たちは、みんなマイペースでのんびりしていました。
南の島にいると、猫も南国仕様になるのかもしれませんね。

石垣島の海

ゴールデンウィークに訪ねた竹富島と石垣島。
夫の仕事の都合で予定より日程が短くなってしまい、石垣島は半日だけの滞在となりました。
タクシーの運転手さんに「半日しかないけど、一番お薦めなのは?」と聞いたら、間髪いれず「川平湾だね!あそこは行かないとねぇ。」との答え。
やっぱりそうかと、離島ターミナルからスーツケースを積み込んだタクシーで、川平湾に向かいました。



川平湾の公園の入口付近はこじんまりとしたタクシープールになっていて、周りにはひなびたお土産屋さんやグラスボート店が軒を連ねています。
レンタカーが駐車場待ちの長い列を作っていたので、タクシーで正解だったかも。
親切な運転手さんが、スーツケースを預かってくれるようグラスボートのお店の人に頼んでくれました。
運転手さんの連絡先のメモをもらい、後でまた迎えに来てもらう約束をして、グラスボート乗り場へ。

お土産屋さんの年季の入った看板は、消えかけたパイナップルの絵に水色の文字がなんともかわいい。
ローカルムード満点のこのお店で、姪へのお土産に、星の砂と小さな貝殻の入った小瓶を買いました。



川平湾へと階段を下りていくと、グラスボートの船が何艘も係留されていました。
その海の色のきれいなこと!
真っ白な砂浜に下りたち、小さなボートに乗り込みます。



これぞ南の島、という感じのエメラルドブルー。



湾内や少し沖の方、サンゴや熱帯魚のいる数箇所のポイントで船を停めてくれます。



グラスボートの底から見る海の中。
青い魚やエンゼルフィッシュ(縦になっちゃってますが)、クマノミなどが泳いでいました。



窓の外は、どこまでも透きとおる海。



湾内に戻ってきました。
海の色がブルーだったりエメラルドグリーンだったりするのは、サンゴが砕けてできた白い砂がいろんな色に反射するからなのだそうです。



船を降りたすぐ横の波打ち際。
驚くほどの透明感に、夫とふたりでカメラ3台とっかえひっかえ、大盛り上がり(笑)

すぐ上を見ると展望台があったので、階段を上ってみました。



上から見下ろすと、青のグラデーションが視界いっぱいに広がっていました。
潮が沖に向かって引いていて、海の深さが変わると、色も刻々と変わっていくようです。



たくさんのグラスボートが、時々お客さんを乗せてはのんびりと沖へ出て行きます。



これが川平ブルーか・・・としばし感嘆。
いつまでも眺めていたくなるような海の色でした。



お土産屋さんの一角にあった食堂で、遅い昼ご飯。
あまりおなかが空いていなかったので、スパムの入った野菜そばを分けあい、夫はビールを。
ブルーシールアイスクリームも食べればよかったなぁ(と今頃思い出し後悔)。



テーブルの上には、シーサーが海の底に閉じ込められたようなキャンドル。
いい味出してます。

さっきの運転手さんに電話をかけ、迎えに来てもらいました。
グラスボート店にスーツケースを取りに行ったら、預けたときにはいなかったおじさんに「ずいぶん大きな荷物だねぇ!家出してきたんじゃないの?大丈夫?」と心配されてしまいました(笑)
(海外に行くときに使うスーツケースだったので、実際大きすぎだったのですが)

タクシーで空港までの道の途中、時間があるならもうひとつ海岸見てったらと言われ、米原ビーチへ。



自然そのままのリーフが残り、歩いて中まで入っていくと熱帯魚がいっぱいいるそうです。
ただ、沖に見えるリーフの端までいくと急に深くなっていて、潮の引きも強く危険とのこと。



ビーチサンダルを持って行かなかったので海に入るのは断念しましたが、夕刻の曇り空が透明な水面に反射して、とてもきれいな光景でした。



砂浜には、サンゴのかけらがたくさん。
ちょっと歩いては立ち止まって拾う夫。
きりがないよ~(笑)

たった半日だったけれど、通りかかったどの海も美しく、のんびりした趣もあって素敵な島でした。
次回は石垣島でももう少しゆっくりしたいな。

プロフィール

AKI

AKI:
旅行と写真が好き。

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