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日本の宿 古窯(食事など)

古窯の夕食は、別料金で個室を予約。
越前というレトロモダンなテーブル席の部屋に案内してもらいました。
2階には広範囲にたくさんの個室が並んでいて、案内がないと迷ってしまいそうです。



予約サイトの会員特典で夕食時にワインのハーフボトルを出してくれましたが、夫は日本酒党で私は下戸なので、そのままありがたく持ち帰ることに。
上山市のタケダワイナリーの赤ワインです。



で、夫は日本酒の利き酒セットを。



お品書きは、通常の会席料理のような先付とかお椀、焼き物といった品名ではなく、上山にちなんだ独特の名前がついていました。
かわいらしい布に包まれテーブルの上に鎮座していた二段重は、年始ならではのお節料理です。
一の重は「恵み」で、山と野と海の幸小鉢盛り。
華やかで上品な和食ですが、海老のソースには山形名産のラフランスを使うなど、随所にこだわりが効いています。



「葉山」という二の重は鮑の柔らか煮。
こちらのソースはマッシュポテトとうすい豆と鮑ジュレの三色。
残念ながら貝類が苦手で食べられず、かといって他の食材に替えてもらってもどのみち食べきれないので、いつもながら心苦しく思いつつスタッフにはごめんなさいと伝えました。
野菜とともに味わってみたソースはおいしかったです。



「桃源郷」として、帆立と百合根の真薯。
鮎川村の舞茸と味わう土瓶蒸しです。



「蔵王」という名の、お刺身の青朴葉氷盛り。



「窯開運」は、飾りを兼ねた説明書きの紙をそっと外し、パイ生地を崩して食べるビーフシチューで、窯びらきに見立てた縁起物メニューです。
こちらも濃厚でとてもおいしかったのですが、少食の私のみならず、お昼の山盛りチャーハンが効いている夫までもがそろそろ満腹に(笑)



「紅の花」として、山形牛のステーキ。



鉄板と四種の調味料が用意され、好みの焼き加減でいただきます。
これで二人とも完全にギブアップ。



「春雨庵」としておみ漬けと沢庵、珍しいさくらんぼの漬物。
そして「案山子祭り」はつや姫のご飯と田舎味噌仕立てのお味噌汁。
残念ながら少ししか食べられず。
そして最後の「雪灯り」古窯特製窯プリンは、これ以上残すのも申し訳ないので、二人とも熱いお茶で打ち止めにしてもらいました。
プリン・・・食べたかったです。無念。
料理の提供は全体的に早めで、一品ずつというよりは何品かまとめて次々と運んでくるオペレーションでした。
部屋数も多いので、のんびり対応していられないのかもしれませんね。
とはいえ係の方は丁寧で感じがよく、さすがおもてなしの宿として長年評価されている老舗だなと思いました。

そして、実家メンバーのLINEに食事の写真を送ったら、大学生の姪がこちらで宴会対応のアルバイトをしたことがあるそうで、「このパイシチューの紙巻いたことある!食べたことはないけど!」とのこと(笑)
おお、そうなんだ!とちょっと楽しい気分になりました。



翌朝は、前日の雨から気温も下がって雪混じり。



大浴場で朝の温泉に浸かり、程よくお腹もすいたところで朝食会場へ。
廊下や建屋の繋ぎ目など途中途中にらくやきギャラリーや美術品があり、寄り道したり写真を撮ったりしながら向かいます。



朝食は3階のコンベンションホール「紅の花」で、ビュッフェコーナーも座席もかなりの広さ。
とりあえず手に取ったお皿が9分割のものだったので、芋煮や玉こんは外せないしと思いながら全てのマスを埋めたら、何とも微妙な和洋折衷になりました(笑)
が、後で見たら奥の方に小さなお椀の鳥中華(山形ラーメン)のコーナーもあって、えーそれなら芋煮と鳥中華だけでも十分だったなぁと、相変わらずビュフェの段取りが悪い私(笑)



部屋に戻ったら、外はいよいよ雪模様。
葉山は急な坂が多いので、迎えに来てくれる妹は大丈夫かなと少し心配に。
昨日の夕食のリベンジで、宿の目の前にある「山形プリン」でも買いに行こうかと思いながら、寒い屋外に出る気はない夫につられ、結局いつも通りゴロゴロしながらチェックアウトまで過ごしました。



そろそろ時間かとフロントへ行ってチェックアウトを済ませ、待っていると「今向かってるけど少し遅れます!」と、これまたいつも通りの連絡が姪から(笑)
大丈夫だよゆっくり来てねーと返信し、夫は喫煙ルームへ。



そういえば古窯の名前の由来になった場所を見ていなかったなと思い、1階の売店の奥にある古い焼き窯の発掘跡を見に行きました。
大きなガラス越しに、すぐ横の斜面の上の方にある1300年前の窯の跡を眺めることができます。
そんな由来を知ると、古窯という名前が一層風流で重みのあるものに思えますね。



そして晴れ女の妹と姪が無事に車で到着。
見送りの若いスタッフさんに「福を呼ぶ豆です、よろしければどうぞ」と、山形の豆菓子メーカーでん六の豆を(なぜか妹と姪の分まで)いただき、古窯を後にしました。
温泉も料理もよかったです。
お世話になりました。


日本の宿 古窯
https://www.koyoga.com


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