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category :2011.11 伊豆湯ヶ島(アルカナイズ)

伊豆湯ヶ島(アルカナイズ その1)

涼しくなるとやって来る、温泉行きたい病(笑)
今度は海の見える温泉がいいなぁと思いながら、でも11月末なら紅葉が見られるかも、と結局山方面になりました。
中伊豆、湯ヶ島温泉のアルカナ イズというオーベルジュです。
夫も私も残念ながら美食家というには程遠く、オーベルジュというタイプでもないのですが、それにしてもお料理がとてもおいしそうだったので(単なる食いしん坊(笑))。
それに、雑誌やネットで見るお部屋もとってものんびりできそうです。



湯ヶ島といえば、去年訪ねたあせび野が、地図上で見るとほんのご近所のようでした。
門から中に車を乗り入れると、そこで預かってくれるバレーサービスになっています。





小さな暖炉が迎えてくれるこの建物が、アルカナの敷地と外の境界になっています。



小さな庭を抜け、宿泊棟の並ぶ通路を通っていきます。
フロントという場所がないので、宿泊する部屋でチェックイン手続をします。





部屋は全部で4タイプ。今回はリバーテラススイートです。



ウェルカムドリンクとお菓子。
アルコールがだめな私には山葡萄のジュース。



リビングの横が洗面エリアとシャワーブース、その前が源泉かけ流しの露天風呂になっています。
早く入ってみたくてわくわくします。



写真には写っていませんが、洗面台の上部の壁には横に細長くガラスがはめ込んであり、そこからも緑と光を感じることができます。



このシャワーブースを通り抜けて、露天風呂に出るようになっています。
リビングの横の大きな窓ガラスは、なぜか出入りできないように固定されていました。
部屋をびしょびしょにした人でもいたのでしょうか(笑)



バスアメニティはTHANN。
初めて使いましたが、シャンプーとコンディショナーがとてもよかった!
髪がしなやかさらさらになります。嬉しい発見でした。



露天風呂は、部屋のランクで大きさも若干変わるようです。
この部屋はスタンダードから2番目ですが、1人2人なら十分な大きさです。
お湯はぬるめで、すぐに上がるとちょっと寒いですが、長く浸かってだらだらするには心地いい温度です。



露天風呂から見下ろした眺め。
すぐ下に狩野川が流れていて、澄んだ水が川底までよく見えます。
周りにはあまり紅葉が見られませんでしたが、せせらぎの音と風が木々を渡る音で森に包まれているような気分になります。



部屋には色鉛筆が用意されていました。
よく見るとカランダッシュの色鉛筆。
そんなお洒落なのがあるんですね~。初めて見ました。
ふたを開けてみると、やはり緑色が一番減っていたのが微笑ましく。


伊豆湯ヶ島(アルカナイズ その2)

アルカナイズ敷地内のレストラン、リュミエールで夕食。
基本のコースからランクアップしたければチェックインの時にお願いできます。
私たちはスタンダードな「伊豆の大地」のコースにしました。
足りなければ追加メニューも可能とのこと。



ディナーの席はチェックインの時に決められていて、リラックスしてお食事が楽しめる個室をどうぞと、奥に向かって仕切られた半個室風のソファ席に案内されました。
特にお洒落もしておらずリラックスモードだったので、森の景色が見えるメインフロアにはあまり似つかわしくなかったのかも(笑)
もちろんソファ席も居心地がよく行き届いたサービスでした。





パンにはシェフお手製のトマトソースが添えられています。
トマト星人の私にはこれだけでもうごちそうです。
止まらなくてばくばく食べていたら、担当してくれたスタッフの方が途中でトマトソースを山盛り追加してくれました(嬉)

トマトといえば、食前酒の時に頼んだ北海道のトマトジュース。
お値段もそれなりにしますが、びっくりするほど甘く濃く、おいしかったです。



ポロ葱を使った冷前菜。
野菜の甘みが感じられます。



二つの球体、というかわいい名前の温前菜。
卵の黄身をソースにして食べます。
あらかじめ伝えておいた私の苦手な食べ物を、細かな配慮で他の食材に代えてもらえました。
(いろいろ面倒だったと思いますが・・・スミマセン)



ミネラルウォーター、Fene(フィネ)。修善寺のお水だそうです。
ボトルのデザインが素敵です。



魚料理は濃厚な野菜のソースで。



肉料理は、仔羊、シャラン鴨、伊豆牛(追加料金)から選べます。
夫はシャラン鴨、私は伊豆牛をオーダーしました。
とても切れ味のよさそうな、ワイルドなナイフでいただきます。



こちらが夫のシャラン鴨。
ところでシャランて何だろう(こんなレベルでゴメンナサイ)。



デザートで紅茶を選んだら、お茶のサンプルを持ってきてくれました。
この中から好きな香りを選んで淹れてもらいます。
選ぶのも楽しいひととき。



デザートは洋ナシのコンポートと紅茶のアイスクリーム・・・だったと思います。
ふわりとしたおもしろいデザインのガラスのお皿でサーブされました。



デザートのあと、さらにお茶菓子。
もうお腹いっぱいすぎて無理~と思いましたが、おいしいので夫も私も完食してしまいました。

スタッフに聞いたら、トマトジュースとトマトソースは買って帰れるとのこと。
レストランの入口で商品を見比べ、しばし迷ってからトマトソースを1瓶、お願いしました。
トマトジュースは大きめの瓶だったのですが、1日で飲みきってしまうと思ったので(笑)



部屋に戻ると、ジャズベースのお洒落なBGMが流れていました。
出る時に閉めたカーテンも開いていて、大きな窓から森のライトアップがよく見えるように、室内のライトも暗めに調光されていました。
テーブルにはハイビスカスのハーブティー。
とても心地よかったので、しばし森を眺めて過ごしました。
露天風呂も、満天の星空がとてもきれいでした。
ただ、23時になったらライトアップが消えて森が真っ暗になったので、ちょっと怖かったです(笑)

伊豆湯ヶ島(アルカナイズ その3)

翌朝、早めに起きてもう一度露天風呂へ。



紅葉の代わりに柿の実が森に彩りを添えます。



朝食もリュミエールですが、夜と朝では雰囲気ががらりと変わります。
朝は席が決まっていなかったので、カウンターと迷いましたが、全体を見渡せる一段上の席に座りました。



タイトルはアルカナ遊園地。
奥に並んだ小さなガラスの器が観覧車を表しています。
左から、スープ、前菜、メイン・・・と並び、一番右がデザート。
一口ずつフルコースを味わえるようになっているそうです。
アルカナの窯で焼いているというパンもおいしかったです。



本当の画家さんが描いているというメニューのイラスト。
ほのぼのしていておいしそうで、なんだか気に入ってしまいました。



カウンター越しの大きな窓からの景色です。
紅葉も少し見えます。



食べきれなかったパンは、持ち帰れるように包んで小さな紙袋に入れてくれます。
チェックアウトがお昼なので、朝食後もゆっくりできます。
ランチを食べて帰ることもできますが、朝からお腹いっぱいなのでとても入らず、このパンでちょうどいい感じ(笑)

お昼までの時間、ちょっと周辺を散歩してみました。





敷地の外は、懐かしいようなのどかな風景です。
このあたりには、温泉宿がたくさんあります。



マンホールの蓋が、伊豆の踊り子の絵になっています。
いいですね。こういうの好きです。



部屋に戻り、チェックアウトまでまったりして過ごします。
少し残っていた昨日の夜のハイビスカスティー。
説明書きもちょっといい感じです。



裏面はアルカナのお風呂の風景になっていました。



リュミエールで買ったトマトソース。
チェックアウト後、車まで持ってきてくれました。

温泉に入れるオーベルジュですが、どことなく海外リゾートのような雰囲気もあるarcana izuでした。
おいしいものを食べてのんびりお籠もりするにはとてもいいところです。

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